青桐美幸（Blue）の
ライフスタイルレコードの場にようこそ♡
自己紹介はこちらから。
自分自身と向き合い
幸せな毎日を創るために。
仕事も遊びも恋愛も、
「好き」を表現することから
自分を確立するライフスタイルを
綴っています。
今までの話はこちら。
【純愛マリアージュ①】私が14年片思いした人と結婚するまで～序章～
【純愛マリアージュ②】私が14年片思いした人と結婚するまで～苦難～
【純愛マリアージュ③】私が14年片思いした人と結婚するまで～本心～
【純愛マリアージュ④】私が14年片思いした人と結婚するまで～告白～
【純愛マリアージュ⑤】私が14年片思いした人と結婚するまで～願望～
【純愛マリアージュ⑥】私が14年片思いした人と結婚するまで～事実と妄想～
【純愛マリアージュ⑦】私が14年片思いした人と結婚するまで～自己肯定感～
【純愛マリアージュ⑧】私が14年片思いした人と結婚するまで～自己表現～
【純愛マリアージュ⑨】私が14年片思いした人と結婚するまで～猶予期間～
【純愛マリアージュ⑩】私が14年片思いした人と結婚するまで～関係構築～
【純愛マリアージュ⑪】私が14年片思いした人と結婚するまで～現実の変化～
【純愛マリアージュ⑫】私が14年片思いした人と結婚するまで～人生の加速～
【純愛マリアージュ⑬】私が14年片思いした人と結婚するまで～決断の結果～
【純愛マリアージュ⑭】私が14年片思いした人と結婚するまで～妥協の連続～
【純愛マリアージュ⑮】私が14年片思いした人と結婚するまで～人と向き合う～ ←今ここ
2019年1月1日。
波乱の幕開けとなりました。
事の発端は彼と恒例の休暇旅行中。
旅行先で観光していたら、
突然母からLINEが入りました。
「お父さんがあなた宛に
届いた年賀状を見て、
『婚約』って何だ？って言ってる」
と。
や ば い 。
彼にプロポーズされたのは9月。
そこから3ヶ月あまり経っていながら、
彼の仕事環境に全く変化がないので
両親には何も報告してませんでした。
（母には言っていたけど、
それはあくまで女同士の内輪話）
が、仲の良い友達には年末に
会って話していたので、
そのまま年賀状に書いてしまったみたいで。
私自身もまさかそんなところから
情報が洩れるとは思ってなくて、
メッセージを見た瞬間血の気が引きました。
その日はしばらく動揺がおさまらず、
彼に慰められながら観光してました。
（寧ろ彼の方が落ち着いていて、
土壇場になると頼り甲斐があるなと
不謹慎ながら見直してしまった・笑）
これは完全に私の逃げの結果です。
父とは思春期に入ってから
ろくに話をしてこなかったせいで、
30歳をとうに過ぎた今でもどう
会話して良いかわからずにきました。
今回のことも、
彼の進退が決まってないことを言い訳に
切り出すのを先延ばしにしていただけ。
反対されるのが怖くて
言い出せなかっただけ。
それととうとう向き合わざるを
得なくなっただけでした。
ともあれ、
これ以上逃げられないと悟ったので、
旅行から帰ってきて数日後、
父の部屋に行き頭を下げて頼みました。
「紹介したい人がいるから
会ってほしい」と。
父は了承してくれました。
「お前にはずっと家にいてほしいけど、
お前が選んだ人なら反対しないよ」
と言ってくれました。
不覚にも泣きそうになったのは
ここだけの話です。
一人娘として愛されていた
のは知っていたし、
心配が過ぎるゆえの干渉も知っていた。
でもそれを鬱陶しがって受け取って
こなかったのは自分自身で、
人づてに聞いた話で父が受けた
ショックはどれほどのものかと考えたら
さすがに申し訳なくなりました。
怖がっていたのは自分だけで、
父はきっとずっと前から娘の話を聞き、
何事も受け入れる器はあったはずなのに。
もっと早く気づけばよかったと思うけど、
この機会に気づけてよかったと思います。
同時に、
親に結婚の話を打ち明ける
ことを避けていたせいで、
これまで事態が進まなかったの
かもしれないとも思いました。
そう考えると、
友達からの年賀状がそれを打開
する起爆剤となってくれたので、
後々感謝しました（笑）
結果的に、
2月の連休に彼が関西に帰ってきて、
お互いの両親に挨拶に行くことが決まり、
物事が大きく進展しました。
⑯に続きます。↓
【純愛マリアージュ⑯】私が14年片思いした人と結婚するまで～仕事と向き合う～
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小説投稿サイト「カクヨム」にて
夫婦生活のエッセイを書いています。
