すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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自己肯定感・元気な心が育つ!
子どもが光るほめ方・しかり方、聴ける人になる方法、
母乳や育児を楽しむ智恵&体験、映画や本、アートに見る人間の心理。

大人も、かつては 子どもだった。
世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡


こんにちは。

 

 

ジャニーズ事務所の記者会見で、東山さんがジャニーさんの性加害を「鬼畜の所業」と表現していました。

 

 

なぜ、「鬼畜の所業」という激しい言葉でジャニーさんを批判したのでしょうか?

 

 

ジャニーさんに怒りを感じたからかもしれません。

 

 

でも、東山さんを見ていて、別の理由もあるのではないかと思いました。

 

 

 

推測ですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャニーズ事務所で、東山さんも「支配」に巻き込まれて生きてきたはずです。若いころから何十年も。ショック!

 

 

 

事務所全体が、決して対等な雰囲気ではなく、

 

「上の人の言うことを聞かなくてはならない」厳しい雰囲気だったことが、会見からも伝わってきました。しょぼん

 

 

 

東山さんは、事務所の上の人や、先輩に支配されてきたでしょう。

 

その経験から、自然に、東山さん自身も後輩を支配したことがあったでしょう。

 

 

(もしなければ、「東山さんは後輩を支配しない!」と大評判になっていたはずです。伝説級の大評判になったでしょう)

 

 

 

 

その、

 

「自分も後輩を支配した」、

自分の中の加害者性を自分で認めるのは、覚悟と勇気がいります。

 

むずかしいことです

簡単ではないです。

 

 

 

 

東山さんは、「自分の中の加害者性」「支配したこと」をなかなかハッキリとは認められない様子でした。

 

 

 

会見の中で記者から指摘された、東山さんの後輩への加害行為について、東山さんは「してたかもしれないし、してないかもしれないし」とあいまいな返答をしていました。

 

どちらかというと軽い調子で、さわやかに。

 他人事のような話し方に見えました。


 

 

 

 

 

自分の中の「支配」「加害者性」を認めることができずに目を背けているときには、

 

他者の「支配」「加害者性」を強い言葉で非難したりします。

 

 

 

「自分は、そんな加害はしていない」と思いたい。

 

そんなふうに、自分で自分(の加害者性)を切り離してしまう。

 

 

 

自分の心の安定のために、なかったことにしたい。見たくない。

あってはならない。

 

だから、切り離す。 向き合わない。


 本当に忘れてしまうこともあります。

記憶の奥底にはあるけど、思い出さない形で。

 

 


自分でも、自分の加害者性を切り離しているのですから、

 

 

他者の加害者性は、当然、切り離して断罪したくなるのです

 


 

「まともな自分」とはまったくちがう、他人がやったこと。他人事であり、「鬼畜の所業」であると。

 

 


(それは、自分の中の「弱さ」を認めたくない人が、他の人の「弱さ」を責める行為と似ています。)


 


 

推測だから、ちがうかもしれませんが。

 

 

 

 

 

また、合っていたとしても、

 

東山さんはアイドルとして「清く正しくカッコよく」あるべきという、プレッシャーの中で生きてきたことと思います。

 

 

「自分は正しい」と思い込まなくては、ファンの前にカッコよく立てなかったかもしれない。

 

 

 

アイドルとして「最高にカッコいい自分でいること」「ファンを喜ばせること」をいちばん大切に考えたら、「自分の心(の中のつらい部分)と向き合う」ことは、後回しにしてしまったかもしれない。

 

 

 

そのうえ、昭和の時代には、先輩が後輩を理不尽に支配する光景は、とても多かったと思います。よくないことですが、まかりとおっていたのです。(だからやっていいとは、言えませんが)

 

 

 

 

この何十年間、事務所の風潮にも時代の風潮にも、巻き込まれずにいるのは、至難の業だったでしょう。ショック!

 

 

 

 

東山さんが使った言葉、「鬼畜の所業」。

 

 

 

同じ人間なのに「鬼畜」と呼ぶと、分断がふえていってしまいますよね。自分の中でも、他の人間とのかかわりでも。

 

 

 

 

分断のあるところに、悲しい事件が起こります。

自分の心の中の分断です。

 

 

 

 

もしも安心できる場があって、安心できる人に、自分の気持ちをたくさん聴いてもらえたら、「切り離した自分」を取り戻すことができるでしょう。

 

 

 

 

東山さんがそういう場に行けたら、たくさん聴いてもらうことができたら、根本から助かるのではないかと思います。

表面的にではなくて。


自分の加害にも、向き合えるようになります。

後輩のサポートも、深くできるようになるでしょう。

 

 

 



 

自分の中の自分との、つながりを取りもどしていけたら、つらい事件は、減っていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

減らしていきたいと、心から思います。

 

 

 

 

 

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本参考になる本

 

 

 

「人はなぜ憎しみを抱くのか」

  アルノ・グリューン 著  上田浩二・渡辺真理 訳

 

自分の中の自分と切り離されると、何が起こるか?

テロや独裁をする人の心の中で起きていることとは?

子ども時代の親子関係の話が出てきます。

 

 

 

 

「ライファーズ 罪に向き合う」

  坂上香 著

 

切り離した自分とつながるには?

つながりを取り戻していく姿が書かれています。

加害をした人が「自分はなぜ加害をしたのか」理解していき、再犯しない人になっていくプログラムがあります。心を聴くプログラムです。

 

 

 

 

 

 

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