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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年7月のある休日、ちぃさんと京橋の『ダイニング&バー ラヴァロック』でシャンパーニュ・ランチのあと、日比谷の『三ぶん』で過ごす楽しい午後の続き。

 

二杯目の酒を選ぶ。

 

ちぃさんの酒は、鳥取県境港市の千代むすび酒造が醸す、千代むすび こなき純米 超辛口。

境港は水木しげるさんの生まれ故郷。

 

使用米は五百万石、精米歩合は60%。

日本酒度は+15と超辛口。

 

これが「六本木ヒルズ」で開催された「水木しげる展」で展示されていた児啼爺(こなきじじい)。

徳島県の妖怪で、赤ん坊の泣き声を出し、相手にしがみつくと石のように重くなる。

 

「水木しげる展」を見逃された方は、こちらをどうぞ。

 

 

 

私の酒は、高知県高知市の酔鯨酒造が醸す、酔鯨 特別純米酒。

 

高知県産の酒造好適米を用い、精米歩合は55%。

日本酒度は+6のすっきり辛口。

 

ちぃさんと乾杯。

酒は六勺。

 

酒の肴も追加。

梅水晶。

梅肉で和えたサメの軟骨は好物。

 

この不思議な食べ物は、九絵のエラ唐揚げ。

エラは魚を調理するときに、必ず捨てる部位。

それを唐揚げにして食べるとは驚き。

 

水木しげるの漫画に出てきそうな見栄えだが、シャリシャリの食感で美味い。

 

ちぃさんが壁の上の方に備え付けられた不思議な動物の置物を見付けた。

お店の方に何なのか聞き忘れたので、次回は尋ねなければだ。

 

サクッと飲んで食べると、店をあとにする。

 

「東京ミッドタウン日比谷」を出ると、少し街歩きをすることに。

 

「ザ・ペニンシュラ東京」にはアストン・マーティンのショールーム、”Aston Martin Ginza”が2024年4月にオープンしている。

 

アストン・マーティンのアジア初のショールームなのだそうだ。

アストン・マーティンと言えば、ボンド・カーのイメージが強い。

 

最初に登場したのは、「ゴールドフィンガー」(1964年)。

そして「スカイフォール」(2012年)でも採用され、最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2020年)でも使われている。

 

丸の内仲通りを先に歩を進める。

 

ティファニーでアトラスが支える時計で時間を確認する。

今日はランチを楽しんできたのに、いつの間にこんな時間になってしまったのだろう。

 

向かった先は明治安田生命ビルの「マイプラザ」。

 

「マイプラザ」の中には、重要文化財の明治生命館がある。

 

向かったのは、明治生命館の地下。

 

この長い廊下の突き当りを左折し更に右折した先に、目的の場所がある。

 

会員制のクラブ、『センチュリー・コート』に到着。

ところが、お休み。

今日が祭日だということを忘れていた。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のある休日、ちぃさんと京橋の「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」の『ダイニング&バー ラヴァロック』でシャンパーニュ・ランチを楽しんだあとは、街を散策。

 

鍛冶橋交差点に来ると、八重洲方向に行くか、有楽町方向に行くか、ちぃさんと相談。

結果、有楽町方面へ。

 

まず立ち寄ったのは、「東京交通会館」にある沖縄のアンテナショップ、「銀座わしたショップ本店」。

ここでお買い物。

 

「大阪百貨店」があった場所には、ゴディヴァ。

アメリカ風に発音すると、ゴダイヴァ。

たこ焼きでハイボールを飲んでいた場所が、随分雰囲気が異なるお店になったものだ。

 

有楽町駅前広場では、ニッポン放送開局70周年記念のイベント「有楽町・笑顔にナーレ!ステーション」が開催されている。

7月15日は開局記念日なのだそうだ。

 

特設ステージで歌われているのは、歌手のLiLu(リル)さん。

 

パンフレットを見ながら、歌を鑑賞。

 

次に向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。

 

久し振りに『三ぶん』に寄ってみる。

今年(2024年)は満席や臨時休業で入店できないことが続いていたが、今日は珍しく空いているようだ。

 

おや、空いているどころか、他に客が居ない。

 

まずは日本酒を選ぶ。

 

続いて、酒の肴を選ぶ。

 

酒を飲む前に、お粥で胃を整える。

 

ちぃさんの酒は、長野県佐久市の大澤酒造が醸す、明鏡止水 純米 日本の夏。

 

使用米は美山錦、精米歩合は60%。

 

私の酒は、千葉県いすみ市の木戸泉酒造が醸す、木戸泉 醍醐 高温山廃仕込み 純米。

 

使用米は山田錦、精米歩合は60%。

木戸泉の酒は全て高温山廃仕込み。

乳酸菌由来の酸味が身上。

 

木戸泉の酒は、『つな八銀座』で開催された、木戸泉とのコラボディナー、”天麩羅と日本酒の会”で蔵元から詳しく話を聴き、多くを学んだことがある。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

『三ぶん』のこの器が好きだ。

酒の量は、六勺。

 

シャンパーニュを二本飲んできているが、酒が変われば新たな気持ちで飲むことが出来る。

 

水茄子梅肉和え。

 

夏の茄子は美味い。

 

とうもろこし天ぷら。

これは大好きな料理。

ちぃさんと日比谷で過ごす楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

昨年7月のある休日のこと、京橋の「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」の『ダイニング&バー ラヴァロック』でちぃさんとすごす楽しい午後の続き。

 

ここは人気のお店で、今日も満席。

女性客の多さが良いお店の証。

 

全面ガラス張りで天井が高く、解放感がある。

 

前菜のあとは、スープ。

南瓜の冷製ポタージュには、南瓜の種が浮いている。

 

パンはお代わり自由。

フォカッチャもバゲットも二個目。

ソフト・ホイップド・バターが美味い。

 

メイン料理が届く。

メインは、ポワソンとヴィアンドの相盛り。

 

赤ワインに切り替えようかとも思ったが、二本目を抜栓していたのでシャンパーニュを続けて飲むことにする。

 

飲んでいるシャンパーニュは、ニコラ・フィアット、レゼルヴ、エクスクルージヴ、ブリュット。

 

ちぃさんのポワソンは、本日の鮮魚のグリル。

今日の魚は真鯛。

ヴィアンドは、USアンガス牛ハンギングテンダーのグリル。

 

私のポワソンは、ASCノルウェーサーモンのグリル。

ヴィアンドは、ちぃさんと同じくUSアンガス牛ハンギングテンダーのグリル。

 

ハンギングテンダーと書かれているが、日本での部位名はハラミ。

 

ノルウェー産のASCサーモンはとても美味い。

ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)とは、環境に負担をかけず地域社会に配慮して操業している養殖業に対する国際的な認証機関。

 

デセールが届く。

二本目のニコラ・フィアットがまだ残っているので、デセールにもシャンパーニュ。

 

ベイクドチーズケーキとラズベリーアイスクリーム。

 

スイーツが苦手なちぃさんから、半分残った皿がお引越ししてきた。

 

二本目のニコラ・フィアットの最後の一杯で乾杯。

 

適度に酔いが回ったところで、記念撮影。

 

満席だった店内に残る客は少なくなっているが、私はすっかり寛ぎムード。

 

食後の飲み物は、ちぃさんはアイスコーヒー、私はホットで。

 

ホテルメイドのパンをいっぱい食べたので、私の前には空になったバターのケースが四つも。

 

夜にこのバーで軽く一杯飲むのも楽しそうだ。

 

満腹になり、ほろ酔い加減で気分よく店をあとにする。

ちぃさんと過ごす、京橋の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のある休日、ちぃさんと京橋で待ち合わせ。

 

向かったのは、「エドグラン」のすぐお隣のビル。

 

ランチのお店は、『ダイニング&バー ラヴァロック』。

入り口は中央通りに面したここではない。

 

『ラヴァロック』は「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」のダイニング&バー。

 

ホテル内のドアから入店する。

 

案内されたのは、四人用のテーブル。

 

奥には厨房。

料理人たちがランチの準備に忙しそう。

厨房の中には、グリル専用マシン”Lavarock”が備え付けられていて、これが店名になっている。

 

入り口側には、バー。

 

私たちは一番乗り。

続いて客がどんどん入店し、すぐに満席となる。

 

今日は、シャンパーニュ・ランチ。

早速シャンパーニュを抜栓。

 

ニコラ・フィアット、レゼルヴ、エクスクルーシヴ、ブリュット。

ニコラ・フィアットはフランス国内でシャンパーニュ販売量No.1のメゾン。

 

セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%。

瓶内熟成期間は36ヶ月と長い。

 

ちぃさんと、「今日もいっぱい楽しく飲みましょう」の乾杯。

勢いのある泡立ち。

青りんご、ライチ、そして洋梨の香り。

口に含むと果実の綺麗な熟成感、酸とミネラルのバランスも良く、あと味には炒ったナッツやブリオッシュのニュアンス。

ニコラ・フィアットのシャンパーニュは安定の美味しさ。

 

アンティパストミストが届く。

 

モッツアレラとミニトマトのカプレーゼ。

 

パテ・ド・カンパーニュにはマスタード。

 

シーフードマリネ。

 

プロシュートとサラダ。

 

この前菜でシャンパーニュがどんどん進む。

あっと言う間に1本空けてしまいそうだ。

 

プリプリの烏賊も美味い。

 

フォカッチャとバゲットは食べ放題。

ソフト・ホイップド・バターもテーブルに山盛りで置かれている。

ちぃさんと過ごす、京橋の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、「東京ミッドタウン日比谷」のシーフードレストラン、『ボストン・シーフード・プレイス』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

〆に選んだ料理が届く。

 

ストーンクラブ・パエリア。

 

ストーンクラブは名前どおり石のように硬い殻を持っている。

まずはこの甲羅を外し、中にたっぷりある蟹味噌を取り出してパエリアに乗せる。

 

身は左右二等分にして皿に盛り付け。

 

「エイリアンを思い出しちゃった」と私。

「気持ち悪いこと言わないでよ」と彼女。

 

ストーンクラブは爪しか食べるところが無いが、爪の中には身がぎっしり詰まっていて美味い。

 

蟹爪の身を取り出し、ライスと一緒に食べる。

蟹の味が染みたパエリアが最高に美味で、彼女も大喜び。

 

〆に合わせて飲んでいるのは、イタリア、エミリア・ロマーニャ州のモンテリーベロ、サンジョヴェーゼ・デル・ルビコーネ、2022年の二杯目。

「デザートは何にする」とメニューを見せながら問いかける。

「ここじゃなくて、美味しいパフェを食べたい」と彼女。

 

そこで『ボストン・シーフード・プレイス』を出て、次の店に向かう。

 

向かったのは、「日比谷アーケード」にある『パティスリー&カフェ デリーモ』。

ほとんど満席だったが、幸いなことに壁際のテーブルを確保。

 

彼女が選んだのは、ダム・ブランシュ。

”ショコラとバニラ、シンプルながらもショコラな味わいがより際立つベルギーでは定番のこの組み合わせをパフェ仕立てに、バナナの食感にビターチョコレートとチョコチップ入りのクリーム”とのこと。

 

中身の説明書が付いている。

構成要素は、”ショコラパーツ、バニラアイス、ショコラクリーム、ショコラアイス、バナナ、フィヤンティーヌ、ショコラソース”。

 

私は、ラズベリー・ピスターシュ。

”酸味の強いラズベリーとチョコレートの相性は抜群。そこにシャンパンのジュレとピスタチオのアイスを合わせたのがデリーモ流。フルーツの酸味とピスタチオのコク、ジュレが全体を丸やかにまとめ上げるリッチな味わい”とのこと。

 

構成要素は、”ショコラパーツ、ラズベリーアイス、ピスタチオアイス、シャンパンジュレ、ラズベリー、ブルーベリー、フィヤンティーヌ、ショコラソース”。

 

どちらのパフェにもカカオ57%のショコラソースが別添えとなっている。

”ビターチョコレートとココアと生クリームを煮詰める艶やかなソースは生チョコレートのように濃厚で風味豊か”とのこと。

 

ショコラソースを掛けていただく。

美味い。

 

彼女の飲み物は、スペシャリティコーヒー。

”「ラオスの森コーヒー」のほろ苦いビターチョコ感、酸味は無く、きび砂糖のような甘味、アグロフォレストリーで森を守りながら育てられています”とのこと。

 

私の飲み物はオーガニックショコラダージリン。

 

素晴らしいフレーバーティー。

 

”シーヨック農園の手摘みダージリン、フラワリーな香りとフルーティーな味わいにショコラの香りが広がります””とのこと。

 

『バル&タパス セロナ』でのアペロ、『ボストン・シーフード・プレイス』でのシーフード・ディナー、そして『パティスリー&カフェ デリーモ』でのパフェも美味しく楽しかった。

 

彼女と過ごす日比谷の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、彼女と日比谷の『ボストン・シーフード・プレイス』で過ごす楽しい夜の続き。

 

最初の料理は、シーフードプラッター。

彼女のテンションが一挙に上がる。

 

紅ズワイ蟹、有頭海老。

薬味はナンプラーソースとレモン。

 

はまぐり、帆立。

薬味はチリソース。

 

渡り蟹、パーナ貝。

薬味は、タルタルソース。

 

真ん中は、マグロのポケ。

 

飲んでいるワインは、カリフォルニア、メンドシーノのボンテッラ・ヴィンヤードが造る、ボンテッラ、シャルドネ、2021年。

 

パーナ貝はチリソースで。

 

紅ズワイ蟹の身をとる間は、二人とも無口になる。

現役の頃、接待が蟹料理だった場合は「貴方とはあまりお話ししたくない」という意思表示で、実は相手に好かれていないのだと言われていた。

これはレモンで。

 

帆立はどのソースが合うだろうか。

 

どれで食べても美味しいだろうが、タルタルソースで。

 

有頭海老。

 

殻を剥くと、こんなに小さくなってしまった。

チリソースで。

 

マグロのポケはバゲットに乗せて。

 

渡り蟹は剥くのは面倒なので、かぶりつく。

最初はレモンで、続いてナンプラーソースをかけてみるとなかなか美味い。

 

ハマグリはレモンで。

 

二皿目の料理は温かいものを。

 

ソフトシェルクラブのフリット。

大きなソフトシェルクラブが二つ。

 

私が二人に取り分け、皿に盛る。

ソフトシェルクラブは大好物。

初めて食べたのは、若い頃にニューヨークでだった。

それ以来、メニューにあれば必ず食べている。

 

白ワインのボトルが空になったので、赤ワインをグラスで。

 

イタリア、エミリア・ロマーニャ州のモンテリーベロ、サンジョヴェーゼ・デル・ルビコーネ、2022年。

ボトルはマグナム。

 

爽やかな果実味、タンニンは控えめで、バラやスミレのニュアンス。

ぶどうはサンジョヴェーゼ主体。

彼女と過ごす、日比谷の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日からはまた時系列記事に戻ります。

昨年7月のこと、彼女と日比谷のお店で待ち合わせ。

 

「日比谷アーケード」で写真を撮っていると、後ろから「ここでも写真を撮るのね」との声。

驚いて振り向くと、彼女の笑顔が。

 

二人で向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」の「日比谷フードホール」。

 

今夜はシーフードレストランでディナーの予定だが、開店時間まで40分ほど余裕があるので、『バル&タパス セロナ』でアペロをすることに。

 

ここは常に満席の人気店。

幸いなことに奥のテーブルが一つ空いていた。

 

ここはピンチョスやタパスが美味しいお店。

 

どれも美味しそうだが、このあとにディナーの予定なのであまり食べるわけにはいかない。

 

ワインのアテの選択は彼女に任せることにする。

 

飲み物は、スペイン、カタルーニャ州のコドーニュが造る、ラ・ロスカ、カヴァ、ブリュット、ロザード。

 

ここはキャッシュ・オン・デリバリー。

ワインとタパスを購入し、慎重にテーブルに運ぶ。

 

エスカベッシュ。

暑い季節には酸味が効いた料理が美味い。

 

ハモンセラーノ。

そして塩分補給も必要。

 

アペロではワインを一杯だけと思っていたが、ラ・ロスカのカヴァは二杯目。

 

開店時間となったので、お隣の『ボストン・シーフード・プレイス』に移動。

ここは以前はオイスターバーだったが、4か月前(2024年3月)に改装し、シーフードレストランとして生まれ変わった。

 

入り口には今日の食材が並ぶ。

ボストンには一度しか旅したことがないが、シーフードが美味しかった。

ニューヨークに住む友人に教えてもらった、港にあるシーフードレストラン、『Catch of the day』は最高に美味しかった。

でも支払いが現金のみで焦ってしまい、彼女と私の現金を合わせて何とか支払うことが出来た。

宿泊は「ウエスティン・コプリープレイス」のボストンの街を見渡せる最上階のスイートルームで、彼女に感激されたことを思い出す。

 

お店に一番乗り。

一番奥の静かなテーブルに案内される。

 

お通しは、ラスパドゥーラ。

 

ラスパドゥーラは、4~6ヶ月熟成させた若いグラナチーズを薄く削り取ったもの。

 

スパークリングワインを2杯飲んできているので、ここでは白ワインを抜栓。

 

カリフォルニア、メンドシーノのボンテッラ・ヴィンヤードが造る、ボンテッラ、シャルドネ、2021年。

800haの畑を有し、ぶどう栽培はオーガニック。

一部ではビオディナミ農法も取り入れている。

 

熟した洋梨、蜜入り林檎の香り。

濃厚な果実味を持つが、酸とミネラルも充分にあるので洗練されたボディとなっている。

「美味しい」と彼女の評価も高い。

 

ラスパドゥーラがワインに合って美味い。

彼女と過ごす、日比谷の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

1月のこと、高知からかずみさんをお迎えして友人たちと過ごす楽しい午後の続き。

メンバーは、高知のかずみさん、そしてKEiさん、しづちゃん、私。

品川の『美食米門 品川港南 ワイン&グリル』でたっぷりシャンパーニュを、そして『グリル&バー AW55』で赤ワインを飲んだあとは、話しが弾んで止まらず次の店に向かう。

 

降り立ったのは、新橋。

SL広場では日本保守党の街頭演説が行われている。

 

マッカーサー道路(環状2号線)に出ると、虎ノ門に向かう。

 

品川を出たときはまだ明るかったが、新橋を歩くうちに陽が陰り、東京タワーにも明かりが灯っている。

 

「虎ノ門ヒルズ」のオーバル広場に出ると、スペイン人アーティスト、ジャウメ・プレンサの「ルーツ」の前でかずみさんの記念撮影。

 

続いてT-デッキにあるインド人アーティスト、N・S・ハルシャの「マター」の前でも記念撮影。

 

そうこうしているうちに、すっかり夜になってしまった。

急いでT-デッキを渡り、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に向かう。

 

皆さんをご案内した場所は、「cask」。

 

「cask」内の左側には、「信濃屋」。

 

右側には、『Wトラノモン ザ・マーケット』。

 

まずは大きなウォークイン・ワインセラーに入る。

 

ここで、飲むワインを1本選ぶ。

 

『Wトラノモン』に選んだワインを持ち込み、テーブルに案内してもらう。

まだ夕方早い時間なので、店内に客の姿はない。

 

まずは、ハッピーアワーのグラスで乾杯。

KEiさんのグラスは、伊江ラムハイボール。

沖縄県の伊江島で造られているラム酒が、伊江ラム サンタ・マリア。

 

あとの三人は、スペイン、カタルーニャ州のラ・ロスカ、カヴァ、ブリュット。

ぶどうは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。

 

セラーで私が選んだワインは、ブルゴーニュの大好きな造り手のピノ・ノワール。

 

フレデリック・マニャン、マルサネ・ルージュ、ロンジュロワ、2021年。

 

このぶどう畑は、マルサネの銘醸畑クロ・デュ・ロワに隣接していることから、ロンジュロワと名付けられた。

プルミエ・クリュへの格上げをI.N.A.O.(The National Institute of origin and quality=(国立原産地名称研究所)に申請中とのこと。

 

色合いは薄旨系のピノ・ノワール色。

フランボワーズ、ダークチェリーの香り。

しっかりとした果実の凝縮感、果実味に溶け込んだ強いが綺麗なタンニン、活き活きとした酸、シガー、腐葉土、錆びた鉄のニュアンスを持ち、余韻は長い。

 

大根フリット、カラスミかけ。

 

大根のフリットを食べるのは初めてかも。

淡白な大根にカラスミの塩味が効いて美味い。

 

トリッパとひよこ豆の煮込み。

 

これはパンが欲しくなる。

 

KEiさんが素早くバゲットを注文してくれた。

煮込みと一緒に美味しくいただく。

 

品川駅で集合してから既に7時間が経過している。

この間、いっぱい食べて沢山ワインを飲んでワイワイお話ししたが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。

かずみさんは明日からも忙しいスケジュールが予定されているので、ここでお開きとする。

友人達と過ごす、品川と虎ノ門での楽しい半日でした。

 

 

 

 

 

 

1月のこと、高知のかずみさんをお迎えして、友人達と品川の『美食米門 品川港南 ワイン&グリル』で過ごす楽しい午後の続き。

 

飲んでいるシャンパーニュは、G.H.マーテルが造るシャンパーニュ、ポル・ジェス、ブリュット。

 

あっという間に二本を空けてしまい、これは三本目。

 

岩中豚肩ロース肉の鉄板焼き、香味野菜の濃厚ソース。

 

このソースが豚肉によく合う。

 

写真ではわかりにくいが、ほんのりピンクの焼き上がり。

 

〆は、ご飯、味噌汁、香の物。

 

そしてシャンパーニュは四本目。

これも飲み干してしまう。

 

デザートの水信玄とわらび餅の黒蜜かけも美味しく完食。

 

話しが弾み、ランチ営業の最後の客となってしまった。

シャンパーニュをたっぷり飲んで気分良く店をあとにする。

 

品川駅に戻る道すがらも話は止まない。

ほろ酔いだが、まだ陽は高い。

 

このメンバーはこのまま帰るほど軟ではない。

アトレのレストラン階に吸い込まれるように入る。

休日の午後、どの店も満席。

何とか『グリル&バー AW55』で席を確保。

 

午後三時で満席とは驚き。

 

ランチではシャンパーニュしか飲んでいないよね、ということで赤ワインを抜栓。

 

イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のアントヌッティが造る、アントヌッティ、メルロー、2021年。

1921年にアントヌッティ家が設立した家族経営のワイナリーで、フリウリのグラーヴェ地区に50haの畑を保有。

 

ぶどうはメルロー100%、ステンレスタンクで発酵後、500ℓの樽で6ヶ月間熟成。

綺麗な果実味を持ち、タンニンはマイルドなミディアム・ボディ。

バックラベルに違和感があるのでよく見ると、ミラー反転している。

これって印刷ミス?、誰も気が付かないまま世界中に輸出されたのだろうか。

ミラー反転したQRコードを読み込むとどうなるのか試してみればよかった。

 

ランチ営業が終わり、カフェ時間に提供されるのはスイーツかパスタのみ。

茨城県宮本三兄弟の蓮根とアンチョビのペペロンチーノ。

 

茹でた蓮根と揚げた蓮根の二種の歯応えが心地よい。

 

パスタをお供に飲むメルローも良いものだ。

 

季節野菜とベーコンのアマトリチャーナ。

 

茄子とベーコンとポモドールソースは王道の組み合わせで美味い。

友人達と過ごす、品川の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日は時系列を飛び越えて、最新記事をアップ。

1月のこと、高知のかずみさんが来られるとのことで、友人達とランチで歓迎会。

 

集合場所はJR品川駅のトライアングルクロック。

羽田空港からのアクセスが良いので品川を選んだ。

今日も品川駅には多くの人出。

 

かずみさんをお迎えすると、港南口に向かう。

 

予約しているお店は、「品川グランド・セントラル・タワー」の中。

 

素敵な店構えのここが、ランチのお店。

 

今日のランチのお店は、『美食米門 品川港南 ワイン&グリル』。

 

広い店内の左側にはカウンター席とボックスシート、右側には半個室、個室が並ぶ。

 

今日は個室を予約している。

素晴らしいワインが並ぶセラーを見ながら、通路を進む。

 

窓に面した個室には陽光が降り注ぎ暖かい。

 

今日はシャンパーニュ・ランチ。

早速シャンパーニュで乾杯。

今日のメンバーは、高知のかずみさん、そして、KEiさん、しづちゃん、私。

 

抜栓したシャンパーニュは、G.H.マーテルが造るシャンパーニュ、ポル・ジェス、ブリュット。

G.H.マーテルは1869年設立の老舗メゾン。

 

飲食店、特に和食のお店で飲むことが多いシャンパーニュ。

 

グレープフルーツやライチの香り。

黒果実の強い凝縮感、そして活き活きとした酸がボディを引き締める。

後味は切れのあるブリュット。

セパージュは、ピノ・ノワール55%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ5%。

 

かずみさんから嬉しい土佐酒のプレゼント。

左側の酒は、高知県で19番目に生まれたばかりの新しい酒蔵、川澤酒造の最新作、山に雲が 純米大吟醸 カララカララ。

使用米は吟の夢、精米歩合は50%、使用酵母はAA-41。

真中の酒は、高知市の安岡酒店イチオシの酒、仙頭酒造場が醸す、土佐しらぎく 純米吟醸 あらばしり。

使用米は八反錦、精米歩合は50%。

右側の酒は、大好きな亀泉酒造が醸す、亀泉 純米吟醸 吟麓。

使用米は吟の夢、精米歩合は50%、使用酵母はCEL-19。

かずみさんに亀泉酒造に案内してもらったことがあるので、思い入れのある酒蔵だ。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

 

かずみさんは、”土佐酒アドバイザー”の資格を持たれている。

ジャケットに付けられたバッジが光っている。

 

先附は里芋のすり流し、椎茸の旨味出汁と鶏そぼろの茶碗蒸し。

 

とろとろの里芋のすり流しの口当たりが心地よく美味い。

 

お造里は、鮪と勘八。

 

醤油は二種。

茨城県の大吟醸割烹醤油と、宮崎県の甘口刺身醤油。

 

揚げ茄子と鶏唐揚げの甘酢餡掛け。

 

甘酢が意外なことにシャンパーニュに良く合ってグラスが進む。

シャンパーニュを二本、飲み干してしまった。

友人達と品川で過ごす楽しい午後は続きます。