ピッチングにおける肩甲骨の重要性については、もう専門家でなくともかなり知られるところとなりました。

たしかに肩甲骨が使えると、球速を上げたり肩の怪我を防いだりに有効です。

 

 

 

肩甲骨の動きの昨日については、立甲ももちろん重要なのですが、同じぐらい重要なのが肩関節の外旋を伴った内転。

 

このフェーズで内転できないと肩の関節(肩甲上腕関節)に大きな負荷がかかり、怪我につながります。

実際、肩の怪我をする選手はこのシーンの質が非常に低下しています。

 

 

 

 

俗にいう”胸を張った状態”が始まるフェーズです。

いろんなコーチから「胸を張って投げろ」と言われたことがあるかも知れません。

 

 

 

胸を張るのが重要、と言われるとどうしても背中に力を入れて体幹を反らせるようなイメージを持つことが多いですね。

しかしそれでは実はピッチングのメカニズムにはほど遠い「胸張り」になってしまうことはあまり知られていません。

 

 

 

でもプロのピッチャーは”胸を張っている”ように見えますよね。

 

 

 

有効でない胸張りと、有効な胸張り。

 

 

 

両者を分けるカギが、「肩甲骨の内転」です。

内転とは、肩甲骨が背骨に寄っていく動きです。

 

 

 

でも、、

背中に力を入れて体幹を反らせても肩甲骨は背骨に寄ってくよ?

と思われた方。

もう少し具体的に違いを説明しますね。

 

 

結論からいうと、左右の肩甲骨の間が力んでいないかどうかです。

もっと言うと、わき腹にある前鋸筋にストレッチがかかっているかどうかです。

▶︎前鋸筋

http://www.musculature.biz/40/45/post_96/より引用

 

 

 

▶︎ピッチングに有効でない内転

背中の筋肉(特に肩甲骨の間にある菱形筋)に力が入った結果、内転している状態。

 

 

 

▶︎有効な内転

菱形筋がリラックスした状態での内転。

体幹に対して肩甲骨が十分に動いて前鋸筋がストレッチされている状態。

 

 

 

見た目は同じ肩甲骨が寄っている状態でも、質が異なるということです。

 

 

 

ピッチングにおける肩甲骨の内転が起こる場面では、決して菱形筋の収縮によって内転されているわけではありません。

体幹が回旋しながら前方へ移動していく動きに対して、肩甲骨からボールまでのユニットの重みによって内転が起こるのが正解です。

 

 

 

そうすると前鋸筋が強烈にストレッチされる状態つまり「ピッチングに有効な胸を張り状態」が生まれます。

 

 

 

前鋸筋がストレッチされると、その伸張反射によって肩甲骨が急激に前に引っ張られます。

前鋸筋は上記の写真にあるようにかなり大きな筋肉ですから、その力はものすごく強力なもので、腕のスイングの加速には必須です。

 

 

 

ちょっと専門的になりますが、俗にいう立甲は菱形筋をリラックスし、前鋸筋をストレッチさせながら収縮させる(伸張位での収縮)操作には有効です。

しかしそれだけではまだベースができただけ。

 

俗にいう立甲。

 

 

 

ピッチングパフォーマンス向上には立甲をベースとして、前鋸筋を伸張反射させる能力が必要なのです。

 

 

 

そのためには。

立甲を獲得する。

体幹に対して肩甲骨を内転・外転させられる。

(本当は上方回旋・下方回旋などもう少し複雑な動きも必要です)

 

*ここまでがベース。

 

ピッチングモーションの中で前鋸筋・菱形筋が脱力でき、体幹の回旋によって前鋸筋を急激にストレッチ(肩甲骨内転)させられる。

 

 

 

後半は専門用語や文章での動きの表現になってしまったので、専門家でないとちょっと分かりにくいかもしれませんが、、。

 

 

 

とにかく、ピッチングモーションで見られる「胸を張った状態」は、結果として胸が張られた状態であること。

そしてそのベースには体幹に対しての肩甲骨の内転がある。

その内転の中身は菱形筋リラックスと前鋸筋ストレッチの両方ともが実現されていることが必要です。

 

 

 

なぜ胸を張る必要があるのか?

という問いに対しての1つの回答としては、僕なら「前鋸筋の伸張反射を起こすため」と答えると思います。

 

 

 

今行なっているプロ野球のピッチャーたちの自主トレ指導ではこんな感じで「ピッチングに必要な肩甲骨の内転」トレーニングを行なっています。

 

 

 

これらは重いボールを使用して内転を引き出すパターン。

*肩甲上腕関節は必ず外旋位で。

 

 

 

チューブの張力を利用するパターンでも行ってます。

 

 

 

ここで紹介しているトレーニングはちょっと複雑な設定が必要なので動画では公開しないつもりです。

やり方を見よう見まねでやってしまうと危ないので。。

適切な指導のもとで実施したい方は、JARTAのトレーニング指導を。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

なので、「肩甲骨の内転が重要だ」ということで菱形筋を積極的に鍛えるようなトレーニングはちょっとピッチングメカニズムからはずれてしまいますので要注意。

特にダンベルローイング系の動きは似て非なるものなので。。

 

 

 

 

 

▶︎JARTA投手用トレーニングセミナー

 

 

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自主トレ3日目。

熊本は曇りで少し寒い日でした。

 

 

第1クールということで負荷は抑えながらここまで進めています。

トレーナーとしてはチームのキャンプ、公式戦開幕までのプロセスも踏まえて毎日のメニューを組み、その日の動きや状態を確認しながら翌日のメニューを調整するという日々です。

 

 

 

ブログやインスタで公開しているトレーニングについての質問も毎日けっこうたくさん送られてくるので、このブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

 

今回は「股関節入れ」というトレーニング。

 

 

こんなポーズをとりながら身体を揺すります。

*スタートポジションはもう少し足幅は狭くします。

 

膝ではなく、上半身を揺する感じです。

このトレーニングの目的は、股関節を適切な位置にシフトすること。

それからモモ裏にあるハムストリングスという大きな筋肉に刺激を入れることです。

刺激を入れたい部位として正確にはモモ裏の上半分です。

 

 

 

揺する時にモモ裏にストレッチが強くかかるようなポジション&揺らし方が要求されます。

これができているかがこのトレーニングではものすごく重要なポイントです。

 

 

ピッチャー向けの方法としてはそこから少しずつ足幅を広げていきます。

 

 

 

プロだとこれぐらい開いてもモモ裏に入れることができます。

 

 

 

なぜピッチャーに股関節&モモ裏が必要かというと。

下半身から指先まで力を伝達していく際に股関節の部分で力が逃げてしまうことが多いから。

あと膝も力が逃げやすい場所です。

 

 

 

その両方ともに関与する筋肉の代表格がモモ裏のハムストリングス上半分です。

ハムスト上部が働いた状態で動けていないと力が身体の外に向かって逃げてしまいやすい状態になります。

ピッチングでいうと片脚立ちから並進運動をして前脚を踏み出すあたりのフェーズでこの症状が出やすいです。

 

 

 

ざっくりの説明ですみません。。

でもこの部分はピッチングの根本を担うものすごく重要な部分。

詳しくはこの自主トレで行なっているトレーニングや考え方をベースに作られたJARTA投手用トレーニングセミナーで。

▶︎JARTA投手用トレーニングセミナー

 

 

 

昨日の記事でも書きましたが、ピッチングは下半身で起こした力を指先まで伝える上向性の運動。

だから下半身で力を十分に起こせていないと肩や腕がその分頑張る必要が出てきてしまいます。

 

 

 

それを毎球繰り返してしまうと、やっぱり怪我やパフォーマンス低下につながります。

下半身で力をしっかり起こしつつ、指先まで伝達するときのキーマッスルの1つがハムスト上部なのです。

(あとハムストと連結する大臀筋ももちろん重要です)

 

 

 

 

だからこの自主トレでもかなりこの部分を重視した内容になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自主トレではかなりいろんなトレーニングをやりますが、大半のトレーニングでこの部分が使われるようなトレーニングを行なっています。

 

 

 

ここはピッチャーはもちろん、バッターの腰の開きや肩の開きにも大きく関係する部分。

 

 

 

選手も参加できるトレーニングセミナー、JARTA投手用トレーニングセミナーでは、この辺りもかなりしっかり解説しています。

 

 

 

肩や肘をケガしがち、筋肉はあるのにスピードが出ない、腰や肩の開きが早いといった課題を抱えている選手やトレーナーさん達にオススメです。

 

 

 

▶︎JARTA投手用トレーニングセミナー

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

ウェイトトレーニングの様子も動画で公開していますので、ご覧ください。

 

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

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今日はロアッソ熊本の鈴木翔登選手がトレーニングに参加しました。

自主トレをしている熊本にあるJクラブに所属する選手です。

 

 

トレーニングしている場所は野球場。

だから野球のバックスクリーンを背景にトレーニングするJリーガーというシュールな絵が見られました笑

 

 

 

プロ選手同士、すぐに打ち解けてくれて助かります。

 

 

 

あくまで今回はプロ野球のピッチャーたちのための自主トレキャンプです。

だから全てのトレーニングはピッチャーのパフォーマンスアップのためにプログラムされています。

 

 

 

合同自主トレですから同じトレーニングをこなすのですが、ピッチャーとサッカーでは当然発揮すべきパフォーマンスは大きく異なります。

 

 

だから同じトレーニングをやるにしても得るべきものが異なります。

そんなポイントを考慮しながらの指導です。

 

 

 

両者にどんな違いがあるのかって、具体的に挙げるとものすごくたくさんあってキリがありません。

だからざっくりですが原理原則を。

 

 

 

両者は、力の伝達プロセスが異なります。

ピッチャーは下半身で力を起こして指先まで伝えます。

サッカーは腕や上半身で起こした力を足先まで伝えます。

 

 

 

力が下から上に向かうのか、上から下に向かうのかの違いです。

 

 

 

上向性と下向性。

この部分を理解しておかないと、両者のトレーニングはうまく成立しません。

 

 

 

もちろん、体幹に対する肩甲骨の動きが重要など、そういう共通項もたくさんあるので、ベーシックな部分は同じことも行います。

 

 

 

 

 

いずれにせよ身体操作を通じて自分の伸びしろ=やるべきことを発見できるようにすることはトレーナーにとって重要なタスク。

自分のパフォーマンスの課題にどのような関連があるのかを理解・感じてもらいながら取り組んでもらうことを重視しながらの指導です。

 

 

 

練習の合間には、映像を使ってトレーニングの意図を説明。

論より映像です。

 

 

 

単に難しい、単にキツい、で終わらせない。

今期の自分自身に期待できるような気づきが得られるような時間になるように。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

JARTAのトレーニングは、パフォーマンス分析をベースにどの競技においても対応できるようにアレンジが可能なデザインがなされています。

逆にいうと同じトレーニングに見えても競技特性や選手個人のパターンを考慮する必要性をものすごく重視しているということです。

だからトレーニングの方法論よりもまず競技特性や動きのパターンの分析を重視しています。

 

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毎年行っているプロ野球の自主トレ指導。

今年も今日から始まりました。

 

 

 

今年の参加選手は読売ジャイアンツの野上亮磨選手、西武ライオンズの武隈祥太選手と本田圭佑選手です。

全員ピッチャー。

 

 

 

 

初日の今日は柔軟性チェック&ストレッチやピッチングに必要なファクターの刺激が中心。

 

 

 

 

チューブを使って引き腕のトレーニング。

強いボールを投げるための肩を作るまでのプロセスとして。

投球側を強く振るだけではなく身体の他の部位を協力させる。

その準備。

 

 

 

 

 

短い距離ですがキャッチボールも。

 

 

 

自主トレは今日から22日まで。

しっかりやってきます。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

この自主トレの様子は、僕のインスタでも紹介しています。

 

 

 

 

 

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明けましておめでとうございます。

 

 

 

昨年は公私ともにたくさんの経験と挑戦の機会を得た年となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕とJARTAの挑戦を支えて下さった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

自分はまだまだ人として未熟ながらも、たくさんの方々に信頼していただき、たくさんの出会いをいただき、たくさん支えてもらいながら一歩ずつ確実に前に進むことができています。

 

 

 

多くの方々からの信頼に値する人間に少しでも近づけるよう、毎日を大事にして成長し続けていきたいと思います。

 

 

 

引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

2019年元旦

株式会社JARTA international代表取締役

JARTA代表

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

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中野崇のインスタはこちら。

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先週のことですが、JARTAでサポートしているJリーガーたちと一緒に2泊3日で合同自主トレを行いました。

日程的に都合のついた14名、Jリーグ7チームの選手が集まり、一緒に汗を流しました。

 

参加は完全クローズド。

すでにパーソナル契約をしている選手+その紹介選手のみ。

公開募集は今後もやりません。

 

 

 

 

 

 

 

普段はみんなパーソナルでJARTAトレーニングを受けている選手たち。

すでに年代代表で一緒にプレーしたとか、対戦したことはあるけど話したことはないとか、初対面とかいろいろな関係が入り混じる中、JARTAのトレーニングという共通項を通じて段々と打ち解けていく様子は楽しく。

 

 

 

 

 


 

今回のテーマは、僕がサッカー選手の伸びしろとしてかねてから重視している上半身。

そして軸足、目。

 

 

 

 

とりわけ肩甲骨・腕の操作はサッカーではものすごく重要。

他の部位ももちろん重要なのですが、特にこの部分は手がつけられていないことがあまりにも多く、伸び幅が大きいのです。

 

 

 

 

 

 

 

サッカーにおける上半身操作は、スピード・バランス・パワー・怪我防止、全てでものすごく大きな影響があります。

腕の重要性は、腕組みして走ったりシュートしてみるとわかります。

▶︎詳細

サッカーと上半身のカンケイ。

https://ameblo.jp/bodysync/theme-10103036397.html

 

 

 

サッカー選手だけれどボールを投げる練習も行います。

もちろんスローイング、キャッチング、全てにサッカーとの関係を持たせた上で。

 

 

 

 

 

身体操作トレーニングだからって、ボールを使わないということではありません。

ボールを使った身体操作というテーマでのトレーニングもたくさん行いました。

 


 

 

 

テクニックが先にあるのではなく、テクニックの土台には身体操作があるということ、テクニックを高める要因としての身体操作の重要性を体感・理解してもらたと思います。

 

 

 

来年も早速参加のオファーが来ていますので、恒例にしていきたいと思います。

 

 

今年来れなかった選手も、来年は。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

1月はプロ野球の自主トレ指導です。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

サッカーにおける軸足や目の話はまたいずれ。

僕はサッカーやってませんでしたが、ちゃんと分析ができて手本が見せられればプロサッカー選手の指導もできるようになります。

そんな考え方を体系立てて学べる場がJARTAの認定トレーナー養成コースです。

資格を取得した多くの方がトレーナー活動を開始されています。

https://jarta.jp/j-seminar/course/

 

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いろんな物理療法マシーンの会社の方と話していると、今多くの学校で指導されている「物理療法学」は、10年以上前から変わっていないらしく。

 

 

 

もちろんそこには基礎を含むから一概には全否定できないけれど、これだけあらゆる電子機器が急発達を遂げる中での「10年不変」はさすがにまずくないか。。

 

 

 

車だって、5年経って買い換えようとしたらもう自動運転がデフォルトで付いている。

テレビももう2cmぐらいの薄さ。

顔認証や指紋認証もどんどん進んでいる。

IotやAIがどんどん当たり前になっている。

1年前と比べるだけでもかなり進んでいるのがわかる。



 

これらを物理療法に当てはめてみるとどうだろうか。

把握しているだろうか。

 

 

 

もちろん数年前じゃ考えられないようなレベルの進化を遂げている。

単なる足し算的な進化じゃなくて、加速度的な進化。

進化そのもののスピードが向上してるんです。

 

 

 

イタリアでもプロチームのセラピストやトレーナーが最新の物理療法を使いこなせるのは当たり前だし、最新のロジックを知っておくことはもちろんそれも当たり前のスタンス。

(物理療法の業者さんもどんどん営業に来ますし。)

 

 

 

知っていて当たり前。

知らないのはマイナス、というのがトップレベルの世界です。

 

 

 

トレーナーを目指す、トレーナーとして活動する。

そこで必要とされる能力の中に、物理療法の知識と技術は入っていますか?

 

 

 

かといってそんなに物理療法の知識や技術を高めるための環境ってあまりない。

どこに勉強しに行けばいいかわからない。

JARTAではそんな要望を受けて物理療法セミナーを企画しました。

 

 

 

https://jarta.jp/j-seminar/physical_therapy/

 

 

▶︎詳細

大阪

2019年1月26日(土)
午前の部 10:00~12:30(受付開始9:30~)
午後の部 13:30~16:00(受付開始13:00~)
*午前午後で同じ内容です。どちらかを選択していただく形になります。
酒井医療株式会社 関西第2営業所
大阪府吹田市春日3-20-8

 

▶︎受講料       

3,500円(税込)

学生の方にも参加していただきやすい金額設定になっています。

学校で学んだ物理療法の基礎に、最新の物理療法ロジックを上乗せしていて損はないはずです。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

物理療法は単独でももちろん有効ですが、そのロジックをしっかり理解することで徒手的なアプローチや運動療法などとも有効に組み合わせることができます。

ロジックを知らないと、「なんとなく」になりますので、そいうい意味でも物理療法機器の操作方法だけでなくそのロジックも理解しておく必要があると考えます。

 

 

 

 

 

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先日ご案内した新セミナーのアンケート。

これまで96名の方が回答してくださっております。

現状、こんな感じです。

もうしばらく閉じずにおいておきます。

 

▶︎2019年の新セミナーについて

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12422567586.html

 

 

 

リカバリーテクニックへたくさん投票していただいてます。

 

 

 

僕が考えるリカバリーは、単なる回復方法ではなく、回復能力が高い身体作りのための鍛錬方法。

体力(容量×省エネ×回復力)だけでなく、競技のテクニックとも非常に関連が深いものです。

 

 

 

当たり前ですが、疲労が蓄積したりすると持っているモノを100%発揮することは難しい。

日々パフォーマンスアップに真剣に向き合っていればいるほど、この部分に対しては重要視するようになります。

だからプロスポーツ選手からは本当に要望が多い部分です。

 

 

 

方法としてはセルフケアに該当するものになりますが、チーム移籍や進学などによって環境が変化する可能性がある場合、自分で行えるリカバリー方法を習得しておくことはものすごく重要です。

なぜなら環境への依存度が減らせるからです。

理由

▶︎https://ameblo.jp/bodysync/entry-12394243528.html

 

 

 

チームのメディカルに完全に依存していると、チームが変わった時に「合わない」などの問題が起こる可能性があるからですね。

チームのメディカルは、依存でなく「活用」が正解。

*チームのメディカルはもちろんものすごく重要です。

 

 

 

セミナーなどどんな形でやるかはまだ思案中ですが、リカバリーについては必ずやろうと思います。

またこのブログで先行募集すると思いますのでご希望の方はチェックしておいてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

現在アンケート次点の指導セミナーもやると思います。

トレーニングの考え方は別々でも、選手への指導において重要なことは共通項だらけ。

いろんな競技、いろんな国で指導している中で追い込まれながら築いてきた考え方をシェアできればと思います。

 

他のあんまり人気なかった候補は僕と選手だけのものにしよう笑

 

 

 

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中野崇のインスタはこちら。

トレーニング動画ばっかり載せてます。

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

 

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今回のイタリア滞在を無事に終えました。

 

留学とかではなく、指導する立場として行ったイタリア。

教えに行っていたのだけれど、やっぱりそこには学びがたくさんあった。

 

知らないこともたくさんあったし、改めて気づいたこともたくさん。

 

 

久しぶりに単身で行ったイタリア。

いつも一緒にいてくれる通訳の吉田輝くんや研修のトレーナーたちはいません。

 

 

 

警察署の中で、なんでも一人。

プロ選手、スタッフ、子ども達まで全てのコミュニケーションを自分がやらないといけません。

 

 

 

 

6年ぐらい前にイタリア研修を作るために一人で行った時のことを思い出す。

日本人に初めて会うという人たちに会いに行き、研修だけでなく「海外でニーズを作る」というミッションも同時にこなした日々でした。

 

 

 

もちろん全く相手にされないこともありましたし、海外でトレーナー活動をするってそんなに華々しいことばかりではありません。

 

 

 

その日から少しずつ積み重ね、だんだんオファーをもらえるようになってきました。

 

 

 

これは1回目の研修から代わるがわる参加してくれてきたJARTA認定トレーナーの方々が積み上げてきてくれた功績ですし、イタリアで関わってくれたたくさんの方々のお陰。

 

 

 

改めて感謝しかありません。

 

 

 

今回のトレーニング指導に関してはその日うまくいかなかった部分を分析し、次に活かしたり、コーチ達の要望をトレーニングに反映させたり、選手から意見をもらったり。

 

 

 

何れにせよ選手の動きやラグビーの構造の深い分析は必須です。

 

 

 

全て英語や教わりながらのイタリア語であること以外は、日本と同じです。

 

 

 

言葉が意思疎通の手段である以上、言葉での意思疎通が十分できない場合は動画やデータを提示してそれを補う。

 

 

 

よーするに、日本とやることは同じ。

共通項と相違点を分析すればすべて前提条件になるだけです。

 

 

 

あとトレーニングとは関係ないけれど今回とても強く感じたことを。

海外について学びに行ってるつもりでも、日本について学んでたりするんじゃなかろうか。

 

 

 

イタリアでは日本の文化や宗教や価値観などたくさん質問されました。

日本のことを話したり調べたりする機会は、日本にいる時より圧倒的に長かったです。

 

 

 

海外で、日本のことを学ぶ。

日本にいる時より日本のことを考える。

 

 

 

 

なんか面白い感覚。

 

 

 

さーこっからは時差ボケとの戦いだ笑

 

 

 

今回の指導について、チームの公式サイトで紹介していただきました。

http://www.fiammeororugby.it/news/le-fiamme-oro-guardano-a-oriente/

 

 

最後に。

僕がいろんなチャレンジをさせてもらえるのは家族の協力があってこそです。

5人の子どもがいるのに家庭を支えてくれる妻、父の代わりにお母さんを支えてくれる子ども達。

そして僕が帰ると満開の笑顔で迎えてくれる家族に心の底から感謝。。

そして僕がいない間も会社を支えてくれる社員の皆さんにも感謝しかありません。

いつもありがとう。

 

 

 

 

Fiamme Oro my family,

Vi ringrazio dal profondo del mio cuore per la vostra generosa ospitalità.
Grazie a voi il mio soggiorno è stato piacevole e imparagonabilmente meraviglioso.

 

TAKA

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

イタリアのこのチームではジュニアユースカテゴリーから本格的に導入してくれます。

海外でこのような評価をいただけるはとても嬉しい。

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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僕のインスタグラムやツイッターでは、僕自身や選手によるトレーニングをたくさん紹介しています。

 

▶︎中野崇インスタグラム

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

▶︎中野崇ツイッター

https://twitter.com/nakanobodysync

 

たくさんの方にフォローしていただき、チャレンジしてくださっている方も多いと思います。

もちろん真似してやっていただくのは構いませんし、うまく出来るようになるのも良いでしょう。

(ただし自己責任で)

 

 

 

ただ、それをトレーナーが”自分のものとして”選手に教える際には重大な注意が必要です。

なぜならそれらのトレーニングを他者に指導する上で重要なことはほとんど記載していないからです。

 

 

 

トレーニングは、外見を真似するだけでは同じ質にはなりません。

 

 

 

映像ではわかりにくいレベルで重心の位置や力を入れたり抜いたりのいくつもの重要ポイントがあるからです。

そのポイントはトレーニングによって同じ、ではなく、選手の動きのパターン×競技によって決まってきます。

トップアスリートになってくると意識状態まで扱う必要が出てきます。

 

 

 

あくまでトレーニングの質を考えた時にはですが。

 

 

 

なので、選手を指導するにはやはり的確な分析や体系立てたロジックの理解が前提として必要です。

これは僕のトレーニングだけでなく、あらゆるところで発信されているトレーニングすべてに当てはまります。

 

 

 

〇〇がやっているから、〇〇が紹介していたから、というのは、他者に指導する理由には一切なりません。

 

 

 

的確な分析によって、「なぜその選手にそのトレーニングをやらせるのか」が論理的に明確に提示できてこそ指導です。

 

 

 

真似は大事ですが、あくまできっかけという位置付けにとどめておくべきです。

 

 

 

選手が僕の動画を参考にしてやってみる際は、どうやったらうまくできるのかを身体の感覚と相談しながら丁寧にやってみてください。

そしてその動きが、なぜ自分の競技に役立つと思うのかもしっかり考えながら。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

まずは一度指導を受けてみれば、ポイントの重要さがわかっていただけると思います。

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

中野崇のインスタはこちら。

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

 

 

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