風向きが変わったら、そんときドーンといったらいいんだから…ね。

「川の底からこんにちは」の石井裕也監督脚本
「ハラがコレなんで」観ました。
あらすじ!
妊娠9か月の原光子。
子どもの父親はアメリカ、もしくはアフリカの黒人の元カレ。
日本で困っていた彼を助けてあげて、
そのまま彼とアメリカへ!
しかし、捨てられて帰国、両親には帰国は伝えていない…もちろん、妊娠も。
所持金が底をつき、アパートも引き払う…
そこで、雲の流れるまま、
幼いころに、商売に失敗した両親と夜逃げした時住んでいた貧乏長屋に流れ着く。
そこには優し過ぎるがゆえに、貧乏から抜け出せない、
他人想いの強すぎる、さえない住人たちが昔と変わらず住んでいた。
人のことなど構っていられないはずの光子だったが、そんな彼らのために一肌脱ごうと決意する。
だって、それが粋だから…

石井監督ってだけで行っちゃいました!
でもね…
失敗したぁぁぁil|li_| ̄|○il|li
カメリアか、
これか?
悩んだ挙句、CMの感じでこちらを選びましたが、
ちょっとなぁ~~…il|li(;-_-;)il|li
なんか、
シュールすぎて、意味わかんないし'`,、('∀`) '`,、

テーマも理解できれば、
観かたもわかるんだけど、
つ●んないんだよね~~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙作品として!

飽きちゃった!(≧∇≦)/ヘヘヘ...
で、
アメリカ人の子供を妊娠!
粋!が口癖のお人よしってだけで、相当にキャラ立ってるワケで、
まぢで横須賀辺りにゃ~いそうなんだけど、
どうして、あの味付けにしちゃったんだろう??ってね。(__)ノ彡☆バンバン!

登場人物なんて、「ステキな金縛り」となんら遜色なく揃ってるのに、
どうしてこうも昇華せず、グダグダなんだかな…ってね…
風の吹くまま
気の向くまま...
そんなモン押しで進む物語なんですが、
人生のどん底でも、風向きが変わればドーンと行っちゃう!
これが災いして、
ラストに吹く、巨大な突風が、
東京大空襲の時の不発弾の爆風とかね…(; -y-)ツ))

しかも、
光子の全ての判断基準が
「粋」か?「粋」じゃないか?
なので、
観ててイライラするんですよ'`,、('∀`) '`,、この女!
なんていうのか
人間ドラマってより、
脚本家の希望でしかなくて、夢物語すぎちゃって同感できませんでした。
と、言いますか、
本が悪いんでしょね…

そんな薄い背景を背負い、
力業で、観る側を納得させようとするキャスト陣はじめ、
笑えない
泣けない
共感できない…
という一本でしたっ!

前々から仲里依紗、好きぢゃなかったんだよなぁ…
今回で好みを決定づけてしまったな…