3分あれば、ウルトラマンも怪獣を倒せる!!

ダンカン・ジョーンズ監督
ミッション:8ミニッツ
観ました!(少し前に(-.-;)

ホント…筆が遅くてすいません…


鑑賞直後の臨場感を伝えたいのですが、
このありさまです



あらすじ!
グレンブルック駅を出発し、
終点シカゴ・セントラル駅へのわずか手前の郊外を走る列車が爆破テロに遭う
乗客は全員死亡。
しかもテロリストの次の標的は、シカゴの街!
政府は、この非常事態に、かねてよりあたためていた極秘ミッションを発動する。
そして、そのミッションを実行するのが
“コルター・スティーブンス大尉”だった!

その内容とは!
スティーブンスが、爆破テロに遭った列車の乗客の中で、
もっとも自分と意識下で同調する、被害者の一人の意識に潜り込み、
爆弾を発見し、犯人を突き止めるというもの。
しかし
限られたミッション時間は、わずか8分!
スティーブンス大尉が、その8分間に犯人を突き止めなければ
次はシカゴの街が火の海と化すのだ!

私、
B級映画が好物でして(●´ω`●)ゞ
テレ東あたりで、昼過ぎから放送されている作品なんて、
かなりの頻度で観ちゃったりするわけでして!
で、
本作「ミッション:8ミニッツ」!
事前情報だけ見ると、
まさにB級臭プンプンだったので、迷わず鑑賞!'`,、('∀`) '`,、
ところがです!
これが意外と丁寧に作られてて、
わずか80分程度の作品なんですが、見応えありなんですね!

確かに、
突っ込みどころは多々あるのですが、
そこほじくったら大人気ないんぢゃね?って程度のレベルだと思っています。
モノ創れなくなるぞ!って感じ!
したがいまして、
かなり作品性にのめりこむことが出来ました!
言いたいこと山ほどありますが、
全てがネタバラしにつながってしまいます…注意ね!

まず、
乗客の意識へ潜り込んで、その人物になり代わって活動するんですが、
死んだ時間から、8分前の時間にしかトリップできないんですね。
なので、
ゴールは決まっているし、活動時間も決まっていて
ただ、
何度爆死してもリセットできるので、
徐々にですが、その意識下の世界に慣れていき、
トリップの度に手際がよくなる様や、
毎回、アングルなどを変えて、
一人一人、関係者を登場させていく手法は感心しました
少なくとも、こんな形で登場人物の紹介をしていく方法は
私には、思い浮かびません。
つまり、
最初のトリップでは、手しか映らない車掌ですが、声で観客に印象づけておいて
二回目では全体像、その人の風体ですね!
そして三回目では性格ってな具合で、
飽きさせない工夫が満載です。
そして、
回を追うごとに、徐々に犯人に近づく
そのサスペンス色の妙!
確かに、未来を知っていたら
その場の手際もよくなるですよ!'`,、('∀`) '`,、
それぞれのキャラも引き立っていて、
軍人が軍人と一個人との間で悩んだり
主人公の、父親との確執なども描かれ、
短い上映時間に目一杯詰め込んだ感じ!
上手いと思いましたね!
ラストなんですが、
観た方の受け止め方ひとつで、
何が起きたのか結論づけることも可能だと思う終わり方でした。
ラストのトリップで
その世界と現実世界がリンクし
パラレルワールドが生まれる
私は、
今いる世界と、
もう一つの世界は、互いに影響しあい
ひとつをいじくると、
もう一つの世界(我々が現実世界だと思っている世界)にも影響が出て
未来も変わってしまう
なので、
過ぎた過去も、別の世界をいじることで
やり直せたりできて、
お互いがバランスを取り合っているのだと理解しました。
Aの世界で過去に死んだ者を
Bの世界で救っちゃうと、Aの世界に反動が起こる…みたいなね??
二重なオチになってますので
どうとらえるかはみなさん次第ですね!
途中、
細かい伏線が多数現れますので、
注意して観ていてください。
ラストで、
ここのことか~~とか思いますよ!きっと!
あ~
言ってしまいたいことたくさんありますが、
観たぜ!って人は声かけてほしいっす!
ちょっと、語りたい感じ(●´艸`)
短い作品ですので、サクッと観ちゃってください!
