こんにちは。
Q&Aです。
Q.
「娘たちに『将来は、子どもを3人産んでね』と言っています。
『赤ちゃんかわいいよ!育児楽しいよ!
将来は子ども3人産んでね!孫を楽しみにしてるわ!』
というふうに。よく言っています。
(小学生のお子さんのママ、Rさん)
A.
半分はいいけど、半分はよくないかも…。
「どの半分ですか~?」(Rさん)
「赤ちゃんかわいいよ!育児楽しいよ!」は、いい気がします。
Rさんの育児の感想ですよね。
「私は育児楽しいよ、赤ちゃんかわいくて幸せよ」という。
「はい!」(Rさん)
それを伝えるのはいいと思います。
お子さん、うれしいですよね。
「私が生まれて、ママは幸せなんだ」と思えて。
ただ、育児を「楽しい」と思えるかどうかは、その人によるので、
「私は楽しいよ」と言えても、
「あなたも楽しいはず」というのは、
やってみないとわからないところです。
「そうか~。」(Rさん)
「将来は子どもを3人産んでね」というのは、
産むか?産まないか?何人産むか?
を決めるのはお子さんなので、
そこまで言うと言いすぎかな?と思います。
結婚するかしないか、子どもを産むか産まないか、
決定権は100%、お子さんにあります。
また、将来、お子さん(かパートナー)がもしかしたら、
不妊症になる可能性もあります。欲しくても授からない…。
(その場合、養子縁組をする方法がありますが)
「3人産むべき」と思っていると、
「赤ちゃんを3人産めない自分はダメな存在だ」と思ってしまい、
落ち込むかもしれません。
1人、授かっても2人目不妊に、
2人、授かっても3人目不妊になる場合がありますよね。
それから、お子さんが性同一性障害だったり、レズビアンだったり、性分化疾患だったりする可能性もゼロではありません。
(その場合も、養子縁組をする方法がありますが)
「えー、どうしたらいいでしょう?
もう、言っちゃってます…。」(Rさん)
今から言い足せばいいと思います。
たとえば、
「子どもは3人くらい産むといいと思うよ。
でも、これはママの意見だから、
あなたは将来、自分で考えて、自由に決めてね。」と伝える。
「私は産んでほしいけど、それはママの気持ちだから、
産むか産まないかは、あなたが決めていいんだよ。
〇〇ちゃんの人生だからね。自由に決めてね。」
「子どもを産んでも産まなくても、女性としての価値は同じよ。
どちらがえらいということはないのよ。
ただ、経験が違うだけ。
山登りをするときに、A山に登るか、B山に登るか、
その違いよ。好きな方の山に登っていいのよ。
自分がこうしたい、という生き方をすればいいのよ。」
これから、そう、はっきり言っていけば、いいと思います。
「わかりましたー。フォローできそうでよかった!」(Rさん)
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