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勝負の時が来た。

なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。

ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。

今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、

今、自分が置かれている状況を再認識するために

素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。

ここに書かれていることは紛れもない真実。

いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど

自分の心の中の真実を告白します。

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目次

①はじめに

②就職活動編・当時の就職事情

③就職活動編・就職試験 面接

④就職活動編・JTBを選んだ理由

⑤就職活動編・筆記試験その1

⑥就職活動編・筆記試験その2

⑦就職活動編・筆記試験その3

⑧アルバイト編・那須博之監督との出会い

⑨アルバイト編・僕の仕事とは

⑩アルバイト編・撮影所にてその1

⑪アルバイト編・撮影所にてその2

⑫アルバイト編・撮影所にてその3

⑬アルバイト編・チーマー達との出会い

⑭アルバイト編・僕の役割

⑮アルバイト編・事件その1

⑯アルバイト編・事件その2

⑰アルバイト編・撮影の終わり

⑱JTB勤務編 入社式

⑲JTB勤務編・配属

⑳JTB勤務編・旅立ち

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JTBはその他の会社に比べるとそんなにガツガツと学生の


囲い込みに一生懸命ではなかった。


今の学生には考えられないことだと思うが、当時の就職


状況は異常だった。多くの企業はリクルーター制をとって


いて、リクルート業務を任命された社員は母校から優秀な


人材をいかに多く獲得するかに躍起になっていた。


僕らの2~3先輩の時期は、バブル真っ只中でまさにその


ピークであった。社会人の先輩に就職の話を聞きに行くだけ


でホテルの高級レストランで飯を食わせてもらえ、その後は


銀座のクラブで酒をご馳走になっていた。今から考えれば


狂った時代だったと思う。


僕が就職の時はその最後の世代。もう以前までの行き過ぎ


の囲い込みはなかったが運動部であったこともあり、就職に


対する切羽詰った思いは何一つなかった。


僕が所属していたラグビー部は先輩の面倒見がいい人も多く、


先輩の代から代々業界ごとに就職する会社がある程度決まっ


ていたのである。


銀行ならば富士銀行、損保ならば日本火災保険、旅行ならば


JTBというように。


そういう意味でも就職を考えた時に、まず最初に相談する人は


2~3こ上の先輩。もうすでに顔見知りの人達に相談すること


から始まっていくのである。


大学3年の2月のこと。2つ上の先輩に就職の相談をしに行った


時のこと。言われた言葉は「うちに入りたかったら入れてやる、


でもその代わり、よそは受けるなよ」でした。


僕は、先輩の予想外の言葉に対してこう返した。


「はい。よそは受けません。お願いします。」と




長くなるので今日はここまで、次回に続く。



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