自主トレ3日目。

熊本は曇りで少し寒い日でした。

 

 

第1クールということで負荷は抑えながらここまで進めています。

トレーナーとしてはチームのキャンプ、公式戦開幕までのプロセスも踏まえて毎日のメニューを組み、その日の動きや状態を確認しながら翌日のメニューを調整するという日々です。

 

 

 

ブログやインスタで公開しているトレーニングについての質問も毎日けっこうたくさん送られてくるので、このブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

 

今回は「股関節入れ」というトレーニング。

 

 

こんなポーズをとりながら身体を揺すります。

*スタートポジションはもう少し足幅は狭くします。

 

膝ではなく、上半身を揺する感じです。

このトレーニングの目的は、股関節を適切な位置にシフトすること。

それからモモ裏にあるハムストリングスという大きな筋肉に刺激を入れることです。

刺激を入れたい部位として正確にはモモ裏の上半分です。

 

 

 

揺する時にモモ裏にストレッチが強くかかるようなポジション&揺らし方が要求されます。

これができているかがこのトレーニングではものすごく重要なポイントです。

 

 

ピッチャー向けの方法としてはそこから少しずつ足幅を広げていきます。

 

 

 

プロだとこれぐらい開いてもモモ裏に入れることができます。

 

 

 

なぜピッチャーに股関節&モモ裏が必要かというと。

下半身から指先まで力を伝達していく際に股関節の部分で力が逃げてしまうことが多いから。

あと膝も力が逃げやすい場所です。

 

 

 

その両方ともに関与する筋肉の代表格がモモ裏のハムストリングス上半分です。

ハムスト上部が働いた状態で動けていないと力が身体の外に向かって逃げてしまいやすい状態になります。

ピッチングでいうと片脚立ちから並進運動をして前脚を踏み出すあたりのフェーズでこの症状が出やすいです。

 

 

 

ざっくりの説明ですみません。。

でもこの部分はピッチングの根本を担うものすごく重要な部分。

詳しくはこの自主トレで行なっているトレーニングや考え方をベースに作られたJARTA投手用トレーニングセミナーで。

▶︎JARTA投手用トレーニングセミナー

 

 

 

昨日の記事でも書きましたが、ピッチングは下半身で起こした力を指先まで伝える上向性の運動。

だから下半身で力を十分に起こせていないと肩や腕がその分頑張る必要が出てきてしまいます。

 

 

 

それを毎球繰り返してしまうと、やっぱり怪我やパフォーマンス低下につながります。

下半身で力をしっかり起こしつつ、指先まで伝達するときのキーマッスルの1つがハムスト上部なのです。

(あとハムストと連結する大臀筋ももちろん重要です)

 

 

 

 

だからこの自主トレでもかなりこの部分を重視した内容になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自主トレではかなりいろんなトレーニングをやりますが、大半のトレーニングでこの部分が使われるようなトレーニングを行なっています。

 

 

 

ここはピッチャーはもちろん、バッターの腰の開きや肩の開きにも大きく関係する部分。

 

 

 

選手も参加できるトレーニングセミナー、JARTA投手用トレーニングセミナーでは、この辺りもかなりしっかり解説しています。

 

 

 

肩や肘をケガしがち、筋肉はあるのにスピードが出ない、腰や肩の開きが早いといった課題を抱えている選手やトレーナーさん達にオススメです。

 

 

 

▶︎JARTA投手用トレーニングセミナー

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

ウェイトトレーニングの様子も動画で公開していますので、ご覧ください。

 

 

 

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http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

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