選手は、審判の判定に従わなくてはなりません。

抗議はできるけれど、最後は審判の判定に従わなくてはなりません。

なぜならその厳しい原則がないと試合にならないからというのは当たり前のお話。

 

 

 

しかし、だからと言って「抗議しない」のは違うと思うのです。

 

 

 

抗議という行為をする理由は、判定に異議あり、だけではありません。

 

 

 

それ以外にも様々な狙いや効果があるのです。

選手の心理面にとっても重要なので、特に指導の立場にある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

***

 

 

 

一つは、「間をとる」効果です。

これはスポーツ界ではわりと一般的に理解されていることかもしれませんし、意図的にやっている選手や監督も多くいると思います。

”微妙な判定”に対して、不利な判定をされた側には必ず心理的な影響が起こります。

 

 

 

腹が立ったり、イライラしたり。

 

 

 

一番良くないことは、次のプレーにそれを引きずることですね。

その状態のまま次のプレーに入る。

当然高いパフォーマンスにはなりにくい状態です。

*逆に高いパフォーマンスを発揮する選手も稀にいますが。

 

 

 

なので、選手が冷静になるための時間的な猶予を作るために、判定が覆らないことがわかっていても抗議をします。

 

 

 

もう一つは、心理的な代役です。

こちらが実はかなり重要。

 

 

 

「抗議している姿」を見せる、という効果です。

 

 

 

目的としては一つ目と共通している部分が多いと思います。

判定が覆らないからといって、”理不尽な判定”に対して抗議をしない態度は、その当事者となった選手からしたら孤独感を感じさせることになります。

 

 

 

例えば野球で内野ゴロ、微妙なタイミングでアウトの判定をされたとき。

打った本人は、自分の方が早く一塁に到達したつまりセーフであると確信があるケース。

(野球やったことある人ならわかると思いますが、これ本人はアウトかセーフかがめっちゃわかるんです)

 

 

 

そんなとき、本人だけが「セーフだ!!」と抗議しているときに他の誰も抗議してくれなかったらどんな感情になるでしょうか。

 

 

 

「なんで誰も味方してくれないんだ?」

 

 

 

この感情は最もきついと言ってもいいぐらい。

アウトになったことよりも、誰も味方してくれなかった状況そのものがきつい。

 

 

 

味方であるはずの監督・コーチ・チームメイトはなんで誰も抗議してくれないんだ。

みんな俺が間違っていると思ってるんか。。

 

 

 

経験があるかもしれませんが、この「自分だけが」抗議している状況ってものすごくきついんです。

特にチーム競技においては、孤独感はものすごくマイナス作用を生み出します。

 

 

 

逆に、そんな時に監督がベンチから飛び出してきて猛抗議をしてくれたら。

 

 

 

選手の気持ちはこれとは真逆になります。

俺のためにめっちゃ抗議してくれてる。

俺がセーフだと主張したことを信じてくれている。

当事者以上に、代役が怒りを表現してくれる姿。

それを目にすることで、当事者は冷静になれるし、その姿に鼓舞されます。

 

 

 

プロ野球ファンの方はこのスタイルに、闘将・星野仙一氏の姿を思い出したかもしれません。

 

https://ameblo.jp/skyline2000rsturbo-c/entry-12342974620.htmlより引用

 

 

https://mainichi.jp/graphs/20180106/hpj/00m/050/002000g/10より引用

 

 

 

星野仙一さんは、これを意図的にやっていた代表格です。確か著書にも記されています。

 

 

 

 

 

 

「俺が抗議しなければグラウンドの選手が孤立するから。」

 

 

 

 

 

 

本当はものすごく温厚な方が、闘将と言われるほどのスタイルで「猛抗議する姿」は、判定を覆すためではなく「グラウンドの選手にその姿を見せていた」というわけです。

 

 

 

 

おとなしいチームだった弱小阪神タイガースを優勝させた時にものすごく重視していたスタイルと言われています。

 

https://www.daily.co.jp/gossip/2018/02/02/0010949940.shtmlより引用

 

 

 

理不尽な判定を、逆にチームを鼓舞する材料にしていた彼はやはり名将なのだと思います。

 

 

 

プロ野球以外では、監督が直接抗議できる競技はあまりありませんが、これはグラウンドにいる判定当事者以外の選手にも同じ役割はできると思います。

 

 

 

特にチームキャプテン、ゲームキャプテン、頑張ってほしい。

そしてチームメイトは、判定当事者はもちろんのこと、抗議する存在も決して孤立させてはなりません。

 

 

 

監督や選手が抗議している姿、ベンチで抗議に対してエキサイトしている姿に、そんな意図があるかもしれないことを考えてください。

 

 

 

 

抗議している間、抗議者以外がやるべきことは、一緒にエキサイトすることでもなく、冷めた目で見ることでもなく、次のプレーに集中するための準備をすることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

抗議はうまくならないけれど、身体操作はうまくなるプログラム。

▶︎トレーニング動画プログラム

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

 

 

▶︎JARTAのトレーニングサポートのご依頼はこちら。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

▶︎トレーナー向け

JARTAトレーニング、コンディショニングスキルを体系立てて徹底的に学んでいただけます。

https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

 

 

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選手にとって、怪我は非常に大きなリスクです。

せっかくレギュラーであっても怪我による離脱はそのままポジションを奪われるリスクに繋がります。

 

 

 

また復帰後も本来のパフォーマンスに戻らないケースも多くあるなど、靭帯損傷や肉離れなど重度な怪我はパフォーマンスにおいて直接かつ二次的に影響を与えるものです。

 

 

 

 

捻挫など一般的に軽度だと捉えられるような怪我であっても、実は重大なリスクにまで繋がるものもありますので注意が必要です。

参照>

▶︎繰り返しの捻挫から選手を救え

 

 

 

***

 

 

 

例えばサッカーでの怪我は肉離れが非常に多く、膝の怪我も同様に多発しています。

また、離脱しないまでも腰痛など違和感を抱えてプレーしているケースは非常に多く出会います。

結論から言うとこのような怪我は必ず防ぐことができると考えています。

 

 

 

また、怪我を防止する取り組みとパフォーマンスを向上するための取り組みは実は重なることが多く、同時並行的に取り組むことができるものです。

つまり本当に良いトレーニングをしているのであれば怪我が減る・起こらないという現象が起こるのです。

 

 

 

怪我の防ぎ方について身体操作の観点から解説します。

*視点を統一するために怪我の代表格である肉離れにフォーカスします。

 

 

 

■怪我にも構図がある

怪我が起こる「直接的な」メカニズムは、解剖学的・生理学的にはかなり知られるところとなっています。

筋が硬くなって柔軟性が低下すれば肉離れや靱帯損傷などのトラブルが起こりやすいといったものです。

しかしこれらはかなり表層的かつ「結果的に」起こっている現象であり、怪我が起こるメカニズムは実はもっと深い構造を持っています。

 

 

 

なぜなら怪我は必ず「動きの中で」起こるものであり、それは動きの中で生じる負荷が怪我を起こす要因になっていることを意味します。

 

 

 

それゆえいくら柔軟性や筋力を高めても、それだけでは本質的に動きの中でその部分に負荷がかかる構図は変わっていないからです。

 

 

 

肉離れや膝の靭帯・半月板の怪我はその重症度だけでなく「再発」も大きな問題であり、その理由が怪我を起こす下部構造がそのままになっていることに他なりません。

 

 

 

 

このような怪我の構造を具体例を用いてわかりやすく解説した記事をJARTAの認定講師である赤山トレーナーが書いてくれているので、ぜひ読んでみてください。

参照>

▶︎ケアを入念にするから慢性化する痛みもある

 

 

 

 

*今月発売のサッカークリニックには、サッカーにおける怪我の構造について僕が詳しく解説した記事が掲載されます。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニングサポートのご依頼はこちら。

怪我は必ず減らせます。再発は必ず防げます。

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▶︎トレーニング動画プログラム

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トレーナー向け>

JARTAトレーニングまたはコンディショニングスキルを体系立てて学んでいただけます。

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■コンディショニングスキル

怪我の構造を根本から理解。その技術を習得。

 

■トレーニング理論

身体操作から怪我を防ぐ方法を習得。

 

 

 

 

 

 

 

 

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先日JARTAベーストレーニングプログラムがリリースされました。

どんな人に使ってもらいたいか、特徴、メリットなど細かく書いてあるのでぜひチェックしてみてください。

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

 

*バランスボールトレーニングも解説の詳細を追加しました。

 

■レベル1

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

JARTAベーストレーニング ■レベル1 肩甲骨・背骨・股関節の動きの感覚を徹底して高めるプログラムです。 同時にトップアスリートがうまく使っている筋肉が働きやすくなるための刺激を入れていきます。 どれも非常に地味に見えるかもしれません。 しかし怪我をせず長く活躍する選手はこのように地味で繊細なトレーニングを徹底して取り組んでいます。 身体の奥深くまで意識を向け、細部の動きを感じ取る、そんな能力が身に付くプログラムです。 . . ■全13種目. 立位肩甲骨回し. コッフェル. 脊柱伸展-回旋. 大腰筋T-レフストレッチ. 牛の顔スパイラル. 仙骨割. 股関節入れ. レッグショット. ニーリングフロー. インナースクワット. 逆手伸脚. フロッグ/クレーン. ローリングプランク. #全種目共通 #全てのトレーニングの質を高める効果あり #JARTA #身体操作 #JARTAトレーニング #トレーニング #フィジカル #スポーツトレーナー #トレーニング #バランス #肩甲骨 #背骨 #股関節 #体幹 #柔軟性 #サッカー #フットボール #野球 #ラグビー #テニス #ゴルフ #ファンクショナルトレーニング #JARTAベーストレーニング

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このプログラムに含まれているトレーニングは、僕がよく「身体操作」と表現する部分に該当します。

もちろんまだまだ階層別に種類はたくさんあるのですが、その中でも最も基礎であり、基礎であるがゆえにどんな競技の選手にも不可欠なものを厳選しました。

 

様々なパフォーマンスの根幹部分にあたる下部構造を徹底的に鍛えるためのメソッドです。

 

 

 

僕がインスタで投稿しているトレーニングを見ていただく際は、その注意点として「下ごしらえが必要だ」と繰り返し言っています。

 

 

 

どういうことかを改めて。

 

 

 

まず分かりやすいところでいうと、柔軟性。

そのトレーニングで使う姿勢や動きを、可動域的に余裕を持ってやっているのか、ギリギリ限界で耐えながらやっているのかの違いです。

 

 

 

 

 

 

 

前者は余裕があるため他の様々なところに意識を向けられます。もっというと、意図的に必要な課題に応じて意識を向ける先を変えられます。

 

 

 

しかし後者はギリギリで耐えている状態であるため、「耐えるために必要な部位」に意識を向けることを強制されてしまいます。

 

 

 

トレーニングの質という観点から考えると、同じ外見でも両者には非常に大きな差が生まれることになります。

ここでいう「差」とは、そのトレーニングがパフォーマンスに活きるかどうかの差です。

(筋力にも同じことが言えます)

 

 

 

他にも構造という観点もあります。

こちらも質に強く影響を与えます。

つまり、例えばパワーポジションのような構えをとった状態で肩甲骨を動かす課題であれば、この時股関節が効いた状態(股関節周りの筋群と骨を脳が分類して感じ取れているか。球関節である股関節の球中心で上体を支えられているかの感覚を掴めているか。)でやれているのか、単に外見的に”パワーポジション”をとっているのかどうかの差です。

 

 

 

JARTAのすべてのトレーニングには構造があります。

目的に応じて、インスタ動画では分からないレベルで重心位置や意識を向ける場所を指示したりしています。

それらによって同じトレーニングでも得られる効果はかなり変わります。

その構造を無視して「見た目」だけを真似しても、似て非なるものになると言っているのはこういう理由からです。

 

 

 

JARTAベーストレーニングは、非常に地味です。

 

 

 

特にレベル1は恐ろしいほど地味です。

こんな地味なものにお金を払うべきか、というぐらい地味です。

 

レベル1|逆手伸脚

 

 

 

しかしプロで怪我せず長く活躍するようなアスリートたちは、必ずこういった恐ろしく地味に見えるような繊細なトレーニングを、ものすごい集中力と繊細な意識を使って行っています。

 

 

 

いきなり大きな筋肉や大きな動きを力づくで行うのではなく、小さなゆっくりとした動きを自由自在に行えるようになることは、その後に広がる効果は非常に大きくなります。

 

 

 

そういった「下ごしらえ」を十分にやったあと、強度が高くて複雑、ハイスピードなどのトレーニングに移行していくのが怪我をしないでパフォーマンスを効率よく高めるために重要なポイントです。

 

 

 

そういう意味で、JARTAベーストレーニングプログラムに登場するトレーニングは基礎科目

 

 

 

基礎科目の特徴は、全てに汎用性があること。

全ての科目の基礎になることです。

だから基礎科目は必須科目。

学校でいう算数、国語、社会です。

国語力で問題や意図を読み取り、算数力で問題や構造を整理し、社会力で背景やプロセスを考える。

これらの基礎なしに難解な問題は解けません。

 

 

 

また、JARTAのすべてのトレーニングに当てはまることですが、他のすべてのトレーニングと相性が良いのも特徴です。

 

 

 

どうしても「どのトレーニングが良いか」などの比較がされやすい業界ですが、JARTAのトレーニングはそれには当てはまりません。

すべてのトレーニングの土台・根幹を支える部分へのアプローチが中心のトレーニング体系です。

だからあなたが今どんなトレーニングを行なっていても邪魔し合うことなく取り入れていただけますし、そうすることで今行っているトレーニングの質そのものが上がります。

 

 

 

参照>

▶︎ウェイトトレーニングは、自重以上の重りを持った身体操作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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▶︎トレーニング動画プログラム

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JARTA公式インスタでご案内していましたJARTAベーストレーニングプログラム、本日リリースです。

詳しくはこちらから。

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

 

 

 

***

 

 

 

さてトルコ首都アンカラでのブラインドサッカー国際大会を終え、昨日無事に自宅に戻りました。

 

 

 

 

久しぶりに家族と会えて嬉しかったです。

選手を支えるという僕の仕事を支えてもらっていることに心から感謝。。

 

 

 

大会の結果は2位(6カ国中)。

6戦で4勝1敗1分(1敗が決勝)。

 

 

 

 

 

日差しが非常に強く気温も高い中、7日間で6戦というハードなスケジュールを怪我人なく戦うことができたのは日頃からの選手たちの積み重ねがあったからこそだと思います。

*しかもアンカラは標高が約900mあって血中酸素が普段より低い状態になりながらの大会でした。

 

 

 

日頃からの積み重ね。

 

 

 

よく使われる表現ですね。

何となくやり過ごしてしまいやすい表現だから、今回は選手たちがどんな積み重ねをしてきたかを、僕の担当分野であるフィジカルの側面を中心に少しご紹介します。

 

 

 

前提としては、ブラインドサッカー日本代表選手なので全盲です。

全盲という条件下での積み重ねです。

 

 

 

1)日常全てで身体操作

毎月の合宿で行っている身体操作トレーニングの内容をいかに早く落とし込むかが重要です。なぜなら東京パラリンピックまでに行える合宿の回数は限られているから。

いわゆる「落とし込む」という状態は、つまりは運動パターンが変化する、新たな運動パターンを学習したという状態のこと。

だから脳の変化が不可欠です。

脳の変化は、頻度がカギです。頻度が高いものを脳は重要視します。

 

ということは、合宿の数日だけやったのでは全く事足りない。頻度が足りないからです。

頻度を稼ぐためにはどうするか。

その答えが日常生活です。

 

毎日トレーニングしましょう、だけでも足りないです。

日常で使える、起きている時間はおよそ16時間。

”トレーニング時間”以外の日常生活も使わないと、僕の求める頻度には到底足りません。

選手たちはトレーニング時間以外の全ての動作において身体操作課題の中に身を置いてもらっています。

 

 

 

2)毎月ごとの身体操作スキル課題

僕はフィジカルコーチですが、単に身体を強くする、という方針は取っていません。

テクニカルを担当するコーチや監督から、どんな戦術を実行する必要があるのかを学び、そのためにはどんなテクニックが必要なのかを分析し、そのためにはどんな身体操作があるのかを抽出します。

その結果として選択した、または生まれたトレーニングを選手たち指導します。

そしてそのトレーニングがどんなテクニックや戦術につながっていくのかを選手たちに可能な限り共有した状態でトレーニングを行ってもらいます。

 

頭の中で試合の状況をイメージしながらトレーニングするのとしないのとでは、使える意識がかなり変わるのです。

*このことはレベルが高くなればなるほど重要です。

 

毎月というほど綺麗に区切ることはできていませんが、ボールスキルやその時にチームとして獲得しようとしている戦術上必要なテクニックのためのトレーニングを課題として選手たちに指導し、それを次回までに必ずできるように、というスタイルで継続してきています。

 

 

 

3)リカバリー能力が高まる身体作り

ブラインドサッカー日本代表チームでは、このブログでも少し紹介してきているリカバリー能力アップのプログラムをすでに導入しています。

2段階です。

午前練習後の昼休みに行うものと、寝る前に行うものです。

前者は、ダブルヘッダーの合間などでも使えるような、落としきらないもの。

後者は完全にリカバリー状態を作るためのものです。

 

どちらも実施によるリカバリー効果そのものだけでなく、毎日続けることで「リカバリー能力」そのものを高める身体づくりも兼ねています。

選手たちは日々それを実行しており、特に今回の大会ではリカバリー能力が高まったことを実感しています。

(メディカルチームが毎食前にバイタルや主観的疲労度をチェックしている)

 

 

また、この取り組みはセルフケアのレベルを高めることにもなっています。

どういうことかというと、要するに自分でケアできるライン高まっているということです。

このラインが高いと、環境の変化に強くなります。

どこでも自分でできるからです。

これは移籍や進学などにおける環境変化にも強くなることを意味しています。

参照:リカバリー能力アップのファクター

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12464992152.html?frm=theme

 

 

 

***

 

 

 

フィジカルの側面だけでもこれぐらいはもう当たり前にこなしています。

ここに食事管理や戦術理解なども当たり前のように加わります。

 

 

 

日本のトップ選手が集まってさらに上を目指す集団なので、当たり前といえば当たり前のことなのですが、気をつけないといけないのがバイアス。

「全盲なのに」です。

 

 

 

全盲の選手なのに厳しすぎないか、ではなく。

 

 

 

逆に、全盲の選手なのにすごい、でもなく。

 

 

 

これをやると、無意識に選手の可能性をこちらが制限することにつながるのです。

 

 

 

チームとして掲げた目標から逆算して今やるべきこと、クリアすべきことを成し遂げるために必要なこととして淡々と要求します。

 

 

 

「全盲選手だから」という事実を、制限因子ではなく単なる前提条件に。

「全盲選手だからこれぐらいだろう」、という無意識の自己制限を排除することが重要なのです。

 

 

 

 

大会に参加するごとに、結果に対する一喜一憂は確かにあります。

しかし僕がやるべきことは、成果と課題をクリアにすること。

成果だけでもなく、課題だけでもなく。

 

 

 

成果からはこれまでやってきたことの合致度の分析を。

課題からはこれからやるべきことの分析を。

 

 

 

次回は岩手でのブラジル代表とのトレーニングマッチです。

 


 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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▶︎動画プログラム

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

*ベーストレーニングは本日リリースです。

 

 

 

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JARTAトレーニングまたはコンディショニングスキルを体系立てて学んでいただけます。

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スポーツの動きは、決まった動きの繰り返しが要求されるものと、相手の動きなどに合わせて反応して動く必要があるものがあります。

前者は野球のピッチャーなど。

後者はサッカーやラグビーなどです。

 

 

 

 

動きのパターンの観点からみると。

前者は再現性が高い(動きパターン少)

後者は多様な動き(動きパターン多)

 

 

 

これは競技ごとの分類だけでなく、同じ競技のポジションなどによっても異なります。

 

 

 

再現性グループでは、ピッチングフォームなどは高い再現性が求められるため、トレーニングでも同じフォームを高いレベルで再現できることは重要な課題です。

 

 

 

 

多様性グループでは、綺麗なトレーニングフォームを繰り返しているだけではかなり不十分です。

だからやっている競技によって「正しいトレーニング」は変わります。

 

 

 

ただし再現性グループであっても動きのパターンの固定化はやはり怪我につながるため、再現性の高い動きの下部構造としてやはり多様な運動パターンを獲得しておくことは重要です。

様々な動きを使って、その結果として再現性が高まっていくように。

なぜならシーズンを通して体調など身体が変化していくから。

 

 

 

多様性グループでは、トレーニングのパターンを増やすことで多様な動きを獲得することはより競技に近い運動パターンの学習につながります。

逆に多様性グループのトレーニングにおいて「正しいフォームの獲得だけ」を目的化するのは、ちょっと危なかったりもします。

 

 

 

俗にいう正しいトレーニングフォームの”外側”、つまりそのフォームが崩れた時に対処できる運動パターンの獲得が不十分になるからです。

 

 

 

参照:

▶︎”正しい動き”ばかりトレーニングすると怪我をする

▶︎「正しい動き」なんて、いらない。

 

 

 

 

***

 

 

 

多くのトレーニングでバランスの保持が重要視されますが、僕はそれに加えて「バランスが崩れた時の対応」もトレーニングの課題として重要視しています。

 

 

 

バランスを保つ。

バランスを取り戻す。

 

 

 

両方が不可欠です。

なぜなら特に相手のあるスポーツは相手のパフォーマンスを発揮させないこと、すなわち相手のバランスを崩すことが勝つための重要なファクターです。

だからバランスが崩れないようにするためのトレーニングします。

これはもはや常識です。

 

 

 

しかし勝負ですから、自分がバランスを崩されてしまうこともありますよね。

 

 

 

その時にいかに早くバランスを取り戻せるかが、致命傷にならないためのポイントです。

崩れた時にどれだけ素早くバランスが取り戻せるかは次のアクションをどれだけ迅速に再開できるかがポイントなのです。(バランスを取り戻す動き=リロードと呼んでいます)

 

 

 

ここでいうバランスを取り戻した状態とは、次のアクションをすぐに始められる状態のこと。ピタッと止まって立てればバランスがある、とは一線を画します。

 

 

 

***

 

 

 

話を少し展開すると、コンタクトなどの外力が加わった時の対応パターンは分解してそれぞれ鍛えておく必要があります。

 

 

 

バランスがある、ないの基準は、どこにあるのか。

そのための枠組み、指標となるはずです。

 

 

 

 

外力が加わった時に有効となる対処戦略は大きく分けて3パターン。

あくまで僕の視点です。

 

 

 

1)跳ね返す

俗にいう「体幹が強い」というイメージから多くの人がイメージする対応です。外力よりも強い力で身体を固定して跳ね返すことでバランスを保ちます。

→跳ね返せる力よりも強い外力が加わった時や、その力を発揮できない姿勢で外力が加わった時にバランスが崩される弱点あり。

 

 

 

2)往なす

外力を身体のずらしやたわみを利用して分散し、自分のバランスが崩れないようにする。

JARTAではそのまま「イナシ」というトレーニングとして鍛えられるようにメソッド化されています。

 

 

 

3)崩れてからの復帰

リロードといいます。猫が落下した時に綺麗に着地するイメージがわかりやすいと思います。崩れてからいかに早くバランスを取り戻すかがポイント。

これらは通常のトレーニングで養われる動きや筋力とは全く違う運動パターンなので、専門的にトレーニングしておく必要があります。

 

 

 

 

僕の主宰するJARTAではこれら外力対応能力を高めるためのトレーニングを、Ex(エクス)コーディネーションと名付けて体系化しています。

 

 

 

主に上記2)と3)が対象です。

→理由は、1)は一般的なもので鍛えられること。それから選手のレベルがどんどん上がると必然的に自分より体格の大きな選手(海外選手など)への対処法が要求されるため。

*もちろん指導としては1)のトレーニングも行います

 

 

 

Exコーディネーションは、筋力がつけばできるようになるという類のものではなく、脳や神経が深く関与するトレーニング体系です。

それゆえなるべく早い時期から開始した方が良いでしょう。

 

 

 

最後に、

僕が実際に選手に指導しているリロードトレーニングご紹介します。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

失敗集ではありません笑 エクスコーディネーションというトレーニング体系の中のリロードという種類です。 スポーツではバランスを保つことが重要ですが、崩れた時にどう反応するかも同じぐらい重要。 バランスを保つ。 バランスを取り戻す。 どちらも不可欠。 不規則な崩れ方をするからバランスボールは有効ですが、激しくやりすぎて怪我しないように。→自己責任でお願いします。 #ネコが落下した時のようなリロードを目指しましょう #バランスボール #リロード #JARTA #身体操作 #中野崇 #JARTAトレーニング #バランス #体幹 #反応 #外力

Takashi Nakanoさん(@tak.nakano)がシェアした投稿 -

 

 

重要>

やり方だけを真似しても身につかないのがExコーディネーションの特徴です。

専門的な指導を受け、段階的にやっていかなければ「その動きはできたけど試合では使えない」ものになってしまいます。

JARTAのトレーニングサポート、またはバランスボールトレーニングやJARTAベーストレーニングの動画プログラムをご利用ください。

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニングサポート

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

▶︎動画プログラム

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

*ベーストレーニングは7月1日リリースです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

トレーナー向け>

▶︎Exコーディネーションは体系立てて学んでいただけます。

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我々スポーツトレーナーは、常に新しい技術や概念を獲得し続けなければならない立場です。

 

 

 

なぜなら人間の身体は本質的には変わらなかったとしても、ルールが変わる、道具が変わる、テクニックや戦術が変わるということは頻繁にあるからです。

 

 

 

ここでいう「変わる」は、大半が進化を意味し、それは新しい技術であり概念であることを意味します。

 

 

 

つまりパフォーマンスの前提条件・枠組みが変わるということ。

 

 

 

新たな枠組みにおいて選手がハイパフォーマンスを発揮できるようにサポート内容もそれに合わせて変化しなければなりません。

 

 

 

ということは、今現在スポーツトレーナーとして活躍できていても、そのまま変わらなければ相対的には後退することになるのです。

 

 

 

 

だから、我々は常に新しい技術や概念を獲得し続けなければなりません。

JARTAで数年に一度、養成コースをアップデートしているのはそういう理由です。

JARTAの認定トレーナーはアップデートしたセミナーであっても再受講を完全無料にしているのはそういう理由です。

 

 

 

 

新しい概念や技術を獲得するとき、獲得する速度が圧倒的に速い人がいます。

逆に獲得しようとしないスタンスも含めて、その獲得速度が非常に遅い人もいます。

 

 

 

この差はなぜ生まれるのでしょうか。

 

 

 

それは「スキルを獲得するために必要なスキル」(メタスキル)の差です。

 

 

 

新しい技術や概念の大半は、ゼロから生まれるのではなく、これまで積み上げられたもの(データや経験)を礎として生まれます。

前提条件や枠組みが違うから、もちろん使えなくなる知識もあるけれど、多くは蓄積してきたものをベースとして生まれます。

 

 

 

だから進化や変化に対応するのが速い人は、これまでの概念との共通項を見出す。

これまでの枠組みとの共通メカニズムを見出す。

ある意味では”本質”を理解しているからこそ獲得スキルが高いとも言えると思います。

 

 

 

進化は、既存概念の限界を超えることを意味します。

選手や戦術の進化も同じです。

だから「既存概念の限界ライン」が見えていないと、進化の意味をきちんと理解するのは難しい。

 

 

 

今自分が持っている(と感じる)知識や概念の限界ライン。

ここまでは分かるけれどここからは分からないというライン。

▶︎それを説明できる言葉を、まだ持ち合わせていない

 

 

 

それをクリアに把握することは非常に重要です。

それをないがしろにしたままでは本当の意味で新たな概念や技術を使いこなすことはできません。

 

 

 

常に新しい概念に飛びつくのは「最新知識を持っている人」としてもてはやされるかもしれません。

しかし本当の意味でそれを使いこなすためには”限界ライン把握”と”温故知新”のスタンスは不可欠です。

 

 

 

我々スポーツトレーナーは、常に新しい技術や概念を獲得し続けなければならない立場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

トルコでのブラインドサッカーの試合は、ここまで5連戦でした。毎日試合です。

これまでの大会に比べて疲労度合いは少なく済んでいます。

いろんな要因があると思いますが、これまでひたすら取り組んできた「回復能力を高めるための身体づくり」の効果は出てきていると思います。

回復能力は、高められます。

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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JARTAバランスボールトレーニング

JARTAからリリースされている動画プログラムです。

公式サイトからご購入いただけます。

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バランスボールの形状・材質をフル活用した身体操作系トレーニングです。

対人コンタクトのレベルアップにも効果的です。

 

 

 

 

▶︎目的別にトレーニング実践・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

コース詳細

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トルコでのブラインドサッカー大会は、無事に決勝戦進出が決まりました。

引き分けた相手であるトルコ代表との再戦。

チームとしての課題の修正能力が問われます。

 

 




 

***

 

 

 

今回の話はトルコやブラインドサッカーとは無関係。

無限暴力というテーマです。

なにやら物騒な響きですが、子どもが5人いる我が家で使っている言葉です。

 

 

 

例えば弟がお兄ちゃんをおちょくった(挑発)。

お兄ちゃんが怒って弟を叩いた。

弟がやり返した。

弟がやり返したから、お兄ちゃんがやり返した。

お兄ちゃんがやり返したから弟がやり返した。

やり返す。

やり返す。

やり返す。

 

 

 

これが続く。

報復が報復を呼ぶ。

 

 

 

世界から紛争がなくならない報復の歴史は、家族というミニマムな集団でも再現される。

まさにフラクタル。

 

 

 

我が家ではこの現象のことを”無限暴力”と呼んでいます。

 

 

 

いつやめるのだろうか。

自分が子どもの頃はどうやってやめていたのだろうか。

 

 

 

親が仲裁に入る場合、挑発によってきっかけを作った方をしかるべきか。

それとも先に手を出した方をしかるべきか。

結果として両方が暴力をふるったのだから両方成敗すべきか。

 

 

 

色んな価値観・考え方があるから、なにが正解なのかは決められないし、たぶん正解はない。

けれど親がどう考えているのかは子どもたちに提示する必要はあると思います。

 

 

 

我が家では、終わらない報復合戦に対して「無限暴力」という名前をつけることで本人たちに泥沼になっていることに気づいてもらいやすいようにしました。

 

 

 

このままだったら報復は無限に続くことに気づいてもらう。

 

 

 

誰かがやめないと、無限。

自分がやめないと、無限。

 

 

 

他にやりたいことを犠牲にしてまでのエンドレスを選ぶのか。

自分が固執している報復にそこまでの価値があるのか。

 

 

 

続けるか、やめるか。

 

 

 

それを自分の選択肢として認識させる。

それとも単にやられたからやり返すという反射的な行動のままにさせるのか。

 

 

 

その違いは、多分ものすごく大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

この話は、読み方によっていろんな読み方ができると思います。

無限暴力の話は、お子さんを持つ読者の方にはぜひご家庭で話題にしていただきたいと思ってます。

 

 

 

無限暴力の話とは関係ないけれど、身体が変われば思考は変わります。

そんなJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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JARTAベーストレーニングNew

7月1日リリース。

 

 

 

JARTAバランスボールトレーニングプログラム

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▶︎こんな方におすすめ

バランスボールの効果的な使い方が分からない

コンタクト能力を高めたい

バランスと柔軟性・パワーの同時発揮に課題がある

動きの中での体幹操作に課題がある

一般的なバランスボールトレーニングよりも難易度の高いものにトライしたい

バランスボールを使って効率よく運動不足を解消したい

 

 

 

 

 

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僕は今、トルコに滞在しています。

バスからトルコ首都アンカラの街並を眺めている時、なぜ大半の建物が同じ赤茶色をしているのか気になりました。

 

 

 

理由を知りたいと考えた時に、その状況では選択肢が三つありました。

 

 

 

・ネット検索「なぜトルコの家は赤茶色の屋根?」

・考えないことにする。

・自分で推察してみる。

 

 

 

時間はある。

別に正しい答えを導かなくてもよい。

一人である。

 

 

 

前提条件を考えて自分で推察するという選択をしました。

 


 




 


アンカラの地形、歴史、経済、気候などその時点で持ちうる情報から推測される理由を組み合わせ、できるだけ答えに近づけるように答えを考えました。

つまり仮説です。

 

 

 

この時は仮設までにしましたが、本当に知るべきことがあればここから確認作業に移っていきます。

 

 

 

***

 

 

 

ここまでやって考えたのですが、普段我々は分からないことがあればネットで検索するのが主な選択肢になってきました。

そもそも分からないことがある時、我々にはどんな選択肢があるでしょうか。

 

 

 

本や論文で調べる。

ネットで検索する。

誰かに質問する。

放置する。

 

 

 

世代にもよりますが、今だとネット検索の選択肢が大半だと思います。

*ネットの情報の真偽やクオリティの話は今回の本題ではないので触れません。

 

 

 

「なぜトルコの家は赤茶色の屋根?」

 

 

 

この一文でダイレクトに欲しい情報が得られれば時間的にも非常に効率が良いですね。

しかし、時間の代わりに我々が失っているものもあるのではないだろうか。

 

 

 

あくまで僕の主観ですが、それは考察力であり思考力。

 

 

 

持ちうる情報を組み合わせて仮説を立てて「自らの思考で論理的に解答に近づいていくプロセス」。

この考察プロセスには、場合によっては答えを得る以上に重要な要素を含んでいます。

 

 

 

なぜなら世の中には答えがない問題が多いからです。

「正しい」は人によって、文化によって、時代によって変わる。

 

 

 

だから論点を整理し、メリット・デメリットを整理し、「そのケースにおける最適解」にたどり着く能力が重要なのです。

 

 

 

答えをダイレクトに知りたがる思考にはその余地は生まれません。

 

 

 

自分もそうですが、ついついネット検索に頼ってしまう時は、自分の持ちうる情報を十分に把握・考察していないし、何より考えずに安易に答えを欲しがっている。

(時間を優先してそうすべきことも多いが)

このことは寄せられる質問の傾向にも表れていて、「〇〇に効果的なトレーニングはありますか?」「〇〇はどうですか?」など、答えをダイレクトに欲しがる質問の傾向は強い。

 

 

 

プロセスはやはり大切です。

答えにたどり着こうとするプロセスは、思考プロセスそのものだからです。

 

 

 

ネット検索による答え探しは、

能動的なようで受動的。 

答えがすぐに見つかる場合、情報を組み合わせて推察するプロセスを経験できずに”答えらしきもの”にアクセスする。

でもそれはもしかしたら「他人にとっての答え」かもしれません。

 

 

 

 

 

 

「なぜトルコの家は赤茶色の屋根?」

 

 

 

 

 

 

実はこのワードでググっても欲しい答えはダイレクトには出てきません。

実際、検索ではこういうケースは多いですよね。

 

 

 

そんな時、更にひたすら検索に時間をかけるのか、得られた情報の中から考察するのか。

検索ワードなどケースバイケースだけれど、考察できるかどうかの差は大きい。

 

 

 

「考察できるけどこのケースではしない」と、「考察できない」の違いは非常に大きいと思います。

 

 

 

もしかしたら、自分にとっての答えは自分で考察することでしかたどり着けないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

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スポーツで現れる動作は、必ずと言っていいほどその前段階の影響を受けています。

これは動作の問題点を改善するためには非常に重要な視点です。

 

 

 

例えば、ピッチャーの肘が下がっているという状態。

→下がっているという基準を必ず定義すべし。

肘の高さの基準についてはコチラ。

 

 

 

 

多くのケースで、肘が下がっているのだからもっと上げろ、と指導する。

僕もそのような指導を受けてきたし、目の当たりにしてきた。

 

 

 

けれど、肘がその位置(下がっている)に来るのは、「結果」。

結果だから、必ず原因がある。

原因を変えずに結果だけを変えるのは本質的には何も変わらないし、スポーツならそれが怪我の要因にだってなってしまうのです。

 

 

 

肘が下がっている場合であれば、その前段階の動きを考えなければなりません。

 

 

 

チェックすべきポイントは大きく分けて2つ。

1)体幹の回旋速度

リンク記事にも解説しましたが、ピッチングの腕の高さを決定づける要因の一つに遠心力があります。

遠心力を起こすのは、体幹の回旋速度です。

これが不足していれば、当然肘の位置は下がります。

ここで無理やり肘を上げようとすると、今度は肩の問題(インピンジなど)を引き起こします。

 

 

 

2)テイクバック

腕を加速させる前に下から上がってくる動きです。

ここで力みがあったり、肩周りの問題があって肩関節の回旋や肩甲骨の前傾などの運動が起こらないことで、加速フェーズで肘は下がります。(または過度に上がる)

 

 

 

そして例えば体幹の回旋に問題があるケースであれば、なぜ体幹回旋の速度が低いのか、という問題を考えなければなりません。

となると、並進運動、片脚立ちフェーズをチェックすることが不可欠になるという展開です。

 

 

 

このように、特にハイパワー・ハイスピードを発揮しようとする動作は単独では成立せず、必ず前段階、前々段階からの影響を受けます。

 

 

 

この頃野球の話題が多かったので、少し他の例も出してみましょう。

 

 

 

例えば、ゴールキーパーのジャンプの問題。

以前プレジャンプの話を書いて少し炎上?しましたが、今回はそれと少し共通している部分もあると思います。

▶︎プレジャンプは絶対に必要だ。

 

 

 

 

ジャンプ動作に問題がある場合、または向上させたい場合。

ジャンプするまでのフェーズを順にチェックしなければなりません。

*ポジショニングなどはかなり技術的な部分になるので省略します

 

 

 

ファクターを順に並べると、

 

 

 

構え

移動(ステップワーク)

ジャンプの準備動作

ジャンプ動作

 

 

 

大きく分けてこの4相です。

そしてこれら全てにタイミングというファクターが強い影響を与えます。

シューターは必ずキーパーのタイミングを外しにきます。

 

 

 

これらのどこに問題があっても、結果としてジャンプ動作に問題が現れます。

ということは、移動に問題があるケースにおいてジャンプ動作単体の練習をいくら繰り返して、ジャンプのための筋力をいくら鍛えても、スムーズに改善するのはかなり非効率だということが見えてきます。

 

 

 

 

また、それぞれの動きにおいてそれぞれ構造があり、例えば移動(ステップワーク)に問題があると判断した場合には、なぜステップワークに問題があるのかという原因を分析しなければなりません。

 

 

 

一例としてステップワークの問題の原因を挙げると。

重心位置の問題

股関節の問題

足裏の問題

肩甲骨・腕振りの問題

首の問題

目の問題

リズム感の問題

空間意識の問題

*表記順は優先順位ではありません

 

 

 

などなどステップワーク単体でざっくり考えてもこれぐらいは要因として挙がってきます。

そしてここに「繋ぎ目」が関与します。

つまりステップワークからジャンプ準備動作への繋がりであり、移行動作です。

 

 

 

どうせ同じだけ時間を使うなら、どうせ同じだけ努力するなら、他の誰かと差をつけるなら、効率性は常に考慮しておく。

努力する、時間をかけるなんて本気の選手なら誰でもやっていることです。

どうやって抜け出すか、どうやって差をつけるか、そこは常に戦略的に。

 

 

 

 

 

他にも、ゼロから100が遅い場合、100からゼロに問題があるかも、という観点もぜひ知っておいていただきたいところです。

▶︎脱力速度の概念

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

全種目共通のJARTAベーストレーニングプログラム、もうすぐ発売開始です。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

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スポーツと無料指導。

無料指導とは、無料で指導するということ。

無料で、自分が持っている経験・知識・技術を提供するということ。

 

少年スポーツ指導やトレーナー帯同などでまだまだ多いこの形式。

 

 

 

指導を受ける側が、「お金がない」という一点で「無料で教えてくれる人」に頼るのは理解はできますが、僕はよほどの理由がない限り避けるべきだと思っています。

なぜなら「無料」には指導をする側・受ける側の双方にとってそれぞれが思っている以上に大きなデメリットがあるからです。

 

 

 

 

これまでも何度かこのブログで触れてきてるテーマですが、今回は改めて掘ってみたいと思います。

 

 

 

 

だらだらと書くとわかりづらくなると思うので、端的に無料指導のメリットとデメリットを指導側・指導を受ける側それぞれで分類します。

 

 

 

 

▶︎指導側の5つの無料メリット

 

①チームや選手に入っていきやすい。

指導という行為は、レベルによる数値化はできません。それゆえいきなり有料だと受け入れてもらいにくいという背景があります。無料だと”お試し”的な感覚で受け入れてもらいやすい。

スポーツ選手のトレーナーをやりたい、チームの指導をしたい、などの”想い”がある人にとっては想いを実現する(したように見える)有効な手段となり得る。

ただし一度無料で入ると、そこから有料への移行は非常に難しいという特徴を持つ。→事前に有料化を約束しておくのがいい。

 


 

②簡単に経験を積める

①の理由により、受け入れてもらいやすいため、実際の現場経験を積むことができます。

これは一定の期間重要なことかもしれません。

しかし、”勉強期間”に担当された選手たちにとっては迷惑な話であることも忘れてはならない。この期間は無料だからこそ相当しっかりやらなければ相手にとってはマイナス。

 

 

 

③実績を作りやすい

②と同じくチームに入りやすいことによるメリットです。

それが有名チームであったりプロチーム・選手だと、「〇〇で指導実績あり」というプロフィールを書くことができます。

海外留学なども同じように使えるかもしれません。

ただ僕の個人的な感覚としては、勉強と実績はまるで別物であり、勉強させてもらうというスタンスでの経験を”実績”として扱うのはちょっと微妙じゃないかな。。

 

 

 

④繋がりが作りやすい

チームや選手には様々な関係者がいます。

無料であれ何であれ、関わってしまえばそこでいわゆる人脈を作ることができます。

自分でお店を持っている場合はそこへの選手動線も作ることもできるかもしれません。

 

 

 

⑤厳しい評価を受けにくい

これはもしかしたら裏の心理として働くことかもしれません。

チーム側・選手側には、「無料でやってもらっているのだから」という心理は確実に働きます。

「本当の評価・本当の要求・本当の意見」を抑制する作用は確実に存在します。

だって無料でやってもらってるのですから。

*メリットとして書きましたが、これは実際には双方にとってデメリットですよね。

 

 

 

***

 

 

 

▶︎チーム・選手側の2つの無料メリット


 

 

 

①経済的な負担がない

これは無料で指導を受ける方のほぼ全ての理由といってもいいかもしれません。

無料、だからお金がかかりません。もしかしたら交通費も払っていないケースだってあるかもしれません。

 

 

 

②人員配置

チームの場合、トレーナーが在籍しているか、コーチの人数はどうかなどはチームの評価に影響を与えます。

人員配置には人件費という固定費がかかるため、お金をかけずにこれができることは非常に大きなメリットとなり得ます。

 

 

 

細かいところは抜けているかもしれませんが、概ねこんな感じだと思います。

比較すると分かる通り、受け入れ側のチームや選手には主に経済的な側面以外にはメリットはあまりないのです。

 

 

 

***

 

 

 

無料で指導の提案または受け入れ、となるとどうしてもメリットに目がいきがちですが、そこには確実にデメリットも存在します。

ここを踏まえた上でそれでも無料、というのであればそれはもちろん選択の自由ですが、実際はデメリットを十分に分析せずに無料に飛びついているケースも多々あります。

 

 

 

▶︎指導側の3つの無料デメリット


①経済的に損失がある

指導という行為は商品など実物を渡すわけではないので分かりにくいかもしれませんが、確実に損失です。

損失とは時間、技術です。

時間は、指導に使う時間だけでなく、その知識や技術、経験を蓄積するまでの時間も含まれると僕は考えます。

技術、これも同様です。

 

特にトレーナーなど技術の習得に時間やお金をかけてきたものを無料で提供するのは、損失です。

指導側が、「指導したい」「スポーツに関わりたい」という想いが強ければ強いほど、この損失という部分に目をつぶるケースが多いかもしれません。

 

損失という言葉を連発するとお金にうるさい奴だと思われるかもしれませんね。

しかしここをしっかりしておかないと、以下で紹介するデメリットを生んでしまうのです。

 

 

 

②継続性・責任

無料で指導をしている場合、変化への耐久性が不十分になります。

変化への耐久性とは、指導側の環境変化です。

例えば、独身・副業なしの状況だと自分の想い次第でいくらでも継続できるでしょう。

 

しかし、結婚して子どもが生まれた、本業の方で経済的に苦しくなった・多忙になったなどのケースはいくらでも想定できるはずです。

そうなった場合、無料での”仕事”の優先順位は確実に落ちます。

家族を養わなければなりませんからね。。

また、他で同じ指導の仕事を有料で受けた場合、責任としてどちらを優先すべきかは明確です。

 

 

 

③後進への影響

後に続く人への影響です。

僕の経験的に、この部分を考えている人は、本当に少ない。

あなたが安易に無料でやることで、後輩たちには確実に無言の影響を与えます。

 

あの人でさえ無料でやってるのに自分はお金なんてもらえません、という心理を生みます。

あの人でさえ無料でやってるのにあなたはお金を要求するのですか、という無言のプレッシャーを生みます。

 

自分が無料でやることによる、後輩へのデメリット、考えてほしいです。

*僕がものすごく苦労した部分です

 

 

 

もう一度、指導側のメリットとデメリットを見比べてみてください。

指導側のメリットの中で「無料でないと受けられないメリット」は非常に少ないはずです。

①ぐらいでしょうか。

有料でも大半のメリットは受けられるはずです。 


にも関わらず、「無料でやります」を指導側がやってしまう理由はなんでしょうか。

それは「お金をもらうに値する価値を提供できる」と言い切れないことが原因じゃなかろうか。

でもそれってかなりの自分軸。指導の仕事なのに自分軸です。

選手にとってそれが本当に有益なのでしょうか。

 

 

 

***

 

 

 

▶︎チーム側・選手側の3つの無料デメリット


①要求・評価しづらい

すでに少し書きましたが、「無料で指導に来てくださってる方」には、心理的に強い要求はできません。

途中で帰ろうが、ドタキャンしようが、そして成績が上がらなくても「どうなってるんだ」とは言いにくい関係性を生み出します。

これまで僕が出会ったケースでは、暴力を振るった”無料コーチ”を保護者が「お金ももらわずに頑張ってくれてるし、、(文句言いにくいのよね。。)」という出来事がありました。

これって、実はものすごく多くないですか?

 

 

 

②”契約解除”しにくい

いざ無料で受け入れてしまうと、その後にこの人の指導はちょっと微妙だな、となっても「もう来ていただかなくてもいいです」とは言いにくい関係性になります。

逆にちゃんと契約していれば、契約を更新しません、という方法がとれます。

無料指導は、ちゃんと契約書を交わしていないケースが大半です。

それゆえ、断りにくいというケースは非常に多く出会います。

「あの人ちょっと微妙だけど無料で時間作って来てくれてるしね。。」

そんなこと選手には関係ありません。

 

 

貴重な時間と努力を、そんな理由で少しでもロスさせたくない、それが本当に選手のことを考えるチームのスタンスではないでしょうか。

 

 

 

③利用されてもクレームしにくい

たった1回の指導でも写真を一緒に撮って”指導している感”を出そうとするケースは結構多く。

有名選手であればなおさらその”後光効果”を利用しようとするケースは残念ながら多しです。

選手側が本意ではない場合でも、無料で受けてしまっている状況では非常に断りにくいのが人間心理です。

 

無料指導を申し出られたら、”なぜ無料を申し出るのか”をしっかり考えるべし。

 

 

 

数としては3つですが、これらは人間心理的にも非常に解決しにくい部分ではないでしょうか。(感覚的にいかがでしょうか?)

無料で指導に来てくださっている人との関係が”問題”になった時、このデメリットは深刻化しやすく、長期化しやすいものとなってしまいます。

 

 

 

注)

ここまでの話は、「絶対に無料はやめとけ」という話ではありません。

双方がこれらのメリット・デメリットを共有・納得した上での「選択」であれば何ら問題はないと思います。

 

 

 

***

 

 

 

 

僕は指導とは一方的なものではなくて指導側と選手・チーム双方の本気のやりとりがベースにあると思っています。

無料指導という行為は、一見慈善的であり”お金のない”選手やチームのことを思いやっての行為のように見えます。

しかしここで触れて来たように、安易な「無料関係」にはこの本気のやりとりを阻害するファクターが多数発生してしまう可能性が高いのです。

 

 

 

親としての立場から考えると、無料での指導を仮に持ちかけられた場合、僕は大事な息子たちの指導を無料では受けません。

相手がなぜ無料を持ちかけるのかをめっちゃ考えます。

こちらの考えをちゃんと伝えてお金を支払って責任を共有します。

 

 

子どもへの無料指導のデメリットは、時に「本人ではなく周囲の反応によって起きる」からです。

「無料で来てもらってるから、、」という心理が、少しでも影響してほしくないからです。

 

 

 

最後に。

これまでの話と逆に、「有料だからといって何を言ってもいい」と言うわけではないということも忘れてはいけません。

リスペクトを持って、”本気のやりとり”ができる関係性を。

 

 

 

トレーナーの方はこちらも読んでみてください。

▶︎なぜスポーツトレーナーが現場で無償ボランティアを続けてしまうのか。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

中野崇のインスタはこちら。

トレーニング動画たくさん載ってます。

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

 

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