我々トレーナーは、選手をサポートすることが仕事です。
この表現を見たとき聞いたとき、まず考えるべきことは「選手の何をサポートするのか」というところ。
以前僕は我々がサポートするのは、選手の問題解決である、と表現しました。
しかし実はそれだけでは不十分で。
不十分というか、まだブレる余地が残る。
なぜなら選手が抱える問題は多岐にわたり、それぞれの問題には別個の性質がありその一つ一つに目を奪われていては選手が抱える問題の大きなベクトルを見失うからです。
例えば柔軟性がなかなか改善しない、なかなか身体が大きくならない、栄養の偏りがある、チーム内での人間関係が、などです。
これらは一見バラバラの”問題”に見えますが、その問題を感じている主体が選手であるという前提において、これらを大きな構図で見ると全て「パフォーマンスアップ」というベクトル上にある問題であることが分かるはずです。
なぜベクトルが重要なのかというと、どのように問題を解決するかの枠組みがベクトルによって決定するからです。
上の例から一つピックアップすると、柔軟性がなかなか改善しないという問題を解決するのに「パフォーマンスアップ」という枠組みがなければ、とにかく柔軟性を解決することが目的化します。
しかしパフォーマンスアップのためという枠組みの中での柔軟性改善は、柔軟性が改善することでパフォーマンスアップにつながらなければ意味がないという視点になるからです。
冒頭の話に戻り、僕の言いたいことを整理すると。
我々の仕事は選手をサポートすること。
我々の仕事は選手の問題解決をサポートすること。
我々の仕事は選手のパフォーマンスアップをサポートすること。
言葉の違いは思っている以上に様々な影響を生みます。
これらのどれをやっていると自覚するかによって、同じ問題でもかなり見え方と解決策が変わってくると僕は思います。
トレーニング指導、怪我の治療とかじゃなく、”パフォーマンスアップのサポート”をしたい人、両者の違いの意味がわかる人、それを理解したい人向けのJARTAオンラインスクール、『JARTAトレーナーカレッジ』が11月からスタートします。
— Takashi Nakano|JARTA CEO (@nakanobodysync) October 5, 2020
公式発表はまだですが、12日にオンライン説明会(無料)をします。
僕らの仕事は、トレーニング指導、怪我の治療じゃなくて。
僕らの仕事は、パフォーマンスアップのサポート。
だから僕らは、「パフォーマンス」そしてそれが「アップすること」、その両者について誰よりも理解しなければなりません。
そういう視点を持ちながらも、いや持っているからこそ今のいろんな現状にモヤモヤしているトレーナーは多いのではないか。
そういう感性を持った人たちがしっかり体系立てたカリキュラムで学べる場はトレーナー界全体にとって重要な影響をもたらす素地になる。
何よりそれはパフォーマンスアップの主体である選手にとって重要な意味を持つ。必ず。
そういう強い意志を持ったオンラインスクール
JARTAトレーナーカレッジがスタートします。
11月開講、12ヶ月で卒業です。
1ヶ月定額で毎月メイン講義2本、参加型ライブ講義1本を受講できます。
スポーツトレーナーのハイレベル学習に特化したオンラインスクール
▶︎JARTAトレーナーカレッジ
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*お申し込みは10月20日正午まで
トレーナーに必要な知識のうち基礎部分は期待しないでください。
教科書やインターネットなどで学べるようなことを”わかりやすく”伝えることを売りにするのは我々の役割ではありません。
他のどこでも学べない、ここでしか学べないことを徹底して習得してもらうことがこのカレッジのミッションです。
難しいです。難解、複雑です。
パフォーマンスアップとは、人間とは複雑だからです。
だから決して”誰でも””必ず””効果を出せる”みたいな言い方をしないのが僕らの誠意です。
分かりやすさを求める方には向いていません。
このカレッジは、分かりやすいことよりも「選手のパフォーマンスを上げるために必要なこと」を徹底して追及します。
今の自分に有益かもしれないと少しでも思っていただけた方にはぜひ入学していただきたいです。
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詳しいシステムやカリキュラム、講師については、ホームページをご参照ください。
▶︎JARTAトレーナーカレッジ
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お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
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