2025年3月21日のくるりん | ゲームを積む男

2025年3月21日のくるりん

今日はゲームボーイアドバンス向けの「くるくるくるりん」の発売日でした、2001年3月21日が発売日だったので今日で発売24周年ですね。



「くるくるくるりん」は見下ろし画面で常に回転する自機を操作して迷路を抜けながらゴールを目指すアクションゲーム、主人公のクルリンが様々な国で迷子になった兄弟たちを探すために「ヘリリン」と言う特殊なヘリコプターに乗って旅をするって設定で常に回転しているヘリリンを障害物や壁などに接触させないようにしながら進んでいく内容。

イメージ的には懐かしの「電流イライラ棒」に近いけれど操作がデジタルでプレイヤーの操作のブレが少ない代わりに自機を常に回転させる事で慎重に進むゲーム性を加えた感じかな。

同作を開発していたのは当時アーケードゲームを主体にしていたエイティングと言う会社で、企画の段階で幅広い世代のプレイヤーが楽しめるようなゲームづくりってのを目指していてそれが任天堂の人の目についた事からゲームボーイアドバンス向けの作品として開発された経緯があるみたい。

また、同作はゲームボーイアドバンスのローンチタイトルの一つとなっており前世代のゲームボーイではなかった拡大縮小や回転機能を活用したデモンストレーションタイトルを兼ねていたのもあったかな。

ゲームボーイアドバンスは初代ゲームボーイから約12年が経過して発売されたハードでフルモデルチェンジと言える設計となっており、ハードウェア性能向上に加えて前世代のゲームボーイがポケモンなどの影響で携帯ゲーム機の市場が大きく広がった中での発売だった事もあってローンチタイトルはかなりの種類があったんだよね。

任天堂名義のタイトルもくるくるくるりんを含めて4タイトルあって、当時の任天堂は据置機ではプレステに押されて劣勢だった事もあって携帯ゲーム機に相当注力していたってのがあったのかもねぇ。

ちなみにくるくるくるりんは2002年に続編が出ており更に2004年にはゲームキューブ版も発売、また本作そのものはWii Uのバーチャルコンソールで配信された他にNintendo Switch Onlineの追加パック導入者向けのゲームボーイアドバンスでも配信されているからそちらで遊ぶ事も出来るので加入している人は試してみても良いかもね。

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「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」レビュー

昨日発売になった「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」のレビュー記事。

ゼノブレイドクロスは2015年にWii U向けに発売されたタイトルでゼノブレイドシリーズの第2弾としてモノリスソフトによって開発されたタイトル。

異星人の襲来によって地球を追われて宇宙を彷徨っていた移民船がおってきた異星人に追われて未知の惑星「ミラ」に不時着する事から始まる物語で、プレイヤーはその際に脱出ポッドに乗り込んだ一人となり惑星ミラを開拓して活動範囲を広げたり現地生物や異星人との戦いを行っていくのが主な内容。

前作とのストーリーの繋がりはないもののゲームシステムは前作を発展させた形となっておりバトルの幅も広がっている他に、惑星一つを再現して様々なロケーションがシームレスに繋がっているオープンワールドに、ドールと呼ばれるロボットを手に入れる事によってその広大な世界を自由に飛び回る事が出来るようになる爽快感などオリジナル版の時点で高い評価を得ていたんだよね。

ゼノブレイドシリーズはSwitchでは1の路線を継承したナンバリングの2が発売されたのをはじめとして初代のリマスター版やシリーズの区切りとなる3が発売されてきたけど満を持してゼノブレイドクロスが復活した事でシリーズすべてがSwitchで遊べるようになったのが大きいかな。

そんなゼノブレイドクロスのSwitch版となる本作は「ディフィニティブエディション」と銘打たれたように完全版と言う位置づけとなっているもの、基本的なゲーム内容はオリジナル版の海外版に準じているもののグラフィックの細部がブラッシュアップしており特にキャラクターのモデリングとかはオリジナル版のちょっと怖い部分があったのが修正された印象かな。

その一方で背景グラフィックなどは基本的にオリジナル版を踏襲しているんだけど元々2015年のWii Uタイトルとして出色の出来だった事もあってそれから10年経過した今見ても通用するグラフィックになっているのが驚きかな。

ただ、原作の面倒くさい部分もそのまま踏襲されており特にシステムは慣れないと分かりづらい部分があったのがそのまま残っているので慣れないと……慣れても若干大変だって部分があるのでそこでちょっと人を選ぶ部分はあるかもなぁ。

完全版としての追加要素としてオリジナル版ではストーリーが続きを感じさせるような部分を残した消化不良気味に終わっていた部分を補完する追加ストーリーが加わっているみたいで、またオリジナル版では有料追加コンテンツだった部分もはじめから収録されているのも特徴かな。

追加ストーリーに関わるキャラクターはオリジナル版では藤原啓治氏が声を担当していたけれど残念ながら亡くなられているので追加ストーリー部分では別の人が声を担当しているけどそのあたりの違和感は無いみたい。

オリジナル版を遊んだ人はもちろんとしてWii Uを持ってなくて存在だけ知っている人や他のゼノブレイドシリーズをプレイ済みの人もSwitchで遊ぶゼノブレイドの集大成として本作を遊ぶと良いかもなぁ。

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Switch 2向けに新しいゲームキューブコントローラが発売されるかも?

そんなSwitchの後継機種となるNintendo Switch 2の周辺機器としてゲームキューブコントローラーが出るのではないかと言う噂。

噂の根拠は任天堂がアメリカで提出した無線機器やデバイスを使用する為の資料から、その資料では具体的な形や概要はそこまでわかってないんだけどその製品に貼り付けるラベルの位置がわかる資料があって、そのラベルの位置がゲームキューブコントローラーの独特な形と合致していると言うのがあったみたい。

ゲームキューブコントローラーはその名の通りゲームキューブ向けに作られたコントローラーだけど、そのゲームキューブで発売したスマブラDXがシリーズの流れを決めたヒット作として知られており長らく競技シーンなどで使われていたのがあって。

後継機種のWiiではゲームキューブの互換が搭載されておりゲームキューブコントローラーもそのまま使えた事でスマブラXでもゲームキューブコントローラーを使えたりして。

更に後継機種のWii Uではゲームキューブ互換は廃止されたもののスマブラ for Wii Uの為にゲームキューブコントローラーを使うためのアダプターが発売されて、そのアダプターはUSBで接続していたのでSwitchでもスマブラSPでそのまま使えたってのがあったのでゲームキューブコントローラーも定期的に再生産されていたんだよね。

Switch 2でもスマブラは何かしらの形で出るだろうから当然ゲームキューブコントローラーも対応するんだろうけど、ただ今回の噂になったのは「無線機器」ってのがポイント。

スマブラの為だけだったらWii UやSwitchで使えたアダプターの再生産で十分だと思われるなかで無線対応のゲームキューブコントローラーを出すって事はスマブラ以外でも使う可能性が高いって事なんだよね。

SwitchではNintendo Switch Onlineでレトロゲームを配信する際にそれに対応したコントローラーを出していたのがあって、これまでファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ64・メガドライブの無線コントローラーがSwitch対応で発売されていたのでSwitch 2でゲームキューブのタイトルが遊べる可能性はあるって事なんだろうねぇ。

ゲームキューブからWiiやWii UのゲームはSwitch向けにリマスターされたり移植される機会は多いけどそうした機会に恵まれなかったタイトルが遊べるようになると楽しいかもなぁ。

もちろんSwitch 2版のスマブラが出たときにそれに対応するのもあり得るしね。

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コントローラーのド真ん中に十字キー!?異形の「Steamコントローラ」プロトタイプ版を入手した人物現る。その動作や内部構造は?

Valveがかつて出していた「Steamコントローラ」のプロトタイプ版を入手した人がそれを動画で公開したんだとか。

Steamコントローラーはその名の通りSteamでゲームを遊ぶために設計された独自のコントローラーで左右にタッチパッドが搭載されているのが最大の特徴。

アナログスティックやABXYボタンもあるけれどコントローラーの広い面積を2つのタッチパッドが占めていたのはマウス操作が前提のPCゲームもコントローラーで遊べるようにするためだったのが大きいかな。

ただ、特殊すぎる設計故にそこまで普及しなくてSteamがXboxコントローラーなどに標準対応する事で自然と使われなくなって生産終了しているかな。

で、そんなSteamコントローラーのプロトタイプだけど左右のタッチパッドはこの頃から変わってないもののそれ以外の部分もかなり独特な構造だったみたいね。

中央に十字ボタンの役割を果たすボタンがあるのは左右のタッチパッドをどちらでもメインで使えるようにって意味合いがあったんだろうけどコントローラー前提のゲームではより使いづらいのはあったんだろうなぁ。

製品版でもクセの強いコントローラーだったけどプロトタイプ版はそれ以上にクセが強いよなぁ。