大国魂神社参拝
府中市にある「大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)」を参拝しました。こちらに伺うのは3度目です。御祭神は大國魂大神。武蔵国(東京都、埼玉県、横浜市、川崎市)の守り神です。この日も多くの参拝客で賑わっていました。境内が広く、開放的で、陽の気が満ちていて、土曜日だったこともあり家族連れも多く、とても軽やかな波動を感じました随神門中雀門中雀門前の狛犬さん。授乳中のようです拝殿。私たちの前に並んでいたご家族の小さな女の子が可愛らしくて、ずっと目で追ってしまいました。2才になるかならないかくらいの女の子がお賽銭を渡されて、それを大切に握りしめているんですよね。順番が来て、お父さんが抱き上げながら「神様にあげようね、ここに入れて。」と教えるのですが、女の子はしっかりと握りしめて離さない。お父さんが「ポイして。ポイ!」「ほら、ポイッ! ポイッ! ポイッ!!」それでも女の子が頑なに手を開かないので、お父さんは女の子の腕を掴み、振って落とそうとする作戦に出ましたお父さんは後ろの人たちに気を遣って焦っているのでしょう。その時、上のお兄ちゃんの世話をしていたお母さんがお参りを終えたので、交代して女の子を抱き上げました。すると女の子はいとも簡単に手を開いて、お賽銭は無事に賽銭箱に収まりました。「2回お辞儀して」とお母さんに教えられ、重たい頭で前に転ばないように、自分で上手にバランスを取って膝を曲げながら2回お辞儀をしました。「2回パチパチして」と教えられると、5回くらいパチパチしていましたが、お利口にお参りができていました。とても素敵な光景でした神様も微笑ましく見ていらしたことでしょう太陽と北風のようでもありましたし、女性性と男性性のようでもありました。拝殿からぐるりと回り、本殿の裏側へ。本殿の真裏で手を合わせると、なんとも爽やかな風が吹き抜けました御神木の大銀杏。樹齢およそ1000年気が遠くなるような長きに渡り、この地にに根を下ろし、人々を見守り続けて来た立派な大銀杏です。