真夜中のキャプチュード -67ページ目

犬も歩けば火薬にあたる










ドッグポリス






七高剛監督



「DOG×POLICE ドッグポリス 純白の絆」
観ました!














あらすじ!




巨大ショッピングアーケードで無差別爆破事件が発生。

現場整理にあたった警察官の中に、その男・早川勇作がいた。

現場でたまたま目が合った男を追い、抵抗してきたため

持ち場を離れ、逮捕してしまう。

犯人逮捕の際にとばっちりを受け軽い怪我を追った一般人の指示で

その一般人男性をある場所まで送った勇作。

そこは民間の犬の訓練所で、

送った男は獣医だった。

そして訓練所では、今まさに犬の出産が始まろうとしていた。


話の流れから出産を手伝うはめになる勇作。

4匹の赤ん坊が無事生まれたが、

5匹目が産道にひっかかり、死産となった。劣性遺伝の個体だった。

しかし勇作は、諦めることなく、

その一匹を抱き上げ、声をかけながらマッサージをする。

すると、奇跡的に息を吹き返したのだ。

その様子を嬉しそうに見守る訓練所所長だった。



ひょんなことから犬助け?をした勇作





勇作は警察官として、検挙率は高いが、協調性に欠け、犯人確保の際、常に単独行動であったため、

組織捜査が基本の、勇作あこがれの捜査一係からは必要なしの裁定が下り、

勇作へ降りた辞令は、“警視庁警備部警備二課警備装備第四係”だった。

その部署は警備犬とハンドラーが所属する部署だった。




装備四課





希望部署への配属を逃し、クサる勇作。

なぜ犬の訓練などしなければならないのかと?自問自答の毎日。

勇作の指導員である水野夏希ともぶつかってばかり…




水野夏希






そんなある日、

夏希のアイディアでSATと装備四課の合同訓練が実現する。

そんな夏希の情熱を目の当たりにした勇作の中で何かが弾ける。




装備四課






この装備四係でやっていこうと前向きに考え出した勇作をみて

装備四係長の向井は、勇作のバディーを決めようと言いだし

勇作と共に民間の訓練所へと向かう。

そこで勇作をまっていたのは、

勇作が取り上げたアルビノ種の「シロ」だった。

アルビノであるが故、警備犬にはなれないだろうと言う訓練所所長だったが、

向井は、この両名が似た者同士だと感じとり、

勇作のバディーはシロに決定した。



急に訓練に身を入れる勇作























たぶん好き嫌いが二分するであろう俳優・市原隼人さんですが

私は彼が好きです。(●´艸`)

あの暑苦しいオーバーな芝居も、

眉間にシワ寄りっぱなしの表情も、

  決して悪い気はしてませんょ!

特に、歩く姿が好みですね~~~(∀`从)♡♡♡


 カッコいいかどうかは別として、情熱と自信あふれる

  あの歩き方は好感度高いです!


捜査一係に憧れる勇作は単独行動がおおかった


警察犬が鑑識課所属なのに対し、

警備犬は事件を未然に防ぐのが使命。

また、災害救助の現場にも出動する。

人を襲って、犯人制圧訓練もするのが警備犬です。




水野の警備犬への情熱は果てしない



警察犬審査に合格した犬種の中には、チワワなどもいます。




警備犬は、警察官の装備品であり、もしもの時は人間のタテになるのが役割です。

こういった、事実もなかなか深い土壌があるので、

物語としては、つくりやすいネタということになるでしょうね。

実際の警備犬は、警視庁警備部警備二課警備装備第三係です。



アルビノで体が弱いシロ...しかし、その嗅覚はズバ抜けている




本作、

物語としては、ありきたりなストーリー展開ですので、

ちょうどいい本編上映時間に収まっていると思います。

グダグダ長いと飽きてしまいますので、

本作はちょうどいいってトコでしょうね。


かつて、スターウォーズエピソード4が大ヒットした際、

とある名のある評論家が、

「この作品があと1分長かったらヒットしなかっただろう」と言わしめたほど

   本編の長さは作品性に大きく関わっています。

 映像・音楽を軸とした一本の映画作品として、

上映時間ってのは、

   その一端を担う作品基準であると思います。




それ故に、本作は、可もなく、不可もなく…

  ぶっちゃけ、普通過ぎました(_ _)ノ彡☆バンバン!




犯人のワナにはまり、夏希のバディーは大けがを負う







内容をみても

起承転結の

起の部分が、あまりに強引かつ、ご都合主義で始まったため、

  その後も、ズルズル奇跡が起き続け、

  バカバカしいほどに自己満足な世界となっていました。




抜群の嗅覚で犯人を追うシロと勇作








しかも、

犬との絆はそこそこ時間をかけて描かれましたが、

ヒロイン役の戸田さんとの時間の観念はわかりづらく、

ラストシーンでの、いきなりのキスシーンには、

    …この監督さん、よく知らない人だけど、監督がテレビサイズなんだ…とか思っちゃいました。


たしかに

命がけの現場を二人で乗り越えたけどさ、

   無理にくっつけず、将来的に期待できるよう演出すべきでしたよ…あの場合…(-.-;)

                 なんの圧力なんだよまったく(*´-д-)フゥ-3



こういうのを、ナイチンゲール症候群とでもいうのでしょうか??σ(゚、。)

     


ようやくシロとの絆を実感しはじめる勇作






キャストは魅力的な面子でしたので、

普通に合格点くらいは行ってますが、

まぁ、このメンバーでコケたら、製作側に才能ないかもね(●´艸`)ウフフ...



なんか、スピンオフを観てみたいですね~~~















個性派ぞろいの装備4係











































































弁当の梅干しをどかすと、ご飯が赤く染まっている部分好きです(●´艸`)








極道めし








「ブタがいた教室」の前田哲監督・脚本


   極道めし観ました!+.(*ゝд・)b゚+.゚





あらすじ!




とある刑務所の204房に傷害で入ってきた新人囚人・栗原健太。

そこには、牢名主の八戸

     的屋の南

     ホストの相田

     元力士・元プロレスラーのチャンコこと島本の4人が待ち受けていた。


総勢5名となった204房、

そして、この204房には、看守も知らない年末の恒例行事があった!

それは、

年に一度の、正月のおせち料理争奪バトル

   「今まで生きてきて、一番旨かった食い物の話をする」大会であった!
                        (__)ノ彡☆バンバン!


ルールはいたってシンプル。

語り手の話に他の者たちが、ゴクリ!と喉を鳴らしたら1点。

   経験と想像力にうったえかける勝負だ!



 日ごとにメニューは変わるが、地味な飯だ



そしていよいよバトル当日、

八戸は新入りの健太にも参加を促すものの、

  「飯にいい思い出なんかねぇ~よ」と相手にしなかった。

他の4人と揉めながらも、

 徐々に刑務所生活に慣れてくる健太。





食べられないとなると…






ある日、

 チャンコとのもめごとをきっかけに、

  独房に入れられた5人

 204房に戻った皆から、

 責任をとって、おせち料理争奪バトルに参加するように言われる健太。


 この一件で、

 そんな健太にも、思い出の食べ物があることが発覚する・・・




健太は過去の食べ物にうなされる



















私、

食べ物が出る作品が大好物でして、

過去、観た作品の中でも

これはTOPかもと思えるのが、

「未知との遭遇」のリチャード・ドレイファスが

      それで山を作ってしまったマッシュポテト!(●´艸`)

    ポテトサラダよりも遥かに滑らかな感じが大事!

         フォーク使って山作れるくらい(T▽T)ノ_彡☆



 さらには、

 ターミネーター2で、リンダ・ハミルトンが

  車のシートでモサモサ食ってたハンバーガー

 腹を満たすだけの食事感がいいんですよね~~

  ジューシーさのかけらもないハンバーガー'`,、('∀`) '`,、




こういったものに、非常に惹かれちゃうわけなんですが!


もう、

本作など、食べ物テーマの作品といってもいいでしょう!

なので、

かなり笑いましたし、好物でしたょ!(●´艸`)


テイスト的には、伊丹監督の「タンポポ」を思い出しましたね!




  すげ~~くだらねぇ~んだけど、

    すごく共感できましたょ!


思い出の食べ物になぞられて、

  思い出の人が見え隠れする演出は秀逸でしたよ!

よい出来だと思いましたし、

  観てよかった~~って思いました。



キャベツの千切りを敷いた上から即席ラーメンをかけ、こがしネギを少々





204房の面々を

 一人一人、飯絡みで掘り下げ、過去を紹介していく形で飽きませんょ!



主軸となるのは、主人公の新入りこと、健太のエピソードで、

自分を捨て出て行った母親と、

  施設で一緒に育った幼馴染の水島しおりとの再会と同棲


   そして、ちんぴら健太のロクでもない行動による別れ…


 それらがとてもよく整理されていて、負担なく理解できる、

  いい意味での単純さは好感がもてました!




健太の幼馴染・さおり






 房の、一癖も二癖もあるメンバーに

   麿赤児さん

   勝村政信さん

   コンドルズ・ぎたろーさん

      などの個性派勢揃いで、さらに彩りを与えていましたね~~




的屋の南は、浜辺のバーベキューの話をするが…




何もない監視下での生活の中でも、

何か楽しみを見つけ、生きている実感を味わう様...

ショーシャンクでもそんなエピソードあったけど、

布団にもぐりこむと、後悔で枕を濡らす面々…



しおりからの手紙を怖くて読めない健太。


しおりへの酷い仕打ちを知ったチャンコは、

  しおりが健太を待っているわけないと断言


 さらに、しおりからの手紙を奪い、食べてしまう。

またまた大ゲンカが起こる204房。


 健太は拘束され独房入りに。


 独房で、手を使えず、

   食器に顔を突っ込んで飯を食う健太。


 大きな後悔が健太を襲う

 食器に顔をうずめたまま、泣き崩れる…


  これを機に、

   健太は204房の真の仲間となるのだった。




  しおりからの近況を知らせる手紙を食べられてしまい、

  
    出所後も、しおりの居所がわからない健太。


 はたして、待っていてくれるのだろうか?




 是非、

  泣いて、笑って、お腹を鳴らしに行ってください。

    とてもいい作品でしたょ!








思い出すのは、最後に食べた、しおりの作った即席ラーメン













































すぐに会おうね












Dear John





「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督


親愛なる君へ~Dear John~観ました!






あらすじ!




それは2001年春…

偶然浜辺で出会ったサヴァナ・リン・カーティスとジョン・タイリー

サヴァナのカバンが海に落ち、

  それを、躊躇することなく海に飛び込み

      いち早く拾い上げたジョン

この出会いで、

 二人はお互いを意識しはじめる。




アマンダ・サイフリット







米陸軍特殊部隊に所属するジョンは、

   わずか2週間の休暇を故郷で過ごしていたのだが、二人にとって2週間は恋に落ちるに

                         十分な時間であった。


 2週間後、戦地へと赴くジョンを見送るサヴァナ

  不安はあるが、サヴァナはいう

    「すぐに会おうね」



サヴァナとジョン





任期を終えたら、除隊を約束したジョン

ジョンとサヴァナは、

          手紙でお互いを感じ、二人は愛をつないでいた。




会えない時間を手紙で埋める二人





ところが、

ジョンの任期終了間際の9月

アメリカ合衆国にとんでもない事件がおこる

ハイジャックされた航空機がワールドトレードセンターに激突するという

  世にいう、9.11同時多発テロ事件である。


この大事件により、

  部隊の仲間たちは迷わず任期の延長を願い出る。



 使命か?

   サヴァナか?

   悩むジョン。


 決断は週明け…

    週末の2日間という、猶予が与えられたジョンは、

   一度故郷へと戻り、自分の本心を確かめようとする。

  故郷滞在は、わずか18時間であった…





急速に愛が深まる




















マンマ・ミーア

    ジュリエットからの手紙など、いま大活躍のアマンダ・サイフリットの出演ということで

   一切、迷うことなく鑑賞!


 少し単純で、ちょいタルい進行でゎありましたが、

   若き大物二人の競演で

    清々しい出来上がりでしたよ!(≧∇≦)/



 何というのか

  一瞬で恋に落ちた後、

   いろんな現実が見えてくる

 そこで、二人はどう立ち向かうのか?

 抗うことも出来ない現実や、

  長く真実だと思っていたことへの疑問


 二人の仲が深まれば深まるほどに、

   鋭利に尖る現実に、傷つかないように向き合う二人。



二人には過酷な運命が…






 ジョンは小さい頃、

  アイスクリームを買ったお釣りに、

  不良品なのに市場に出回ったイレギュラーコインを発見。

 父に見せ、二人で鑑定してもらいに古銭商を訪ねる

 ほとんどの店が、安い値をつけ買い取ろうとする中、

 ある店の主人は、

 「これは表が5ドルで裏が1ドルの希少価値の高い不良品だ」と打ち明ける

 買い取るなら4000ドルだと言うが、

それより、自分で持っていたほうがいいとすすめられる。

親から子へ受け継ぐ、家宝にしろと…






父は他人との付き合いが苦手







それをきっかけに、ジョンの父は、コイン収集に没頭するようになる。

母は子供の頃にいなくなった。

以来、

父は他人との関わりを断ち、家にこもり、一日中コインを眺めている。




ジョンには、このコインのエピソードが付いて回ってました。

何かの時には、コインを思い出す…

どうやら、父と距離を感じるジョンの、

  唯一の父との思い出がつきまとっているようです。


 


それ故に、

一度愛する相手が見つかると、

かなり真っ直ぐに愛情をぶつけてしまうジョン。


特殊部隊の精鋭なので、

   後ろから手を出したりすると、反射的に倒してしまったりするシーンもあり、

 あまりに不器用な彼に対し、

  いつも朗らかで、柔らかい印象しかないサヴァナ

  しかし、自らを嫌な人間だと思っている、

   心でいつも、汚い言葉を吐いているとジョンに告げる


 こんな歪な二人は、

  時間もかからず、お互いを大事な人だと思い始める。

   互いの足りない部分を補おうと画策するのだ。


  前半のこのシーンくらいまでは、とてもよく出来ていて、

   見応え十分だったのですが、


 テロ発生以降の流れがいきなり速くて、

  急速にサヴァナは冷めていくのですね。


 極秘任務の多いジョンは、

  今どこにいるのかも明かせないので、

   そりゃ~残った方は、気が気ではないでしょうね。

 そこへ、

  いつも近くで見守ってくれていた、

  父替わりのティムが急浮上してくるわけですが


 当初、ティムはジョンに対し、

 サヴァナを泣かせたら容赦しないぞ的な、

  愛ある言葉をかけていたのですが、

 急に病に倒れ、

  ティムの自閉症の一人息子の件もからみ、

 サヴァナは介護士を目指そうとします。


 そしてその強い思いが、

  ジョンの父も

  自閉症なのでは?という疑問と共に、

  愛するジョンの触れられたくない部分をいじってしまうきっかけを与えてしまうのです。

 すこしずつですが、

  二人には不協和音が…


せめて話せれば…






 何か起こると、コントロールを失い、暴れてしまうジョンが強く描かれています。

  サヴァナとのデートで使った店でも、過去に暴れたことありらしきセリフがあり、

  かなり幼稚な性格であるとわかります。



なので、

サヴァナがティムを選び、

突如、手紙で別れを告げると、

ジョンはもう一気に自暴自棄になってしまい。


 ヤケクソで、簡単に危険地帯に足を踏み入れたりします。

 キャラクターの性格が、かなりハッキリと描かれていて、

            ゆがみなく丁寧につくられているのがわかります。





 そしてヤケクソのジョンはテロリストに撃たれ、

  大けがを負い、心身ともに傷だらけになります。


 しかし、

 その怪我のおかげで、故郷へと帰るチャンスがきます。


当然、

 サヴァナを訪ねるワケですが、

  そこで初めて、サヴァナの相手が

 あの親身になって、気にかけてくれていたティムだと知るのです。

 なんとなく、

 予測できていたとはいえ、ジョンには同情しますよ・゜・(ノД`)・゜・。



  でもこのお話、
   
    ちょっとおもしろそうでしょ?|∀ ̄*)… ヒッヒッヒッ







 アマンダ以外の出演者も豪華&グッジョブでしたょ。



 ジョンには、「G.Iジョー」チャニング・テイタム

 父親は、「食べて、祈って、恋をして」「モールス」のリチャード・ジェンキンス

 そして

  ティム役には、「E.T.」のエリオット役でゴールデングローブ賞受賞の

          ヘンリー・トーマス(≧∇≦)/



エリオットもおっさんになっちゃって




ちなみに子役時代は ↓↓



かわいいよね~~


  念のためお断りしておきますが、向かって右ですからね!'`,、('∀`) '`,、

   向かって左ゎ隣の家のおじいちゃん!




ついでに、ドリュー・バリモアも載せておきます!



こっちもカワユス!


後のチャーリーズ・エンジェルスなワケですが、

この写真当時のチャーリーズ・エンジェルスといえば

   ●シェリル・ラッド

   ●ケイト・ジャクソン

   ●ジャクリーン・スミスですね(●´艸`)





ラストはまぁ、

  大きな揺れもなかったのですが、

   そこまでの過程でそこそこ、描かれていますので、

   これはこれでいいのかな?って思いましたよ。


  真のハッピーエンドなのかどうかゎ、観た方が判断してください!




















E.T.

                         …と…と・も・だ・ち…


















































世界ゎ変えられないけど、考え方変わりましたよぉ~~











僕たちは世界を変えることができない






「バトルロワイヤル」深作健太監督



  僕たちは世界を変えることができない。

                     観てまいりました;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;




あらすじ!


医大生二年の田中甲太は、

     ただ何となく、日々を過ごす毎日。

バイト → 勉強 → コンパを繰り返しているだけで、

   心の充足感なんて感じない。

ところがある日、

立ち寄った郵便局に置いてあった、海外支援のパンフレットを見つける。

“150万円の寄付により、カンボジアに屋根のある小学校が立ちます!”とあった…

その瞬間

甲太の全身に電気が走った!

これだ!


  即座に友人全員にメールを送る甲太




甲太の呼びかけに集まったのは三人だけ…







ところが、

 その呼びかけに応えたのは、悪友の矢野雅之と柴山匤史

 それに、合コンで知り合った本田充の三人だけだった…

矢野と柴山は、

集まってはみたものの、乗り気ではない…

ところが、合コンしきりのプロ・本田は、

チャリティーイベントを開催し、その費用を捻出しようと提案

さらに本田は、最先端を行くIT企業の若き社長をも手玉に取り、

資金援助を成功させる。


まさに波に乗り始めた、“学生がカンボジアに小学校を建てる計画”だったが、

やはり現実には、大きな落とし穴が待っているのだった!



俺たちにいったい、何が出来るのか?


















実際にあった話を基としているせいなのか、なんなのか?

もう、怒涛のごとく、泣かせよう演出をたたみかけてきましたよ!(≧∇≦)/

               深作監督ってば!



しかも、

わかっているのに、何度かウルッちゃいました・゜・(ノД`)・゜・。


  いやいや作戦なのゎわかるんですけど、

  カンボジアの子供たちの澄みきった黒い瞳には、

  まったく抵抗できる術がありません!'`,、('∀`) '`,、

      一撃必殺です!





この子のエピソードなんて現実にはなかったんだろうなぁ…






しかも今、

  脂ののってる向井理さんが体当たりでいい芝居すんですよ

 つか、本人、マヂ泣きしてますって!ありゃ!'`,、('∀`) '`,、


で、

ついついもらっちゃうワケです(●´艸`)


 劇場中、アチコチで洟すする音ですよ(__)ノ彡☆バンバン!


たぶんなんですが、

カンボジアの純白な穢れなき子供たちと

  向井さんの清潔感とか透明感が見事にリンクして

 何倍もの相乗効果を得たんでしょうね~~~~(∀`从)♡♡♡

 今

冷静に考えれば、まったく思わないのに

その場では、

「この役って、彼しかいないし!(≧∇≦)/ 」って、本気で思いましたよ。

    今はそうでもないけどね。




実際のカンボジアロケゎ大変だったろうな~~






でまぁ、

真実の物語ですから、

感覚研ぎすまして、触覚伸ばさなくとも、

コロッって泣けちゃう手頃さは、

今、クサクサしてんだ!!むかっって方いらしたら、もう

もってこいの作品ですからね!

コロッと泣いて、スカッとして帰るってね!(≧∇≦)/



この満足感は、何物にも代えがたいね


私は、こども絡みのシーンでゎなく、

向井さん演じる甲太が、

現地へ出向くことにより

カンボジアの空気に実際にふれて心をかき回された挙句、

日本に戻り、いろんな現実にぶつかり、

    己の無力さや、愚かさ、汚さに正面から対峙してしまい

自分をコントロールできなくなって、

        思わず女を買ってしまうのですね。




この辺りの迷走っぷりゎ、男なら共感できますよね~~

で、

デリヘル嬢が部屋に到着して、

ビジネスライクに、

   「ぢゃ!一緒にお風呂入りましょうか?」って言って、

    甲太の服脱がそうとするんですが、

  やはり、躊躇する甲太なんですね!

         ウンウン!わかるょ~



ふと、机を見やると、そこにはキレイな瞳でほほ笑むカンボジア少年の顔が印刷された

   例のパンフレットが置いてあるんですね。


  いわば、原点ですよ。


それでも甲太は、コントロールを失ってますので、

 「何もしなくていいので、60分、ひざ枕してください」そう言って、

  赤ん坊のようにデリヘル嬢の膝で寝るんです。

 やがて時間がきて、

 ありがとぅございましたとお礼をいう甲太に、

 この黒川芽以さん扮するデリヘル嬢が

自分の膝を指さし

「次の仕事まで時間あるから、ほら!」って促して、

さらにひざ枕してくれるんですね。

弱っている男に、とっても優しいワケです!


もうね、

このデリヘル嬢に涙しちゃいましたよ!

  こんな優しい人間が今の世にいるんかいなってね!
                ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \




現在のお昼の顔!黒川芽以さん








変なトコに反応してしまって、複雑なまま

  いよいよクライマックスなんですが、

 もう、自然と涙出ちまいましたょ!


これからの方も多いでしょうから、

  これ以上ゎ言いませんけどね・゜・(ノД`)・゜・。








あと

医大の教授が彼らの活動を知って、

落第しちゃった主人公たちに

ボランティアも勉強も、中途半端なら辞めちまえ!

    って、厳しいこと言うのですが、

さりげなく、彼らの設置した募金箱に募金してくれているのを甲太らが見かけるシーン

これにも、やられちゃいましたね~~~

何だよ!

こいつらの周りにゎ、イイ人しかいないぢゃん!

   って、かなり寂しいこと思っちゃいました(-.-;)
 
      ロクでなしかもなぁ~~オイラ…





疑うことを知らない若さって素晴らしいね









キャストも、

学生のドラマなので若手ばかりですが、

それでも、

仮面ライダーFIRSTの黄川田さんと

シンケンレッドの松坂桃季さんの競演とか、

美味しい部分もありで、

スパイス的にリリー・フランキーさんなんか出てて、いい感じでした。


リリーさん、バーのマスターなんですが、

甲太らが、現実に押しつぶされそうなとき、

さりげなく助けてくれるんですよね~


彼らの会話をハナで笑ったマスターに対し

甲太が「何ですか!?怒りますよ!」って言うと

マスターが

「ぢゃ、俺ゎオゴっちゃう」って言って

4人にショットグラスを出すんです。

たったこれだけで、またまた士気が上がる四人!

このさりげなさがカッコいいのと、

  男って単純でいいなぁ~~~って思いましたょぉ!



いい味出てますね~リリーさん





そんな感じで、

さわやかで、ウルッってくる感じなので、

ちょっと疲れちゃった人におすすめしたいですよ!

世の中、捨てたもんぢゃないよってね!




お時間出来ましたら是非どうぞ!
















この手のぬくもり、忘れないでしょうね~~~

























































一合の酒、一枚のスルメ










一枚のハガキ





なんと、1912年生まれ、新藤兼人監督作


   一枚のハガキ観ました!(≧∇≦)/











あらすじです。





戦争末期、

清掃要員として集められた中年兵100名は清掃任務を終え、

次の赴任先を上官のクジ引きで決められると告げられた。


一人に対し、一合の酒と一枚のスルメを陛下より賜り

慰労会が行われた。

慰労会で自慢の喉を披露するのは、

   森川定造であった。


中年兵として召集された、松山啓太と

同部屋の森川定造は、妻・友子から届いた一枚のハガキを見せる…

“今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので、なんの風情もありません”
                 と書かれたハガキとともに、妻・友子のことを語る定造。





珠玉の演技!大竹しのぶさん



やがて、

二人はそれぞれクジにより、

定造はフィリピンの前線に、

啓太は宝塚へ、清掃要員として赴任が決まった。

死を覚悟した定造は啓太に、

もし生き残ったら、妻のもとにハガキを届け、読んだことを伝えてほしいと伝え、

それは、検閲が厳しすぎて、返事を出せない定造の最後の願いとなった。





出征が決まり、村をあげ送り出す




100人の兵士たちは、結局6名だけが生き残った。

クジにより、その6名に入った啓太は、故郷に帰る。

しかし、

そこに待っていたのは、

もぬけの殻となった我が家だった。



故郷へ戻った啓太だったが…





啓太が戦士したという噂が流れ、

妻は、実の父といい仲になり、二人で出て行ってしまったのだった。




はたして何のために戻ってきたのか?

生きる気力を失った啓太は、日々を虚空の中で過ごし始める。

そんなある日、

荷物の整理をしていた啓太は、定造から預かった、友子のハガキを見つけ、

  これを友子へ届ける決意をする。



忘れていたハガキが出てきた
























本作に出演されている役者陣!


誰ひとりとっても完璧です!!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


  特に大竹しのぶさんゎ素晴らしかった;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;




それぞれの故郷である村、

  その情景の切り取り方は抜群でした。

 

 
 しかし一点気になったのは、

 構図というのか、

  画面の奥行きがあまりなくて、

   平らな感じを受けます。



 これってもしかして、

  先に舞台化されるのでゎ?

 そのためのカメラリハ?(●´艸`)

     な、ワケないか'`,、('∀`) '`,、




どうも、

 映画である必要性をあまり感じない画づくりがされてましたね。


セットなんかも、立体感を感じない。


光の具合や陰影など、とてもよく撮られているにも関わらず、

  どうも立体感がない…??



しかも、

 この本なら、むしろ舞台のほうが面白いかもしれないですね。


 盛り上がりが常に、ピーク手前で失速する感じなのと、

大竹さんのセリフまわしが

 常に声張った状態で進んでいき、

  舞台ぢゃないぞ!っておしえてあげたかったですね(●´艸`)



 舅にせがまれ、家に残ることとなり、弟・三平と祝言をあげることになる

↑この画は、映画というより、舞台に見えますよね?

    この構図の意図がイマイチわかりませんでした…



 




作品としては、非常に完成度高いんですよね~~~~(∀`从)♡♡♡


 堅苦しくなく、

  品のいい笑いも交え、疲れない作品となっています。

 上映館も少なくなってきて、終了間際ですが、お客さんの入りがひじょうによい!

 雰囲気は“母べえ”を思い出しましたね~~

  とても上品な雰囲気。


 

  

  
なので、興味ある方はお早めに動かれたほうがよろしいですよ!

















よい作品でした




























クアラルンプールという音の響きが好きです(人´∀`)















セカンドバージン






黒崎博監督:「セカンドバージン」観てまいりました!










あらすじ!





金融庁のキャリアを捨て、ネット証券会社「モンディアーレ証券」を立ち上げた若き勝ち組“鈴木行”。

その行と、とあるパーティーで知人から紹介を受けた中村るいは、彼に興味を示し、

彼の半生を書いた著書を発売したいと持ちかける。




一目で行に強運を感じ取るるい





行は金融庁での役割は終えたと豪語





その申し出を一回は断った行だが、

いくらも経たないうちに、彼の本は出版され、あれよあれよと時代の寵児となった。


そのことがきっかけで密かに付き合いだした二人だったが、

るいは、行より17歳年上で、行は万里江という妻もいた。



17歳の年の差がある二人だが…






やがて二人の関係に気付いた万里江は、金のため、中国ファンドと付き合いをしていた行の会社を、

金融商品取引法違反で告発する。


逮捕され、何もかも失った行。


るいの前からも姿をけしたのだが、5年後、出張先のマレーシアで、偶然、行を見かける。

何者かに連行される途中の行に、思わず声をかけてしまうるい。

その声に気付いた行は、突如、逃走をはじめたのだが、

追っ手による凶弾に倒れてしまう…




医者も見放す大けが




















本作、

まったく何の予備知識もなく、思いつきで行ってしまいましたが、

どうやら、NHK製作のテレビドラマだったのですね?


まぁ、NHKらしく、

日本とマレーシアをまたにかけて、話は進みますが、

あまり大きな規模を感じないドラマでしたょil|li(;-_-;)il|li



実際、

熟女・鈴木京香の濡れ場云々との前評判も、

  決して体当たり演技でもなく、

 どちらかというと、おとなしめでコンパクト(__)ノ彡☆バンバン!


あくまで、背中しか見せないその女優魂に'`,、('∀`) '`,、

あからさまに

  手足が縮こまった演技で、

 それこそ、うまくすれば、流行語大賞モンなインパクトである

     タイトルの「セカンドバージン」というセンセーショナルな単語も

            これらの演出により、スッカリ掻き消えてしまってました。







そもそも、

セカンドバージンとゎ??


鈴木京香さんのセリフからすると、

女が処女を失うのは当たりまえでも、

それ以降、

長く行為がなくなり、セカンドバージンに陥ると、

それを失うのは、相当に覚悟がいることで、怖いことなんだそうです。

ましてや本作の相手は17歳年下で不倫。


躊躇もしますね(-.-;)


その割に、直後にあっさり結ばれちゃいますが…(ll'∀')ナンダカナァ~~…




まっすぐにぶつかってくる、鎌倉の財閥のお嬢様・万里江…深田さんの、苦労知らず丸出し演技はとてもよかった


まぁ、

唯一褒められたのゎ、

  深田恭子さんの、

  苦労知らずの鎌倉の財閥の、おバカなお嬢様の芝居。


   淡々としたセリフまわしがバカっぽくて、

     苦労知りませんょ!丸出しの演技はなかなかよかったと思います。











 展開は、

 現在から、少しづつ過去へと遡っていく流れで、

  最初は三日前から始まって、

  5年前の出会いに移行…

    そんな感じで進んでいきます。


  そこらへんは、さして無理な様子もなく、

  監督、上手いな~とか思いましたが、

 いかんせん、

  魅力ある展開は最後までうかがえず、

  
   なんかしら、予備知識を入れておかなければダメだったのだろうか…?



  などと、不安になったりして(●´艸`)





せめて、マレーシアのニオイとか、空気感がもうすこし感じられたらよかったのに、


  これ、舞台は国内でもいいような気がします。


 

いきなりファーストシーンがマレーシアでの、るいが行のために水を汲むシーン


で、

後のシーンで、その水を管理してるっぽい爺さんが、

「この水を飲めば、きっとよくなるよ」的発言をるいにするのですが、

そのシーン

そして、水エピソードをもう少し引っ張ったほうがよかったでしょうね(-.-;)

ホラ!

少しでも、マレーシアらしさを強調する意味でもさぁ~…




 
ここの水を飲めば元気になるらしい…?










そんな状態ですので

オチも予定調和、

  
 素敵にラストをむかえたとも思えず、

  ちょいガッカリしてきました。



 もっといい本書けるんぢゃないだろうかなぁ~~??


  このお題だったらさ…







































아저씨








アジョシ







熱血男児のイ・ジョンボム監督(脚本)


    「アジョシ」観ました!








あらすじ!



廃墟のような古いビルで質屋を営むチャ・テシク。家族もいないたった一人の生活に、唯一隣の部屋に住む少女ソミが関わってくる。

母親と二人暮らしのソミもまた、いつも一人ぼっちだ。

クラブでダンサーをしている母

ソミの世話など一切しない。

ソミはテシクを“アジョシ=おじさん”と呼び、たった一人の友だちとして慕っていた。



キム・セロンはいい役やりますね~~



ある夜、

テシクが帰宅すると、店は鍵が破壊され、中には見知らぬ男たちが待っていた。

実は、ソミの母親が犯罪組織から盗んだ麻薬を隠したバッグを、

テシクの質屋に、質草として入れていたのだ。

謎の男たちは麻薬と交換に、拉致したソミ親子を返すと約束

バッグを無条件に渡したテシクだったが、ソミと母親は、悪の限りを尽くすマンソク兄弟に連れ去られてしまう。

追いかけるテシク。

しかし「助けて、おじさん!」と叫ぶソミの声を残し、親子は消え去った。



テシクの元に携帯電話を残したマンソク兄弟。

やがてマンソク兄弟の兄から電話がかかってくる。

ソミ親子の命と引き換えに、

テシクに麻薬の運び役をさせ、

目障りな中国マフィアのボスを罠にかけ、テシク共々、警察へ引き渡そうとしたのだ。



警察をかわし、中国マフィアのボスを追い、ボスの車に自身の車を体当たりさせるテシク。

ボスの足を止めることが出来たものの、マンソク兄弟によって用意された車のトランクからは、

角膜と内臓が取り去られたソミの母親の遺体が転がり出た。


その場で逮捕されるテシク。

しかし、

警察はテシクには、2006年の交通事故で手術した後に経歴が一切ないことに疑問を持つ。

さらに調べを進めると、テシクは元・情報特殊部隊の暗殺専門要員であり、

その交通事故の際、妻とお腹の子を同時に失っていることが判明する。



テシクには悲しい過去が…


















いやいやいやいやいやいや!


何とも素晴らしい作品でしたよぉぉぉぉ!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;





いろいろとストライクな部分ありますが、

まず

テシクとソミは隣室同士で

なぜか人と関わらないテシクは、ソミだけは受け入れてるんですね。

ソミにご飯作ってあげたりして、

母親がだらしないの知ってて、部屋にかくまってあげたりして、


で、

ある日なんですが、

ソミが他人様のバッグを盗もうとして、

警察に捕まった際、

親はどこだ?て聞かれるんですが、

たまたまその場に出くわしたテシクを指さし

父ちゃんです。っていうんです、

ところが、

テシクは面倒が嫌で、無視して行っちゃうんですね。



後にソミはテシクに、

「おじさんも私が恥ずかしくて知らん顔したんでしょ?」

と泣きながら言うのです。


さらに「でも嫌いにならない。おじさんまで嫌いになったら、私の好きな人がいなくなっちゃう」といって、さらに泣くソミ。

もうね!

 なんとか泣かせよう作戦ですよ!(T▽T)ノ_彡☆

    そして、まんまとひっかかりましたよ!このセリフにゃ~!


ヤラれちゃいました!ソミに!'`,、('∀`) '`,、






雑貨屋のじい様もよかったなぁ~~

ソミがこれ見よがしに、テシクの目の前で、店から万引きするんですが、

テシクが、あれはいくらだ?と言って金を出すと、

ジイさん、

「子供は万引きして成長するもんだ」と、

    「金はいい、あれはサービス」と

  それでいいんだか、悪いんだかわからない裁定を下すワケです。

 はたして、呆れてるのか、優しいのか?

  謎のじい様も、ちょっと粋かな~って思いましたょ。








しかし、本作。

子役の力だけでゎないですよ!

何と言っても、特筆すべきは、

そのアクションシーンですよ!


残虐&カッコよす!


全編にゴア描写フルスロットルの格闘シーンをふんだんに盛り込んで、

これでもかのスピード感で進む物語は、

それ自体の軸は細いんですが、

その肉付けの素晴らしさったらなかったですって!+.(*ゝд・)b゚+.゚ グッ!



追われるテシクが二階から窓やぶって飛び降りて逃げ出すんですが、

カメラも、被写体と一緒に窓飛び出して、着地する演出なんて秀逸!

CGなんすかね??




長い髪を切り、戦いの場へむかう








特に、ウォンビンとマンソク兄弟の用心棒である、ラム・ロワンことタナヨン・ウォンタラクンのライバル同士の戦闘は芸術でした!




物語終盤、

テシクはマンソク兄弟の根城に単身殴りこみます。


マンソク兄弟は人身売買や、臓器売買をやってて、

子供たちをさらい、臓器や角膜を売りさばいていたのでした。



テシクが到着すると、マンソク兄は、ガラス瓶に入った

        ホルマリン漬けの両目玉をテシクに投げつけます。



直前に、マンソク兄弟のヒロポン工場へ潜入し、マンソク弟を拷問にかけた際、

ソミの両目をくり抜くと脅されたテシクは、それがソミの目だと思い、

悲しみに暮れ、そしてそれは怒りにかわり

20人近い敵を一気に惨殺してしまいます。

その際のガンアクション&ナイフ捌きったら、

    もう、本年度ナンバー1でいいでしょうね。;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;




イケメンどうしの対決は見もの!







敵の用心棒、

ラム・ロワンは、テシクと戦い、額を怪我したのですが、

   ソミがそれに気づき、黙って絆創膏を貼るんです。イイ子やね~~・゜・(ノД`)・゜・。

その一件で、ラムは、わずかにソミと心を通わせるのですが、

テシクの乱入で、全員やられちって、マンソク兄は逃げ出し

その場に一人残ったラムは、目玉の瓶をテシクの目の前で撃ち壊してしまいます。




ここで誰しもが感づくのですが、

マンソク兄に命じられ、ソミの目玉をくり抜こうとするマッドな医者。

その場にラムもいるのですが、

前述の通り、ラムはソミのことを、ちょっとカワイイって思っちゃってますから

この目玉がソミのものではないのは

観ている誰もが周知の事実なんですが、

そこはそれ!

やはり、同じ殺人マシーン同士です、

どうしても、戦いたくなっちゃうワケです。

意地と意地とのぶつかり合いってヤツだね!


ちょっと素直になって、

ラムがね

「その目はソミぢゃなないょ!俺が助けたよ!」って一言いえば

なんも争う理由なんてないわけですよ!


でもね、

そこが男ってもんです。


試してみたくなるんでしょうね?

アイツが上か、

   俺が上かってね(●´艸`)



ウォンビンかっこよすぎ!







互いに睨み合う、テシクとラム

  テシクことウォンビンの優しく冷たいまなざしと、

   ラムことタナヨン(かなりのイケメン)の静かで涼しげなまなざしがぶつかる様なんて

    超カッコいいっす!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \

         もう、笑うしかない!




そして二人の究極バトル!


   この戦闘シーンだけで、鑑賞料すべて元がとれます!



二人のナイフ捌きは芸術です!

そして、

二人の勝利への執念で勝ったのはテシク!

一進一退のやり取りの末、

がっぷり四つで動かなくなった二人ですが、

最後はテシクがラムの右手に噛みつき、動きを封じ、

ザッシザッシと体にナイフを突き立てて勝利!

  型にこだわらない執念の勝ち!




     いやあ~~~エェもん観たぁ~~~d(≧▽≦;)








そして、

もう一点!


マンソク兄弟の憎たらしさったら、

  もう、観てるコッチもイライラする!




まず、

完全にイカれてるマンソク弟

兄に比べ行動的なので、実行部隊の頭って感じ、

ソミの母親を拷問するシーンは、完全に狂ってる



ドライヤーの熱風を体に押し付け火傷攻撃を繰り出すマンソク弟


コイツの最期は、椅子に縛り付けられ

ボンベからガスをシューシュー出しっぱなしにして、

机の片方に点火したアルコールランプをななめに置き、

もう一方に覚せい剤の袋を紐で結び、バランスをとる!

そして、

覚せい剤の袋に切れ目を入れ、中身がこぼれ出るようにする。

やがて、袋が空になったら

アルコールランプが落下する状態にして放置!

大爆発とともに跡形もなく吹き飛ぶ!


      あ~~~~スッキリ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

      天罰だ!









そして、

よわっちぃクセに何故かエラそうにしているマンソク兄!



こんな役やると、私生活でも家族がいぢめられやしないだろうか?





マンソク兄は血も涙もない

  弱いくせに何故か親分!

 だいたい、子供の内臓売って羽振りがいいなんて、

   一切同情出来ないので、コテンパンに拷問&木端微塵が希望です!(╬◣д◢)



ところが、

意外とコチラはあっさりかたづいてしまい

追い詰められ、防弾ガラスの車に閉じこもり、悪人のクセに警察を呼ぶんですが、

テシクによる弾倉全弾の零距離接射によりフロントガラスに穴が開いてしまい、

テシクの「あと1発残ってる」というセリフと共に、

あっさり仕留められてしまいます!


きぃぃぃぃ!ヽ( T冊T)丿 楽に逝きやがって!

   こんな悪党、全身1200か所切り刻ざまれて逝ってほしかったっ!




たとえ防弾ガラスでも、これだけくらえば穴も開きます。









と、まぁ、私の変態っぷりもさることながら、

  胸のすく最後でしたよ!ええ!







ところどころに、あまり目立たない警察が介入してくるんですが、

まったくもってカッコよくないのですね。



ホント、役に立たない。弱いし。



そんな警察に、テシクはラスト、捕まってしまいます。

粋に見て見ぬフリでもするんかいな?とかも思ったのですが、

普通に連行しちゃう(-.-;)(-.-;) 銭形警部を見習えや!


テシクは刑事に

「頼みがある」と言います。

そしてソミを、万引きした店に連れて行き、

ネイルアートの道具を山のように買い与え、

「一度だけ抱きしめさせてほしい」とかいいます。


実は、2006年の交通事故は

どっかの組織の暗殺者がテシクを殺しにきて

その巻き添えを食ったのが、奥さんとお腹の子供で

テシク自身も撃たれてしまい入院したのでした。


目の前で奥さんが死に、テシクの手には、赤ちゃん用の靴下…


たぶん、

ソミと、会うことのなかった我が子を重ねていたのでしょうか?

ただ、

ソミより、もう少し小さい子でしょうがね。



このテシクの役、

実際に、おじさん呼ばわりされるには若すぎる気もします。

    あと、カッコよすぎです。

      よく見ると、横山やすし師匠の息子に似てますね'`,、('∀`) '`,、
                                   ウォンビン!




アジョシという年でもないような…?




          
なので、

そう!

うってつけの方がいますね!

「96時間」リーアム・ニーソン(≧∇≦)/


 この役は、彼にやってほしかったかも~~~!





この人こそ、強いおじさんです!






  R15+だけに、

  エグいシーン満載ですが、

いやはや

   アンフェアなんて、かすんじまったよ!(∀`从)♡♡♡


しかも、

  案外、年寄りがたくさん来てましたので、

   嫌な顔せず

      どうか、観てやってくださいな!

 













キム・セロンの「冬の小鳥」も素敵なお話ょ!


































恐怖の国のアリス











ラビット・ホラー3D









“呪怨”シリーズの

   清水崇監督

     「ラビット・ホラー3D」観ました。





あらすじ!


学校の校庭で育てていたウサギを、弟の大吾が叩き潰して殺してしまった。

私がしゃべれたら、こんなことにはならなかったのに…

弟の誕生日が近いその日から、弟は時々消えてしまう…

今年もタンポポの押し花をあげようと思ったのに…


躊躇なくウサギを叩き殺した弟...






母が不可解な死をとげてから、父は口を閉ざしてしまう。

そしてまた、キリコも言葉がしゃべれなくなる。


ある日、

二階の納戸に弟が引きずり込まれることを知った。

この謎を解くには、

あの納戸に入るしかない。





キリコは母の死と共に言葉を失った






父は、この納戸を忌まわしく見つめ、

中に入れないようにしてしまう




何か知っている父



しかし、開かないはずの納戸の中から、弟が助けを求めている。


キリコは扉を開け、中へと入る…




謎の納戸へと立ち入るキリコ





そこは恐怖の国の入り口だった





しかしそこは、恐怖の国への第一歩だった…
































サンクタムですっかり気をよくした単純な私は、

   面白がって、ラビットホラー3Dなんて観に行っちゃいました!(T▽T)ノ_彡☆



しかしまぁ、

本作もなかなかの出来栄えな3Dでしたよ!


血の飛沫とか、

  雨とか

 螺旋階段や、

 あとは陽光なんかもかなり質感あって、

   うまく作られていました。



しかし、

 雨粒なんては、サンクタムに比べると、やっぱり絵でしたが…

  まぁ、キーワードに水があるわけではないので

  お金かけるところも決まってるのでしょうね。仕方ないことだなウンウン




主人公・キリコの満島ひかりさんが、

   なんとなく儚げで、物語によく合っていました!

 いまや、大活躍の満島さんですが、

   ホラーもいける顔してますね(__)ノ彡☆バンバン!失礼か??




いまや若手実力派!超多忙な満島さん








 あとは、やったら見かける香川照之さんや

     大森南朋さんらが脇を固めていました。

  このお二方もまぁ、忙しい方たちですね。

 たぶん、

 いろんな現場で顔合わせるんだろうな~~…




この二人は殺人的忙しさですね









 さて、本作。

 タイトルに「ホラー」と冠してしまっているワケですが、

 3Dのホラーって何?って話題性だけで、

  まったくもって、怖くない!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、



 ホラーにつきものの、よくある、ビクッ!Σ三(;゚;∀;゚;ノ )ノ

                         ってのもない!


 ジャパニーズホラー特有の、殺人的怖さを感じないので、

    あらσ(゚、。)??

   これって、本当に呪怨撮った監督の作品すか?って思うと思う。




こいつが謎の中心








 オチも言っちゃうけど、

 じつゎ、弟の大吾なんて、本当はいない!という

   よくあるオチ。


 キリコの頭の中にしか存在しない。

   それは、継母を殺してしまった自分への防御策。





わが子のように大吾をかわいがるキリコ






  でも、

  ストーリー自体は、とても丁寧に撮られています。

  キリコの頭の中と、現実が境を感じないように、行き来する流れは、なかなか上手いと思った。


そんな中、

  現実だと思われるシーンで、納戸に入った父・公平の後ろを、

  死んだ継母きょうこが横切るとか、

   どっちの世界なんだろうって錯覚させるような業は素敵でした。

 やはり、キャリアのある監督ですね~~~

キリコの幻覚ではない場面での、秀逸な効果だと思います。


  きっと、

  キリコの頭の中にだけ存在する大吾を

       引き取りにきたのかな?とか思っちゃいました。


  


怖いスイッチが入らぬまま物語は進むが…







 しかし、

  いかんせん怖くないil|li(;-_-;)il|li


  その辺りをうまく伏線に使ってくれたら

    もっともっと叫べる作品になったろうに…

  

 わざわざ怖がりに行ってるワケだから、内容よりまず、叫びたいわけで、

   淡々と進む話と、おとぼけヅラの人型ウサギ

  これらが、おのずと期待を高めるのに、それ以上ないなんて生殺しだ。




 特に巨大ウサギのヌイグルミにはもっと活躍してもらいたかったです。

 アイツが見事なゴア描写をしてくれたら
    きっと傑作となるだろうに_ノ乙(、ン、)_ ザンネンデゴザイマス...




もうひと頑張りしてほしかったウサギさん




ロケを富士Qハイランドでしたようですね。

お化け屋敷を病院に見立てたのかな?あれゎ?(●´艸`)

いろんなチャレンジとアイディアは盛り込まれているのになぁ~~~




たぶん、廃病院はフジQのお化け屋敷?





日本一怖い観覧車って、たぶんドリームランドのだな…もう閉園しちゃったけど…









終盤、

キリコの強い意志が具現化するのですが、

そこらへんもありがち…特筆すべき点はありません。

大吾の影が梯子を上っていく表現は上手いなぁ~って思ったけど、

あくまで画としてであって、

我々は、ゾクゾクしたいのだ!叫びたいのだょ!'`,、('∀`) '`,、





キリコも終盤には、影が薄い






監督、

すげ~~がんばってるのになぁ~~

どっか、わずかにボタン掛け違えちゃってるんだろうな~~



最終的に、

何が現実なのかわからぬ方向へと向かい、

  キリコは螺旋階段の上から落下して、激しく床に叩きつけられます。



落下途中、

しゃべれない筈のキリコは叫びながら落ちていきます。

そして

「あ…しゃべれた・・・」みたいな感じで死んでいきます。




逝ってしまったキリコの脇で、

ウサギのぬいぐるみが呻きながら這いずって消えていきます。

このシーンはキリコの脳内の出来事ではないことになります。

キリコ死んでますから…



落としとしては普通ですけど…

なので、

   やはり、このドラマの主人公は、きょうこさんだったのかな?

  そんなことを想像させながら終劇となります。






 
 3D作品なので、

  やや鑑賞料も高いですから、

    そのうちテレビででも観たらいいかもです。


  3Dだからやらね~~かな?'`,、('∀`) '`,、


 

  満島ひかりという女優には、よい経験だっただろうと想像つきますよ!















頑張れ!ウサギさん!


















































水は時間をかけ、海を目指す。















サンクタム






ジェームズ・キャメロン製作総指揮

アリスター・グリアソン監督

  「サンクタム」観ました。


東北地方太平洋沖地震を受け、4月15日公開の延期から半年、ようやく登場です!!














あらすじ!






南太平洋、パプアニューギニア...

前人未到の熱帯雨林のジャングル奥地

そこには、人類が足を踏み入れてはいけない聖域(サンクタム)と呼ばれる

巨大洞窟体系、“エスペリト・エサーラ”が存在する。


若き資産家カール・ハーレーの莫大な寄付により、

5年の歳月をかけ、その巨大洞窟“サンクタム”に潜入調査する探検隊たち

たまった雨水は地下水となり、海を目指し浸食している仮設を証明するため・・・

その洞窟の全容を解明するため・・・

世界的ケイヴ・ダイバーであるフランク・マクガイルを中心に

   その一行は、その謎の解明に挑戦していた。


フランクの経験なくして、この発見はなかった




ある日、

出資者であるカールと、その恋人ヴィクトリア、

  そして、洞窟三昧の父に反抗的なフランクの息子・ジョシュが調査最前線基地を訪れた…


その矢先に、フランクが洞窟深部に新たな空洞をみつけ、

   女性スタッフ・ジュードと共にやっと人一人通れる新たな通路へ進むことになる。

途中、

 ジュードが酸素ボンベのパイプを傷つけ

  世紀の発見は成功するものの、突如空洞内でジュードのボンベのパイプが切れてしまう。

 パニックに陥るジュードに、

  自らのマスクで呼吸させるフランクだったが、

  極限の恐怖の末、

    ジュードは死んでしまう。

   
 その際のフランクの行動に、隊内では賛否両論巻き起こるも

    フランクなくして、この調査の成功はありえなかった


そんな中、

 洞窟に近づく巨大サイクロンにより、洞窟内が増水、

  通信トラブルも重なり、

  調査隊は洞窟最前線基地に、なす術もなく取り残され脱出が出来なくなってしまう。


このままだと、

 いつ前線基地である空洞が水に沈むかわからない!

フランクたちは、困難を覚悟して、

 発見したての新しい道を進み、

   海へと脱出する決意をする!



親子の確執を乗り越え、彼らは脱出することが出来るのか?


























本作、

私の大嫌いな3Dでの鑑賞になってしまったワケですが

TOHOは3D上映にも、割引とかが適用されるため、

さして値段は高くありませんでした。

そして3Dメガネも買い取りだそうで、

次回から、メガネ代はかからないんだそうです。’`,、(’∀`) ’`,、




さて、

本作の3Dですが、

しばらく3D作品を観ていなかったのですが、すごく見やすくなってた!(≧∇≦)/


字幕も読みやすくなっているし、

イライラする画面でもなくなっていました。

正直、

アリスあたりは、本当に見づらかったil|li(;-_-;)il|li


これなら疲れず3D体験できるってもんです!+.(*ゝд・)b゚+.゚




とにかく、3D作品と言っても、

撮影時は2Dで、後に3D加工するものも多く存在するので、

その際の立体感って、

2Dの部品をいくつかレイヤーのように重ねただけの奥行きなので、

単なる、飛び出す絵本なのだが、

本作はしっかりと3D撮影されているのであろう、

岩とか、鍾乳洞

雨水などの水滴や、

  洞窟入口付近を飛ぶ、鳥たち

さらには、大雨による鉄砲水まで、

    かなりの質感で迫ってきます!

          かなり奥行きを感じるイイ出来でした。







親子の確執を乗り越え、はたして脱出なるのか?









そんな出来のいい3D作品ではありますが、

物語は結構ふつう…


 巨大な洞窟を怪物化するも、その迫力は中途半端で、

 親子の信頼を回復するためのアイテムとして、洞窟の存在があるような展開。



 脱出パーティーには、お決まりのメンツが揃い、

頑固でワンマンなベテラン案内人

そしてワケありの関係者(本作では息子)

自分勝手な行動を平気でとり、皆を危険にさらすボンクラ。

アイドル的女性

無口だが、コツコツ自分の使命を果たすヤツ。



         …と、定番のパーティーが自然に組まれ、

           やがて徐々に減っていくという(__)ノ彡☆バンバン!



  この使い古されたパターンで進むわけですが、

    事件が起こる前に、

    さりげなく語られる人間関係などが後々、物語にいい感じでスパイスが効いてきて

   単純な軸の割には、

   緻密な脚本であることがわかりますよ!


  実際に脚本を手がけたスタッフが本物のケイブ・ダイバーだったりして、

 物語上のディティールはかなり細かい。


  中継基地には、減圧室なども用意されていて、

  減圧に1時間とかかけたりする本物っぷりがチラホラ見え隠れして、

  いい具合にリアリティーを感じさせてくれます。



  ただ、

  物語の進行と共に、

  定期的に仲間が死んでいくのが、かなり不自然で作為的?(●´艸`)


  少し偏った出来栄えとなってしまってはいますけどね…!







 ラスト、


  身勝手な仲間が招いた事故により、瀕死の父・フランクにあと押しされ、

  ジョシュは一人、脱出口を探すこととなる。


 フランクには長年サポートしてくれていた、クレイジー・ジョージという親友がいたのだが、

 脱出時、大けがを負い、フランクによって楽にされる。


そして今、

  フランクは自らが楽になるために、それを息子ジョシュに依頼する。

 涙ながらに父を水中に沈めるジョシュ

 それを信頼と共に受け入れる父フランク

 父を楽にし、

   決意を固め、独り奥地へと進み脱出口を探すジョシュの目には、もう父への疑心も

       一切の迷いもなくなっていた!


  








正直、

 待ったかいありの1本ですよ!

 
私にとって、

川口浩は神

藤岡弘は師でもありますので!'`,、('∀`) '`,、


 この手の作品には、必要以上によい点数ついちゃいますけどね!















なかなかの見ごたえありです!

















































この世にフェアなことなんて何も無い。










アンフェア the answer





K-20やヤマトの脚本を手がけた

   佐藤嗣麻子監督

「アンフェア the answer」観ました!









あらすじ!


警視庁ナンバーワン検挙率の雪平夏見は、警察病院占拠事件以後、

警視庁を追われ、北海道・西紋別署の刑事課にいた。




誰が味方か?誰が敵か?



その頃、

東京では、連続殺人が起きていた。

どの遺体にも、体中に釘(ネイル)がネイルガンにより撃ち込まれた凄惨な事件だった。


かつての雪平の同僚たちが捜査本部に集い、事件を追ううちに、

これは連続殺人ではなく、

予告殺人であることがわかる。

一人の被害者の陰に浮かぶ容疑者が、次の犠牲者となっているのだ。



捜査本部はかつての雪平の同僚たちが集う






そんな中、

第三の被害者が現れる

そして、その容疑者として浮かび上がったのは、雪平の元夫・フリージャーナリストの佐藤和夫だった。


やがて、雪平の元に現れた佐藤は、

自分は殺していない旨を伝え、

以前、雪平が解読を佐藤に依頼していたUSBメモリを渡し、事件のあらましを伝えると姿を消した。





事件現場に現れた佐藤だったが…




翌朝、

西紋別署刑事課課長の一条以下、同僚たちが殺人容疑の逮捕令状を持って現れた。

佐藤和夫が殺害され、現場には、雪平の指紋が付いたネイルガンが発見されたのだ

そして、雪平は逮捕されてしまう。



雪平逮捕!









雪平逮捕の一報は、捜査本部を置く、警視庁にも届き、騒然となる。


やがて、今回の事件を担当する東京地検の検事、村上が西紋別署を訪れた。

西紋別署の刑事課の面々は、村上により取り調べ室から追い出され、すべての権限を地検に奪われる。


しかし、村上の真の目的は、雪平の救出だった。

村上の手引きにより、まんまと警察署を

             そして北海道を後にする雪平だった…



検事村上に捜査権を奪われた西紋別署刑事課の面々



殺人容疑をかけられながらも、事件現場を巡る雪平...

かつての仲間たちの協力の元、

ある人物が捜査線上に浮かぶ…

雪平の大脱走がはじまった



容疑者は次の被害者…


 殺人犯に、次の標的として狙われ、

    警察に追われる雪平は、真実にたどり着けるのだろうか?

そして

  それらを繋ぐUSB…

 すべてが明らかになったとき…はたして雪平は…?


はたして、真実にたどり着けるのか?



























一作目にも行ってしまったため、
当然の顔して観に行ってしまいました。



かなりの確率でテレビシリーズも観ていたので、

特に違和感がなかった私ですが、

本作からって方は、背景がまったくわからないでしょうから、
                   観に行っても理解に苦しむ部分が多いと思います。


前シリーズありきの続編ですので、

   決して、突然ちょっかいださないほうがいいと思います。




事件現場で被害者の声を聞く雪平







ベテランをかき集め、素晴らしいキャスト陣ですので、

そのあたりは、何の心配もないですね。

ただ、個性豊かなキャラが多すぎて、2時間の上映時間では、

それぞれが引き立ち、輝くのはちょっと時間も足りない感じでしたが、

要所要所でキッチリ仕事している感じなので、皆さん、プロですね~~(∀`从)♡♡♡




怪優阿部さんも、ここでは常識人?



一作目では、一発もM3913カスタム「レディスミス」を発射しなかった雪平ですが、

本作では、序盤に乱射します。;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

                       萌えますね~~








内容はまぁ、こんなもんでしょうね。

どうしても、テレビドラマに見えてしまうのも仕方なく、

単純に、この世界を楽しめば、それでいいのでゎ?(●´艸`)


あえて、おすすめはいたしませんよ。'`,、('∀`) '`,、





いえね、

作品自体が悪いとかってことでゎ、決してないですよ!














しっかりカラーは持っているので、つまらないってことゎないです!