招待券をいただいたので、昨日はN響の定
期公演を鑑賞して来ました。
渋谷のNHKホールにて、午後7時半より。
開演前に15分間、N響メンバーによる室内楽
もあるとのことで、そちらももちろん鑑賞し
ました。
ブラームスの弦楽六重奏曲第一番第二楽章。
これがまず、すごく良かった!
ヴィオラ、チェロの内声が良く響いていまし
た。
期待を膨らませて本編へ。
日曜日午後9時から放送される「クラシッ
ク音楽館」というN響演奏会を収録した番
組を毎回録画し観ているので、メンバーが
舞台に登場すると、わー、〇〇さんだ!
〇〇さんも、〇〇さんもいる!という感じ
でテンションが上がりました。
指揮者は、ファビオ・ルイージ✨
曲目は、
ハンパーティング 歌劇「ヘンデルとグレ
ーテル」前奏曲
ベルリオーズ 幻想交響曲作品14
やー、幻想交響曲圧巻でした!
いつもクラシック聴いてもそうそう眠くな
ることはない私ですが、第二楽章で不覚に
も眠気が…
、が、第3楽章で復活!

4人体制のティンパニの雷鳴、素晴らし

第4楽章の「断頭台への行進」、異様な緊
張感が伝わって来て震える

第5楽章では、死後の世界で生贄になる主
人公の姿が描かれているらしいが、だいぶ
狂気の様相、後半はなんともドラマティッ
ク

ファビオ・ルイージも奏者も完全一体化し
てなんというかゾーンに入っていたよう
な?
最後の盛り上がり方が半端なかった

やっぱり、日本最高峰オケは凄かった

そしていつも思うことだけど、オーケスト
ラは小宇宙。
完全無欠な調和の世界

これだけの人数、これだけの楽器の種類、
作曲家と演奏者と指揮者が渾然一体となっ
て昇華されていく。
そして、4回、5回とくり返されるカーテ
ンコールの間、惜しみない拍手を送り続け
る観客もまた共に宇宙を構成する。
そして、ホール中にエネルギーが満ち溢れ
ます。
(カーテンコールでの写真撮影はOKなの
です。)