青桐美幸(Blue)

ライフスタイルレコードの場にようこそ♡


自己紹介はこちらから。

 

 

自分自身と向き合い

幸せな毎日を創るために。

仕事も遊びも恋愛も、
「好き」を表現することから

自分を確立するライフスタイルを

綴っています。

 

 

 

今までの話はこちら。


【純愛マリアージュ①】私が14年片思いした人と結婚するまで~序章~

【純愛マリアージュ②】私が14年片思いした人と結婚するまで~苦難~

【純愛マリアージュ③】私が14年片思いした人と結婚するまで~本心~

【純愛マリアージュ④】私が14年片思いした人と結婚するまで~告白~

【純愛マリアージュ⑤】私が14年片思いした人と結婚するまで~願望~

【純愛マリアージュ⑥】私が14年片思いした人と結婚するまで~事実と妄想~

【純愛マリアージュ⑦】私が14年片思いした人と結婚するまで~自己肯定感~

【純愛マリアージュ⑧】私が14年片思いした人と結婚するまで~自己表現~

【純愛マリアージュ⑨】私が14年片思いした人と結婚するまで~猶予期間~

【純愛マリアージュ⑩】私が14年片思いした人と結婚するまで~関係構築~

 

【純愛マリアージュ⑪】私が14年片思いした人と結婚するまで~現実の変化~

【純愛マリアージュ⑫】私が14年片思いした人と結婚するまで~人生の加速~

【純愛マリアージュ⑬】私が14年片思いした人と結婚するまで~決断の結果~

【純愛マリアージュ⑭】私が14年片思いした人と結婚するまで~妥協の連続~

【純愛マリアージュ⑮】私が14年片思いした人と結婚するまで~人と向き合う~

【純愛マリアージュ⑯】私が14年片思いした人と結婚するまで~仕事と向き合う~

【純愛マリアージュ⑰】私が14年片思いした人と結婚するまで~自分と向き合う~ ←今ここ

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ結婚の話が進むのに対して、
彼自身が一向に帰ってこないことに
もやもやしていた矢先。

 


彼の職場の人の、
「こちらはいつでも迎えられる
のに何で帰ってこないの?」

という言葉を聞いてしまい、
崩れ落ちそうになる出来事が発生。

 


「結婚しようね」って言ってくれたのに、
「住むならこういう場所がいい」って
一緒に物件情報見て相談したのに、
それでも彼の意志を押し止めている
ものは一体何なのだろう。

 


彼にとって仕事の比重は、
私の存在よりも大きいんだろうか。

 


俗に言う「仕事と私とどっちが大事なの」
という言葉が思わず浮かぶほど
ショックで思い詰めてました。

 

 

 

 

 

彼の仕事が嫌いだ。

 


家に帰ってからも仕事、休日も仕事。

 


PCで資料を作ったりオンラインで会議したり、
休みが休みじゃない上に収入にも比例せず、
ただ心身が削られていくだけ。

 


傍から見ている私でもそう思うのに、
彼自身も疲れた顔をしているのに、
どうして本人はその働き方を
選択し続けているのだろう。

 

(理由を聞いたところで個人的には
納得できないに違いないけど)

 


どうしてその状況を採用して、
私との未来を考えてくれないのだろう。

 


でも、とふと自分自身を振り返った。

 


私は彼に偉そうなことを言えるほど
自分の仕事に納得しているだろうか。

 


いや、はっきり言ってしていない。

 

 

 

 

 

だって私も自分の

仕事が嫌いだから。

 

 

 

 

 

私にとっての仕事は
自己否定のかたまりだった。

 


勤務年数が長くなればなるほど
その傾向は強まった。

 


向いていない分野に何年も従事していて、
ミスするたびに怒られ萎縮し、
「できない自分」を責め続けた。

 


1年ほど前に転職したのも、
そんな日々から逃げ出すため
以外の何物でもなかった。

 


でも転職したところで、
全く異なる職種の仕事に就いたところで、
仕事=駄目な自分を自覚させられる場
という設定を変えない限り、
同じ状況はやってくる。

 


彼のことをどうこう指摘する前に、
自分の意識を変えなければ
きっとこの事態も変化しない。

 


何より自分の人生が苦しみに
耐え続けるものになってしまう。

 


そんな生き方はもう卒業したい。

 

 

 

 

 

なら、仕事がどういうものだったら
楽な気持ちになれるだろうか。

 


初めて行うことをきちんと
説明してくれる人がいること。

 


ミスしてもカバーし合える
環境であること。

 


それ以上に、ミスしやすい部分に
気づける自分であること。

 


また、できないことを人に頼る
自分を許可すること。

 


突き詰めて掘り下げて、
こうありたいという本音を
探ったら次々と出てきました。

 


自分の弱さや不甲斐なさを直視
したくなくて顔を背けてきたことに、
ようやく向き合った瞬間でした。

 


仕事内容そのものを考え直す
ことももちろん必要だけど、
今はとにかく仕事の概念から
見つめるべきだと決めました。

 

 

 

 

 

そして出てきた本音に従って、
改めて周囲を見てみました。

 


そうすると、
内容を説明してくれる人もいるし、
フォローしてくれる人もいるし、
頼っても嫌な顔されないし、
前職と違ってちゃんと環境に
恵まれていることに気づけました。

 


周囲に対する安心を認識したからこそ、
できなくても大丈夫だと思い、
できない自分を受け入れられる
ようになりました。

 


自分のことばかりで周りを
ちゃんと確認していなかったから、
1人で頑張らなければいけないと
無理を強いていただけでした。

 


おかげでプレッシャーも減り、
以前よりリラックスして仕事が
できるようになりました。

 


自分と向き合うのは怖かったし
ダサさを突きつけられることだったけど、
その先には優しい世界がありました。

 

 

 

 

 

そしてその世界は、
職場だけに留まりませんでした。

 

 

 

 

 

⑱に続きます。↓

 

【純愛マリアージュ⑱】私が14年片思いした人と結婚するまで~あおりで見る世界~

 

 

 

 

 

facebookやってます。


ここでは書いていない、

エンタメ中心のプライベートな内容多め。

よろしければ友達申請お願いします。

 





小説投稿サイト「カクヨム」にて
夫婦生活のエッセイを書いています。