あなたはできない子ね~
役に立たない子ね~
そういう言われて苦しんできた
っていうクライアントさまが
何人もいらっしゃる。
そう言われたときは…
私ができる子、役に立つ子になったら困るのは親なんだな。
って認識しよう。
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母に何かを言われたら「私が悪い」が染みついてしまっています・・・
この言葉を言う親って、
子どもができる子、
役に立つ子だったら
自分の出る幕がなくて困るのよ。
子どもにとって
親である私は絶対的に必要な存在なんだと
子どもに思い知らせることを目的として言ってる。
私には子どもがいる
私は親なんだ
私は子育てしている
私にはやるべきことがある
私には
この世に存在している価値すらないけれど
子育てしてる私は
子どものために存在していいって…
子どもがいることで自分の存在価値を確立してるのよ。
むちゃくちゃ子どもに依存してるの。
だから
子どもができる子
役に立つ子だと
親にとって都合が悪いの。
生きてる価値がなくなるからね。
子どもに依存してる親は
子どもにも自分と同じような
人生を歩ませようとして
自分が正しかったんだと正当化しようとする。
以下の記事みたいなことね。
子どもを利用するから、
マジで気を付けて!!!
あと、実はね…
できない子ね~
役に立たない子ね~は、
子どもに言いながら
自分自身にも言ってるのよ。
親自身も
そう言われて育ってきて
できない自分を演じることで
何か得をしてきてるはずなの。
境遇が不憫だと
思われて周りの大人に
優しくしてもらってきた…とか
こんな私でも
お金には困らずに生きてこれた…とか
こんな私でも
構ってくれる男性が現れた…とか
こんな私でも
まるっと受け入れてくれる
宗教に出会った…とかね。
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それらのすべてを子どもに認めさせたいのよ。
でね、
そう言われてきた人は、
私はできない子なんだな…って
受け入れてきて
それが事実であると信じ込まされるから
苦しいんだよね。
この世に
できない子
役に立たない子なんていない
っていうのが事実なんだよ。
子どもに
できない子
役に立たない子って言ってしまう
親自身を含めてね。
できない子なんていないのに
できない子って
信じ込まされてるっていう
認識のズレが苦しみの原因ね。
だから
認識のズレを
修正してあげればいいワケ。
その認識のズレは
どうやって修正すればいいの?
というと…
親にできない子って
言われたときの
自分の主張って何だった?を確認することよ。
親から見たら失敗でも
子どもなりの自分の言いたいことがあったはず。
それを確認すること。
たとえば
私の話なんだけど…
小学校1年生のときだったかな~…
靴下を片方だけ履いて
学校に行こうとしたのよね。
(それはそれで問題なんだけど、ここでは割愛するね)
そのときに母に
「しょまな(できない)子や~」
って笑われたし
この話を今まで何回聞いたかな。
当時は、
片方の靴下を履き忘れて
また失敗した!!!
また母に笑われた!!!
やっぱり私はできない子なんやな…ってなった。
で、
そう結論づける前に
私が主張したかったことは、
急がないと登校班に間に合わない
母に「とろい(することが遅い)子ね」って言われたくない
母に遅いことを怒られたくない
早いことで母に認められたかった
とにかく早く行かなきゃ
こんな想いだったんだよね。
自分の主張を確認できたら
そういう気持ちを
言わせてもらえなかったことが悲しかったな。
母に言い返せない自分が悔しかった。
私の主張を聞いてほしかった。
そうやって
当時の自分の気持ちを振り返って
自分の本心を見つけたら…
ただ靴下履き忘れただけの話やん。
って母から言われたことを
まともに受け取らなくなった。
母に認めてもらおうとすることが
苦しみの原因だってことと、
自分で自分のこと認めていけばいいことは
カウンセリングを受けて分かってたし
そこでようやく
私はできない子ではなかった、と
認識のズレを修正できた。
そこから
靴下の件が母から出てきても
なんの反応もせず
顔色ひとつ変えないで
聞こえてないフリする
無視スキルを駆使することで
この話はされなくなっていったよ。
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…ということで、
あなたはできない子ね~
役に立たない子ね~
と言われたら
親にとってあなたの失敗談で
あなたが飲み込んだ言葉は何?を確認して
親によって思い込まされていた認識のズレを修正すること。
親が子どもに蔑む言葉を投げかける人は、
自分自身ができない子って思ってて
子どもにもそうあってもらわなきゃ困る人なのよね。
親に利用される人生なんて冗談じゃない!
母に認めてもらおうとする自分をやめたい
親に言い返したい
親を無視したい
人は、ぜひどうぞ!