毎年、年末に差し掛かるこの時期は、来年のセミナーについて考えます。

あえて考えるというより、今年を振り返ったときにこの1年で気づいたり得たりしたことをどのようにトレーナー界に還元・伝達していくかを考えたときにその伝達手段の1つとしてセミナーがある以上、そのような思考になっています。

 

 

 

ただ、僕の性格上けっこう思いつきで作ってきてますが笑

 

 

 

これまでこの時期に作ったセミナー。

どちらも今は新たな考え方や精度を向上させるためにJARTAの認定講師たちにお任せして進化させてもらっています。

 

 

▶︎投手用トレーニングセミナー

ピッチャーのトレーニングに特化したセミナーです。

ピッチングの物理学や構造からピッチャー用のトレーニングまでを網羅しています。

どちらかというと球速アップやケガの防止に中心を据えた内容です。

ベースは僕が毎年行っているプロ野球ピッチャー自主トレの内容。

プロのピッチャーたちの重要視していることやシーズン中に起こる問題、全国の野球チームで起こる問題の解決策として提示してきた内容です。

筋力が増えれば球速が上がるわけではない、ということを物理学的に証明しています。

詳細→https://jarta.jp/j-seminar/pitcher/

 

 

 



 

▶︎サッカー上半身トレーニング セミナー

サッカーなのに足のことではなく上半身操作やそれを向上させるトレーニングを中心に据えるという尖ったセミナーです。

サッカーの国内トップカテゴリーにおいても上半身操作についてはかなり空白があることに気づき、尖ったテーマではありますが開催しました。

今では少しずつサッカー界にも上半身の重要性が浸透してきました。

この内容を知ったJリーガーたちからもかなりたくさんオファーをいただくようになっています。

上半身上半身の動きが全身や足の動き、スピードやフットワーク、ボディバランスにどれぐらい重要かを解剖学的・物理学的に分析してそのベクトル上で強化するトレーニングを紹介するセミナーです。

 詳細→https://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

 

 

 

 

もともとあんまり人前で理論を話すのが好きではないので、この頃あんまりセミナーの講師はしていなかったのですが、やっぱりまたこの時期になるとセミナー作ろうかなという気持ちになりました。

 

 

 

そこで今僕の中にあるセミナー候補の中からリクエストの多いものから作ってみようかなと思います。

どれもすでに現場レベルですでに使用してきたもので、検証を重ねてきた中で確実に有効だという部分のみピックアップしてセミナーにします。

 

 

 

1)サッカー軸足トレーニング セミナー

サッカーは上半身ももちろん重要なのですが、何のための上半身かというとやはり足のパフォーマンスを高めるためです。

そう考えたときに、軸足操作の重要性ってまだあまり語られていないのではなかろうかと。

ボールを操作する足がボールに対応しなければならない以上、スピードやフットワークを直接的に担うのは確実に軸足です。

トッププレイヤーたちの動き、今度は軸足に注目してチェックしてみてください。

トラップの時、ずらす時、動き始め、シュート、かなり動いてますよ。

このセミナーでは軸足を動かすことの必要性や動かし方と全身の動きの関連パターン、それらを向上するトレーニング 方法を紹介しようと思います。

 

 

 

2)指導能力向上セミナー

こちらはトレーニング でなく、指導能力の向上に特化した内容にします。

コーチングやトレーニング 指導が言葉を介して行われるものである以上、持っている知識や技術を活かすも殺すも指導能力次第。

どんなトレーニング ロジックを支持していても指導力の本質は同じのはずです。

また、指導という現象が必ず相手が存在する以上、選手がどんな受け取り方をするのかが分析できるかどうかが指導時のカギです。

プロセスを重視すべき選手、問題点の指摘を重視すべき選手、自分で工夫させた方がいい選手など選手が大きく伸びる上では必ずこれらのタイプを的確に分類できる必要があります。

これら選手の性格や考え方を複数に分類してそれにあった指導法を行う方法論をご紹介しようと思います。

これらを統計学から見出された方法を用いて習得できます。

 

 

 

3)評価法MESSIの習得セミナー

JARTAでは2018年から統一の評価法としてMESSIという評価システムを考案・導入しています。

これを使用すると、股関節が硬い選手に股関節のストレッチをするよりもまず肩甲骨を動かした方が結果として股関節の柔軟性が早く高まるという方法などが根拠を持って使えるようになったりします。

なかなか柔軟性が上がってこない、なかなか怪我がよくならないなどに対応可能。

トレーニング の時に、つま先をどこに向けるべきか、手の指のどこに力を入れるべきかなども分類できます。

MESSI=Movement Evaluation System for Sports performance Improvement

 

 

 

4)バッテイング用トレーニング セミナー

ピッチングやあるのにバッティングはないの?という素朴な疑問をずっといただいていたので、僕がプロ野球のバッターを指導してきた中で構築してきたロジックとトレーニング を紹介します。

例えばバットスイングは3つの力で構成されていて、脇を締めろ、上から叩け、レベルに振れ、腰を鋭く回せ、はそれらの1つの力に過ぎないということが分かります。

脇の締めが足りない選手に、上から叩けっていくら指導してもバッティングは向上しません。

また、目の使い方もバッティングでは特徴的なものがあります。

ティーバッティングの方法も、それらを踏まえてご紹介できればと思っています。

 

 

 

5)リカバリー能力アップセミナー

JARTAでは、リカバリーは能力だと考えています。

リカバリーする、という階層にとどまるのではなく、「リカバリー能力を高める身体作り」という観点から構築されたプログラムです。

すでに僕がサポートする多くのチームや選手が導入しています。

体力=容量×省エネ性×回復力です。

参照:体力を構成する三要素

 

 

 

とりあえずはこれら5つです。

どれも業界のスタンダードではないので、アプローチできれば大きな伸びしろに出会えるはずです。

これらの中から興味あり、セミナーにしてほしいというものにチェックを入れてください。

リクエストの多いものから優先的に開催してみます。

アンケートはこちら。

https://goo.gl/forms/qN2FFWDeCKuUaw0N2

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

2019年は、JARTAのトレーニング習得に特化したフィジカルトレーニング コースも始まる予定です。

施術はいらないけどトレーニング は体系的に学びたい、というニーズにお応えできると思います。

 

セミナーはいいから直接トレーニング 指導受けたい、という方はこちら。

トレーナーの方がJARTAのトレーニング指導を受けるケースも増えています。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

 

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