青桐美幸（Blue）の
ライフスタイルレコードの場にようこそ♡
自己紹介はこちらから。
自分自身と向き合い
幸せな毎日を創るために。
仕事も遊びも恋愛も、
「好き」を表現することから
自分を確立するライフスタイルを
綴っています。
今までの話はこちら。
【純愛マリアージュ①】私が14年片思いした人と結婚するまで～序章～
【純愛マリアージュ②】私が14年片思いした人と結婚するまで～苦難～
【純愛マリアージュ③】私が14年片思いした人と結婚するまで～本心～
【純愛マリアージュ④】私が14年片思いした人と結婚するまで～告白～
【純愛マリアージュ⑤】私が14年片思いした人と結婚するまで～願望～
【純愛マリアージュ⑥】私が14年片思いした人と結婚するまで～事実と妄想～
【純愛マリアージュ⑦】私が14年片思いした人と結婚するまで～自己肯定感～
【純愛マリアージュ⑧】私が14年片思いした人と結婚するまで～自己表現～
【純愛マリアージュ⑨】私が14年片思いした人と結婚するまで～猶予期間～
【純愛マリアージュ⑩】私が14年片思いした人と結婚するまで～関係構築～
【純愛マリアージュ⑪】私が14年片思いした人と結婚するまで～現実の変化～
【純愛マリアージュ⑫】私が14年片思いした人と結婚するまで～人生の加速～
【純愛マリアージュ⑬】私が14年片思いした人と結婚するまで～決断の結果～
【純愛マリアージュ⑭】私が14年片思いした人と結婚するまで～妥協の連続～
【純愛マリアージュ⑮】私が14年片思いした人と結婚するまで～人と向き合う～
【純愛マリアージュ⑯】私が14年片思いした人と結婚するまで～仕事と向き合う～ ←今ここ
ちょっと時系列は前後しますが、
2019年1月2日のこと。
1月1日に年賀状事件が発覚して、
心中荒れながらも旅行を終えて
帰ってきた翌日の話です。
細かく言うと、1日に一旦実家に戻り、
荷物を変えて再びお泊まりする
ために彼と落ち合いました。
そして大阪のホテルで一泊し、
2日に予定していた場所へ向かいます。
実はこの日、
彼の職場の人達と初詣に行く
ことになってました。
個人的には彼の交友関係に一切
興味がない上に職場の人達なんて
会いたくもなかったんですが（超本音）、
半ば強制的に連れてくるよう言われた
らしく了承せざるを得ませんでした。
結果的に初詣だけで終わらず、
その後中途半端な時間の食事に
同行することになりました。
会っても話すことがないし、
そもそも初対面の人とフレンドリーに
話せるタイプでもないため、
この時間が苦痛で苦痛で仕方なかった。
「紹介しろって言われた」と
彼が言っていたものの、
話題は自分達の仕事の話ばかりで
ついていけるはずもなく。
結局何のために呼ばれたのかわからず、
加えて体調不良だったことも祟って、
かなりコンディションの悪い状態で
お開きになるのを待ってました。
そんな時に、話の流れで
彼の仕事状況について話題になり。
その場にいた1人が
彼に向かってこう言ったんです。
「こっちはいつでも
大阪に迎える用意があるのに、
君は一向に帰ってこないな。
帰ってくる気あるの？」
目の前が真っ暗になりました。
その後で彼がこぼしていた、
「大阪で求められてる仕事は、
今の自分に持ってないスキルが必要」
等々の言葉は全部素通りしました。
だってその人の言葉が本当なら、
大阪に戻れる選択肢があるのに、
彼自らがそれを選んでいない＝東京で
働く選択をし続けていることになる。
もしそうだとしたら、
私がどんなに願っても彼は戻ってこない。
私がどれだけ一緒にいることを望んでも、
彼が納得しない限りそれは叶わない。
もう2年半も言い続けているのに。
デートが終わる度に、
家に帰る時間になる度に泣いて泣いて、
それでも募る寂しさを抱えたまま新幹線に
乗っていることを彼も知っているのに。
指輪まで買って、プロポーズまでして、
両親に挨拶する算段までしているのに、
それでも彼が戻ってくる1番の願い
だけが未だに置き去りにされている。
こんなに悲しいことって他にない。
こんなに苦しいことって他にない。
もうどうしたら良いかわからない。
まだ離れ離れの日々が増えることに、
心が押し潰されそうでした。
⑰に続きます。↓
【純愛マリアージュ⑰】私が14年片思いした人と結婚するまで～自分と向き合う～
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小説投稿サイト「カクヨム」にて
夫婦生活のエッセイを書いています。
