現在23位!トップ10まであともうちょっとです!
今日もクリックお願いします!
↓↓↓↓
-----------------------------
勝負の時が来た。
なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。
ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。
今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、
今、自分が置かれている状況を再認識するために
素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。
ここに書かれていることは紛れもない真実。
いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど
自分の心の中の真実を告白します。
-----------------------------
目次
第1話 はじめに
第2話 就職活動編・当時の就職事情
第3話 就職活動編・就職試験 面接
第4話 就職活動編・JTBを選んだ理由
第5話 就職活動編・筆記試験その1
第6話 就職活動編・筆記試験その2
第7話 就職活動編・筆記試験その3
第9話 アルバイト編・僕の仕事とは
第10話 アルバイト編・撮影所にてその1
第11話 アルバイト編・撮影所にてその2
第12話 アルバイト編・撮影所にてその3
第13話 アルバイト編・チーマー達との出会い
第14話 アルバイト編・僕の役割
第15話 アルバイト編・事件その1
第16話 アルバイト編・事件その2
第17話 アルバイト編・撮影の終わり
第18話 JTB勤務編 入社式
第19話 JTB勤務編・配属
第20話 JTB勤務編・旅立ち
第21話 JTB勤務編・いざ大阪へ
第22話 JTB勤務編・独身寮へ
第23話 JTB勤務編・寮生活のはじまり
第24話 JTB勤務編・初出勤
第25話 JTB勤務編・支店配属
第26話 JTB勤務編・支店長との対面
第27話 JTB勤務編・営業課へ
第28話 JTB勤務編・ 営業開始
第29話 JTB勤務編・飛び込み営業
第30話 JTB勤務編・営業の成果
------------------------------
2ヶ月ほど飛び込み営業ばかりの日々が続いた。
僕の机の上には営業記録が300枚ほど積みあがった。
そこにはいつどんな旅行需要があるかが記載された営業記録
それはこんな感じです↓
会社名: ○○○○株式会社 社員100名
担当窓口: 総務課 ××××係長
実施 : 年1回
実施日 : 秋頃の土日
形態 : 慰安旅行
参加者:全社員参加
期間 :1泊2日
予算 :1人5万円
前回利用業者 :△△△ツーリスト
その他 :業者やプラン選択は社員全員のアンケートによって決定
しかし、300件以上まわっても1つも仕事が取れない!
のが実際でした。
やってもやっても成果が出ないとさすがに
やる気が薄れてくるのが人間。
そんな時、営業課長が僕にこう言った。
「下川!そろそろ秋に実施のところだけもう一回まわってみ!
そろそろ話ができるころやからなぁ~。」
話ができる???ってどういうことかなっと思いつつ
営業課長はこう続けた
「旅行屋は関係ないとき来てもらってもうっとおしいだけの
存在やけど、いざ旅行に行く話しが出てくると必要な業者でも
あるんや。」
なるほど確かにそうなのである。
当時(15年ほど前)はまだ慰安旅行が多く実施されており
多くの会社は秋(9~11月)に1泊2日で旅行するところが
多かったのである。
2回目の訪問は営業記録をもとに担当者へアポイントをとって
営業に行った。もちろん大半のところはアポすら取れないのが
実情だが・・・・・・・。
しかし、アポの取れたところに行くと話しは早かった。
実施日でプランを作ってほしいという依頼が数件来た。
うれしい!
まだ仕事が取れたわけではないが確実に成長している実感があった。
そんな時、1軒の会社からこんな電話があった。
「10月に旅行に行くことが決まったんだけどすぐに手配してほしい」
それは飛び込み営業した会社で、しかも社長からだった。
実はこの会社は、飛び込み営業で訪問したときは事務の女性に
簡単にあしらわれたところだったのだが、置いていった名刺を見て
電話してきてくれたのだった。
その日のうちに早速その会社へ先輩社員と訪問し、希望内容を
聞き、持ち帰って手配をはじめた。
数日後、すべての手配が完了し契約書をもって改めて訪問した。
無事、契約完了!
入社して初めての契約だった。
時は1993年7月初旬、今日と同じ梅雨の季節のことでした。
世の中の右も左もわからない新人営業マンが少しづつ歩み出した
瞬間でした。
長くなるので今日はここまで・・・・・。次回に続く。