昨年8月のある週末、友人たちと銀座で過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、KEiさん、すみれさん、茶目子さん、そして私。
銀座の割烹料理店、『しまだ』でしっかり食事をしてきているので、ここではワインのおつまみ程度の料理を選ぶ。
バケツからあふれるポテトフライ。
スパークリングワインを飲み干すと、赤ワインを抜栓。
四人で乾杯。
『しまだ』でそこそこ飲んできているので、皆さんテンション高め。
シチリアのカンティーナ・ラヴォラータが造る、ネロ・ダーヴォラ、2021年。
シチリアの土着ぶどう、ネロ・ダーヴォラはかなり重いワインを生み出す品種だが、このワインは軽快なミディアム・ボディ。
安旨ワインとして人気の銘柄だ。
赤ワインを抜栓したのは、この料理に合わせるため。
牛と出汁玉子の瞬間薫製。
薫製されるまで三分間お待ちくださいとのこと。
三分待って蓋を取ると、薫香がふわりと立ち昇る。
出汁玉子に付けていただく。
ほんわかとした薫香を感じながら美味しくいただく。
〆にもう少し飲もうということで、白ワインを抜栓。
スパークリング、赤を飲んだので、〆には白を選んだ。
オーストラリアのデ・ボルトリが造る、DB ファミリー・セレクション、セミヨン/シャルドネ、2023年。
デ・ボルトリはオーストラリアを代表する家族経営の大規模生産者で、オーストラリアの最優秀ワイナリーに複数回選ばれている。
爽やかな果実味と活き活きとした酸を持つ、コスパに優れたワイン。
ぶどうは、セミヨン70%、シャルドネ30%。
そろそろ帰ろうという時になって、「ローストビーフが出来ました」と、テーブル横に運ばれてきた。
四人とも、「四枚下さい」と反応。
切り取られた肉はテーブルの上で計量。
19円/1gなのだそうだ。
ソースが添えられ、テーブルに置かれる。
これは美味い。
お腹はいっぱいでも、美味しくいただく。
満席だった店内にも空席が目立つようになった。
そろそろ私たちも帰途に就くことにする。
友人たちと過ごす、銀座、新橋での楽しい週末の夜でした。
すみれさんの記事はこちら。
茶目子さんの記事はこちら。
KEiさんの記事はこちら。