父が他界し
母が1人で実家にいられなくなり
私の家に同居することになった。
当然、引っ越し作業が入る。
引っ越しの荷物の中で
私の口がふさがらなかったモノが(いくつか)あった。
その代表格が、
についてくる
使い捨てスプーン。
なんでこんなもん
わざわざ取っておくんや!?
使い捨てなんだから
そのときに使ったらお・わ・り!に
できてるのっ!!!!!
って私には、
理解ができなかった。
そのスプーンを
どのように使ってたか?というと…
毎朝飲む、
インスタントコーヒーをすくうことに
使ってたんだとさ。
しかもこの
スプーンの大きさが
使ってるマグカップに合ったサイズとかで
使い勝手が良かったそうな。
ふーーーーーん・・・・・・。
でも、
いざ同居が始まり
母がそのスプーンを使い
そのマグカップでコーヒーを淹れると、
「ん~、なんか今日の(味)はイマイチやな」
がほとんど。
1回だけ
「今日のは、(味が)決まった」
と聞いたことがある。
同居期間1年半で、たったの1回。
使い捨てスプーンにする必要なくね!?!?!?
だったら普通のティースプーンにしろや!!!!!
…と、私は思った。
母は、モノが捨てられない。
捨てない=大切にしている
と思ってるんだと思う。
私は、
モノを大切にするとは、
モノを正しく使うことだと思ってる。
使い捨てなら
そのときにお世話になってポイ、が
正しい使い方だと思ってる。
実家だったら
別にどうとでもすればいいけど
私の家に
正しくない使い方をしているモノがあり、
しかも!
その使い捨てスプーンを
私が洗わなきゃいけないときが何回もあって!!!
オマエのモノを
なんで私が洗わないかんのや!?
って不満だった。
母に
「コレじゃないとダメなん?」
「使い捨ては使い捨てるもんやろ」
と何回か言っても
適当に拒否されることが続き
この話をすることすら疲れていった。
カウンセリングの先生に
共用スペースにあるものは全部捨てていい
と教えてもらい
さっそく捨てた。
スプーンがなくなったことを
知った母は
「捨てたな」と
私に聞こえるように言っただけだった。
母にしてみたら
それがせめてもの抵抗だったんだろう。
フン。
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