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勝負の時が来た。

なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。

ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。

今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、

今、自分が置かれている状況を再認識するために

素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。

ここに書かれていることは紛れもない真実。

いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど

自分の心の中の真実を告白します。

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目次

第1話  はじめに

第2話  就職活動編・当時の就職事情

第3話  就職活動編・就職試験 面接

第4話  就職活動編・JTBを選んだ理由

第5話  就職活動編・筆記試験その1                

第6話  就職活動編・筆記試験その2

第7話  就職活動編・筆記試験その3

第8話  アルバイト編・那須博之監督との出会い

第9話  アルバイト編・僕の仕事とは

第10話 アルバイト編・撮影所にてその1

第11話 アルバイト編・撮影所にてその2

第12話 アルバイト編・撮影所にてその3

第13話 アルバイト編・チーマー達との出会い

第14話 アルバイト編・僕の役割

第15話 アルバイト編・事件その1

第16話 アルバイト編・事件その2

第17話 アルバイト編・撮影の終わり

第18話 JTB勤務編 入社式

第19話 JTB勤務編・配属

第20話 JTB勤務編・旅立ち

第21話 JTB勤務編・いざ大阪へ

第22話 JTB勤務編・独身寮へ

第23話 JTB勤務編・寮生活のはじまり

第24話 JTB勤務編・初出勤

第25話 JTB勤務編・支店配属


大学3年生の3月、僕はJTB以外の会社を受けることをやめ、


ラグビー部のOBの言うままにJTBの入社試験受けたの


した。この入社試験もまた、今では考えられない内容でした。


OBからは「多分、2回ほど面接試験があり、筆記試験がある


かも知れない」とは事前に教えられていました。


当時は、業界ごとに就職協定が結ばれており、8月1日が公の


解禁日で、その日までは各企業は水面下で動かざるおえない


状況下でした。そんな事情もあり、入社試験という名目で学生を


会社に呼ぶこともできなかったのである。


OBから1次面接の連絡が来た。


「まぁ1次面接みたいなものだけど、それで落ちることは


ないから、とりあえず来て。スーツも着なくていいから」と


言われた。がしかし、Gパンで行くわけにもいかず、同期の


連中と相談した結果、僕はラグビー部のブレザーを着て行く


ことにしました。こうしてJTBの入社試験始まったのでした。


と、ここまではごく普通な就職の話ですが、ここからが今では


考えられない話になります。


指定の日時に、指定の場所に行くと、


そこには、明らかに就職活動で入社試験のための面接に来た


学生達の光景ではなかったのです


・大学名とクラブ名はいったジャージを着ているヤツ。


・指にテーピングしたままのヤツ。


・片足がギプスで松葉杖をついているヤツ。


まさにその光景は、「試合前の選手控え室」だった。


そこの会場は「運動部出身者」だけを対象とした言わば、


体育会採用の面接会場だったのです。


当時は「企業戦士」「24時間戦えますか?」など俗語ができる


ほど、「優秀な頭脳」を持つ学生と同じぐらい「筋肉質な頭脳」


もてはやされた時代だった。


そして、その面談は実際は面接試験ではなく、


脳みそが筋肉運動部員がJTBの役員面接に耐えらるように


運動部出身の社員たちが面接の指導をする場だったでした。



長くなるので今日はここまで、次回に続く。



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