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勝負の時が来た。

なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。

ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。

今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、

今、自分が置かれている状況を再認識するために

素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。

ここに書かれていることは紛れもない真実。

いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど

自分の心の中の真実を告白します。

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目次

第1話  はじめに             

第2話  就職活動編・当時の就職事情

第3話  就職活動編・就職試験 面接

第4話  就職活動編・JTBを選んだ理由

第5話  就職活動編・筆記試験その1

第6話  就職活動編・筆記試験その2

第7話  就職活動編・筆記試験その3

第8話  アルバイト編・那須博之監督との出会い

第9話  アルバイト編・僕の仕事とは

第10話 アルバイト編・撮影所にてその1

第11話 アルバイト編・撮影所にてその2

第12話 アルバイト編・撮影所にてその3

第13話 アルバイト編・チーマー達との出会い

第14話 アルバイト編・僕の役割

第15話 アルバイト編・事件その1

第16話 アルバイト編・事件その2

第17話 アルバイト編・撮影の終わり

第18話 JTB勤務編 入社式

第19話 JTB勤務編・配属

第20話 JTB勤務編・旅立ち

第21話 JTB勤務編・いざ大阪へ  

第22話 JTB勤務編・独身寮へ

第23話 JTB勤務編・寮生活のはじまり  

第24話 JTB勤務編・初出勤

第25話 JTB勤務編・支店配属

第26話 JTB勤務編・支店長との対面

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突然の大阪赴任を言い渡され、その日のうちに大阪入りを


命ぜられた僕は深く考える余裕もなく自宅へと急いだ。


きっと自分は首都圏配属だと信じきっていた僕は


当然ながら事前に通達があった1週間分の着替えなどの準備


などしていなかった。


大慌てで家に帰った。


母親に「俺、大阪勤務になったから」と言うと


「はぁ~、大阪へ・・・・・・・・」と、しかめっ面をしていた。


ゆっくりと話している時間もなく、タンスに入っていた下着、


靴下と洗面用具などをスーツケースに詰め、一息ついたところで


「お前は首都圏配属だから気にしなくていいよ」と言った


JTBラグビー部の先輩へ電話を入れた。


私:「あの~僕、大阪の高槻支店へ配属されました。」


先輩:「え~!お前もか・・・・・・・」


私 :「はぁ????」


先輩:「実は今年の新入社員配属は異例で関西に流れるヤツが


    多いみたいなんだ。君だけじゃなくて俺がリクルートした


    後輩の何人かも関西配属になっているんだよ・・・・・。」


私 :「はぁー。当分東京には帰れないんですよね・・・・・。」


先輩:「大丈夫だよ、そこそこの成績残してたら3年ぐらいで


     戻してやるから・・・。」


私 :「やっぱり3年はかかるんですか・・・・。」


先輩:「うーん。人にもよるけどな・・・・・・。」


私 :「・・・・・・・・・・・・。」


「おいおい!お前は間違いなく首都圏配属だから一緒にラグビー


しようって言ったじゃねーか!」とはもちろん言えるわけもなく、


これから始まる大阪での生活をぼーと考えていた。


会社組織というものは無常なもので、大きい会社ほど個人という


ものはただの歯車でしかないものである。


1993年4月1日に大阪勤務を言い渡された僕は


退職する2003年12月までの約11年間、1度の転勤はした


ものの大阪を離れることはなかった。


ちなみに、このいい加減なこと(?)を言った先輩は現在はJTBの


子会社の社長になっている。


不安と期待が錯誤する中、僕は東京駅に向かった。


長くなるので今日はここまで次回に続く・・・・・・・・・。


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