その競技を本気でやっているならば、誰でも試合に出て活躍することを考えます。

しかし、どんな人でも補欠になる可能性はあります。

また、ほぼ全員が自分よりも強い相手やチームを追い抜かす必要がある状況のはずです。

 

 

 

どうやって勝つのか。

どうやって追い抜かすか。

どうやって勝ち続けるのか。

 

 

 

競技をやる以上、相手がいる以上、必ずこの命題には答え続けなければなりません。

 

 

 

どうやって自分より強い相手を追い抜かしますか?

どういう戦略を立てていますか?

 

 

 

まず最も重要なことは、「とにかく頑張る」「誰よりも頑張る」のは戦略としてはかなり不十分であるということ。

 

 

 

厳しいようですが、「自分より強い相手を追い越すという目的を達成するプロセス」においては、「頑張る」ということには価値があるとは言えません。

 

 

 

なぜなら本気で上手くなりたい人はみんな頑張っているから。

自分より強い相手は、絶対に頑張っているからです。

もしかしたら自分が考える「誰よりも」以上に頑張っているかもしれないからです。

 

 

 

 

努力というのは目に見えるようで見えないもの。

そして量だけでは測れないもの。

だから実は誰かより、誰よりも、などと比較できる代物ではありません。

 

 

 

そのベクトルにおいては相手との差は埋められない。

スポーツですでに差がある場合、同じ努力量では勝てないケースが多い。

相手も限界まで時間使って努力量確保してることが多いからです。

 

 

 

このことを前提におかなければ、相手との差は本当の意味では詰めることができない。

(相手がサボった場合、相手が努力の方向性を誤ったケースは別として)

 

 

 

アニメやドラマの主人公のようなとんでもない努力が最後に実を結んで強力なライバルに劇的勝利!

というケースは残念ながら現実にはあまり起こりません。

(だからドラマで描かれる)

 

 

 

自分より強い相手を追い越していくには。

限られた時間(練習時間、大会までの期間、選手でいられる時間)の中では、「追い越すため戦略」の重要度が非常に高い。

 

 

 

頑張ってる、頑張りが足らない。

そこに基準は置くべきではありません。

指導側も、そこに指標は置かないでほしい。

ただし努力の最大化をしていることそのものに対する称賛は不可欠。最大化は伸びていくには当たり前。でもそれはすごいこと。この辺りのバランスは指導者の腕の見せ所です。

 

 

 

頑張る量の最大化ぐらいは誰でも当たり前にやっていると位置付ける方が、戦略を立てる上では現実的です。

 


 

何が足りないのか。

自分のいる環境と自分の能力を徹底的に分析を。

頑張る、頑張ってる、では足りない。

もっと頑張る、でも足りない。

 

 

 

自分に何が足りないか。

何が出来るようになれば追い越せるのかを理解した上で努力をしているか。

 

 

 

走る方向は、走るスピードよりも重要だ。

 

 

 

誰よりも頑張った。

誰よりも努力した。

どんなに苦しい時も努力を怠らなかった。

 

 

 

それでも差はぜんぜん埋まらなかった。

 

 

 

残酷だけれど、、そんな現実を突きつけられることも多いのがスポーツです。

(努力の経験そのものは人生において掛け替えのない糧ですが)

 

 

 

努力が無意味だと言っているのではありません。

差を詰める武器としては弱いと言っているのです。

最大限の努力は相手もやっていると位置づけ、当たり前のことだと位置付けるのです。

その上で、努力の方向性と工夫(戦略)で差を埋めるという側面に目を向けることが重要なのです。

 

 

 

そんな戦略の一助になれば嬉しいです。

 

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■6月20日(土)

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講師 中野崇

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締め切りは17日(木)の17時

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大きく感覚が変わるきっかけになるかもです。

 

 

 

ライブでご参加の方は匿名チャットにて直接質問していただけます。

全ての質問にお答えできるわけではありませんが、可能な限りしっかりお答えします。

僕から参加者の皆さんの姿は見えませんので、トレーニングではとにかく丁寧にチェックポイントを解説します。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸1

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