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勝負の時が来た。
なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。
ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。
今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、
今、自分が置かれている状況を再認識するために
素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。
ここに書かれていることは紛れもない真実。
いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど
自分の心の中の真実を告白します。
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目次
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JTBはその他の会社に比べるとそんなにガツガツと学生の
囲い込みに一生懸命ではなかった。
今の学生には考えられないことだと思うが、当時の就職
状況は異常だった。多くの企業はリクルーター制をとって
いて、リクルート業務を任命された社員は母校から優秀な
人材をいかに多く獲得するかに躍起になっていた。
僕らの2~3先輩の時期は、バブル真っ只中でまさにその
ピークであった。社会人の先輩に就職の話を聞きに行くだけ
でホテルの高級レストランで飯を食わせてもらえ、その後は
銀座のクラブで酒をご馳走になっていた。今から考えれば
狂った時代だったと思う。
僕が就職の時はその最後の世代。もう以前までの行き過ぎ
の囲い込みはなかったが運動部であったこともあり、就職に
対する切羽詰った思いは何一つなかった。
僕が所属していたラグビー部は先輩の面倒見がいい人も多く、
先輩の代から代々業界ごとに就職する会社がある程度決まっ
ていたのである。
銀行ならば富士銀行、損保ならば日本火災保険、旅行ならば
JTBというように。
そういう意味でも就職を考えた時に、まず最初に相談する人は
2~3こ上の先輩。もうすでに顔見知りの人達に相談すること
から始まっていくのである。
大学3年の2月のこと。2つ上の先輩に就職の相談をしに行った
時のこと。言われた言葉は「うちに入りたかったら入れてやる、
でもその代わり、よそは受けるなよ」でした。
僕は、先輩の予想外の言葉に対してこう返した。
「はい。よそは受けません。お願いします。」と
長くなるので今日はここまで、次回に続く。
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