すぐに会おうね | 真夜中のキャプチュード

すぐに会おうね












Dear John





「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督


親愛なる君へ~Dear John~観ました!






あらすじ!




それは2001年春…

偶然浜辺で出会ったサヴァナ・リン・カーティスとジョン・タイリー

サヴァナのカバンが海に落ち、

  それを、躊躇することなく海に飛び込み

      いち早く拾い上げたジョン

この出会いで、

 二人はお互いを意識しはじめる。




アマンダ・サイフリット







米陸軍特殊部隊に所属するジョンは、

   わずか2週間の休暇を故郷で過ごしていたのだが、二人にとって2週間は恋に落ちるに

                         十分な時間であった。


 2週間後、戦地へと赴くジョンを見送るサヴァナ

  不安はあるが、サヴァナはいう

    「すぐに会おうね」



サヴァナとジョン





任期を終えたら、除隊を約束したジョン

ジョンとサヴァナは、

          手紙でお互いを感じ、二人は愛をつないでいた。




会えない時間を手紙で埋める二人





ところが、

ジョンの任期終了間際の9月

アメリカ合衆国にとんでもない事件がおこる

ハイジャックされた航空機がワールドトレードセンターに激突するという

  世にいう、9.11同時多発テロ事件である。


この大事件により、

  部隊の仲間たちは迷わず任期の延長を願い出る。



 使命か?

   サヴァナか?

   悩むジョン。


 決断は週明け…

    週末の2日間という、猶予が与えられたジョンは、

   一度故郷へと戻り、自分の本心を確かめようとする。

  故郷滞在は、わずか18時間であった…





急速に愛が深まる




















マンマ・ミーア

    ジュリエットからの手紙など、いま大活躍のアマンダ・サイフリットの出演ということで

   一切、迷うことなく鑑賞!


 少し単純で、ちょいタルい進行でゎありましたが、

   若き大物二人の競演で

    清々しい出来上がりでしたよ!(≧∇≦)/



 何というのか

  一瞬で恋に落ちた後、

   いろんな現実が見えてくる

 そこで、二人はどう立ち向かうのか?

 抗うことも出来ない現実や、

  長く真実だと思っていたことへの疑問


 二人の仲が深まれば深まるほどに、

   鋭利に尖る現実に、傷つかないように向き合う二人。



二人には過酷な運命が…






 ジョンは小さい頃、

  アイスクリームを買ったお釣りに、

  不良品なのに市場に出回ったイレギュラーコインを発見。

 父に見せ、二人で鑑定してもらいに古銭商を訪ねる

 ほとんどの店が、安い値をつけ買い取ろうとする中、

 ある店の主人は、

 「これは表が5ドルで裏が1ドルの希少価値の高い不良品だ」と打ち明ける

 買い取るなら4000ドルだと言うが、

それより、自分で持っていたほうがいいとすすめられる。

親から子へ受け継ぐ、家宝にしろと…






父は他人との付き合いが苦手







それをきっかけに、ジョンの父は、コイン収集に没頭するようになる。

母は子供の頃にいなくなった。

以来、

父は他人との関わりを断ち、家にこもり、一日中コインを眺めている。




ジョンには、このコインのエピソードが付いて回ってました。

何かの時には、コインを思い出す…

どうやら、父と距離を感じるジョンの、

  唯一の父との思い出がつきまとっているようです。


 


それ故に、

一度愛する相手が見つかると、

かなり真っ直ぐに愛情をぶつけてしまうジョン。


特殊部隊の精鋭なので、

   後ろから手を出したりすると、反射的に倒してしまったりするシーンもあり、

 あまりに不器用な彼に対し、

  いつも朗らかで、柔らかい印象しかないサヴァナ

  しかし、自らを嫌な人間だと思っている、

   心でいつも、汚い言葉を吐いているとジョンに告げる


 こんな歪な二人は、

  時間もかからず、お互いを大事な人だと思い始める。

   互いの足りない部分を補おうと画策するのだ。


  前半のこのシーンくらいまでは、とてもよく出来ていて、

   見応え十分だったのですが、


 テロ発生以降の流れがいきなり速くて、

  急速にサヴァナは冷めていくのですね。


 極秘任務の多いジョンは、

  今どこにいるのかも明かせないので、

   そりゃ~残った方は、気が気ではないでしょうね。

 そこへ、

  いつも近くで見守ってくれていた、

  父替わりのティムが急浮上してくるわけですが


 当初、ティムはジョンに対し、

 サヴァナを泣かせたら容赦しないぞ的な、

  愛ある言葉をかけていたのですが、

 急に病に倒れ、

  ティムの自閉症の一人息子の件もからみ、

 サヴァナは介護士を目指そうとします。


 そしてその強い思いが、

  ジョンの父も

  自閉症なのでは?という疑問と共に、

  愛するジョンの触れられたくない部分をいじってしまうきっかけを与えてしまうのです。

 すこしずつですが、

  二人には不協和音が…


せめて話せれば…






 何か起こると、コントロールを失い、暴れてしまうジョンが強く描かれています。

  サヴァナとのデートで使った店でも、過去に暴れたことありらしきセリフがあり、

  かなり幼稚な性格であるとわかります。



なので、

サヴァナがティムを選び、

突如、手紙で別れを告げると、

ジョンはもう一気に自暴自棄になってしまい。


 ヤケクソで、簡単に危険地帯に足を踏み入れたりします。

 キャラクターの性格が、かなりハッキリと描かれていて、

            ゆがみなく丁寧につくられているのがわかります。





 そしてヤケクソのジョンはテロリストに撃たれ、

  大けがを負い、心身ともに傷だらけになります。


 しかし、

 その怪我のおかげで、故郷へと帰るチャンスがきます。


当然、

 サヴァナを訪ねるワケですが、

  そこで初めて、サヴァナの相手が

 あの親身になって、気にかけてくれていたティムだと知るのです。

 なんとなく、

 予測できていたとはいえ、ジョンには同情しますよ・゜・(ノД`)・゜・。



  でもこのお話、
   
    ちょっとおもしろそうでしょ?|∀ ̄*)… ヒッヒッヒッ







 アマンダ以外の出演者も豪華&グッジョブでしたょ。



 ジョンには、「G.Iジョー」チャニング・テイタム

 父親は、「食べて、祈って、恋をして」「モールス」のリチャード・ジェンキンス

 そして

  ティム役には、「E.T.」のエリオット役でゴールデングローブ賞受賞の

          ヘンリー・トーマス(≧∇≦)/



エリオットもおっさんになっちゃって




ちなみに子役時代は ↓↓



かわいいよね~~


  念のためお断りしておきますが、向かって右ですからね!'`,、('∀`) '`,、

   向かって左ゎ隣の家のおじいちゃん!




ついでに、ドリュー・バリモアも載せておきます!



こっちもカワユス!


後のチャーリーズ・エンジェルスなワケですが、

この写真当時のチャーリーズ・エンジェルスといえば

   ●シェリル・ラッド

   ●ケイト・ジャクソン

   ●ジャクリーン・スミスですね(●´艸`)





ラストはまぁ、

  大きな揺れもなかったのですが、

   そこまでの過程でそこそこ、描かれていますので、

   これはこれでいいのかな?って思いましたよ。


  真のハッピーエンドなのかどうかゎ、観た方が判断してください!




















E.T.

                         …と…と・も・だ・ち…