ゲームを積む男 -24ページ目

2025年3月24日の総まとめ

今日はPSP向けに発売した「ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション」の発売日でした、2011年3月24日が発売日だったので今日で発売14周年ですね。

ファイナルファンタジーシリーズは多くの移植やリメイクにリマスターなどが存在しているんだけど、その中でシリーズ4作目となるFFIVはかなり多くのバリエーションがあったんだよね。

まずはオリジナルとなるスーパーファミコン版に同じくスーパーファミコン向けに難易度を下げたバージョンであるイージータイプ、そしてスクウェアの初代プレステ参入とコンビニでのゲーム流通であるデジキューブで販売する為に作られた初代プレステ版、更にはワンダースワンカラー版と続いていってフューチャーフォン版までは一部のバランス調整以外は基本的にはそのまま移植ってスタンスの作品だったかな。

で、追加要素を加えたバージョンとしてゲームボーイアドバンス版が作られて、更にDS版のFFIIIスタッフが同じ方向でグラフィックを3Dへと変化させた3Dリメイク版なんかもあったりとしたんだよね。

その一方で携帯電話向けに作られたオリジナル作品として本編から十数年後を舞台にした「FFIV ジ・アフター」と言う作品が作られており、そちらはガラケー版とそれをベースにしたWiiウェア版が作られていて。

そんなFFIV ジ・アフターをパッケージ向けに初めて作られて、更にはFFIV本編そのものと、本編とジ・アフターの間をつなげるショートストーリーをセットにしたのがPSP向けのコンプリートコレクションって事になるかな。

ジ・アフターは元々はガラケー向けに作られた作品と言う事もあって複数のストーリーが章立てで提供されるスタイル、本編主人公のセシルとローザの子どもを主人公としつつも本編に登場したキャラクターたちのその後を舞台としたシナリオが展開されて最終章に繋がっていく形と。

ジ・アフターにはサブタイトルとして「月の帰還」ってのがあってそれを彷彿とさせるゲームとしての新要素に「月齢」ってのがあって月の満ち欠けによって戦い方を変える楽しさがあったかな。

FFIV本編のシナリオも手掛けた時田貴司氏がジ・アフターにも関わっているのでちゃんと繋がりを感じさせる形になっていたかも。

で、コンプリートコレクションに収録されているFFIV本編はゲームボーイアドバンス版がベース、本作の発売時にはすでにDS版となる3Dリメイク版も存在していたけれどジ・アフターが2Dグラフィックだったので合わせるために2D版を選んだって形かな。

とは言え一部の表現とかキャラクターグラフィックは3Dリメイク版に準じた形になっていたりして後発移植ならではの違いもあったりするみたい。

FFIV自体が数多くのリメイクや移植があったけれど全体的にバグが多かったり3Dリメイク版では難易度が大幅に向上していたりしてコンプリートコレクションに対する不安は多かったけれど発売されたらバグは少なく難易度も遊びやすいなど決定版的な位置づけになっていて不安を払拭する内容になっていたかな、とは言え移植回数の多さから目立った売上に繋がらなかったのが残念なところ。

FFIVとしてはその後本編を改めて移植したピクセルリマスター版が出て、ジ・アフターも本編の3Dリメイクに準じたリメイクを施したバージョンがスマホ向けに発売されているけどコンプリートコレクションみたいな形はもう難しいかもしれないなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』欧州版のレーティングに「性表現」のアイコンが追加されプレイヤーが困惑

ゼノブレイドクロスは2015年にWii U向けに発売されたソフトで、それから約10年を経てディフィニティブエディション……決定版と言う位置づけでSwitch版が先日発売されたのは記憶に新しいところ。

そんなゼノブレイドクロスのディフィニティブエディションはグラフィックの向上や追加要素の導入などは行われているけど基本的なゲーム内容はWii U版を踏襲した形。

なんだけど、ディフィニティブエディションの欧州版のレーティングにはWii U版にはなかった「性表現」というアイコンが加えられていてそれで一部のユーザーが困惑しているんだとか。

元々ゼノブレイドクロスは日本では2015年4月に発売して欧米では同年12月に発売されたタイトル、前作ゼノブレイドは元々日本でのみの発売を計画していた事もあって日本版から海外版の発売まで数年かかったけどクロスではそれが大幅に短縮されていたんだよね。

で、そんな欧米版の発売に際して一部のキャラクターの年齢設定が変更されたり女性キャラの露出が高めの衣装が抑えられたりなどの海外のレーティングに合わせた修正が加えられておりディフィニティブエディションではそのバージョンがベースになっているんだよね。

ディフィニティブエディションになって基本的には変わってないはずだけど欧州のレーティングでは当時なかった性表現を示すアイコンが追加されたのはディフィニティブエディションでの追加……ではなくて当時と今のレーティング審査の変化ってのが大きいみたいね。

レーティング審査は審査期間に対してゲームの資料とかを提出してそれを見て決められるわけで、その審査は基本的に人の目で行われるから場合によってレーティングが変わることってのはよくある話。

日本でも以前はZ指定だったゲームがD指定に引き下げられたってパターンを見たことがあるし、状況の変化によって審査の仕方も変わってくるってのがあるんだろうなぁ。

ちなみにゼノブレイドクロスの日本でのレーティングはCERO C指定、いわゆる15歳以上推奨。

ディフィニティブエディションもWii U版も同じであり、何ならゼノブレイドシリーズ通してCERO C指定となっており任天堂としては珍しい作品でもありますね。

ーーーーーーーーーーーーー
『Pokémon GO』に鬱陶しい広告が出ることは「今も将来的にも」ない Nianticのゲーム事業売却を受けてディレクターが語る

ポケモンGOなどの位置情報ゲームを数多く手掛けていたNianticがゲーム事業をスマホゲームの会社に売却したのは最近あった話。

ゲーム事業はポケモンGOやピクミンブルームに加えてモンスターハンターNowも含まれており、またNianticのゲーム事業の始まるとなったIngressなどもNianticから分離した会社が前述のスマホゲーム会社も出資して共同展開って形になるみたいで。

Nianticは元々はGoogleの社内ベンチャーが独立した会社となっており創設者はGoogle Mapなどを手掛けた人として有名で、それだけにゲーム開発はそこまで本業じゃなかったのがあったんだよね。

Nianticがゲーム事業を売却するのは新作開発がうまくいかなかった事とゲーム以外の事業を主体にするためで、今まで出してきたゲームをスマホゲーム会社に売却する事でそれらのゲームに何かしらの変化が訪れる可能性はあるわけで。

じゃあポケモンGOに他のスマホゲームによくある広告が頻繁に出てきたりとかするような変化が訪れるのかって言うと、ポケモンGOに関わっているディレクターいわく将来的にも無いって話みたいで。

スマホゲーム会社に売却された事でゲーム体験が劣化したらそれは改悪なわけで、それだけは避けたいって思いがあるんだろうと。

もちろん将来的にどうなるかはわからないけれど少なくとも今のゲーム体験が悪化する事はしばらくはないんじゃないかしら。

悪化したとしたら離れるのはユーザーだからねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
JRPGの「お気に入りのメニュー画面」を紹介しあう流れ広まる。スタイリッシュ系だけじゃない、にくい演出光るメニュー画面集まる

RPGのメニュー画面にこだわっているゲームって増えたよね。

ディスクメディアとかになって容量に余裕が出てきたりスペック向上して演出を加えながらも快適に操作できるようになった事から個性的なメニュー画面が増えてきたのがあるし、そうしたこだわりによってゲームの世界観を補完する役割にもなっているんじゃないかしら。

こだわりすぎて分かりづらいってのが本末転倒だけどわかりやすさを残しつつ世界観を感じさせるメニューってのは嫌いじゃないかなぁ。

まぁ、こだわり過ぎてメニュー画面を開く度に読み込みが発生したら駄目だけどね。

2025年3月23日のピカッと

今日はニンテンドー3DS向けの「名探偵ピカチュウ」の発売日でした、2018年3月23日が発売日だったので今日で発売7周年ですね。



ポケモンシリーズに属しながらもアドベンチャーゲームに仕上げた本作は主人公の少年ティムと相棒のピカチュウがコンビでライムシティと呼ばれる都市で発生する事件を追いかける内容。

相棒のピカチュウはおっさん声で喋りコーヒーを愛するなど他のゲームやアニメでのピカチュウのイメージとは大きく異なるのが特徴的なんだけどそれは理由があるわけで。

そんな同作は2016年2月3日に3DSのダウンロード専用タイトル「名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜」が発売されていてそちらではストーリーの前半部分が遊べる内容だったけれどその内容を含みストーリーの後半まで描いたのがパッケージ版になるかな。

人間たちとポケモンが共存している世界の中で人間だけじゃなくポケモンたちとも交流を踏まえながら謎解きしていくのは本作ならではの感覚。

相棒の名探偵ピカチュウも見た目はおなじみの可愛らしいピカチュウだけど中身がおっさんと言う部分が良い味を出していてそれが本作の魅力になっていたかな。

その一方で新コンビ誕生の続きの物語を描きつつも本作だけでは物語が完全に完結しなかったのは批判的な意見多かったかな。

2019年には本作を原作とした実写映画版が作られたのでそちらを知っている人も多いかな、ゲーム版と基本的な設定は共通しているけど物語は完結しているのと過去に2回ほど金曜ロードショーにてテレビ放送もされていたからね。

完結しなかったゲーム版のストーリーは2023年のSwitch向けの「帰ってきた名探偵ピカチュウ」までお預け、完結部分の構想は当初とは違う形になったみたいだけどそれはそのプロットが映画版の方で使われたことが大きかったみたい。

帰ってきた~では3DS版のストーリーは含まれないけど冒頭でストーリーの概要は説明してくれるのでSwitch版から遊んでも問題はないかな。

ただ出来れば3DS版の要素もSwitchで遊べると良いけどねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
初代『スーパーマリオアドバンス』が保ち続ける特別感に“デラックス”の精神と起源あり

一昨日の3月21日は「ゲームボーイアドバンス」が発売された日。

ポケモンによって携帯ゲーム機の市場が一気に拡大した中で満を持して発売されたゲームボーイの後継機種として大幅にスペック向上したフルカラーの2Dゲーム機として生まれたんだよね。

そんなゲームボーイアドバンスの発売日には多くのゲームが発売されており任天堂も4本のタイトルを発売したんだけど任天堂の看板キャラであるマリオを主役にしたタイトルは「スーパーマリオアドバンス」だったんだよね。

スーパーマリオアドバンスはその名の通りゲームボーイアドバンス向けのスーパーマリオタイトル、中身は「スーパーマリオUSA」をゲームボーイアドバンス向けに移植したものと最大4人で遊べる「マリオブラザーズ」のアレンジ版のセットと言う形。

マリオブラザーズに関しては本作の後に発売された「スーパーマリオアドバンス2~4」と「マリオ&ルイージRPG」にも収録されておりそれらのソフトがあれば対戦が可能なのもポイント。

で、本編となる「スーパーマリオUSA」のアレンジ版は本作ならではのアレンジが行われた形になっていたのがあったみたいで。

元々のスーパーマリオUSAは「夢工場ドキドキパニック」と言うゲームのキャラクターをマリオに差し替えてアメリカ向けに「スーパーマリオブラザーズ2」と言うタイトルで発売されたもの、アドバンス版はグラフィックはスーパーファミコンの「スーパーマリオコレクション」に準じた作りになっているけどそれ以外の部分も結構追加があったみたいで。

原作にはなかったアイテムや要素が追加されてゲームの幅が広がった他に演出もアレンジが加わっており原作を遊びこんだ人も改めて遊ぶ価値があるのがポイントかな。

で、そんなスーパーマリオアドバンスはゲームボーイカラー向けに発売された「スーパーマリオブラザーズ デラックス」のスタッフが関わっていたみたいで、マリオデラックスも原作から追加要素を盛りだくさん加えたアレンジが行われていて盛りだくさんだったけど盛り込みが継承された形なんだね。

スーパーマリオアドバンス2以降はどちらかと言うと原作の再現をメインにしていて追加要素が少なめだったけどスーパーマリオブラザーズ3の移植となったスーパーマリオアドバンス4ではカードeと言うシステムを組み合わせるとアレンジステージが多く遊べる要素があったのである意味原点回帰になったのかもなぁ。

スーパーマリオブラザーズ3の移植だけどスーパーマリオアドバンス4と言う不思議な感覚はともかく、当時のカードeを使った要素はNintendo Switch Onlineの拡張パックで遊べるバージョンでは全て開放済みだから当時カードeが手に入らなかった人は遊べるチャンスだろうなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
「史上最高のSFRPGのひとつ、絶対プレイするべきだ」「モノリスソフトの最高傑作が復活」―海外レビューハイスコア『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』

先日発売になった「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」の海外レビューが高評価と言う話。

元々は2015年にWii U向けに発売されたタイトルながら今でも通用するオープンワールドなどは今でも十分通用するってのが評価からもわかるかな。

基本的に原作を踏襲した内容だけどグラフィックはブラッシュアップされていて更に原作では有料だったコンテンツもはじめから追加されている他に本作から追加された要素もあって楽しめるかな。

その一方で10年前のタイトルだけに若干洗練されてない部分が残っているのは賛否ありそうかな。

前作ゼノブレイドのディフィニティブエディションでは追加ストーリーは独立して楽しめたけどゼノブレイドクロスの場合は追加部分は本編クリアー後になるのは遊び直しになる部分で若干面倒くさいかも。

とは言え本編の完結編とも言える内容だからこそまず本編を遊ぼうって事だろうなぁ。

DL版『ゼノブレイドクロス DE』に必要な空き容量は13.5GB以上―追加要素がありつつWii U版から約10GBほど削減された圧縮技術に驚きの声も

そんなゼノブレイドクロス ディフィニティブエディションのダンロード版に必要な容量は13.5GBほど。

Wii U版が22.7GBだったから追加要素を加えても10GB近くファイルサイズが削減されたのは驚きの声が大きいんだよね。

削減は圧縮技術の向上や最適化などで削っていったのが大きいんだろうけど、Switchのゲームカードのコストの関係で16GB以内に収める必要があるってのが大きいんだろうなぁ。

パッケージ版でも事前ダウンロードが必須のゲームも増えてきている中でアプデを覗いてそれを必要としないってのは大切じゃないかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
「ダブルドラゴン リヴァイヴ」予約者限定特典ゲーム「ダブルドラゴン ドッジボール」の紹介映像を公開。多彩なモードを解説



なんという熱血高校ドッジボール部。

まぁ、そもそもダブルドラゴンが熱血硬派くにおくんと同じテクノスジャパンのゲームだってのが大きいんだろうなぁ。

なにげにドッジボール部の完全新作って貴重だからそのために遊ぶってのも良いかも、予約者限定ってのはなかなか厄介。

2025年3月22日の鏃

今日はニンテンドー3DS向けに発売した「新・光神話 パルテナの鏡」の発売日でした、2012年3月22日が発売日だったので今日で発売13周年ですね。



新・光神話 パルテナの鏡は1986年にファミコンディスクシステム向けに発売した「光神話パルテナの鏡」の続編となる作品、海外ではゲームボーイ向けに2作目があったので3作目となるかな。

元々の企画はスマブラのディレクターで知られる桜井政博氏がニンテンドー3DS向けのオリジナル作品の開発を依頼されて作られたのがきっかけ。

裸眼立体視液晶である3DSを活かすためにTPSゲームと言う方針が生まれてそこからゲームの流れとしてレールシューターからTPSへと移行していく流れのゲームになる事になり、更にそれに合うキャラクターや世界観と言う事で長らく新作の出ていなかったパルテナの鏡に注目したみたい。

一応ディスクシステム版とストーリーの繋がりはあるみたいだけど主人公のピットのデザインをはじめとして多くの部分がリニューアルされたもの、桜井氏が本作の前に手掛けたスマブラXにてピットが参戦した時に設定されたデザインなどを元にしておりそこにスマブラに登場しなかった部分のデザインなども設定されていった感じかな。

FPSやTPSの特徴として2つのアナログスティックで移動と視点及び照準の操作を分けて行っているけれど当時の3DSはアナログスライドパッド1つのみだったので照準はタッチパッドで行い移動などをアナログスライドパッドで行うスタイルになっていたもの。

ステージは前述通り前半戦となるレールシューター(決められたルートで移動しながら迫りくる敵を倒していくスタイル)で、後半が自由に移動して敵を倒していくTPSになる形だけど全編において主人公ピットと女神パルテナの掛け合いが発生して全体的に明るい作りになっていたかな。

桜井政博氏のゲームの特徴として若干の慣れが必要な部分があるけれど慣れればスピードや爽快感のあるゲームが楽しめる良作だったんじゃないかしら。

同作の開発はスマブラXの開発終了後にスマブラXの為に集まったメンバーの一部や新規スタッフが参加した「プロジェクトソラ」にて行われたけれど新・光神話 パルテナの鏡の完成をもってチームは解散しておりその後のスマブラ forではバンダイナムコスタジオが開発を担当する事になったので本作の復刻は難しそうかねぇ。

桜井氏も何かしらやっているみたいだけど。

ーーーーーーーーーーーーー
「シングルプレイヤーゲームに未来はない」と定期的に出る話に大物開発者が「断固NO」。オンラインゲームが大きな収益をあげる昨今、業界に影響を及ぼす話としてGOTY受賞タイトルの開発者がカウンター

マルチプレイヤーのゲームが高い売上を記録する一方でシングルプレイヤー向けのゲームは売上が比較されて未来がないのではないかって話は定期的に出てくるけれど、それに対してシングルプレイヤーのゲームでヒットした作品の開発者が否定的な意見を出したと言う話。

2023年に話題になった「バルダーズゲート3」の開発者が発言したみたいで、同作はPCを中心に発売して同じ年にゼルダのティアキンなど強い競合作品もありながら海外のゲームアワードを多く獲得した事でも知られる作品。

マルチプレイヤーのゲームや運営型のゲームで高い収益を得ているって話は確かに多いし、フォートナイトとかでは超高額の賞金をかけた大会が行われていたりして利益が高いのも見えてくるのは確か。

スマホゲームとかもヒット作は継続した収益を得ているわけで、そうした上の方の売上を見たらシングルプレイヤーのゲームって利益率が低いから見劣りしちゃうってのはわからん話ではないんだよね。

だからってシングルプレイヤーのゲームが駄目なのかって言われるとそんな事はないわけで。

実際に前述のバルダーズゲート3もそうだし、ゼルダのティアキンでもSwitchのみながら2000万本を超える売上を記録しているわけで、むしろマルチプレイヤーやスマホゲームがユーザーの食い合いによって早期のサービス終了するゲームが増えている中でしっかりと作られればそれに応じた売上が出るシングルプレイヤーのゲームってのは重要になってくるんじゃないかしら。

もちろんオンラインで他のプレイヤーとの繋がりを感じられるってのは楽しいんだけどね、ただタイトルが増え過ぎたら他のプレイヤーがいなくなって本来の魅力が出せないしシングルプレイヤーの一人で楽しめるのはそれはそれで楽しいし、オンラインで他のプレイヤーと合わせる必要がないってのは重要だからね。

ーーーーーーーーーーーーー
「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」にコーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム4タイトルが追加決定。『大航海時代Ⅱ』や『SUPER 信長の野望・全国版』などの作品が3月28日よりNintendo Switchで遊べるように

Switchユーザー向けの有料オンラインサービスであるNintendo Switch Onlineの加入者向けのサービスの一つであるスーパーファミコンと言えば来週に配信されているゲームの一つが削除される事が告知されていて話題になったばかり。

そんな1タイトル削除が行われる3月28日の更新ではその代わりに追加されるゲームもあるみたいで、それがまさかの4タイトルと豪華な内容になっているみたい。



追加されるのはコーエーテクモゲームス……旧コーエーの歴史シミュレーションゲームの4タイトル。

三国志が1タイトルに信長の野望が2作品に大航海時代が1タイトルと旧コーエーの歴史シミュレーションゲームを代表するタイトルが揃った形。

Nintendo Switch Onlineでのレトロゲームはネットワーク経由で他のプレイヤーとマルチプレイが可能な特徴はあるけど今回追加されるタイトルは基本的にシングルプレイのみ、とは言えスーファミではシングルプレイのみのゲームが多めだし遊ぼうと思えばいくらでも遊べてしまう作品なのでこのためだけにNintendo Switch Onlineに加入する価値もあるかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
EVは本当に普及するのか? 日産サクラの「誤算」と消費者の「不安」

いわゆるバッテリーEVを本気で普及させるんだったらそれこそどんな場所でも充電が可能な環境を整える必要があるし、ただそもそも電気の需要が逼迫する中で本当にバッテリーEVがエコカーなのかって言う疑問があるんだよなぁ。

確かに電気で走れば排気ガスが出なくて環境に優しく見えるんだけど、その電気をどうやって発生させているかって考えると今の電気の需要を再生可能エネルギーだけで賄えるわけがないのだからね。

化石燃料が将来的に枯渇するのはわかるからそれを使わない代替手段を模索するのは確かだけど、バカ単純に電気だから素晴らしいとは言えないんだよなぁ。

2025年3月21日のくるりん

今日はゲームボーイアドバンス向けの「くるくるくるりん」の発売日でした、2001年3月21日が発売日だったので今日で発売24周年ですね。



「くるくるくるりん」は見下ろし画面で常に回転する自機を操作して迷路を抜けながらゴールを目指すアクションゲーム、主人公のクルリンが様々な国で迷子になった兄弟たちを探すために「ヘリリン」と言う特殊なヘリコプターに乗って旅をするって設定で常に回転しているヘリリンを障害物や壁などに接触させないようにしながら進んでいく内容。

イメージ的には懐かしの「電流イライラ棒」に近いけれど操作がデジタルでプレイヤーの操作のブレが少ない代わりに自機を常に回転させる事で慎重に進むゲーム性を加えた感じかな。

同作を開発していたのは当時アーケードゲームを主体にしていたエイティングと言う会社で、企画の段階で幅広い世代のプレイヤーが楽しめるようなゲームづくりってのを目指していてそれが任天堂の人の目についた事からゲームボーイアドバンス向けの作品として開発された経緯があるみたい。

また、同作はゲームボーイアドバンスのローンチタイトルの一つとなっており前世代のゲームボーイではなかった拡大縮小や回転機能を活用したデモンストレーションタイトルを兼ねていたのもあったかな。

ゲームボーイアドバンスは初代ゲームボーイから約12年が経過して発売されたハードでフルモデルチェンジと言える設計となっており、ハードウェア性能向上に加えて前世代のゲームボーイがポケモンなどの影響で携帯ゲーム機の市場が大きく広がった中での発売だった事もあってローンチタイトルはかなりの種類があったんだよね。

任天堂名義のタイトルもくるくるくるりんを含めて4タイトルあって、当時の任天堂は据置機ではプレステに押されて劣勢だった事もあって携帯ゲーム機に相当注力していたってのがあったのかもねぇ。

ちなみにくるくるくるりんは2002年に続編が出ており更に2004年にはゲームキューブ版も発売、また本作そのものはWii Uのバーチャルコンソールで配信された他にNintendo Switch Onlineの追加パック導入者向けのゲームボーイアドバンスでも配信されているからそちらで遊ぶ事も出来るので加入している人は試してみても良いかもね。

ーーーーーーーーーーーーー
「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」レビュー

昨日発売になった「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」のレビュー記事。

ゼノブレイドクロスは2015年にWii U向けに発売されたタイトルでゼノブレイドシリーズの第2弾としてモノリスソフトによって開発されたタイトル。

異星人の襲来によって地球を追われて宇宙を彷徨っていた移民船がおってきた異星人に追われて未知の惑星「ミラ」に不時着する事から始まる物語で、プレイヤーはその際に脱出ポッドに乗り込んだ一人となり惑星ミラを開拓して活動範囲を広げたり現地生物や異星人との戦いを行っていくのが主な内容。

前作とのストーリーの繋がりはないもののゲームシステムは前作を発展させた形となっておりバトルの幅も広がっている他に、惑星一つを再現して様々なロケーションがシームレスに繋がっているオープンワールドに、ドールと呼ばれるロボットを手に入れる事によってその広大な世界を自由に飛び回る事が出来るようになる爽快感などオリジナル版の時点で高い評価を得ていたんだよね。

ゼノブレイドシリーズはSwitchでは1の路線を継承したナンバリングの2が発売されたのをはじめとして初代のリマスター版やシリーズの区切りとなる3が発売されてきたけど満を持してゼノブレイドクロスが復活した事でシリーズすべてがSwitchで遊べるようになったのが大きいかな。

そんなゼノブレイドクロスのSwitch版となる本作は「ディフィニティブエディション」と銘打たれたように完全版と言う位置づけとなっているもの、基本的なゲーム内容はオリジナル版の海外版に準じているもののグラフィックの細部がブラッシュアップしており特にキャラクターのモデリングとかはオリジナル版のちょっと怖い部分があったのが修正された印象かな。

その一方で背景グラフィックなどは基本的にオリジナル版を踏襲しているんだけど元々2015年のWii Uタイトルとして出色の出来だった事もあってそれから10年経過した今見ても通用するグラフィックになっているのが驚きかな。

ただ、原作の面倒くさい部分もそのまま踏襲されており特にシステムは慣れないと分かりづらい部分があったのがそのまま残っているので慣れないと……慣れても若干大変だって部分があるのでそこでちょっと人を選ぶ部分はあるかもなぁ。

完全版としての追加要素としてオリジナル版ではストーリーが続きを感じさせるような部分を残した消化不良気味に終わっていた部分を補完する追加ストーリーが加わっているみたいで、またオリジナル版では有料追加コンテンツだった部分もはじめから収録されているのも特徴かな。

追加ストーリーに関わるキャラクターはオリジナル版では藤原啓治氏が声を担当していたけれど残念ながら亡くなられているので追加ストーリー部分では別の人が声を担当しているけどそのあたりの違和感は無いみたい。

オリジナル版を遊んだ人はもちろんとしてWii Uを持ってなくて存在だけ知っている人や他のゼノブレイドシリーズをプレイ済みの人もSwitchで遊ぶゼノブレイドの集大成として本作を遊ぶと良いかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
Switch 2向けに新しいゲームキューブコントローラが発売されるかも?

そんなSwitchの後継機種となるNintendo Switch 2の周辺機器としてゲームキューブコントローラーが出るのではないかと言う噂。

噂の根拠は任天堂がアメリカで提出した無線機器やデバイスを使用する為の資料から、その資料では具体的な形や概要はそこまでわかってないんだけどその製品に貼り付けるラベルの位置がわかる資料があって、そのラベルの位置がゲームキューブコントローラーの独特な形と合致していると言うのがあったみたい。

ゲームキューブコントローラーはその名の通りゲームキューブ向けに作られたコントローラーだけど、そのゲームキューブで発売したスマブラDXがシリーズの流れを決めたヒット作として知られており長らく競技シーンなどで使われていたのがあって。

後継機種のWiiではゲームキューブの互換が搭載されておりゲームキューブコントローラーもそのまま使えた事でスマブラXでもゲームキューブコントローラーを使えたりして。

更に後継機種のWii Uではゲームキューブ互換は廃止されたもののスマブラ for Wii Uの為にゲームキューブコントローラーを使うためのアダプターが発売されて、そのアダプターはUSBで接続していたのでSwitchでもスマブラSPでそのまま使えたってのがあったのでゲームキューブコントローラーも定期的に再生産されていたんだよね。

Switch 2でもスマブラは何かしらの形で出るだろうから当然ゲームキューブコントローラーも対応するんだろうけど、ただ今回の噂になったのは「無線機器」ってのがポイント。

スマブラの為だけだったらWii UやSwitchで使えたアダプターの再生産で十分だと思われるなかで無線対応のゲームキューブコントローラーを出すって事はスマブラ以外でも使う可能性が高いって事なんだよね。

SwitchではNintendo Switch Onlineでレトロゲームを配信する際にそれに対応したコントローラーを出していたのがあって、これまでファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ64・メガドライブの無線コントローラーがSwitch対応で発売されていたのでSwitch 2でゲームキューブのタイトルが遊べる可能性はあるって事なんだろうねぇ。

ゲームキューブからWiiやWii UのゲームはSwitch向けにリマスターされたり移植される機会は多いけどそうした機会に恵まれなかったタイトルが遊べるようになると楽しいかもなぁ。

もちろんSwitch 2版のスマブラが出たときにそれに対応するのもあり得るしね。

ーーーーーーーーーーーーー
コントローラーのド真ん中に十字キー!?異形の「Steamコントローラ」プロトタイプ版を入手した人物現る。その動作や内部構造は?

Valveがかつて出していた「Steamコントローラ」のプロトタイプ版を入手した人がそれを動画で公開したんだとか。

Steamコントローラーはその名の通りSteamでゲームを遊ぶために設計された独自のコントローラーで左右にタッチパッドが搭載されているのが最大の特徴。

アナログスティックやABXYボタンもあるけれどコントローラーの広い面積を2つのタッチパッドが占めていたのはマウス操作が前提のPCゲームもコントローラーで遊べるようにするためだったのが大きいかな。

ただ、特殊すぎる設計故にそこまで普及しなくてSteamがXboxコントローラーなどに標準対応する事で自然と使われなくなって生産終了しているかな。

で、そんなSteamコントローラーのプロトタイプだけど左右のタッチパッドはこの頃から変わってないもののそれ以外の部分もかなり独特な構造だったみたいね。

中央に十字ボタンの役割を果たすボタンがあるのは左右のタッチパッドをどちらでもメインで使えるようにって意味合いがあったんだろうけどコントローラー前提のゲームではより使いづらいのはあったんだろうなぁ。

製品版でもクセの強いコントローラーだったけどプロトタイプ版はそれ以上にクセが強いよなぁ。

2025年3月20日の軍勢

今日はメガドライブ向けの「シャイニング・フォース 神々の遺産」の発売日でした、1992年3月20日が発売日だったので今日で発売33周年ですね。



シャイニング・フォースはセガが展開していた「シャイニングシリーズ」の第2弾となる作品で、シャイニング・フォースとしてもシリーズが展開されていた作品の1作品目となるもの。

セガが過去にドラクエのプログラムに関わっていた人が立ち上げたクライマックスと言う会社と後のキャメロットとなる会社が共同で開発した作品でジャンルはシミュレーションRPGだけど公式には「タクティカルRPG」と呼んでいたかな。

剣と魔法のファンタジーに少しSFが混じったような世界観でプレイヤーは主人公「マックス」が率いる光の軍勢(シャイニング・フォース)を操作して闇の軍勢となるルーンファウスト王国軍と戦うことになるる物語。

シミュレーションRPGの先駆けと言えるファイアーエムブレムなどではプレイヤーのターンとエネミーのターンが別れていてそれぞれのターンでユニットを動かしていたんだけど、シャイニング・フォースではキャラクターごとに設定された素早さに応じて敵味方問わずユニットを順番に動かしていくのが最大の特徴。

主人公が倒されるとゲームオーバーにはなるけど戦闘が厳しい場合は主人公が持つ「リターン」の魔法で離脱が可能で、それを繰り返すとレベルアップが出来たりとか、戦闘で倒されたユニットは次の戦闘には生き返らせる事が出来るなどよりRPG要素が強くなっているのがあるんだけど、決して戦略性がないわけじゃないかな。

シャイニングシリーズとしての前作となる「シャイニング&ザ・ダクネス」とは時間軸が繋がっておりザ・ダクネスよりも前の時間軸となったかな。

シャイニング・フォースシリーズとしてはその後の物語としてゲームギア向けに「外伝」が3作品展開されてそのうちの1・2作目をメガCD向けに移植したバージョンや更に続編となるメガドライブ向けのIIが発売されて、その後は他のシャイニングシリーズを経由してセガサターン向けに「シャイニングフォースIII」が発売されたり。

シャイニング・フォースIIIを最後にセガとキャメロットの関係が絶たれてしばらくシリーズが停止していたけれど2002年頃から再びシャイニングシリーズをリブートする流れがあり、2004年には初代シャイニング・フォースとしてもゲームボーイアドバンス向けにリメイクした「シャイニング・フォース 黒き竜の復活」が発売されたけれどそれ以外はそれまでのシリーズとは流れも方向性も全く違う作品へと変わっていた感じ。

ちなみにシャイニング・フォースはメガドライブミニに収録された他にNintendo Switch Onlineの追加パック導入者向けのメガドライブでも配信されているのでそちらで遊べるかな。

ーーーーーーーーーーーーー
デュアルディスプレイを備えた携帯型Androidゲーム機「SUGAR 1」をONE-NETBOOKが発表

携帯型ゲーミングPCなどを手掛ける中国のONE-NETBOOK Technologyがキワモノ系な携帯型ゲーム機を発表したみたい。



一見するとSwitchのような横長の携帯ゲーム機なんだけど背面に折りたたみ型の正方形モニターが搭載されており、更にコントローラー部分を動かすことで上下2画面のゲーム機へと変形するってのが最大の特徴。

背面の正方形画面を手前に持っていくと上画面がサブで下画面がメインの扱いで、コントローラーを動かして正方形画面の左右に持っていく事でニンテンドー3DSみたいな雰囲気にも出来たりとメイン画面のみと加えて3パターンが使えるかな。

本体の構造は面白いんだけど中身はAndroidを搭載したものになるので遊べるのはそれに向けて作られたアプリになるかな。

ゲーム機スタイルのAndroid端末は結構あるのでコントローラー対応のゲームはそれなりにあるんだけど2画面を活かせるオリジナル作品はあまりないかも、ぶっちゃけエミュレーターとかでDSや3DSのゲームを遊ぶって用途が多くなっちゃいそうでそれくらいしか活かす用途がなさそうかもなぁ。

同じ形でWindows搭載があるなら例えばサブ画面に攻略情報などを出すみたいな用途もありそうだけど流石にサイズとして厳しいかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
『ドクターマリオ』のBGM10曲がニンテンドーミュージックに追加、1990年7月に発売された名作パズルゲーム。ほか、ゲームボーイ版『テトリス』、NES版『Tetris』の楽曲も追加

Nintendo Switch Online加入者向けのサービスである「ニンテンドーミュージック」の今週の追加楽曲にパズルゲームの楽曲が登場。

これまではその週の追加楽曲は1タイトルって事が基本だったけど今回はファミコン版のドクターマリオの楽曲に加えてゲームボーイ版のテトリスとアメリカのNES版のテトリスの合計3作品の楽曲がまとめて追加されているのが大きなポイントかも。

ドクターマリオに関してはサービス開始時点からゲームボーイ版の楽曲は収録されていたけれどファミコン版はこれまでなくて、基本的な楽曲は同じだけど音源の違いによる変化があるので聴き比べてみると面白いかも。

NES版テトリスは最近になってNintendo Switch Onlineのファミコンで遊べるようになったけどこれまで日本では遊べなかった幻のタイトルなので初めて楽曲を聴くって人も多いかな。

逆にゲームボーイ版のテトリスはゲームボーイ初期のヒット作として遊んだことがある人も多いと思うんだけど、パッケージの初期版と追加生産版でTYPE-Aの楽曲が違っており今回はその両方が収録されているので出回りがそこまで多くない初期版を初めて聞くって人もいるんじゃないかしら。

ファミコンやゲームボーイの楽曲ってそこまでタイトルごとの曲数が多くなかったからこれまでニンテンドーミュージックへなかなか追加される事が少なかったけど複数のタイトルをまとめて追加って事が出てきたからこれから増えてくるのかな。

ーーーーーーーーーーーーー
エフェクトが爽やかになった癒し系ナンプレ「ナンプレ Relax」のSteam版が配信決定!合計300問を収録

G-MODEからSwitch向けに配信されている「ナンプレ Relax」はナンバープレイス……いわゆる数独を遊ぶゲームなんだけど操作する時や正解した時のエフェクトやサウンドなどが心地よい作りになっておりタイトル通りリラックスする作品に仕上がっていたのが特徴。

そんなナンプレ Relaxが2019年のSwitch版から6年の時を経てSteamでも配信されるみたいで、こちらは開発元であるRucKyGAMESが直接配信するみたい。

RucKyGAMESは同じくナンバープレイスである「ナンプレ Classic」のSteam版もリリースしていたけれどその前シリーズもSteam展開する感じかな。

ナンプレ Relaxシリーズとして合計5作品リリースされおり他にもナンプレClassicの2作品と合わせたSwitch向けパッケージ版も今月末に発売予定なんだけどSteamでは他のシリーズも展開されていくのかな。

低価格で手軽に遊べるのと問題のバランスが良いのがあるから個人的におすすめのシリーズなんだよね、基本的にコントローラーで遊ぶことを前提とした設計なのでPCで遊ぶ時もコントローラーがあったほうが良いんだけど例えばSteam Deckとかで遊ぶには丁度良いんじゃないかしら。

2025年3月19日の1450種類

今日はニンテンドー3DS向けの「プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!」の発売日でした、2015年3月19日が発売日だったので今日で発売10周年ですね。



2014年から2018年頃にかけてアーケードで稼働して人気だった「プリパラ」の名を冠した最初の家庭用ゲーム機向け作品、ではあるんだけど実際のゲームはその前シリーズである「プリティーリズム」なんだよね。

ゲームそのものは2013年に発売した「プリティーリズム・レインボーライブ・きらきらマイ☆デザイン」をベースにして「プリパラ」の主人公であるらぁらさんが登場する追加ストーリーが収録されたもの、だからプリパラそのもののゲームを期待するとちょっと肩透かしを食らうかも。

ただ、本作の最大の特徴はタイトルにある「プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!」って部分かな、本作にはプリティーリズムで登場したコーデの大半が収録されておりゲームをプレイするとそれらを集めることが出来て、更にはQRコードを経由してアーケードの「プリパラ」の筐体に読み込ませる事でそちらでも同じコーデを使用できたんだよね。

プリパラのアーケードゲームでは印刷式のカードを使用しているので本作を経由すれば発売時点ですでに稼働終了しているプリティーリズムのコーデをプリパラのカードにすることが出来たんだよね。

また、本作の追加ストーリー部分はプリパラのらぁらさんがプリティーリズムの世界に登場するだけじゃなくて後にスピンオフ作品の「KING OF PRISM」シリーズの主要キャラとしても登場する「速水ヒロ」も登場して彼の楽曲でダンスを楽しめたりするのもあったりするかな。

すでにプリパラのアーケードゲームも稼働終了しているのでコーデを楽しむユーティリティとしての使い道は無いけど当時のプリティーシリーズを体感出来る貴重なゲームだったかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
Windows PC版の「Google Play Games」が“PCネイティブ”ゲームをサポート 2025年内に

Androidユーザー向けのアプリ配信サービスと言えばGoogle Playで、そのゲームに関する部分が「Google Play Games」になるんだけど数年前からWindows向けのサービスをベータの形でスタートしていたんだよね。

そのWindows向けのサービスはAndroid向けのゲームをWindowsで動作するようにAndroidエミューレーターがWindows上で動作しているんだけど、それとは別にWindows向けにネイティブで動作するゲームのサポートも行われるみたい。

Google Play Gamesのシステム上でPCネイティブのゲームをサポートするメリットは課金周りのシステムをスマホと連携できるって事かな、スマホアプリと連携したPCゲームを課金を共有できるってのが大きなポイントかしら。

他に考えられるのは例えば原神みたいなスマホとPCの両方で出ているゲームでそれぞれに最適化したバージョンをそれぞれで課金やアカウント周りを共有して遊べる感じかな。

他にもβテストの時点では一部のスマホゲームのみが対応していたのが拡大されるみたいで、スマホのゲームをテレビで気軽に遊べる機会が増えるって感じかな。

スマホ向けのゲームはもちろんスマホで遊ぶことに特化して作られているとは言えモニターの大画面で遊びたいって要望もあるだろうし、PCでの対応が拡大する事で遊べる幅が広がるメリットってのはありそうよね。

ーーーーーーーーーーーーー
MicrosoftのXboxチームがゲームをアシストするAI「Copilot for Gaming」を発表、「ゲームで負けた理由の解説」や「マイクラ初心者向けのアドバイス」などをリアルタイムで実行可能

マイクロソフトがゲーム開発をサポートするAIを発表していたけれどそれとは別にゲームプレイをアシストするAIも発表しているみたい。

これはゲームそのものをAIでプレイしたりゲームをAIで生成するわけじゃなくプレイヤーのゲームプレイをAIが判断してそのプレイを解説したりとかゲームに慣れてない人に遊び方のアドバイスをする役割を果たしてくれると。

ゲームのチュートリアルってのはゲームそれぞれで用意されている場合がほとんどなんだけどそれをAIでリアルタイムで行えるなら例えばプレイの仕方によって適切な遊び方に誘導できる可能性はありそうかな。

現時点ではマインクラフトをメインにしているっぽいみたいで、マインクラフトは過去にあったコンソール版(統合版ではないバージョン)ではチュートリアルを兼ねたモードがあったけど統合版になってチュートリアルが廃止されているからその代わりになるのかも。

将来的にはマインクラフト以外のゲームでも使えるようになったらそれはそれで面白そうだけどどうやって広げていくのかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
風刺か、パロディか 「圧倒的な歴史考証」うたうアクションゲーム「ヤスケシミュレーター」3月20日登場

今週発売の「アサシンクリードシャドウズ」が日本を舞台にしながら歴史考証などのおかしさやいろいろな部分で発売前から批判を浴びている事を風刺したゲームが同じ日に出るんだとか。

嫌がらせ感はあるけど大作に合わせてパロディが出るってのは流石でもあるよなぁ。

2025年3月18日のフラット

今日はメガドライブ版「バーチャレーシング」の発売日でした、1994年3月18日が発売日だったので今日で発売31周年ですね。



「バーチャレーシング」は1992年にアーケードで稼働したレーシングゲーム、セガがアーケード向けに開発したMODEL1と言うアーケード基板で開発されておりテクスチャーなどは無いながら細かいポリゴンで構築された3D映像でフォーミュラ1を表現してコースを駆け抜ける作品で映像インパクトから高い評判になっていたんだよね。

そんなバーチャレーシングを当時のセガの家庭用ゲーム機であるメガドライブに移植した作品であるけれど1988年に発売したメガドライブには当然ながら緻密なポリゴンを表現するスペックは搭載されてなかったので今回の移植の為に「セガバーチャプロセッサー」とされる専用のチップをカートリッジに搭載してなんとか移植を実現した作品になったんだよね。

メガドライブ版の開発は家庭用ゲーム機向けのチームがアーケード版のチームの監修や資料提供を受けながら行っておりグラフィックやフレームレートはオリジナルより劣りながらもアーケード版と同じテクニックが使えてスピード感や3D空間の自由な走行が再現された作品になっていたんだよね。

アーケード版の特徴だった4つのボタンによる視点変更も再現されており、更には上下二分割による対戦プレイにも対応と当時の家庭用ゲーム機では最高峰の3Dレースゲームになっていたんだけど1994年末には次世代機と呼ばれる初代プレステやセガサターンが出た事で一気に家庭用ゲーム機のレースゲームの映像表現が進んでいったんだよなぁ。

バーチャレーシングそのものはその後もいくつかのハードに移植されており現行のゲーム機ではSwitch向けに「SEGA AGES」シリーズとして配信されたバージョンがあり、Switchは当時のアーケード版よりも高性能なのでグラフィックはアーケード版を再現しつつも細部はブラッシュアップしてゲーム性はアーケード版の完全移植となっているかな。

メガドライブ版に関しては実機とソフトを購入しないと遊べないけどセガバーチャプロセッサーに使われているコンデンサが劣化する問題があり動作するソフトを探すのが大変かもなぁ。

余談だけど「セガバーチャプロセッサー」はメガドライブ版バーチャレーシングよりも前に発売になったソニック・ザ・ヘッジホッグ3でも使用される予定だったけどチップそのものの開発が遅れた事で使用が中止になりその関係で開発期間が短く最後まで完成しきれなかった事で続きをゲームカートリッジを連結させる事でリリースする形になったのは知られざる話かなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』発売後ミニインタビュー。Steam版の反響から初の公式グローバル大会「VFOC」まで、開発者が語る今と未来

長年の沈黙を経て再始動の狼煙を上げ始めた「バーチャファイター」、その最初の一手としてSteam向けに配信が行われている「バーチャファイター5 R.E.V.O.」についての開発スタッフへのインタビュー。

バーチャファイターは前述のバーチャレーシングと同じMODEL1で動作するゲームとして1993年にアーケードで稼働した作品で世界初の3Dグラフィックでキャラクターが表現された格闘ゲームとして話題になったんだよね。

MODEL1はテクスチャーマッピングに非対応だったので生のポリゴンで人物は表現されているけどそれまでのドット絵では表現出来なかったリアルな人物の動きは高いインパクトがあり、更には飛び道具や超人的なジャンプをできるだけ廃したゲームシステムはリアルな格闘技のようなイメージもありギャラリー人気もあってアーケードでは対戦シーンが盛り上がったんだよね。

ただ、2006年に発売されたバーチャファイター5を最後にシリーズのナンバリングは止まっており、2021年にはPS4向けにバーチャファイター5の最終バージョンをベースにしたバーチャファイターeスポーツをリリースしたもののそこからまた3年ほど停止してしまったんだよね。

で、2024年にあらためてシリーズの再始動を発表してバーチャファイター5の最終バージョンをベースに改めてバランス調整した新バージョンとして出たのがバーチャファイター5 R.E.V.O.となるタイトル。

ハードウェアメーカーの思惑が左右する家庭用ゲーム機向けじゃなくSteamと言うPC版で出たのも大きなポイントで現在の格闘ゲームのプレイシーンでもSteamが広くなっているから今後の完全新作に向けての大きな流れの一つになりえそうかな。

実際にユーザー層は日本よりも欧米でのユーザーが増えているみたいで、そうしたユーザーからのフィードバックを受けつつもさらなるバランス調整や要素の追加を行っていくみたいかな。

要素の追加としてはより対戦を楽しめるような方向を目指しているみたいで、ユーザーから要望の多いリプレイの充実とかもありそうかな。

更にはバーチャファイターとしては初めてとなる高額賞金もある大会も予定されているみたいで、そうした部分でプロプレイヤーが出てくる事で更に競技シーンとしてのバーチャファイターが盛り上がる可能性はあるんじゃないかしら。

対戦格闘ゲームと言えばストリートファイターや鉄拳などバーチャファイターの前後で人気のあったタイトルが今でも高い人気を得ているんだけどそうした中で唯一シリーズを止めてしまったバーチャファイターはポテンシャルが無いわけじゃなかったわけで、今だからこそ求められている部分も少なからずあると思うんだよなぁ。

それが今回の再始動で改めて注目されるゲームになると良いけどなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
着脱式キーボード搭載の8.8インチ携帯型ゲームPC「OneXPlayer G1」の国内予約がはじまる

携帯型ゲーミングPCでちょっと変わり種となる製品が日本でも発売されるみたい。

ONE-NETBOOK Technologyは他の携帯型ゲーミングPCのメーカーと同じく中国を拠点としたメーカーで合体変形をメインとしたモデルを多く出しているメーカー。

OneXPlayer G1は見た目は小型のノートパソコンなんだけどキーボード部分が2重構造となっており上部のキーボードを取り外すとそこにゲームコントローラーとタッチパッド式のキーボードが出てくる感じかな。

キーボードを取り付けた状態だったら小型のノートパソコンとして使えるし取り外した状態ならゲーム機として使いやすいってのが面白い部分。

あと搭載するCPUはAMDの最新のものからひと世代前のものに加えてIntelのCPUもあるので選択肢が豊富なのも面白い部分かな、ゲームメインだったらRyzen 7 8840Uで価格を抑えるって選択肢もあるしAIをフル活用したいんだったら上位モデルってのもあるかな。

ただ全体的に価格が高い感じなのは仕方がないかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
海外版スーパーファミコン、「古くなるとむしろ動作が早くなる」怪現象が報告される。“ゲーム機若返り”の謎を、コミュニティ総出で大検証

なんかめっちゃオカルトチックな話。

デジタル製品のチップは基本的に劣化すると動作不良になったり遅くなったりすると思うんだけどスーファミはなぜか早くなる要素があると。

ただ、それは劣化によって周波数が若干高速になる事があるのが原因みたいで、数値としては微々たるものだから相当やり込まないと早くなる実感は感じられないんだろうなぁ。

それがRTAとかに影響するかって言われるとそうはなさそうな気もするけど、微々たる差を重視する場合もあるから馬鹿に出来ないんだろうねぇ。

2025年3月17日の熱血

今日はスーパーファミコン向けに発売された「熱血大陸バーニングヒーローズ」の発売日でした、1995年3月17日が発売日だったので今日で発売30周年ですね。



熱血大陸バーニングヒーローズはJフォースと言う会社が開発して旧エニックスから発売されたRPG。

ファンタジーに少しSFや現代要素を加えたような感じの世界観の架空の世界の平和だった大陸を舞台にして天魔と呼ばれる災厄が訪れてそれを一人の英雄が撃退したと言う背景があるなかでそこから7年後に発生した物語を描くと言うのが主なストーリー。

最初から選べる主人公が4人いてそれぞれにストーリーが異なっており、更にそれぞれの主人公の物語をクリアーするとそれぞれの主人公のストーリーでライバルとなる存在だったキャラクターが主人公として選べるようになるので合計8人のストーリーが楽しめると言うのが最大の特徴。

ゲームシステムとしてはコマンド入力型のRPGだけど操作できるのは主人公のみで他の仲間はオートで行動、仲間を陣形で配置してそれぞれの陣形で効果が変わってくるのがあって更には主人公はダメージや行動で「熱血値」って項目が溜まっていきそれを消費して大技を使えるのが特徴的だったかな。

8人の主人公の物語は独立しているものの一人の主人公で登場する特定のキャラクターの行動の理由が別の主人公の視点で判明するなど複雑な構造になっているのが特徴、また物語は同じ結末にはならずライバル側が主人公だと元の主人公は違う結末を辿る事になったりもするなど8人の主人公は物語として見ると完全に別物なのが特徴だったかな。

そうした8つの物語が楽しめる一方でそれぞれの主人公が訪れ得るダンジョンなどは容量の関係なのか多くが共有されているのが欠点、訪れる順番が違っていたりダンジョンの入る場所が異なるなどの差異は用意されているものの特定の主人公限定のダンジョンとかはないんだよね。

またボスに関しても主人公ごとに中盤の大ボスやラスボスは共通しており途中のボスが異なっているって形なので結果的に異なる主人公なのに同じ事をやっている感覚になってしまうのが問題だったかなぁ。

ゲームとしての出来は悪くないしストーリーも魅力的なんだけどそれを楽しむために繰り返しが多くなりすぎて飽きてしまうってのが最大の欠点だったみたい。

ちなみに同作のシナリオを手掛けた人は後にコナミから発売された恋愛アドベンチャーゲーム「みつめてナイト」と言う作品で脚光を浴びた人、キャラクターデザインも同じでみつめてナイトの中には本作のパロディネタが多く盛り込まれていたみたいね。

開発を担当したJフォースはウルフチームから独立した人が設立した会社で本作以外にもいくつかRPGを手掛けていたんだど開発の遅延などでクライアントとトラブルになる事が多くて倒産してしまっており、本作もクロノ・トリガーが話題になっていた裏で発売された事で話題になる事が少なかったので今の環境で遊ぶ機会はなさそうかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
Nintendo Switch 2は「価格に関係なく」史上最大級の販売を記録するだろうとアナリストが見解を示す

Nintendo Switchの後継機種となるNintendo Switch 2は1月に本体デザインや名称が正式発表された後に4月2日のニンテンドーダイレクトにて詳細が発表される予定なんだけど現時点では価格や発売日なども含めて詳細は不明。

本体デザインは現行のSwitchを踏襲しつつも全体的にサイズアップしている他に細部がブラッシュアップされている他に新しい機能も搭載されて、当然ながら本体性能が向上している事から本体価格も当然現行のSwitchよりもアップするのは間違いないわけで。

ただ、そんなSwitch 2は価格がある程度アップしたとしても間違いなくヒットするんじゃないかって言う見立てがいくつか出ているみたい。

ゲーム機と価格の関係ってのは結構売上に影響するイメージが合って、例えばニンテンドー3DSは発売当初は2万5千円と言う価格だったけど発売からそれほど経過してない時期に震災の影響もあって売上が急速に落ち込んだ事で発売から半年しないタイミングで1万円の大幅値下げを敢行した事で売上を持ち直した事があったわけで。

また、PS5なんかは当初は5万9980円と言う価格だったけれど円安や物価高の影響で徐々に値上がりしていって現在は8万円を超える価格となっており流石に売上も下がっているのがあったり。

Switchが安定して売り上げているのはそうしたライバルと比べて本体価格が安価に設定されているってのは間違いなくあるんだけど、流石にSwitch 2ではその価格も上げる必要がありそう。

そう考えると価格次第では「この価格だったらSwitchで良いのではないか」って考える人も出てくると思うんだけど、それでも売上に影響は少ないって考える人がいるのは「ロンチタイトルの存在」と「本体台数の確保」ってのがあるみたい。

ロンチタイトルの存在ってのはこれはSwitchでもそうだったけどまず任天堂の強力なタイトルが揃っているってのが大きいかな、Switch場合はWii U時代から開発を継続していたゼルダの伝説 ブレスオブワイルドをはじめとしてスーパーマリオオデッセイなどのタイトルが継続して発売された事でそれらが本体の売上を支えたのがあったんだよね。

Switch 2では最初の発表時点でマリオカートの新作の存在が見られているのもあるし、そもそも任天堂の内製タイトルがここ数年発売されてないから間違いなくSwitch 2に向けて開発を進めているタイトルが数多くあるんだよね。

ただ、Switchの場合は前世代となるWii Uがヒットしなかった事があってそのタイトルのSwitch版が出る事で改めてヒットしたってのもあって、ブレスオブワイルドもそうだしSwitch最大ヒットのマリオカート8 DXも元々はWii Uのタイトルだったりしたからそうした前世代の遺産を受け継ぐのは難しいのはあるかな。

本体の台数に関しては確かに赤字覚悟で確保しておくのが大事だろうなぁ、PS5やXbox Series X|Sが初期の販売数を確保できずにずっと品切れしていたのから分かる通り、本体の発売初期は価格にこだわらずに購入するって人は多いわけで、ただそれが時間経過で減っていって価格次第で購入する人ってのが増えるからね。

そう考えれば価格が高くても序盤はある程度売れるのは間違いないんだろうけど、問題は初期の需要が落ち着いたときにその価格で問題ないって思ってもらえる事じゃないかしら。

高い価格に設定したとしてもその価格で納得できるラインナップとかがあるんだったらSwitchからのステップアップとして継続して乗り換える人とか新規購入の人とか増えてくるだろうけどねぇ。

そのあたりの価格も含めて4月2日のニンテンドーダイレクトまちって事なんだろうけどね。

ーーーーーーーーーーーーー
『UNDERTALE』Steam版をなんと“98円”で購入できる90%オフセールが開催。トビー・フォックス氏が手がけた名作RPGが自販機のジュースよりも安い値段で購入できるように

ドット絵のRPG風ゲームとして話題になったUNDERTALEのSteam版がセール中で98円なんだとか。

アメリカのトビー・フォックス氏が開発したインディーゲームでMotherシリーズなどの影響を受けた作品としても知られているかな。

地上から隔絶された地底世界を舞台としたRPGでプレイヤーはその地底世界に落ちてしまったニンゲンとなりそこでの出会いを行いながら脱出を目指すのが目的かな。

「誰も死ななくていいやさしいRPG」ってのをコンセプトにしており主人公などの登場人物はもちろんとしてバトルで出会うモンスターもただ倒すだけじゃなく交渉して倒さずにバトルを終わらせる事が出来るのが特徴だったかな。

2017年にはPS4とPS Vita向けに移植された他に2018年にはSwitch版が出て2021年にはXbox One向けに発売された事で各種ゲーム機でも遊べるようになっているけどセールなのはSteam版のみかしら。

ソフトのみの通常価格980円に対して9割引の98円で買えるのはお買い得、サントラ付属でも445円で買えるので楽曲が気に入った人ならそちらでも良いかも。

トビー・フォックス氏は現在DELTARUNEと言うゲームを開発中でタイトルはUNDERTALEのアナグラムだけど世界観などは異なる作品となり現在はゲームの序盤が楽しめるデモ版として配信中。

DELTARUNEの完成はいつになるかは不明だけど先にこちらを遊んだことがない人はこの機会に遊んでおくのが良いかもねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
罪人に教育を施して“犬”にするフリーゲーム『就労!!わんわんヒューマン』配信開始。比喩じゃなく、ガチで“犬”になる。人間・悪魔・天使が混在する街で矯正官となり、容疑者を尋問して“教育”するか否かを決断する

人間なんて大半が社会の犬では、って思ったらリアルな犬にするゲームだった。

癖が強すぎるけどフリーゲームの魅力よねぇ。

2025年3月16日の26

今日はPCエンジンCD-ROM2向けの「スーパーダライアス」の発売日でした、1990年3月16日が発売日だったので今日で発売35周年ですね。



「スーパーダライアス」はアーケードで稼働していた人気の横スクロールシューティングゲームの「ダライアス」をPCエンジン向けに移植したもの。

原作のダライアスは3つの画面をハーフミラー形式と言う方法でつなぎ目を見せずに横一列に連結させた特殊な画面の筐体でリリースされておりその豪華さや深海魚をモチーフにした敵艦隊などの世界観に高く評価されたBGMなどで人気を得ていた作品。

PCエンジンはテレビに接続するゲーム機なので当然3画面は再現出来ないから原作の3画面を1画面に集約するアレンジを行っており、原作では出来た2人同時プレイも出来なくなっているんだけど独特なグラフィックなどの再現度は高くてBGMも原作の楽曲をCD-DA音源でそのまま再生するなど原作の良さを可能な限り再現することに力を入れていたかな。

また、原作では合計11種類のボスがいたけれど本来はルート分岐で別れた全26ステージそれぞれにボスが違うって構想を復活させて追加ボスが登場して合計26のボスと戦えるようになったのが最大のアレンジかな、もちろんこれは原作のタイトーが監修したものなので原作と違和感がない様になっていたのもあるかな。

ダライアスのPCエンジン版は元々はHuカードと呼ばれるPCエンジンのゲーム供給メディア向けに出る予定だったけど当時の最大容量では移植が難しくてCD-ROM2が発売された事でそちらで先行して発売される事になったかな。

その後にHuカードの容量がアップした事で「ダライアスプラス」と言うタイトルで発売されたけどそちらはボスの数が16に減っているけどゲームバランスは後発だけに再調整されていたりとかしていたみたい。

「スーパーダライアス」も「ダライアスプラス」も過去にはWiiのバーチャルコンソールで配信されていたけど現在はサービス終了に伴い配信も終了、スーパーの方はPCエンジンミニに収録されたかな。

「ダライアスプラス」の発売時にモードを抜粋してプレゼント用に作られた「ダライアスアルファ」はSwitch向けに発売された「ダライアスコズミックコレクション」の特装版に収録されていたかな。

ダライアスの原作はアーケードアーカイブスで配信されている他に前述のコズミックコレクションにも収録されていたりして、更には元々は個人がファンメイドで開発していてそこからセガとタイトーの強力で公式なソフトとしてメガドライブミニに収録された”メガドライブ版”のダライアスもあって、そちらは調整を加えられたエクストラバージョンとしてSwitchやPS4にて配信されていたり。

メガドライブ版はスーパーダライアスにあった26のボスが再現されているのでそれらのボスと戦いたいってならその選択肢もあるかもねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
Nintendo Switch 2「ボイスチャット」が標準装備かも

詳細発表が来月頭なので最近は話題が抑え気味になっているNintendo Switch 2に関して久々に新しい噂話として「ボイスチャット」が標準搭載されるんじゃないかってのがあるみたい。

これは任天堂の提出した特許が公開された事から発生した噂みたいで、その中に「近接チャット」と言う機能があるんだとか。

近接チャットはゲームの中で近くにいる他のプレイヤーとチャットやボイスのやり取りが出来るシステムみたいで、いわゆるボイスチャットってのがメインになるのかな。

PS5やXbox Series X|Sではボイスチャットが標準で搭載されているので対応のヘッドセットを用意すればボイスチャットが出来るんだけどSwitchの場合はそもそもハードウェアとしてヘッドセットには対応してないってのがあったんだよね。

だからSwitchでボイスチャットを行うにはスマホにて連携したアプリを起動してそれを利用する必要があったわけで、それをできるだけ簡単に使うためにサードパーティがSwitchの音声とスマホの音声をミックスさせる装置(ミキサー)を販売していたりしたんだよね。

とは言えやはり手間が掛かる仕組みだったのは間違いないわけで、だったら標準でヘッドセットとかが使えたほうが楽なのは間違いないわけで。

Switch 2の初公開映像の中には有線イヤホンジャックが搭載されているのは確定しているのでそこにマイク付きのヘッドセットが接続できる可能性はあるだろうし、ブルートゥースのヘッドセットとかも使える可能性はあるんじゃないかしら。

流石に互換でSwitchソフトを使っているときにまで使えるかは未知数とは言え友人と一緒にゲームを遊びやすくなるのは間違いないんじゃないかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
「ナイトストライカーGEAR」,ゲームプレイ映像や元ZUNTATAの瓜田幸治氏による楽曲を確認できるPVを解禁

前述のダライアスとかと近い時代にアーケードで稼働していた「ナイトストライカー」と言うゲームがあって、疑似3Dのグラフィックのシューティングゲームだけどサイバーな世界観とスピード感のある展開に印象的なBGMで高い人気を得ていたんだよね。

ただナイトストライカーは家庭用への移植がそれほど多くなくてアーケードでの稼働数も多くなかったので知る人ぞ知る名作って感じの立ち位置の作品だったんだけど一昨年にタイトーのレトロアーケード復刻ハード向けの追加タイトルとして発表された際に反響が大きかった事で新しい展開が行われる事が決定したのがあったんだよね。

で、その新しい展開の一貫としてアーケード版の復刻と合わせて発表されたのが完全新作となる「ナイトストライカーGEAR」と言う作品。

アーケードゲームの復刻などを多く手掛けるエムツーが原作の移植と並行して開発を行っていてエムツー自身のブランドとしてリリースする予定の同作のPVが公開されたみたい。



原作と同様のサイバーな世界観にスピード感はありつつもグラフィックは向上しているのがわかるかな、原作の良い意味での荒っぽさが失われている感じもあるのとサウンドは原作を尊重したアレンジって感じなのは賛否ありそう。

画面下のSHIELD表示が誤字っているのはすでにエムツー側も把握しているので製品版では修正されるはず、まだまだ開発段階なので今後のブラッシュアップに期待かな。

本作はSteamとSwitchにて発売予定でSwitch版は先行発売される原作ナイトストライカーと同じくタイトーのゲームであるオペレーションウルフなどをセットにしたタイトルの特装版に本作を先行プレイできるダウンロードコードが付属するみたい。

ナイトストライカーGEARの発売日自体は不明だけど少なくとも8月には完成されるって事かなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
ライカ監修クアッドカメラ搭載の「Xiaomi 15 Ultra」詳報

スマホのカメラも方向性が別れてきたよなぁ。

基本的にスマホのカメラってそこまで大きなセンサーを搭載出来ないからスマホのCPUにて補完する事で高画質を実現するのがほとんどなんだけど、一部には本格的なデジカメに匹敵するセンサーやレンズを搭載して物理的に高画質を実現するカメラも出てきてたり。

紹介されているXiaomi 15 Ultraはまさにそのタイプ、大きなセンサーのカメラの他に4つのセンサーを搭載してそれぞれで高画質を実現しているんだとか。

その分カメラ部分のサイズがかなり大柄になっているんだけど、気軽に持ち運べるカメラとして本格的に使えるってのは魅力になるんだろうなぁ。

そこまでスマホにカメラ性能が必要なのか、とか、スマホのカメラはデジタル補完で十分なのではって考えもわかるから需要としてはかなりニッチな部分がありそうではあるかな。

2025年3月15日の因果応報

今日はスーパーファミコン向けの「カオスシード〜風水回廊記〜」の発売日でした、1996年3月15日が発売日だったので今日で発売29周年ですね。



カオスシードはネバーランドカンパニーが開発してタイトーから発売されたタイトル、ジャンルとしては「ダンジョン育成シミュレーション」となっているけど見た目やゲームのプレイ感覚はアクションRPGに近い部分があるかな。

世界観は古代中国風がベースとなっているけどファンタジー的な要素も混じっている部分があったりしているかな、そんな世界の中でプレイヤーは洞仙と呼ばれる仙人の弟子となり仙窟と呼ばれるダンジョンを作っていってその中心となる龍脈にエネルギーを注いでいって大地を復活させるのが目的。

プレイヤーの目的は大地の復活だけど外部から見たら怪しいダンジョンになるので兵士たちや冒険者に時には勇者などが攻め込んでくるからそれを守るためのモンスター(仙獣)を配置して司令を与えて防衛したりトラップのある部屋を作ったり時にはプレイヤー自身が出向いていったりしてダンジョンを防衛する事が必要になるかな。

ゲームはそうしてプレイヤーを直接操作してダンジョン内を飛び回り防衛や拡張を行っていくパートと、破壊されたダンジョンの復活や強化などを行っていくパートを繰り返していって龍脈に一定のエネルギーを蓄えるなどの条件を整えたら最後にボスが登場してそれを倒すとシナリオクリアーとなるのが基本的なゲームの流れかしら。

覚える要素が多いのとやることもたくさんあって忙しいゲームとなっており、慣れないうちは理由がわからなかったりするんだけどゲームのルールを覚えて効率の良いダンジョンを作れるようになるとすごく楽しくなると言うスルメのようなゲームだったんだよね。

そんな同作のストーリーは主人公が謎の龍の力によって複数の並行世界にバラバラに飛ばされてしまう事から本格的に始まる形、それぞれの世界では独立したストーリーが展開されていってその先でなぜ龍が主人公を狙うようになったのかがわかるようになったりとか更に先の物語とかが語られていく内容、ゲーム本編同様に複雑な構造だけどシナリオごとにギャグが盛り込まれたりとか決して暗い内容になってないから親しみやすさはあったかな。

開発のネバーランドカンパニーが自社ブランドでセガサターン向けに「仙窟活龍大戦カオスシード」と言うタイトルでリメイクしたバージョンもあってそちらでは主人公のアクションの幅が広がっていたりシナリオも加筆されてわかりやすくなった他にキャラクターボイスも加わっていたりと豪華になっているけど基本的なゲームルールは同一。

ただスーパーファミコン版はハード末期に発売されており出荷数は少なくて入手困難でセガサターン版もそこまで出荷数は多くなくて、更にはネバーランドカンパニーの倒産により本作の復刻自体がなさそうなので遊ぶ機会が失われているのが残念だなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
Xboxブランドの携帯型ゲーム機「Project Kennan」はASUSが開発を担当するとの報道

マイクロソフトがXboxブランドの携帯型ゲーム機を出すって噂は少し前から出ておりマイクロソフトの偉い人もそれを否定してなくて今年には何かしらの発表があるんじゃないかって言われている状況。

そんな噂のXboxブランドの携帯型ゲーム機のハードウェア開発を台湾のPCメーカーであるASUSが担当しているんじゃないかって噂があるみたい。

ASUSはゲーミングPCブランドのROGを展開しておりそのROGブランドとして携帯型ゲーミングPCの「ROG Ally」を出している事でも知られているかな。

Xboxブランドの携帯型ゲーム機を出すとしたらROG Allyをベースにするのかもしくはそのノウハウを活かした形でPCベースの携帯型ゲーム機って事になるのかしら。

実際にXbox Series Xをそのまま携帯ゲーム機にするってのはなさそうな話で、現実的に考えれば既存の携帯型ゲーミングPCのOS部分に手を加えるって形が無難なのは間違いなさそう。

仮にROG Allyをベースにするとしたら標準搭載のWindows 11をXboxゲームに特化して価格を抑えればそれだけで少し値段を下げることが出来るだろうし、もちろんSwitchみたいな価格は難しいだろうけどね。

ゲームに特化したWindowsってのは間違いなく計画があるだろうけどそれをXboxアプリに制限するのか、それともそれ以外のゲームも遊べるようにするかで価値が変わってくるかもなぁ。

Xboxアプリ限定だったらXbox Game Pass加入者には魅力的だろうけどPCゲーム主体の人にはSteamとかがあるから使いづらいだろうしねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
Niantic、「Pokemon GO」や「ピクミンブルーム」、「モンスターハンターNow」事業を売却

Nianticと言えば元々はGoogleの内部チームだったのが社内スタートアップによって独立した会社で位置情報ゲームを数多く手掛ける事で有名だったんだけど、その位置情報ゲームの事業をサウジアラビア系のモバイルゲーム会社に売却したんだとか。

対象となっているのはポケモンGOにピクミンブルームにモンスターハンターNowに加えてIngress Primeなども別会社に移行してNiantic本体からは完全に分離させるみたい。

ポケモンGOとかなんかは今でも全世界で多くのプレイヤーが存在する稼ぎ頭って感じなんだけどそれまで含めて売却する理由はNiantic自身が新作ゲームの開発がうまくいかなかった事が原因みたい。

既存タイトルを回すだけで一定の売上は維持できるだろうけど新規の事業がうまく回らないってのもあって位置情報ゲームなどは切り離して別の事業をメインにしていく感じなのね。

気になるのは現在のプレイヤーに対する影響だろうけどしばらくは問題ないんじゃないかしら、当然ながら任天堂やカプコンなどのそもそものタイトルの権利を所有している会社は監修を行っているわけだし急激な変化ってのはないじゃないかと。

とは言え位置情報ゲームそのものが大きな転換点になっているのもありそうだなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
「ドラえもん」や「パーマン」など藤子・F・不二雄作品のパズルを収録した「ピクロスS」が3月27日発売!

気がつけば様々なバージョンがSwitch向けに発売されているピクロスシリーズに藤子・F・不二雄作品とコラボしたバージョンが発売されるみたい。



ドラえもんを中心としてパーマンにエスパー魔美やキテレツ大百科からSF短編シリーズまで28作品のキャラクターなどがモチーフとなっておりピクロスを解くとそれらのキャラクターが登場する形かな。

ゲーム自体はおなじみのピクロスでルールも最近のシリーズで加わった新ルールも含めて様々、遊びごたえがありそうね。

コラボ系のピクロスはサンリオキャラクターズから始まってアニメやセガやナムコとのコラボなんかもあったりして多彩、本作もその一つって感じになるんだろうなぁ。