昨年7月のこと、彼女がガッツリ肉を食べたいというので、シュラスコを食べに行くことにする。
向かったのは、「新丸ビル」。
お昼時と言うことで、地下にも多くの人。
エレベーターに乗ろうと思ったが、長い行列で断念。
エスカレーターを乗り継いで6階まで向かう。
予約しているお店は、『バルバッコア・クラシコ』。
お店の前で彼女と合流すると、入店。
入り口の壁にある牛の頭は、本物の牛の剝製なのだそうだ。
小林支配人がテーブルに来てくれ、「最初はスプマンテですね」と、グラスに注いでくれる。
イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、ブリュット、メトード・クラッシコ。
シャルドネ100%、瓶内二次発酵で造られ、瓶内熟成期間は24ヶ月以上と長い。
キレと熟成感を兼ね備えた素晴らしいスプマンテだ。
まずはサラダバーへ。
ぐるっと一回りして、何を皿に盛るかイメージを作り上げる。
沢山取り過ぎると肉を食べられなくなるので、かなり控えめな選択。
でも、パルミットとパルミジャーノ・レッジャーノは外せない。
彼女の皿はと見ると、「え、それだけしか食べないの」と思わず声に出してしまうほどの少量。
ランチで出される肉は、ディナーよりも種類が少ない。
でも好きな肉はほとんど入っているので問題ない。
肉の薬味、モーリョは二種。
野菜のモーリョと醤油のモーリョ。
彼女がサラダバーからガーリックチップスとホースラディッシュを持ってきてくれた。
ポンデケージョも届く。
ミナス・ジェライス州発祥のチーズパンは美味い。
でも、食べ過ぎ注意。
肉用のナイフは、ブラジル製のトラモンティーナ。
”バルバッコア”の名前入り。
テーブル上のメダルは赤。
裏返して緑にすると、肉が届き始める。
鶏とソーセージはパスし、大好きなピッカーニャ(イチボ)を二切れ。
スプマンテの次には、オーストラリアの白ワイン。
西オーストラリア州のアルクーミ・ワインズが造る、アルクーミ、グレイジング・コレクション、セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン、2023年。
アルクーミは、西オーストラリア州で最大の家族経営のワイナリー。
”アルクーミ”は、アボリジニの言葉で”我らが選びし地”の意味。
セミヨン/ソーヴィニヨン・ブランの組み合わせは、ボルドー・ブレンド。
ワイナリーがある西オーストラリア州のグレートサザンはボルドーに気候が似ているのだそうだ。
彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。