2025年3月24日の総まとめ | ゲームを積む男

2025年3月24日の総まとめ

今日はPSP向けに発売した「ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション」の発売日でした、2011年3月24日が発売日だったので今日で発売14周年ですね。

ファイナルファンタジーシリーズは多くの移植やリメイクにリマスターなどが存在しているんだけど、その中でシリーズ4作目となるFFIVはかなり多くのバリエーションがあったんだよね。

まずはオリジナルとなるスーパーファミコン版に同じくスーパーファミコン向けに難易度を下げたバージョンであるイージータイプ、そしてスクウェアの初代プレステ参入とコンビニでのゲーム流通であるデジキューブで販売する為に作られた初代プレステ版、更にはワンダースワンカラー版と続いていってフューチャーフォン版までは一部のバランス調整以外は基本的にはそのまま移植ってスタンスの作品だったかな。

で、追加要素を加えたバージョンとしてゲームボーイアドバンス版が作られて、更にDS版のFFIIIスタッフが同じ方向でグラフィックを3Dへと変化させた3Dリメイク版なんかもあったりとしたんだよね。

その一方で携帯電話向けに作られたオリジナル作品として本編から十数年後を舞台にした「FFIV ジ・アフター」と言う作品が作られており、そちらはガラケー版とそれをベースにしたWiiウェア版が作られていて。

そんなFFIV ジ・アフターをパッケージ向けに初めて作られて、更にはFFIV本編そのものと、本編とジ・アフターの間をつなげるショートストーリーをセットにしたのがPSP向けのコンプリートコレクションって事になるかな。

ジ・アフターは元々はガラケー向けに作られた作品と言う事もあって複数のストーリーが章立てで提供されるスタイル、本編主人公のセシルとローザの子どもを主人公としつつも本編に登場したキャラクターたちのその後を舞台としたシナリオが展開されて最終章に繋がっていく形と。

ジ・アフターにはサブタイトルとして「月の帰還」ってのがあってそれを彷彿とさせるゲームとしての新要素に「月齢」ってのがあって月の満ち欠けによって戦い方を変える楽しさがあったかな。

FFIV本編のシナリオも手掛けた時田貴司氏がジ・アフターにも関わっているのでちゃんと繋がりを感じさせる形になっていたかも。

で、コンプリートコレクションに収録されているFFIV本編はゲームボーイアドバンス版がベース、本作の発売時にはすでにDS版となる3Dリメイク版も存在していたけれどジ・アフターが2Dグラフィックだったので合わせるために2D版を選んだって形かな。

とは言え一部の表現とかキャラクターグラフィックは3Dリメイク版に準じた形になっていたりして後発移植ならではの違いもあったりするみたい。

FFIV自体が数多くのリメイクや移植があったけれど全体的にバグが多かったり3Dリメイク版では難易度が大幅に向上していたりしてコンプリートコレクションに対する不安は多かったけれど発売されたらバグは少なく難易度も遊びやすいなど決定版的な位置づけになっていて不安を払拭する内容になっていたかな、とは言え移植回数の多さから目立った売上に繋がらなかったのが残念なところ。

FFIVとしてはその後本編を改めて移植したピクセルリマスター版が出て、ジ・アフターも本編の3Dリメイクに準じたリメイクを施したバージョンがスマホ向けに発売されているけどコンプリートコレクションみたいな形はもう難しいかもしれないなぁ。

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『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』欧州版のレーティングに「性表現」のアイコンが追加されプレイヤーが困惑

ゼノブレイドクロスは2015年にWii U向けに発売されたソフトで、それから約10年を経てディフィニティブエディション……決定版と言う位置づけでSwitch版が先日発売されたのは記憶に新しいところ。

そんなゼノブレイドクロスのディフィニティブエディションはグラフィックの向上や追加要素の導入などは行われているけど基本的なゲーム内容はWii U版を踏襲した形。

なんだけど、ディフィニティブエディションの欧州版のレーティングにはWii U版にはなかった「性表現」というアイコンが加えられていてそれで一部のユーザーが困惑しているんだとか。

元々ゼノブレイドクロスは日本では2015年4月に発売して欧米では同年12月に発売されたタイトル、前作ゼノブレイドは元々日本でのみの発売を計画していた事もあって日本版から海外版の発売まで数年かかったけどクロスではそれが大幅に短縮されていたんだよね。

で、そんな欧米版の発売に際して一部のキャラクターの年齢設定が変更されたり女性キャラの露出が高めの衣装が抑えられたりなどの海外のレーティングに合わせた修正が加えられておりディフィニティブエディションではそのバージョンがベースになっているんだよね。

ディフィニティブエディションになって基本的には変わってないはずだけど欧州のレーティングでは当時なかった性表現を示すアイコンが追加されたのはディフィニティブエディションでの追加……ではなくて当時と今のレーティング審査の変化ってのが大きいみたいね。

レーティング審査は審査期間に対してゲームの資料とかを提出してそれを見て決められるわけで、その審査は基本的に人の目で行われるから場合によってレーティングが変わることってのはよくある話。

日本でも以前はZ指定だったゲームがD指定に引き下げられたってパターンを見たことがあるし、状況の変化によって審査の仕方も変わってくるってのがあるんだろうなぁ。

ちなみにゼノブレイドクロスの日本でのレーティングはCERO C指定、いわゆる15歳以上推奨。

ディフィニティブエディションもWii U版も同じであり、何ならゼノブレイドシリーズ通してCERO C指定となっており任天堂としては珍しい作品でもありますね。

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『Pokémon GO』に鬱陶しい広告が出ることは「今も将来的にも」ない Nianticのゲーム事業売却を受けてディレクターが語る

ポケモンGOなどの位置情報ゲームを数多く手掛けていたNianticがゲーム事業をスマホゲームの会社に売却したのは最近あった話。

ゲーム事業はポケモンGOやピクミンブルームに加えてモンスターハンターNowも含まれており、またNianticのゲーム事業の始まるとなったIngressなどもNianticから分離した会社が前述のスマホゲーム会社も出資して共同展開って形になるみたいで。

Nianticは元々はGoogleの社内ベンチャーが独立した会社となっており創設者はGoogle Mapなどを手掛けた人として有名で、それだけにゲーム開発はそこまで本業じゃなかったのがあったんだよね。

Nianticがゲーム事業を売却するのは新作開発がうまくいかなかった事とゲーム以外の事業を主体にするためで、今まで出してきたゲームをスマホゲーム会社に売却する事でそれらのゲームに何かしらの変化が訪れる可能性はあるわけで。

じゃあポケモンGOに他のスマホゲームによくある広告が頻繁に出てきたりとかするような変化が訪れるのかって言うと、ポケモンGOに関わっているディレクターいわく将来的にも無いって話みたいで。

スマホゲーム会社に売却された事でゲーム体験が劣化したらそれは改悪なわけで、それだけは避けたいって思いがあるんだろうと。

もちろん将来的にどうなるかはわからないけれど少なくとも今のゲーム体験が悪化する事はしばらくはないんじゃないかしら。

悪化したとしたら離れるのはユーザーだからねぇ。

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JRPGの「お気に入りのメニュー画面」を紹介しあう流れ広まる。スタイリッシュ系だけじゃない、にくい演出光るメニュー画面集まる

RPGのメニュー画面にこだわっているゲームって増えたよね。

ディスクメディアとかになって容量に余裕が出てきたりスペック向上して演出を加えながらも快適に操作できるようになった事から個性的なメニュー画面が増えてきたのがあるし、そうしたこだわりによってゲームの世界観を補完する役割にもなっているんじゃないかしら。

こだわりすぎて分かりづらいってのが本末転倒だけどわかりやすさを残しつつ世界観を感じさせるメニューってのは嫌いじゃないかなぁ。

まぁ、こだわり過ぎてメニュー画面を開く度に読み込みが発生したら駄目だけどね。