今回のイタリア滞在を無事に終えました。
留学とかではなく、指導する立場として行ったイタリア。
教えに行っていたのだけれど、やっぱりそこには学びがたくさんあった。
知らないこともたくさんあったし、改めて気づいたこともたくさん。
久しぶりに単身で行ったイタリア。
いつも一緒にいてくれる通訳の吉田輝くんや研修のトレーナーたちはいません。
警察署の中で、なんでも一人。
プロ選手、スタッフ、子ども達まで全てのコミュニケーションを自分がやらないといけません。
6年ぐらい前にイタリア研修を作るために一人で行った時のことを思い出す。
日本人に初めて会うという人たちに会いに行き、研修だけでなく「海外でニーズを作る」というミッションも同時にこなした日々でした。
もちろん全く相手にされないこともありましたし、海外でトレーナー活動をするってそんなに華々しいことばかりではありません。
その日から少しずつ積み重ね、だんだんオファーをもらえるようになってきました。
これは1回目の研修から代わるがわる参加してくれてきたJARTA認定トレーナーの方々が積み上げてきてくれた功績ですし、イタリアで関わってくれたたくさんの方々のお陰。
改めて感謝しかありません。
今回のトレーニング指導に関してはその日うまくいかなかった部分を分析し、次に活かしたり、コーチ達の要望をトレーニングに反映させたり、選手から意見をもらったり。
何れにせよ選手の動きやラグビーの構造の深い分析は必須です。
全て英語や教わりながらのイタリア語であること以外は、日本と同じです。
言葉が意思疎通の手段である以上、言葉での意思疎通が十分できない場合は動画やデータを提示してそれを補う。
よーするに、日本とやることは同じ。
共通項と相違点を分析すればすべて前提条件になるだけです。
あとトレーニングとは関係ないけれど今回とても強く感じたことを。
海外について学びに行ってるつもりでも、日本について学んでたりするんじゃなかろうか。
イタリアでは日本の文化や宗教や価値観などたくさん質問されました。
日本のことを話したり調べたりする機会は、日本にいる時より圧倒的に長かったです。
海外で、日本のことを学ぶ。
日本にいる時より日本のことを考える。
なんか面白い感覚。
さーこっからは時差ボケとの戦いだ笑
今回の指導について、チームの公式サイトで紹介していただきました。
http://www.fiammeororugby.it/news/le-fiamme-oro-guardano-a-oriente/
最後に。
僕がいろんなチャレンジをさせてもらえるのは家族の協力があってこそです。
5人の子どもがいるのに家庭を支えてくれる妻、父の代わりにお母さんを支えてくれる子ども達。
そして僕が帰ると満開の笑顔で迎えてくれる家族に心の底から感謝。。
そして僕がいない間も会社を支えてくれる社員の皆さんにも感謝しかありません。
いつもありがとう。
Fiamme Oro my family,
Vi ringrazio dal profondo del mio cuore per la vostra generosa ospitalità.
Grazie a voi il mio soggiorno è stato piacevole e imparagonabilmente meraviglioso.
TAKA
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
イタリアのこのチームではジュニアユースカテゴリーから本格的に導入してくれます。
海外でこのような評価をいただけるはとても嬉しい。
JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。
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https://www.instagram.com/tak.nakano/
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