ストレッチ。
とにかくよく出会う言葉。
スポーツでも、ボディメイクでもとにかくよく使われる言葉です。
それだけ重要ということを意味しているのかもしれないけれど、そもそもストレッチには役割分担があります。
大きく分けて3つ。
一つ目はストレッチの一般的な認識通りのもの。
柔軟性を上げることを目的としたもの。
そもそもの可動域を上げることが目的です。
身体は使っていない可動域は自動的に固くします。
同じように動いていても加齢によって固くなる度合いは増していきますので、恒常的に必要なタイプのストレッチです。
もう一つは、リカバリー状態を作るためのもの。
クーリングダウンやリカバリーに使います。
ストレッチをやることでそれそのものが使った筋肉の緊張をとったり、リカバリーが起こりやすい状態を作り出します。
これが不十分になると疲労が蓄積したり、それが”突発的な”怪我の下地になったりします。
3つ目は、動くための状態を作るためのもの。
ウォーミングアップに使われたり、身体操作を向上させていくために必要な感覚を養う下地のために(必要な可動域も含む)使われます。
もちろん方法そのものは重複する部分が多いです。
しかしそれぞれでメインとなる対象部位や呼吸の使い方、組み合わせ、タイミング、リズムなどがけっこう異なります。
だから一言で「ストレッチ」といってもそれぞれの目的に見合った方法を採用しないと費やした時間と成果のギャップが大きくなる可能性があります。
僕が選手にストレッチを指導する時、これらの3つは必ず明確に分類します。
中でもメインとなるのが「身体操作を高める土台としてのもの」。
上記分類の三つ目です。
身体操作の土台には柔軟性は不可欠です。
身体操作つまり身体を思ったように自由自在に操るためには柔軟性は不可欠です。
柔軟性アップがパフォーマンスと直結ではない。
でも柔軟性はパフォーマンスアップに関係はある。
じゃあどうやったらストレッチがパフォーマンスアップにつながるかというと、身体操作の存在がそれを実現します。
ストレッチによる柔軟性アップを身体操作を高めるための土台にするのです。
だから単に柔らかくなればOK、ではありません。
スポーツでのパフォーマンスアップを目的にする以上、「単に開脚ができればOK!」ではないのです。
広がった可動域をパフォーマンスアップにつなげるには、広がった分に応じた身体操作能力を習得していかなければなりません。
それがなければ、「柔軟性は上がった。でも動きは変わらない、、」という結果を生みます。
だから僕は柔軟性はあくまでもパフォーマンスアップの土台と位置付けています。
そういう視点を持ってアスリートたちを観てみると、やはり柔軟性に課題のある選手が多い。
これだけ柔軟性が重要だという話が当たり前になっても、柔軟性という課題をクリアしている選手はまだまだ少ない。。
「だからストレッチをめっちゃやりなさい」と指導するのは誰でもできるし選手も「それはわかっとる」となる構図はこれからも続くのかもしれないし、この構図を続けている間は柔軟性に”興味を示さない”選手はこれからも居続けることになるのは明白。
この循環を良い循環に切り替えるために僕が考えてきたこと。
1)やるべきストレッチの数を減らす
→一つのストレッチでたくさんの効果
2)ストレッチがパフォーマンスアップにつながる
→身体操作の土台となる方法を選択
3)”パフォーマンスに”変化を感じられる
→1)2)による
このような条件を揃えることを重視してきました。
その結果として、選手たちは理解&実感をもとにして継続するという選択をしてくれています。
そんな内容のストレッチワークアウトをやります。
8月16日(土)
AM
中野崇のストレッチワークアウト上半身
11:00ー12:00
¥4,000(税別)
PM
中野崇のストレッチワークアウト下半身
14:00ー15:00
¥4,000(税別)
▶︎身体操作ストレッチの詳細
https://jarta.jp/j-seminar/jarta_online_seminar/#st
柔軟性は、やれば確実に上がります。
パフォーマンスに影響を与える数多くの要素の中で、柔軟性は「やれば確実に上がる」と言える数少ないものなのです。
だから、的確な方法と注意点をちゃんと理解することさえできれば、自分でやっても結構しっかり効果出せるフェーズと言えます。
僕のインスタをご覧いただいている方は、もしかしたら見よう見まねでトレーニングをされているかもしれません。
ありがたいことでもありますが、しかしこれまでも繰り返し延べているように、単にあのような動きや形を真似するだけでは同じ効果は得られません。
それどころか、マイナスになる可能性だってあるのがトレーニングというものの特徴だったりします。
自分の身体を変えていく上ではマイナスの可能性はできる限り排除したいですよね。
柔軟性は、リスクを避けるための一つの要素です。
まずは、身体操作のための入り口、柔軟性アップを。
*すでに柔らかい、と思っている選手でも、実際に僕のストレッチをすると固さが見つかることがけっこうあります。
それをちゃんと改善した上でトレーニングやる方が、確実に効率いいです。
【今回のオンライントレーニングの特徴】
1)身体操作のためのストレッチを特化して取り上げる
2)正確かつ着実に効果を出していくためのポイントをものすごくしっかり説明する
3)どの競技の選手にもほぼ必ず指導するものを取り上げる
4)ライブ配信
5)質問可能
6)カウントやセット数まで一緒に行う
7)1時間
8)zoomを使用する
***
たかがストレッチ、たかが柔軟性かもしれません。
さりとて裏を返せば、柔軟性が乏しい選手が”身体操作によって”パフォーマンスを上げていくときには、必ず柔軟性の向上が同時に起こっています。
オンラインはちょっと、、
って思う方もたくさんいると思います。
僕も心の底からそう思っています。
しかしこの状況が長く続く可能性を考えると、なるべく早い段階から慣れておいた方がいいという考え方もあると思います。
これからも講義形式のものも加えていきながらオンラインをどんどんやっていくと思います。
お読みいただきありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸1
バッティングのための身体操作論の募集が始まりました。
オンライン限定で、講義編とトレーニング編があります。
バッティングは非常に難しくて、なかなかここは押さえとけというところがクリアにならなかったのですが、やっと一定の段階には達したと感じたので。
■講義編
8月29日(土)
10:30-12:00
8,000円(税別)|ライブ+録画視聴
■トレーニング編
8月29日(土)
13:30-14:30
5,000円(税別)|ライブ+録画視聴
バッティング身体操作論の詳細:
https://jarta.jp/j-seminar/jarta_online_seminar/#bm
追伸2
JARTAの身体操作トレーニング指導ご依頼は下記から。
選手の課題や動きに応じてオーダーメイドの身体操作トレーニングを提供します。
追伸3
JARTA身体操作の根幹部分のトレーニング。
▶︎トレーニング動画プログラム
https://jarta.jp/online-jarta-training-program/
JARTAのオフィシャルLINE@





































