週末の夜は友人たちと人気の和食割烹で、銀座 しまだ、そして二次会はワイン、新橋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年8月のある週末、友人たちと銀座の和食割烹、『銀座 しまだ』で過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、KEiさん、すみれさん、茶目子さん、そして私。

 

生ビール、日本酒の雁木を飲んだあとは、KEiさんとすみれさんはジン・ソーダ。

KEiさんのクラフトジンは、宮城県の欅(けやき)

すみれさんのクラフトジンは、京都府の季の美。

茶目子さんと私は日本酒。

福島県二本松市の大七酒造が醸す、純米 生酛。

使用米は五百万石等、精米歩合は超扁平精米で69%。

超扁平精米はコメの形状に合わせて精米できるので、少ない精米歩合で高品質の酒を醸すことができる。

 

いちじく胡麻クリーム。

いちじくは大好物。

胡麻クリーム和えが美味い。

 

鱧落とし。

醤油皿が四つ出されるのが嬉しい。

 

鱧は大好物。

季節感のある食材だ。

 

ポテトサラダ穴子添え。

 

茶目子さんが混ぜ混ぜしてくれる。

 

ポテトが大きい。

穴子がどこにあるのかわからなくなった。

 

その穴子を四つの皿にきっちり分け入れている茶目子さんの技が素晴らしい。

 

そろそろ〆の時間。

日本酒を選ぶ。

 

新潟県中魚沼郡の苗場酒造が醸す、苗場山 純米吟醸。

使用米は、麹米が五百万石、掛米は非開示、精米歩合は50%。

 

〆は、からすみソバ。

四皿注文すると、カウンターの常連さんから「おお~、贅沢」と声が上がる。

確かにこの蕎麦、かなり高価。

 

蕎麦のつけ汁は無い。

カラスミパウダーで食べる蕎麦なのだ。

これが驚きの美味しさ。

蕎麦は飛騨高山産の特注品。

 

女将の宮城さんと、カウンターで私たちの注文を取り次ぎ料理を受け渡ししてくれた常連さんに礼を述べ、満腹満足で店をあとにする。

次回はカウンターでサクッと飲みも楽しそうだ。

 

二次会の店には、私が道案内。

実は以前、お三方が別の店で飲んだあと、予約しているこの店に行こうとしたが、グーグルマップを見ながらも辿り着けなかったのだそうだ。

お三方にとってはリベンジ訪問。

私も行ったことがない店だが、地図を一目見れば場所はわかる。

訪問した店は、『デザイン・フード・マーケット新橋店』。

 

店内は若い人たちで満席。

私たちが客の平均年齢をぐっと上げている。

 

テラス席ではBBQ。

とても楽しそうだが、人が出入りするたびにBBQの煙と匂いがどっと部屋に流れ込んでくるのは問題。

 

ビール、ジン・ソーダ、日本酒を飲んできているので、ここではワイン。

スパークリングワインで乾杯。

 

抜栓したボトルは、セニョリオ・デ・マレステ、ブリュット。

 

スペインのボデガス・フェルナンド・カストロが造るフレッシュ&フルーティーなスパークリングで、ぶどうはマカベオ100%。

 

お通しが届く。

 

お酢の炭酸水割り。

クリームチーズ・クラッカー。

 

あみだくじを引いてくださいとのこと。

幸せのワンスプーンが当たった。

 

届いたのは、この三種。

 

メニューを見ると、これが幸せのワンスプーンで、10種類あるようだ。

その中から、お店が選んだ三種類が出された。

 

四人分は無いので、じゃんけんをして順番を決め、勝った人から好きなものを取ることにする。

KEiさんが勝ち抜け、すみれさんが負け抜け。

そして茶目子さんと私はあいこを8回繰り返し、ようやく9回目で私が勝利。

ほろ酔い加減の四人はこんな遊びでも笑いが溢れる。

友人たちと過ごす、新橋の楽しい夜は続きます。