真夜中のキャプチュード -65ページ目

星飛雄馬には熱く燃えたぎる血が流れていますが…





















第7鉱区






キム・ジフン監督作品


「第7鉱区」観てまいりました
                                      '`,、('∀`) '`,、





あらすじ!



九州より西に下った東シナ海の第7鉱区、石油ボーリング船エクリプス号では、自国を石油産油国にするため、撤収命令に納得のいかない作業員が少数ながら、石油の存在を信じ作業にあたっていた。


海底装備のマネージャー、チャ・ヘジョンは本部に従順すぎる隊長と反りが合わず、ぶつかってばかり…。

やがて第七鉱区に元キャプテン、アン・ジョンマンがやってくる。

ジョンマンは残った隊員たちの想いを知り、

自らの責任で作業を続けることを決める。


ジョンマンはベテランのキャプテン


ある日、

ヘジョンは後輩と共に、海底作業をするのだが、

謎の事故により、後輩を亡くしてしまう…

そしてその夜、

同行していた生態研究員ヒョンジョンがヘジョンに何かを伝えかけ、やめた…

その夜、

ヒョンジョンはボーリング船の屋上から落下し、即死してしまう。

常駐の医師、ムンヒョンは彼女の遺体に、体液を発見

体液を調べると、まるで精子のような、奇形の生物が動いていた。

ところがその直後、

ムンヒョンもメガネだけを残し行方がわからなくなってしまった。



謎の生命体ははたしてどこから?



皆は、ヒョンジョンの死は、彼女に言い寄っていたチスンの仕業ではないかと思い始める…

体液のDNAから犯行がばれてしまわないように、ムンヒョンまでも殺害したのではないかと疑った。

隊員たちはチスンを倉庫に縛り付けてしまう。

しかし、縄をほどき逃げてしまったチスンを追ってたどり着いた動力室で、

ヘジョンとドンスは巨大な生物が、チスンを襲っている光景に出くわすのだった!


まるでエイリアンの繭…



























前々から申し上げておりますが、

私、

B級作品大好物なんです!_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!


で、どうです?


ここまで読んでいただいて本作!

芯を食ったB級作品に思えませんでしょうか?

こんなストライクゾーンど真ん中の球投げられたら、

バックスクリーン最上段まで運んぢまいますってば!ギャ('∀‘) '‘,、'‘,、



ハ・ジェオンかわゆす
韓国のアンジェリーナ・ジョリーこと、ハ・ジェオンかわいいっす!
               ふとした表情が木村よしのさんに似てました!











韓流モンスターといえば、

「グエムル-漢江の怪物-」は大爆笑作品でしたよね~~

先駆者として、尊敬にも値しますね!



グエムルのVFXをアメリカに丸投げした割に、

グエムルはアメリカ軍が危険な薬品を漢江に流してしまって生まれた設定という、

なんとも恩知らずな、反米韓流モンスターがいたんもんですよ!はい!'‘,、('∀‘) '‘,、


この半端なデカさが怖い


水棲生物の割に陸上での足の速さは光るものありますね!


AVPのように、この二頭の死闘が見たいですなぁ~~;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;




で本作、

予想通りの、スーパーB級作品でしたよぉ!ありがとぉぉぉぉ!。+゚(゚´Д`゚)゚+。








この謎の深海生物なんですが、

一向に石油の出ない油田に棲んでて、

とあることで、その体液が揮発性の高い石油に酷似した成分であると判明!
                      ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \


新しいエネルギーとして期待されちゃうという!

  なんと、一度火をつけると、海中でも30時間以上も燃え続ける驚異のエネルギー!
                            ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \


エイリアンの血液が強酸であるのに対し、

   油田近くに棲むこの子たちの体液は石油っぽい!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
            この居直り方!反論もできません!

                 なんてシビれる設定でしょうか?!

  脚本かいたのは小学生でしょうか?ヽ( ´¬`)ノ


この生物の正体を知るジョンマンは、原始的な武器で対抗する






自然界でのこの子たちは、そこそこ凶暴なんですが、

親指くらいの大きさで、クリオネみたいな形でかわいらしいのです。

実は、

ジョンマンは、この生物の秘密を知っていて、

新しいエネルギーとして利用しようとしたんですな!

そして、

大きく育てちゃったんです。(__)ノ彡☆バンバン!


そうしたら、大暴れしちゃったんですね~~~



やらねば全員餌となる!




グエムル同様、

今回のクリオネ君も触手が器用でね、

舌が強力な武器なんですね

エイリアンオマージュでしょうかね?+.(*ゝд・)b゚+.゚



しかも本作、

韓国初の3D作品ですしね!

私は通常版にしましたけどね。(__)ノ彡☆バンバン!





キャストはよく見かける俳優さんが多く出演していましたょ!

ベートーベンウィルスのイ・ハンウィや同じく、パク・チョルミンは記憶に新しかったですね!

特に、パク・チョルミンは、ベートーベンウィルスでのお調子者そのままに、

本作でもチャカチャカしたキャラでしたね!










どうですか?

ここまで読んでも、観たいなんて思わないでしょ?
               ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


それでいいと思います。

私くらいの変態ぢゃないと、きっと惹かれないと思いますよ(●´艸`)プププ...


  そういった魅力にまみれた本作!

 早くに上映終了は必至!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、...関係者の皆さん!すいません…


   急いで劇場に足を運ぼうぜ!
















セクター7









































手ピカジェル使い切りタイプのなんと便利なことか!

















コンテイジョン

コンテイジョン








スティーブン・ソダーバーグ監督



コンテイジョン観ましたよ!









あらすじ!



ベス・エンホフは香港出張からの帰り、体調を崩し、発熱し、酷く咳き込んでいた。

彼女は出張からまっすぐミネソタの自宅へは帰らなかった。

夫に内緒で、元恋人ジョン・ニールとの逢引のためシカゴに寄っていたのだ。



帰宅後2日、

突如ベスは痙攣と共に失神、夫ミッチの付添いの元、病院へと向かうが、

医師は何もできず、そのまま帰らぬ人となる。


ちょうどその頃、調子を崩し、シッターに預けて家に置いてきたベスの連れ子であるクラークの具合が急変する。

慌てて戻るミッチだったが、家に着いた時には、クラークまでもが死んでしまっていた。



ミッチの目の前で、妻ベスは死んでしまう。



やがて、世界のアチコチで同じように突然死してしまう者が続出する。


香港カジノのウェイター


ウクライナ人モデル


東京のビジネスマンまでもがバスの車内で卒倒し、そのまま死に至った。

はたしてベスが感染源なのか?







東京での突然死の映像がYOUTUBEに流され、

その映像に疑問をもち、記事にしようとしたフリージャーナリストアラン・クラムウィディは

その映像を自らのブログにアップ、

そしてある仮説をたてる。

それは、新種の伝染病を政府が隠ぺいしているのでは?というものだった。


最初に気付いたのはアランだった




やがて、これらの報告を受けた世界保健機関は、レオノーラ・オランテス医師を中心に調査に乗り出す。

ベスの不倫相手、ジョン、そしてウェイターの妹の死をきっかけに、ベスは解剖され、

ベスの脳を見た医師は唖然とする。

新種のウィルスの存在に気が付くのだった。



レオノーラは調査にのりだすが…



アトランタの疾病予防管理センターのエリス・チーヴァー医師も調査に参加、

部下のエリン・ミアーズ医師を、危険を承知でミネソタへ送り、感染の疑いのある者を隔離することとなる。


各地で発症、死亡者が増える中、

ベスの夫であるミッチのように、感染するものの発症しない例も現れる。



チーヴァー医師が調査に参加




そんな中、

疾病予防管理センターからの依頼で

カリフォルニア大学のサスマン医師が、

今回の病原菌は、奇跡的に出会ってしまった、豚とコウモリのウィルスの混ざった新種のウィルスであると判明するも、

変異が早く、有効なワクチンが出来ないでいた。


命懸けで事に挑むミアーズ




やがて、ミネソタで事にあたっていたミアーズ医師が発症してしまう!


それぞれが、

愛する者と自らの命を守ろうと、必死の戦いがはじまった!


























本作も、

原因と感染経路、そしてホスト探しという、他の感染モノと同じパターンで進んでいきます


なので、

事件の始まり2日目から物語が始まります。


そして、

謎が紐解かれ、ラストシーンに第1日目の、感染経路が明らかになって終幕というつくりになっています。

結局、

そのシーンに持ち込むための本編であるため、

本筋を煮詰める前に、原因をオチに持ってきて、

  かるく半端な終わり方になってしまいましたが

     後味はスッキリでしたよ!

   理由も、感染経路もハッキリして終わってますのでね!





しかし、

本作ほど、マット・デイモンの影が薄かった作品もなかったですよ!


  いなくてもよかったかも??


ほとんど映ってないしね(__)ノ彡☆バンバン!




ローレンス・フィッシュバーンも、プレデターズ以来でしたし、

ジュード・ロウはDr.パルナサスの鏡以来...

グウィネス・パルトローはアイアンマン以来


   と、有名な方々が数多く出てましたので、なんか安心して観れました。






しかし!

なんだか、どっかで見たことあるような仕上がりになっちゃってますので、

もう、開き直って

アウトブレイクオマージュ作品ってことでさ、

思い切ってダスティン・ホフマンを医師役かなんかで出演させて

他差し置いて大活躍させちゃえばよかったのにね。
                      '‘,、('∀‘) '‘,、



 元祖・バイキン退治!ダスティン・ホフマン




まぁ、

なんとかワクチンも完成し、

収束へと向かう希望的なラストなんですが、

残念なことに、

何だか煮詰まらなかったアイディアを映像化しちゃったみたいな、

少々盛り上がりに欠けるウィルスパニック作品って感じですよ。


それでも、

それほど長くないので、お暇潰しにでも足を運んでくいださいね。(●´艸`)ホホホ...


なんだか煮詰まらなかったアイディアを映像化しちゃったような…?































































でね…(●´艸`)プププ


オチ言っちゃうとね!

コウモリの食ってたバナナの残りを、豚が食ってね、

新種ウィルス持ちとなった豚を香港の中華料理のシェフが調理のためイヂリまわした手で、

旨かったよ~~料理長~~って感じでベスが料理長に挨拶し、握手して伝染ったって流れ…


東京のサラリーマンとは、カジノで一緒に盛り上がって、

ウクライナ人のモデルは、ベスの触りまくった携帯をカウンターに忘れたので

手渡ししてあげて感染。


まぁ~すげ~~感染力&死亡率の、

おっそろしいウィルスです!








後頭部に硬球当たったことありますか?私はあります…(-.-;)











マネーボール







ベネット・ミラー監督

東京国際映画祭クロージング上映作品



マネーボール観ました!





あらすじ!


高い野球センスで、

ベースボールプレーヤーとしては5拍子そろった若きビリー・ビーン選手。

大学進学を控えていたビリー・ビーンは、

高額な契約金と共に、大学進学を諦め、メッツへ入団するも、

メジャーリーガーとしては、一向に花が咲かず引退。

若くしてアスレチックスのGMとなる。


過去に選手として失敗し、今、チームのGMとしても窮地に立たされる






ある日、

ビリーはイエール大学卒業の肩書を持つ、ピーターと出会い、彼の主張するデータ運営によるチーム作りに興味を持った。

スター選手を抱えながらも、最終戦で優勝を逃した昨年…

今年は年棒の高い選手を放出し、

ピーターのデータに従い、

出塁率の高い、無名選手を安く獲得、

アート・ハウ監督と選手の起用でぶつかりながらも、

自らのマネーボール理論を証明していく。



ビリーはピーターのもつデータに興味を持つ




















とにかく私、

野球(もしくはベースボール)題材の作品はよく観ます!

好きな作品は数ありますが、

たとえば~~

「タイ・カップ」

「オールドルーキー」

「がんばれ!ベアーズ」

「陽だまりのグラウンド」


    などなど…


さらには、サイコサスペンス「ザ・ファン」とか

挙句には、

劇場版「ドカベン」とかもビデオで観てしまっている程度の野球作品ファンです
                           _| ̄|○∠))バンバン


劇場版ドカベン

劇場版ドカベン…この名作を実写化するその勇気に、我々は涙する…!

かの名キャラクター、明訓高校のセカンド・殿馬一人を、若き日の川谷拓三が演じていた事実は、

実写版ルパンⅢ世で、田中邦衛が次元大介役だった破壊力と同等。







このシーンなんてカッコいいよね~




で、まぁ

本作は、起承転結がハッキリしていて、

言っちゃえば、予定調和的に話が進むのですが、

わかっていても、チームが強く変わっていく様は観ていて楽しいです。

どれも、普通な感じなんですが、

時々、かなり目を惹くカメラワークとかアングルが飛び出して、

普通の中に、いいスパイスが利いていて、飽きのこない作りでしたよ。


25歳のピーターの理論は野球界を変えるかもしれない!




年はとったが、ブラット・ピットは変わらずカッコいいっす!


そして、ビリーの参謀ピーターを演じるジョナ・ヒル!

素晴らしかったですよ!

もともとコメディー作品が主な仕事場だったそうですが、

本作で化けるでしょうね!きっと!

最初登場したとき、

ジュラシックパークの序盤、サム・ニールが化石発掘現場で、見学に来ていた子供を、ヴェロキラプトルの爪で脅かすシーンの、脅かされた子供の役をやってた人かと思いましたが…(説明長っ!)

かなりの実力派俳優であるとわかりました。

ナイスキャラのピーター





ビリーは、

かつて、進学とメジャーリーグを秤にかけ、

大学進学を諦めました。


そして

選手としては成功することなく終わり、

彼の人生の中に、物事の判断を金で決めるとロクなことがない的な意識が芽生ました。



後に

彼の信頼するピーターに、

「あの時、メジャーに行くのがよかったのか?

   大学進学を選んだほうがよかったのか?」を訪ねると、

ピーターは迷わず、進学しておけばよかったのに。そう答えます。

ビリーの信頼するピーターのデータが全てを語っていたのです。


そしていま

GMの立場でも、野球と金の関係に苦しみ

安くても、日の目を見なくとも優秀な選手がいて、

彼らで勝っていこうという目的が強く芽生えます。

そして、それを実証しなければならないのです。




出塁率だけはいいハッテバーグは元キャッチャーのポンコツ!ファーストへとコンバートしたのだが…

(出塁率だけはいいハッテバーグは元キャッチャーの今はポンコツ!ファーストへとコンバートしたのだが…)








ところがやがて、

信じた彼らチームは、徐々に機能しだして、

最下位のアスレチックスは、逆転優勝に向け、

驚異の強さを発揮し始めます。



メジャー史に残る大記録を打ち立て、

また今年も、最終戦に優勝の行方をゆだねる形になります。



この理論が実証されなければGMはクビ!

そんな窮地に、ビリーと娘の信頼関係も丁寧に描かれ、

けなげにビリーを心配する娘・ケイシーの優しさにはホッとしますよ!


愛娘・ケイシーは歌が上手


ビリーのために、彼を心配して、彼の歌をつくります。

このあたりはなかなか感動的!



そして

彼の理論は他球団にも認められ、

ビリーにはレッドソックスから大金で雇いたいとオファーが来ますが、

ビリーはアスレチックスに残ります。


過去の出来事からの、安易な決断でのラストにも思えますが、

このあたりをブラピが上手く処理してくれてます。

問題は感じませんでしたよ!




選手たちとコミュニケーションを取り始めたビリー




さて

人生において、野球に関わったことのない私程度の感想文でアレですが、

ヒューマンドラマとしては、なかなかの出来栄えだと思います。


気になったらぜひ!







余談ですが、

プロ野球カードは破壊的に収集しています…






















GMのギリギリの決断


若いが信頼できるデータを有する














































風向きが変わったら、そんときドーンといったらいいんだから…ね。














ハラがコレなんで











「川の底からこんにちは」の石井裕也監督脚本





「ハラがコレなんで」観ました。









あらすじ!



妊娠9か月の原光子。

子どもの父親はアメリカ、もしくはアフリカの黒人の元カレ。

日本で困っていた彼を助けてあげて、

そのまま彼とアメリカへ!

しかし、捨てられて帰国、両親には帰国は伝えていない…もちろん、妊娠も。

所持金が底をつき、アパートも引き払う…

そこで、雲の流れるまま、

幼いころに、商売に失敗した両親と夜逃げした時住んでいた貧乏長屋に流れ着く。

そこには優し過ぎるがゆえに、貧乏から抜け出せない、

他人想いの強すぎる、さえない住人たちが昔と変わらず住んでいた。

人のことなど構っていられないはずの光子だったが、そんな彼らのために一肌脱ごうと決意する。

だって、それが粋だから…



これからどうなるのかな?そりゃ、雲に、いや、風に聞いとくれ!

























石井監督ってだけで行っちゃいました!

でもね…


失敗したぁぁぁil|li_| ̄|○il|li



カメリアか、

  これか?

悩んだ挙句、CMの感じでこちらを選びましたが、

  ちょっとなぁ~~…il|li(;-_-;)il|li



なんか、

シュールすぎて、意味わかんないし'`,、('∀`) '`,、



なんか暑苦しい、仲里依紗



テーマも理解できれば、

  観かたもわかるんだけど、

 つ●んないんだよね~~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙作品として!あせる



飽きちゃった!(≧∇≦)/ヘヘヘ...




で、

アメリカ人の子供を妊娠!

粋!が口癖のお人よしってだけで、相当にキャラ立ってるワケで、

まぢで横須賀辺りにゃ~いそうなんだけど、


どうして、あの味付けにしちゃったんだろう??ってね。(__)ノ彡☆バンバン!



他人の子でも育てちゃう、それがお人よし




登場人物なんて、「ステキな金縛り」となんら遜色なく揃ってるのに、

どうしてこうも昇華せず、グダグダなんだかな…ってね…



風の吹くまま

気の向くまま...

そんなモン押しで進む物語なんですが、

人生のどん底でも、風向きが変わればドーンと行っちゃう!

これが災いして、

ラストに吹く、巨大な突風が、

東京大空襲の時の不発弾の爆風とかね…(; -y-)ツ))



粋でないだけで殴られちゃうハハハ...





  しかも、

  光子の全ての判断基準が

   「粋」か?「粋」じゃないか?

  なので、

  観ててイライラするんですよ'`,、('∀`) '`,、この女!




 なんていうのか

 人間ドラマってより、

 脚本家の希望でしかなくて、夢物語すぎちゃって同感できませんでした。


 と、言いますか、

  本が悪いんでしょね…



登場人物の背景薄っ!
 






そんな薄い背景を背負い、

力業で、観る側を納得させようとするキャスト陣はじめ、

笑えない

   泣けない


     共感できない…


  という一本でしたっ!






















野原で出産を試みる光子


前々から仲里依紗、好きぢゃなかったんだよなぁ…

             今回で好みを決定づけてしまったな…











































































































パチンコ屋の看板の「パ」だけ消えている風景








カイジ2 ~人生奪回ゲーム







福本伸行原作・脚本


佐藤東弥監督





「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」観ました!











あらすじ!



命がけのゲームに勝利し、借金を帳消しにした伊藤カイジ。

しかし、

一年もしないまま、また借金まみれに!

地下強制労働施設に舞い戻り、またや負け組に転落するも、

そこに集う仲間たちから募った109万5千円を手に、

2週間のみ、地上に戻ることを許されたのだった。

そのわずかな期間に、仲間の金を元手に、

カイジは仲間を救う人生奪回ゲームへと挑むのだった。


クズの皆さん代表の伊藤カイジくん




























アニメも原作も、

中途半端にしか読んだり、観たりしていない私ごときが

たいそうなこと言えないんですが、

まさに、マンガ読んでるような感じで楽しめましたょ!(●´ω`●)ゞ



どうやら、原作者が脚本を書いたらしく

ストーリーもソツなく楽しめましたよ!



負け組全員の希望を背に、沼への挑戦をするカイジ



今回、

人生奪回をかけた大勝負の相手が、「沼」と呼ばれる

難攻不落のイカサマパチンコ台なんですが、

やはりパチンコって、人生賭けちゃうもんなんすかね~~?(-.-;)



1か2か3か?竹下景子さんならこの三択も難なく突破するんでしょうが…?






私の先輩に、

そりゃ~~もぅパチンコ依存症末期の人がいましてね、

それこそ、人生賭けちゃってて、

ズバリ!クズの皆さん!そのものなワケですよ…・゜・(ノД`)・゜・。




ほら!

競馬・競輪に比べ

パチンコってそこいらにあるんで、

現場で出来る、あまりに気軽な博打なんですよね~~

そこが落とし穴!


で、

本人、懸命に我慢したりもするんですけど、

依存症ってのゎ、あの手の弱い心の人間には

到底、太刀打ちできるもんでもないのでね

気づくと打ってるっていうね…


で、

このダメ人間を先輩に持つと、借金の依頼が凄いわけです!

当然、私だって、アラブの王様ではないですからね…

やんわりとお断りするんですが…

まぁ~~~荒れ放題の生活してましたよ…彼…



彼、

名前が「章ちゃん」って言うんですけどね、

私ら後輩うちでは

章ちゃんが貧乏なのには、法則があって

それを

“章ちゃん貧乏への左手の法則”などと呼んでね


つまり


フレミング左手の法則ってのは

フレミング左手の法則

まぁ、こんな感じなんですが、


「章ちゃん貧乏への左手の法則」とは、


情けない法則…


このような図式でありまして

この通りに行動すれば、誰でもクズの仲間入りって寸法ですね…



彼が視界に入ると、

皆で左手だしてね

まさに、グワシ!感覚ですね・・・

しかし、これって、

     警戒信号ですよ!えぇ!

                         ・゜・(ノД`)・゜・。 シクシク...


もう相手が博打だと、100%ってないんだよね~~





で、

本作でのカイジくんのパチンコ台への姿勢ってのが、

まさにこんな感じなんですよ!

パチンコ屋へ行く人で、負けると思ってる人なんて、きっと皆無なんでしょうね。



坂崎はボヤッキーにしか見えん!






カイジくんも、徹底的に下調べしたりして、

かなり自信満々に挑戦を始めるものの、

負けそうになると無様な醜態さらしてね、


まぁ、

奇跡的に仲間が助けてくれて最後は勝利を収めるのですが、

観てたら、

前述の章ちゃん、思い出しちゃいましてね~~~泣きそうでした



忙しい人生ですね~上がったり落ちたり





さて脱線してますが、

本作のキャスト!

それぞれ及第点なキャスティングなんですが、

もっとも光ってたのが伊勢谷友介さん!

あのソックリ力石の記憶も新しいと思いますが、

今回もなかなか弾けた芝居はよかったと思います。

超カッコいいのに、無様なさまを見せつけたりね!



力石役で体重落としてから戻ってなくない?


で、

マンガっぽいなぁ~~って思ったのが、

この沼、

なかなか攻略が難しい、三段階のチャッカーを有するのですが、

釘もキツく、しかも床ごと斜めになったりしてて、

もう!入るワケないぢゃん!

って言う、イカサマ台なんですが、

大当たりすると13億とかになるんで、みんな命がけなんですね!


そして

それらの攻略法としてカイジが仕掛けたのが、

地盤の緩いこの地域の特徴を生かし、

ビルごと逆に傾けるって作戦…'`,、('∀`) '`,、

ね?

マンガっぽいでしょ??
      '`,、('∀`) '`,、



なんかすげ~~バカバカしいのですが、

  カイジなら許せちゃうっていう不変の愛みたいなものを醸し出している作品なんだと思いました。




吉高さん、また乳放り出してくれないかな~~





この大勝負に勝ったカイジですが、

ラストはまた一文無しになるという…


やはり、

勝負運があっても、人生の大勝負には決して勝てない、

そんな人ってどこにでもいるんだな~~って考えました
              ・゜・(ノД`)・゜・。







どうか、

戒めにでも、本作をご鑑賞くださいね。

















生きるって大変だよ

































またまた余談なんですが、

つい先月、

この章ちゃんってのに、10年振りくらいに遇いまして

なんか若いのに、お爺ちゃんみたくなってて

苦労は変わらないんだなぁ~~と…


彼に、小さくてもいいので幸せを!













34








三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船











「バイオハザード」ポール・W・S・アンダーソン監督


「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
行きました!







あらすじ!



17世紀フランス、

田舎から出てきた気の強いダルタニアン少年。

銃士にあこがれ、パリへと上京し、

何と、フランス最強の三銃士の仲間に入る。


まだ子供の国王の影で悪事を働くリシュリュー枢機卿の裏切りで奪われた

フランス王妃の首飾りを奪還すべくイギリスへと向かうこととなる。

しかし道中、

イギリス貴族・バッキンガム公爵と、

謎の美女・ミレディが行く手を遮る!


はたして、三銃士とダルタニアンは、フランスを救えるのか?!



フランス最強の三銃士



銃士を夢見る、若きダルタニアン

























唐突ではありますが、

どうしてもダルタニアンって聞くと

「未来ロボダルタニアス」しか思い浮かばないお菓子です。(●´艸`)

   ちなみにこんなのね↓↓

未来ロボ・ダルタニアス




オープニングも貼っておきましょうか?









本作、

本物の世界遺産でロケしちゃったぞ!っつって、

かなり公開前から話題になってましたが、

実際スクリーンで観ると、凄さがわかりますね~~


チゥか?チゥすんのか?!




ただ、みなさん縮こまって芝居してましたね!

大人しめなシーンばかり'`,、('∀`) '`,、

    そりゃそうか?


出来れば、世界遺産で大乱闘してほしかった!

火薬も使ってね!

       '`,、('∀`) '`,、




衣装も豪奢!


もう刺繍とかすごくて、なんか重そうでしたよ!


飛行船バトルはなかなか見応えあり!


ただね、

それ以外の、

特にセット!

まったくダメダメでしたよ!


ヘンテコなミニチュアとかも使ってたり、

CGも並?


水路の地下道を破壊して、

地下道に水を流し込むんですが、

その際にミニチュアセットが唐突に現れて、円谷?とか思っちゃいましたよ。






三銃士たちがあまり魅力的でもないし…



怪力の持ち主・ポルトス



女性にモテモテ、身軽なアラミス



潜水能力に長けたアトス




ただ、

ミラ・ジョボビッチばかりゃ~~、




素敵すぎ!



この方、アクション女優なんすかね?

周りが回を追うごとに要求度を上げてるんでしょうか?

しかし、

それにキッチリ応える凄さ!


    感服いたした!(●//艸//)=3


立ち振る舞いも美しい…



カッコいいしキレイだし!



そしてもう一人、

オーランド・ブルーム様




珍しく悪役!


三銃士だけに、オーランド様も34だそうです+.(*ゝд・)b゚+.゚

  どうでもいいか?そんなこと? ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、




総評としては普通です。

もう、それ以外の言葉は見つかりません。


 首飾りの奪い合いで、都市が破壊され、

 何百もの命が奪われる意味がわからなかった…


悪役も徹底的に悪役でもないしね。


序盤、

ダルタニアンがロシュフォールに殺されかけるんですが、

ミレディの一言でアッサリ止めちゃったり…


やっぱさ!敵役って、すんげぇ~~憎たらしくないとね!




リシュリュー枢機卿も、中途半端な悪党なのね。

フランスを揺れ動かすほどの大物には感じないしね。




リシュリュー枢機卿、名前の割に小物



で、

必ずこの手の話に登場する、ボンクラな王様ね。

こういうバカ殿が、悪いヤツに手のひらで転がされちゃうのね!



ボクチンもあの船ほちぃ~~って感じのバカ殿



相関図のようなものが、ありふれてて、

ホント!普通!




ガブリエラ・ワイルドはキレイでしたね~~~



唯一、

三銃士の身の回りの世話をしている、ボンクラ執事みたいなプランシェ(ジェームス・コーデン)が

かなり好感度高かったですよ!(●´艸`)


ジェームス・コーデン


日頃はおバカなんですが、

肝心のところで大活躍みたいな…これもありがちなキャラっすね!σ(⌒▽⌒;)





とまぁ、

役者さんのことしか書かない・・・・

     書けない??


書くことがない?_| ̄|○∠))バンバン



   
唯一、

120分以内に収めたところは評価しますけど…





そんな感じで、

DVD待ちでいいかと思われます。



気になるな~~~っていう奇特な方いらしたら、

   どうか早めに足を運んでね。


 すぐ終わっちゃいそうだし…


















ボンクラ王は目線も低いから庶民的?












































足があっても…









ステキな金縛り





三谷幸喜監督作品


ステキな金縛り観ましたよ!(●´艸`)






あらすじ!


失敗ばかりのダメ弁護士・宝生エミ…

ボスの速水から、資産家の妻殺しの容疑者“矢部五郎”の弁護依頼を受ける。

ところが矢部にはアリバイがあった。

殺人事件の起きた時間、

とある旅館で金縛りにあっていたというのだが、それ以外の目撃者は一切いなかった…


現代社会に慣れたきった侍大将の幽霊・更科六兵衛




彼の証言によると、

旅館・しかばね荘、はぎしりの間で、金縛りに遭い、

朝まで落ち武者の霊に乗っかられて身動きが取れなかったというのだ!


さっそくエミはしかばね荘へと向かう。

目的は、この落ち武者の霊を証言台に立たせ、

容疑者のアリバイを証明させること!


エミの特殊な発想…?



検事・小佐野は超常現象否定派

























映画の日を待って行ってきました!

なぜかと言うと、

じつゎ、幽霊を扱ったこの手のプロットを

高校の時、文化祭用に、仲間と共に立てたことがありまして…(-.-;)

テイストが似てて…

そんなワケで、かすかに不安を抱え、

ならば、安い日に~!(≧∇≦)/って感じでしたが、


とんでもなく面白かったですよ!
           (__)ノ彡☆バンバン!



皆さんその期待度の高さをうかがえるかのごとく

平日レイトにほぼ満席!

しかも、子連れ多数!

明日の学校なんてどうでもいい!'`,、('∀`) '`,、
      
        いいぞ!世のバカ親ども!


六兵衛の子孫、歴史研究家・木戸健一




ストーリー自体は、大きく膨らんでたりはしなかったのですが、

もう、この豪華すぎる役者の面々が、

それぞれのキャラになりきり、自らの役割をキッチリ理解した状態でノビノビと演じている。

それらが複合的に西田さんを引き立てて

そりゃ~もう完全体ってなぁ~~このことでしょうね!


水を得た魚状態の西田さん




あまり映画やドラマでバカ笑いしないんですが、

腹抱えて笑うシーンもありましたよ!(●´艸`)



どちらかというと、ドラマってよりコントでしたね。

だから、止まらない笑いが起こるんですね!

監督が楽しんで仕事している感じが伝わりますよ!



六兵衛が見える人々には共通の理由があるのだが・・・



前述の豪華キャストには、

三谷作品に欠かせない人々総出演なんでしょうが、

ホント、ワンシーンしか出ないキャラも、一切無駄な人がいないように思える凄さがありました。

またまた、売れない役者役で佐藤浩市さんが出てましたが、

彼は、“デラ富樫”こと村田大樹!(●´艸`)

相変わらず、くどい芝居が健在でした!

あれだけの経験してて、なんで何も得てないんだこの人(__)ノ彡☆バンバン!








で、

今回一番よかったのが中井貴一さん。

その芝居もなんですが、衣装がどれも素敵で、

また、似合ってたんですね!

どなたも完璧なので、一歩出ているとしたら中井貴一さんに決定です!



鈴子と小佐野



その他、深田恭子さんが、ヘッタクソな芝居で盛り上げていましたよ!'`,、('∀`) '`,、

   ホント、バカっぽい役には彼女しかいませんな!

  製作側も、よく理解されていて、使いかたが上手いすよね!




ホント、キャラ設定が秀逸!





また、

行き過ぎな感じのメイクもよかった!

小日向さんが一番ノってましたでしょうね!

説得力あるメイクでキャラ立ててましたよ!

この辺がコントなんだよなぁ~(_△_)ノ彡☆




だいたいにおいて、市村正親さんほどの役者さんを雑に使いすぎだよね!
                        ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

陰陽師・安倍 晴明の無二の親友の“阿倍めいめい”の子孫で、数えて35代目に当たる“阿倍つくつく”役って!

                      よく引き受けたな(ll'∀')


しかも、そんな怪しげなキャラが2シーンもでてた…




そういや~~エンドロールに大泉さんも出てましたね。







まぁ

こういった感じで、自国の映画を愛する人々が増えてくれて、

          邦画が元気になってほしいなぁ~~~~


まぁ、本作を映画と呼んでもいいのか?悪いのか?

     劇場版コントだな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \


そんな役割を背負った三谷さんって素敵(∀`从)♡♡♡







さて

 書きたいことはたくさんありますが、

  あとは是非!

    ご自身の目で確認してほしいですね!






  こんなトコで…(人´∀`)














小佐野はじつは…






























三回ほど跳ねました'`,、('∀`) '`,、







第1作の監督・脚本を手がけたオーレン・ペリ製作


ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマンの二名が監督した


「パラノーマル・アクティビティ3」
を、うっかり観てしまいました。


しかも、ハロウィン前夜祭って企画で、公開前に…(●´ω`●)ゞ めんぼくねぇ…





あらすじ!

つっても

  前二作のそれぞれの主人公である

 ケイティ&クリスティ姉妹の幼少期の恐怖体験を、

 またまたホームビデオで撮影したものを垂れ流すってだけ。




どういうわけか、

1も

2も

TOKYO NIGHTまでも観てしまっている私…(-.-;)



特にパート1では、

映画史上初!

何も起こらない映画として、世界的大ヒットをとばしたのですが、

これね

次こそは真相が明かされるんぢゃなかろうか?

そう思って、騙されちゃうんだろうね…(-.-;)(-.-;)(-.-;)あせる


でね

同じです。

前作と…



よくさぁ、

怖い話して、

オチで

「お前だぁぁぁ!」ってデカい声で驚かすホラー話ありますよね?

あんな感じの力業で終始する感じ?


だからビックリはしますよ!

        でも怖くはないです'`,、('∀`) '`,、




もうね、


帰りは無口ですよ!



いつもね…
          |出口| λ............トボトボ





ただね~

シリーズ化されちゃったのなら、付き合っちゃおうかな~~ってね。'`,、('∀`) '`,、





あ!

一箇所だけ面白かったところありました!(人´∀`)

ケイティがクリスティと追いかけっこしてるとき

見えない存在、愛称トビーが、ケイティをいぢめるシーン!

このトビー(クリスティが勝手に名付けた)を、序盤、

ケイティはバカにするんです!

ケイティには初めは見えてなくて、

すると、たぶんクリスティをいぢめていると思ったのでしょうね?

トビーがケイティを突き飛ばし、

さらに、髪の毛掴んで持ち上げるおしおき!(__)ノ彡☆バンバン!

画面上はトビーは見えてませんので、

髪だけ逆立って、宙に浮いているケイティに笑ってしまいました!





まぁ、ソコだけですが…(-.-;)







高校生とかは1000円で観られるらしいっす!

有効に使ってください!(__)ノ彡☆バンバン!



で、


それ以外の方!





観なくていいです!




DVD待ちで!





でも、

一番、凝っていたかもょ
        '`,、('∀`) '`,、









まっ…いっか…










なんかもうね…まぁ…いいか…














アメリカ版を観てみたい…

   この予告編も、日本公開版に出てこないシーンがある…

















3分あれば、ウルトラマンも怪獣を倒せる!!











ミッション:8ミニッツ










ダンカン・ジョーンズ監督


   ミッション:8ミニッツ
観ました!(少し前に(-.-;)あせる





ホント…筆が遅くてすいません…あせるあせる
鑑賞直後の臨場感を伝えたいのですが、

    このありさまですあせるあせるあせる






あらすじ!




グレンブルック駅を出発し、

   終点シカゴ・セントラル駅へのわずか手前の郊外を走る列車が爆破テロに遭う



乗客は全員死亡。

しかもテロリストの次の標的は、シカゴの街!

政府は、この非常事態に、かねてよりあたためていた極秘ミッションを発動する。

そして、そのミッションを実行するのが
     “コルター・スティーブンス大尉”だった!




スティーブンスはクリスティーナを救えるか?





その内容とは!

スティーブンスが、爆破テロに遭った列車の乗客の中で、

もっとも自分と意識下で同調する、被害者の一人の意識に潜り込み、

爆弾を発見し、犯人を突き止めるというもの。

しかし

限られたミッション時間は、わずか8分!

スティーブンス大尉が、その8分間に犯人を突き止めなければ

    次はシカゴの街が火の海と化すのだ!



他人の意識へと潜り込むスティーブンス






















私、

B級映画が好物でして(●´ω`●)ゞ

テレ東あたりで、昼過ぎから放送されている作品なんて、

かなりの頻度で観ちゃったりするわけでして!


で、

本作「ミッション:8ミニッツ」!

事前情報だけ見ると、

   まさにB級臭プンプンだったので、迷わず鑑賞!'`,、('∀`) '`,、






ところがです!

これが意外と丁寧に作られてて、

わずか80分程度の作品なんですが、見応えありなんですね!




サトレッジ博士とグッドウィン大尉




確かに、

突っ込みどころは多々あるのですが、

そこほじくったら大人気ないんぢゃね?って程度のレベルだと思っています。

モノ創れなくなるぞ!って感じ!



したがいまして、

かなり作品性にのめりこむことが出来ました!



言いたいこと山ほどありますが、

全てがネタバラしにつながってしまいます…注意ね!





何度も意識下で爆死しているが、いよいよ犯人を追いつめる




まず、

乗客の意識へ潜り込んで、その人物になり代わって活動するんですが、

死んだ時間から、8分前の時間にしかトリップできないんですね。



なので、

ゴールは決まっているし、活動時間も決まっていて

ただ、

何度爆死してもリセットできるので、

徐々にですが、その意識下の世界に慣れていき、

トリップの度に手際がよくなる様や、

毎回、アングルなどを変えて、

一人一人、関係者を登場させていく手法は感心しました

少なくとも、こんな形で登場人物の紹介をしていく方法は

私には、思い浮かびません。


つまり、

最初のトリップでは、手しか映らない車掌ですが、声で観客に印象づけておいて

二回目では全体像、その人の風体ですね!

そして三回目では性格ってな具合で、

飽きさせない工夫が満載です。




そして、

回を追うごとに、徐々に犯人に近づく

そのサスペンス色の妙!


確かに、未来を知っていたら

その場の手際もよくなるですよ!'`,、('∀`) '`,、





それぞれのキャラも引き立っていて、

軍人が軍人と一個人との間で悩んだり

主人公の、父親との確執なども描かれ、

短い上映時間に目一杯詰め込んだ感じ!

   上手いと思いましたね!







ラストなんですが、

観た方の受け止め方ひとつで、

何が起きたのか結論づけることも可能だと思う終わり方でした。




ラストのトリップで

  その世界と現実世界がリンクし

   パラレルワールドが生まれる




私は、

今いる世界と、

もう一つの世界は、互いに影響しあい

ひとつをいじくると、

もう一つの世界(我々が現実世界だと思っている世界)にも影響が出て

未来も変わってしまう


なので、

過ぎた過去も、別の世界をいじることで


         やり直せたりできて、

お互いがバランスを取り合っているのだと理解しました。




Aの世界で過去に死んだ者を

Bの世界で救っちゃうと、Aの世界に反動が起こる…みたいなね??



二重なオチになってますので

 どうとらえるかはみなさん次第ですね!






途中、

細かい伏線が多数現れますので、

注意して観ていてください。

ラストで、

ここのことか~~とか思いますよ!きっと!


あ~

言ってしまいたいことたくさんありますが、

   観たぜ!って人は声かけてほしいっす!

 ちょっと、語りたい感じ(●´艸`)



  短い作品ですので、サクッと観ちゃってください!















コンパクトにまとめていて、さらに濃い!観てほしいっす!






















Orycteropus afer







東京オアシス









「マザーウォーター」の松本佳奈監督・脚本作品




「東京オアシス」観ました!









あらすじ!



真夜中のコンビニ駐車場…

アイスキャンディーを舐めながら休憩をとるナガノの前に、

喪服を着たまま、国道を走るトラックへと突進する女性がいた。

慌てたナガノはアイスを放り投げ、回転レシーブで彼女を救う

悪びれることもなく、

喪服は撮影衣装で私は女優をしているという

彼女トウコの態度に呆れたナガノは、

車を発進させ、その場を去ろうとするも、

トウコは乗せてくれとせがむ。



成り行きでトウコを助けたナガノ、そして成り行きで車に乗せたが…




ある映画館で鑑賞中、トウコは眠り込んでしまい終幕に気付かなかった。

そこへ映画館のスタッフ、キクチが起こしにきた。

トウコとキクチは知り合いだった。

久しぶりの再会に、しばしロビーで話こむ二人。

キクチは以前、シナリオライターだったのだ。

女優のトウコと一緒に仕事をしたことがあるのだが、

今は辞めて、映画館で働いている。




脚本家をしていたキクチと久しぶりに会った





動物園内、

ツチブタの檻の前で佇むヤスコ…

そんな彼女にトウコは話しかける

ツチブタは夜行性なので、昼間は見られない…と。

ただ、運がよければ、エサの時間に見られるかもと…

その言葉にヤスコは

私は運が悪いので見ることが出来ないだろうという。

美術大学を目指すも、5浪しているヤスコは

心機一転、アルバイトでもと思い、動物園の面接を受けにきたのだった。

ただ、

5浪もしていると、落ちるのがわかってしまうのだと言う。




ヤスコは5浪、自分でも可笑しいと思ってる





みな

それぞれ都会暮らしの中、心にオアシスを求めているように感じる。

トウコはそんな隙間を抜けるように東京の街を歩き

そして、隙間にふれる…

何度も立ち止まるけど、また、ゆっくりと歩きだす…。


決してがっつかないトウコ…マイペースだ






















マザーウォーターが結構よかったので、ちょっと物足りなさを感じました。

言いたいことはよくわかりますが、

私的には、もう少し、ハッキリした輪郭の物語が好みです。


いつものメンバーで繰り広げられる、街の片隅の物語。

やさしい時間はそのままに、

今回は、いろんな意味で、実験映像のようでした。




小林さんはイイ女優ですね~





もたいさんはワンシーンのセリフなしでしたね

  ちょっと、もったいないですね~~




少しシュールな印象を受けますが、

  後味はとてもいい作品でしたよ!





しかし、

この三つの物語を繋ぐものが、トウコだけってのが寂しいですね。

こう、もう少しそれぞれがリンクしてたら芸術だったのにね(●´艸`)




いつまでも若いすね~原田さん!


全体的には

現代人の現代社会が舞台の、お伽話のようなつくりです。

明日、自分の身に起こるかもしれない

そんな、ファンタジー要素も含めた部分を

生暖かい目で見ていただけたら、本作の役割は果たされるのでゎ?
                          (●´艸`)

















みな、どこかに隙間を抱え、生きているのです。
















































ところで、本作を鑑賞された方、

ツチブタ、

  超気になりますよね?

 私は見たことありましたので、アレなんですが…こんなです 



ツチブタこれね!


本編中でも説明されていましたが、

本種のみでツチブタ目ツチブタ科ツチブタ属を形成しています。

以前はその食性から、アリクイの仲間に分類されていましたが独立した種です。

アフリカのほうにいますね~~~(∀`从)♡♡♡カワユス