やはり、モノづくりってこれくらいの丁寧さは必要だと思うわけよ!

「パイレーツ・オブ・カリビアン」の
ゴア・ヴァービンスキー制作・監督
「ランゴ」観ました!
あらすじ!
車の荷台で、テレビのヒーローに憧れ、芝居をしている一匹のカメレオン。
その時、
車が事故を起こしそうになる
カメレオンの入った水槽は宙を飛び、地面に激突!
カメレオンはモハーヴェ砂漠のど真ん中に放り出されてしまう。

さまようカメレオンは、精霊を探し歩くうちに、道路で車に轢かれたアルマジロのロードキルを救う。
彼に導かれて、カメレオンは砂漠の街・ダートタウンへとむかう。

途中、サバクイグアナのビーンズという女性にであう。
彼女はダートタウンの住人だった。
ダートタウンは雨の降らない砂漠の街
深刻な水不足に悩んでいた。
銀行に保存されている水も残りわずか。
いわば、水を操れる者が街の支配者だ。

ダートタウンに着き、ヒーローに憧れるカメレオンは、
酒場で「自分は英雄であると嘘をついてしまう」
その話を聞き、無法者のバッド・ビルと決闘をするハメになる
いざ決闘と言う時、
突如、住民たちの天敵である鷹が襲ってくる。
偶然にも、鷹を倒してしまったカメレオンは、
酒の瓶に書かれていたメキシコの州名「ドゥランゴ」をもじって、自らを「ランゴ」と名乗り、
タカを倒した手柄から、まんまと街の保安官の座についてしまう。

ある日、配給の水が水道からでなくなる、
住民たちは、ランゴにこの問題の解決を期待する。
しかし、鷹がこの街からいなくなったことにより、
新たな脅威が街を襲うこととなるのだった…

これはおすすめ!(≧∇≦)/
とても面白かったですよ!
ランゴの自分探しの冒険をウェスタンにのせて描いていく物語は
お子さん連れでも存分にたのしめます!
出来れば、字幕鑑賞がいいでしょうが、
小さいお子さんでも楽しめるので、その辺は諦めてもいいかも!
ただね、
作中に、
吹き替えでもわかるんだけど、声聞いた方が素敵!ってシーンもあるので、
字幕版もあらためてみたほうが、絶対いいっす!(∀`从)♡♡♡

パイレーツオブカリビアン4で
素晴らしいスパニッシュな音楽を披露したハンス・ジマーが本作でも大活躍
サウンドトラック欲しくなりましたよ!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
そして
エモーションキャプチャーによる、滑らかなCGアニメで、ジョニー・デップの演技が輝いてます!
さらには、
ものすごく凝ったカメラアングルで、かなり高度な作品に仕上がっています。
ある意味、すごく勉強になるかも!

ランゴの不吉な運命をシーンごとに歌い上げる、マリアッチふくろうの4人組が傑作でした。
アコーディオン・ギター・トランペット・ヴァイオリンの高度な楽器演奏が笑います。
軽快な音楽が物語を見事に彩って、ワクワクしますね!

その他の街の住民たちも個性派揃いで、声の出演も豪華です!
ウェスタンにかかせない精霊はあの人!って噂が評判になってましたが、
すげ~~~大物が登場しちゃいましたょ!'`,、('∀`) '`,、
いい声してたなぁ~~~(∀`从)♡♡♡
絵もソックリだった!
声、本人なのかな?
メッチャ、エンドロールで名前探しちゃったけど、いなかったんだよね~~~???

しょっぱなの砂漠に放り出されるシーンから、
ジョニー・デップの「ラスベガスをやっつけろ」のオマージュが表され、
それ以外にも、かなり過去の作品のオマージュでは?と思えるシーンが多く存在します。
わかんなかった部分も多々あるとは思いますので、皆さん自身で探し出して、是非おしえてくください!
'`,、('∀`) '`,、
いや~~かなり傑作だと思うよ!
本作はね~~~
見ないと損すると思うぞ!(人´∀`)
是非是非時間つくってください!!

メロンとめがね

真鍋昌平原作
「山のあなた」石井克人脚本・監督
『スマグラー おまえの未来を運べ』観ました!
あらすじ!
25歳のフリーター、砧涼介は、
役者を志すも、挫折、常に自分に自信を持てないでいた。
ある日、パチスロ店で儲け話を持ち掛けられたが、
まんまと騙され、300万もの借金を背負わされてしまう。
チャイニーズマフィアの張のすすめるまま、
謎の金融業者・山岡から金を借りる代わりに
山岡の裏の稼業を手伝うこととなる。

そして最初の仕事の日、
ジョーとジジィと呼ばれる先輩と共に、あるブツを運ぶこととなる。
トラックへの積み込みの時、砧はうっかり、中身を見てしまう。
それは、想像をはるかに越えた、ヤバいものだった。

ズバリ!
なかなかのゴア描写がふんだんに盛り込まれてて、
この手の作品も日本はつくれるようになったのかと、感動しました。
目を背けるような極端なエグさこそないのですが、
韓国や中国といったところの、この手の作品にも引けをとらない程度にはなっていました。
しかし、
やはり期待度は低く、公開2日目にしては、劇場内はガラガラでしたね。

背骨という殺し屋が、
敵対する日本ヤクザの親分を殺害し、
首をはねて、相手の組に送りつけるシーンで、
コンビニからその首をクール便で送るシーンはなかなか愉快でした。
なんてクールな殺し屋?(●´艸`)
しかも、
送り伝票の「品名」の欄に、
「メロンって書けばいんぢゃね?」とか言って、
「あ~あとメガネね。」とか言うくだりは笑ってしまった。
出来れば、この背骨たちの過去を丁寧に洗ったら、
さらに面白かったでしょうね。

チャイニーズマフィア役の面々は
アジア全般で活躍中の安藤政信さん
中国からの帰化、阿部力さん
名だたる作品に出演しているテイ龍進さんら
北京語を操れる役者さんが終結、
北京語セリフに深味が加味されて、いい具合でした!
ただ、各シーンの画づくりは漫画そのものの演出なので、
のだめと同程度の出来栄えだと思われたほうがいいでしょうね。
過度の期待は禁物です!

妻夫木くん演じる、砧という男が憧れる俳優に、
故・松田優作さんが登場するのですが(殺人遊戯のワンシーンで)
本作も70~80年代のハードボイルド作品をオマージュしたようなつくりで、
かなり、松田優作さんが好きな方が作った作品であると感じます。
そのためか、松田翔太くんもチョイ役で出演してました。

その他の出演者もかなり豪華でした。
もう、見ない作品無いんぢゃなかろうかの満島ひかりさんがまた出てた…(-.-;)

そして、
超ドSの変態ヤクザ
“田沼組の狂犬・河島精二役、高嶋政宏さんのキレっぷりには、正直涙しました。
・゜・(ノД`)・゜・。
紙おむつ姿で闊歩する高嶋さんはプロフェッショナル以外の何者でもなかったです!
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
スマグラーの先輩バイト、“ジジィ”役に、
元若人あきら「我修院さん」が出てましたね。
千と千尋や、ハウルにも声の出演する、かなりの活躍してますね~~~
本作も、思い切って役名を、郷ひろみとかにしちゃえばよかったのに!
(__)ノ彡☆バンバン!
あと、永瀬さんはイイ役者になりましたよね~~~
悪いヤツの役のほうがあってるな!
どうやら、
これは砧自身の再生の物語でしょうね。(●´艸`)
可能性を自分で決めてはイケないんだよって物語ですかね?
ラスト38分の衝撃のラストって書かれてますけど、
この辺はあまり期待しないほうがいいかもですよ!'`,、('∀`) '`,、
ありがちに終わってます、
カッコいいラストシーンはそこにはありませんでした!
マンガ読む感覚でご覧になるといいかもです!

ウルトラセブンに、人間に寄生させて増やすキノコを食べる宇宙人の話がありました。題して「人間牧場」

製作総指揮スピルバーグ!
ジョン・ファブロー監督作品
「カウボーイ&エイリアン」行きました!
あらすじ!
1873、アリゾナ
一人の男が荒野のど真ん中で目覚めた。
一切の記憶を失ったその男、何故か左腕には謎の腕輪がはめられ、
腹部には見たことのない傷口が開き、おびただしい出血をしていた。
ここがどこなのかもわからない男は、
やがて、
自分を探すため、西部の街を目指した。

街に到着した男は、牧師により、傷の手当をしたのもつかの間
この街を牛耳るカーネル・ウッドロー・ダラーハイドの息子
パーシーと一悶着起こしてしまう。
その場を収めた保安官により、
男は過去に列車強盗や、殺人などをおこし
お尋ね者となっているジェイク・ロネガンであると判明する。

バーで酒をあおるジェイクに、訳知り顔で近づく女。
何か秘密を知っているようでもあるのだが、落ち着いて話など出来る状態ではなかった
あっという間に保安官たちに囲まれ、
さらには謎の女に後ろから殴られ気を失い、牢屋へと送られたジェイク。

そしてその夜、
連邦保安官事務所へ、パーシーと連行されようと馬車に乗せられた。
そんな時、
息子パーシーを取り返しに、父・カーネルが保安官事務所を訪れる。
すると、
遠くの空から謎の発光体が近づいてくるや、
突如、街を攻撃し始めた!

激しい爆撃と共に、
街の人々をさらいはじめる謎の飛行体!
馬車も破壊され、自由になったジェイク。
すると、ジェイクの腕輪が突如動き出す。
照準のようなものが現れたかと思ったら、
腕輪から凄まじい閃光が放たれた!

その閃光は、飛行体をとらえ、
瞬時に破壊してしまった!


家族や友人らをさらわれてしまい、
残された街の人々は、ジェイクに協力を求め、
皆を救出に向かうことにした。
墜落した飛行体から、何者かが脱出し、
足跡と血痕を残したため、それを追うことにしたのだ!

007でお馴染みの、ダニエル・クレイグが宇宙人と戦うとあって、
さっそく観てきました!+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
すげ~~カッコいいのに、
すげ~~~バカバカしいこのギャップでかなり楽しめましたよ!'`,、('∀`) '`,、

さらには
ハリソン・フォードが30数年ぶりくらいに宇宙人と戦ってましたょ!'`,、('∀`) '`,、
ファーストシーンでは、
まぁ~~~小憎らしい顔で登場したハリソンですが、
その後、牛耳る街のため、ダニエルと組み、
宇宙人と戦う決意をするのですが、
やはり彼はカッコいい!
あ~~いった役が、ホントよく合ってますょ!

敵の宇宙人デザインは、さして目新しい感じはしませんでした。
インデペンデンスディの宇宙人っぽい
どうやらバイオスーツを着込んでいる様子?
胸の部分がパカッと開き、中からヤワな腕がヒョロっと出てきて
人間を触ったりして確かめてました。
でわ、あの外についてる立派な腕はいったい何なのでしょうね?
何故、4本の腕のうち、2本は体内に隠してるんでしょう?
なんだかよくわからなかったけど、素敵な奴でしたよ!
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

宇宙人メカもまた、なかなか素敵で、
飛行シーンは、ちょっとガンシップを思わせる感じ!

左右対称に4枚の羽根がついていて、
それらを駆使し、空中で急制動をかけたり、
自在に動いてました。
このプラモほっすぅぃ~~~~~(∀`从)♡♡♡

そして笑えるのは、
この宇宙人たちの、地球侵略目的は、
なんと「金」!! Auですよ!Au!
なので、地球侵略という大そうな野望を持ちながらも、
ド田舎の寂れた街を襲い、
その近所に駐留し、たまたま見つけた金脈で金の採掘をするという
じつに献身的かつ、志の低い宇宙人たちですので、
かなりガンマンたちにも手を焼きます
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
言っちゃえば、弱い!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

たとえば、
ジェイクのつけている腕輪は、
元々、宇宙人のモノが間違って取り付けられちゃったので、
破壊力抜群なのですが、
何故か宇宙人たち、それはあまり使わず、肉弾戦に持ち込もうとする…(-.-;)
なので、仲間になったネイティブアメリカの部族たちの、
石の斧とかで殴られてやられちゃうの!(-.-;)(-.-;)(-.-;)え??

最初の襲撃では、コルトもウィンチェスターもまったく歯が立たなかったのに、
逆襲時には、宇宙人をバタバタ倒してしまう西部の人々。
槍とか斧とかで…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
これさぁ、
版権買って、日本版でリメイクしようよ!
侍 VS エイリアン(_△_)ノ彡☆!!バンバン
三池監督で!

そして、
謎の女ガンマン役でオリヴィア・ワイルドが出演!
彼女の正体は、
ホントすぐわかってしまいます!'`,、('∀`) '`,、
わかりやすく作ってくれてありがとぅ!ファブロー!
連邦の南米基地はジャブロー…

そしてラスト!
敵役が宇宙人というのも、とてもおしゃれ'`,、('∀`) '`,、
ジェイクは過去にこの宇宙人にさらわれていて、
生体実験させられそうになってたんですが、
ちょっとしたトラブルで脱出できたんですね
その際、
宇宙人の顔に怪我を負わせてしまったのですが、
その宇宙人がラスボスとして登場!
わかりやすく、しっかりと西部劇やってましたよ!(●´ω`●)ゞ

ということで、
女性の方はレディースディに
男性の方は、レイトか、ファーストディにでも割引で鑑賞しましょう!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
深い意味はありませんが、
役者にお金かけちゃうと、いろいろ綻びますのでね!
割引鑑賞をおすすめです!

ほし...雲...そして猫...

下北沢トリウッドさんで
新海誠監督 全作品上映ってのやってまして
渋谷で打ち合わせが早く済みまして、その足で行ってきちゃいました!
ただ、お目当てのは上映時間が早かったので、入れなかったのですが…
「彼女と彼女の猫」
ざっとあらすじ!
とある都会の片隅で一人暮らしをする彼女と、偶然彼女に拾われた一匹の猫。
猫は成長し、子供のメス猫と仲良くなる。
メス猫は「結婚して!」って言う。
ダメだよ!僕には愛する大人の女性がいるんだから!
そう!彼女のことだ。

彼女はいつも背筋を伸ばし、颯爽と仕事に出かけていくカッコいい大人の女性!
そんなある日、彼女の電話に彼からの留守番メッセージが入る。

5分程度の短編でしたが、
言いたいことが凝縮していて、
生きる辛さ・寂しさなどが前面に出ていますが
ラストは、なんだか希望が持てる流れでした。
これが最も気になっていたのですが、
やはり、一番よかった!
この短時間に物語をつくれる人って尊敬です!



ほしのこえ
あらすじ!
“世界って、携帯電話の電波が届く範囲を言うのだと思ってた…”
2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然異星生命体の襲撃を受け全滅させられてしまう。
その異生命体は「タルシアン」と呼ばれ、再度の襲撃に備え、国連宇宙軍が組織される。

2046年、中学生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボット「トレーサー」のオペレーター選抜メンバーに志願、
翌年に、タルシアンの追跡調査のためエララ、ヒマリア、レダ、リシテアの4隻の新型艦と、1000人以上で編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦“リシテア”に乗艦、地球を発つ。
地球には、淡い恋心を抱く寺尾昇を残して……。

調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って地球から離れてゆくにつれ、ミカコとノボルの距離もまた、同じように離れていくが、二人の心は決して離れたりしなかった。
やがて携帯電話メールの送着信の時間が、距離に比例し長くなっていく。

敵を追い
ついにミカコは、地球から8.7光年の距離に位置するシリウス星系第4惑星・アガルタにと降り立つ。
そしてミカコは、ここでも地球にいるノボルにメールを送信する。
携帯電話の画面には、メールの到着時間が表示された…8年と…
虚しさを抱え、物思いに耽っていると、突如タルシアンが出現。
否応なしに戦闘へと導かれるミカコだったが…

新海監督が、脚本・作画・演出・編集などをたった一人でほとんどを行なった話題の
「ほしのこえ」ですが、
私、あまりこの萌キャラに反応しませんでした…
というか、
このコテコテの絵柄が好きではありません。
物語は、何光年と離れても、携帯メールでつながる時間軸みたいのが
それこそよく描けてて、話題になるのもわかりますね!
メールを送信しても、8年以上かかって相手に届くというアイディアに乗せた物語は
とても面白かった。
メカに搭乗するパイロットが、女子中学生である必要ゎないですけどね!
そのあたり、その筋の皆さんに媚びてる感じで鬱陶しかったですけどね。
しかしながら、わずか25分の短編だとなれば、こんなイイ出来はないでしょうね!
DVDとかで確認していただけたらいいと思います。

「雲のむこう、約束の場所」
あらすじ!
ある別の世界での話…
1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」とという独立国家となっていた。
ユニオンは蝦夷に天を突く、「ユニオンの塔」と呼ばれる、象徴的な塔を建設、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。

青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、津軽海峡の向こうにそびえ立つ塔にあこがれ、「ヴェラシーラ」と名づけた真っ白な飛行機を、バイトなどしながら自力で組立て、いつかそれに乗って塔まで飛ぶことを夢見ていた。

2人は、かねてから好きだった同級生の沢渡佐由理に、二人だけの秘密であるはずのヴェラシーラを見せてしまう。
そして、興味を持った佐由理を、いつか塔まで連れて行くことを約束する。

ところがある日、
佐由理は何の連絡も無いまま2人の前から姿を消してしまう。
すっかり目標を見失った二人。
やがて浩紀は東京の高校へ、拓也は地元の高校へ進学し、彼女が消えた喪失感を埋め合わせるように日々を送る生活が続いた。

1999年、
ユニオンとアメリカの緊張はさらに高まり開戦が現実視される中、
ついに佐由理の行方が明らかになる。
彼女は中学3年の夏から3年間もの間、原因不明の病で眠りつづけており、東京の病院へ入院していたのだった。
さらに
ユニオンの塔と佐由理との間には、意外な関係があることを知った浩紀と拓也は、彼女を連れてヴェラシーラを塔まで飛ばす決意をする。
宣戦布告後の戦闘の最中、ヴェラシーラは津軽海峡を越えて塔へと飛ぶ。
3年前のあの日に交わした約束が、
今、こういった形で実現するのだった…。

かなり面白いアイディアですよね?
特に世界観は秀逸!
やや、
塔と佐由理の関係とかは、わかりづらく
また、
三人の恋愛模様もぼやけているように感じましたが、
それはそれで、中学生ってこんな感じでしょ?ともとれますので、
やはり、新海監督、
噂通りのやり手で間違いないと思います。
ただ、絵柄はイマイチ、こう掻き立てられるものを感じないというか、
私はさべあのまさんとかの初期の絵柄とか好きでして、
まさに、アニメで育った人の描く、アニメキャラがあまり好みでないのですね。
だからといって、この作品のイメージに合っているワケですから、
単なる私のたわごとなんですけどね…(-.-;)
ファンの皆さん、
本当にすいません

ただ、
メカニックデザインはスゲ~~って思いました。
近未来と簡単に言ってしまえばそうなんでしょうが、
発想力が並ぢゃないですね!
カッコよすぎ!
ヴェラシーラのプラモほっすぅい~~~~~(∀`从)♡♡♡

出来れば、新作を観たかったのですが、
ここにきてようやく新海監督に触れられよかったです。
トークショーとか参加したいすね~~~
機会があったら、ぜひご覧を!
ムキムキの実

監督
ジョー・ジョンストン
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
観てきました!d(≧▽≦;)
あらすじ(-.-;)
第二次世界大戦下の1942年3月。
ナチス将校・ヨハン・シュミット率いる部隊がノルウェーのトンスベルグに侵攻、
世界を変えるほどの威力を持つコズミック・キューブを奪った。

ところ変わりニューヨーク。
強い愛国心を持つ青年スティーブ・ロジャースが軍に志願する。
しかし身体的に多く問題を抱えているため、入隊を拒否されていた。

そんな折、
スティーブは親友のバッキー・バーンズと未来技術の展覧会を訪れた。
なんとその場でも兵士募集がされており、スティーブはここでも入隊を申し込んだ。
そこで戦略科学予備軍(SSR)の科学者であるエイブラハム・アースキン博士は
スティーブの強い意志を知り、彼にチャンスを与える。
スティーブはSSRが行う「超人兵士計画」の被験候補者とし存在がクローズアップされる。
やがて、
スティーブは、チェスター・フィリップス大佐とイギリスのエージェントのペギー・カーターの下で適正テストを受けることとなる。
その結果
超人血清の力で人間としては最高レベルの運動能力を与えられる。

まず、
この作品って、来年公開のアベンジャーズの宣伝用作品なの?(ll'∀')
とまぁ、
ぶっちゃけ本作自体は、かなりつまんないワケですが、
アベンジャーズへの布石として観ておくってのが、
もっとも正しい本作の扱い方では?
なんて思っちゃいましたよ(●´艸`)

なんというか
他のマーベルコミックヒーローたちに比べ、
このキャップってただの人間なんですよね?(-.-;)
強化人間ではあっても、他の超人とは一線引いてますよね…?
人間の中で最も高性能であるだけですよね?
つまり、熊にゃ~勝てないってこと?
だからその、クリリンみたいな位置なんだろうね。
でも、キャップとクリリンが戦ったら、
絶対にクリリンが勝つでしょうね。

まぁ私、
それほどアメコミヒーローとか好きでゎないので、
スパイダーマンも1だけ(以降はテレビで観た)にしておいて、
ハルクも、ソウも観てないし…
あ・・・ハルクは「インクレディブル・ハルク」だけ観ました
理由はわかりませんσ(⌒▽⌒;) ハテ?
なにせCGハルクに魅力を感じないので、
子供の頃、
ちょうど、笑っていいとも!の裏で、テレ東でテレビシリーズが放送されてて
それは一生懸命みてましたね~~~!
やはりボディービルダーが全身緑色に塗りたくって暴れるっていう
あの手作り感がいいんだよね。

唯一、アイアンマンは観てたので、
作中の、アイアンマンであるトニー・スタークの父親、ハワード・スタークの
息子ありきの、共通描写とかまでは、かろうじてわかったのですが…
もう少し愛情もって全作品を制覇されてる方なら、
いろいろと関連性が描かれてたりして面白かったのかもしれませんね。

まぁ、そんな感じのヒーローですので、
どれをとってもイマイチ…
地球にこれしか存在しないって金属で出来たシールドが、
あまり活躍しなかったり、
ニセの手榴弾を兵士たちの中に投げ込んだとき、
皆、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う中
スティーブだけ、手榴弾に体を覆いかぶせ、逃げて!とか言うんですよ。
絶対にやらない!こんなこと…(; -y-)ツ))
そうかと思うと
訓練の一環で、ポールのてっぺんの旗を皆、よじ登って取るのですが、
スティーブはポール自体を倒してしまい、サクッと旗だけ拾っちゃうんです・・・
あの…
相手が将軍様ならまだしも、
そういうトンチは、一休さんにでも任せてさ…
ちゃんとしようよ…( ゜σ・・ ゜)ホジホジ
とまぁ、こんな感じで飽きてきちゃってるんですね…序盤から…(-.-;)

それでも、キャストは変に豪華で、
作中のキャラは、それぞれ、なかなかでしたよ。
トミー・リー・ジョーンズやサミュエル・L・ジャクソンなんてが普通に顔だすってことゎ、
先にいろいろ企画あんのかもね(-.-;)
そういった、
先物買い的に行かれたらいいんぢゃないですかね???
つか、
私だけかな?知識皆無でこんなの見ちゃうの!'`,、('∀`) '`,、

ぢゃ、なんで観たの?ってハナシですけど、
この人の、コスチュームは好きなんですね~~(∀`从)♡♡♡

頭の横のは羽?
耳??'`,、('∀`) '`,、
かわいすぎですね。。。
きっと、わかる人にはとても面白いんでしょうね。
アベンジャーズのためにも、どうか足を運んでね!
こんなものに執着して…

“十三人の刺客”三池崇史監督
「一命」観てまいりました!
あらすじ!
江戸時代初頭、
それまでの戦乱の世も過ぎ去った徳川治世下では、
大名の御家取潰しが相次ぎ、
職を失い、生活が困窮する浪人があふれ、
やがてその浪人たちの間では、「狂言切腹」なるものが流行りだす。
裕福な大名屋敷を訪れ、庭先で切腹をさせて欲しいと願い出ると、
屋敷側は面倒をさけ、金子や、うまくすれば召し抱えなどが手に入るとあって、
巷では、アチコチで狂言切腹と名乗る、体のいいゆすり行為を行う者が多く現れる。

ある日、
名門井伊家の門前に、津雲半四郎と名乗る武士が切腹をしたいと訪ねてくる。
家老・斎藤勘解由は半四郎と面会し、
数か月前にも、千々岩求女と名乗る若き浪人が、
武士の魂である本身を竹光に代え、恥も外聞もなく狂言切腹を願い出た話を始める…

静かにその話を聞いていた半四郎だったが、
いざ切腹という時、介錯人として、沢潟、松崎、川辺を指名したのだが
当の三名は屋敷に姿を見せていない…
そしてこの三名は、千々岩求女が切腹を申し出た際、
本当に腹を切らせた張本人、しかも、求女の竹光でだ!
不思議に思う家老・斎藤
やがて半四郎は、その若き浪人・千々岩求女との意外な事実関係を語りだした・・・。

さすがに三池監督でした。
非情に簡単な、わかりやすい流れの中での、作品の重さが並ではなかったです。
自称人間国宝の'`,、('∀`) '`,、海老蔵の鬼気迫る芝居も見ごたえありでした。
さすがに大口叩くだけありますな(●´艸`)
歌舞伎役者だけに、大きく派手なセリフまわしで、動きないシーンでの存在感は一番でした。
着物での立ち振る舞い、殺陣と申し分ない感じでした。
そして、お得意の目力!
ある意味、役所広司さんをも食ってた感があります。

屋敷でのシーンと、回想シーンが絶妙なタイミングで切り替えられ、
それこそ、アッと言う間に本編は終わってしまいました。

じつに切ない物語なのですが、
印象的なシーンが一つあって、
同じように、人に飼われている猫、
求女の家に居ついていた猫は、最後、のたれ死んでしまうのですが、
井伊家の屋敷で飼われている猫は、半四郎が藩士たちに追い詰められて絶体絶命状態に、
座布団の上で、呑気に昼寝しているという対照的なカット。
猫ですら、貧富の差により、運命が大きく違う虚しいシーンでした。

半四郎はいいます
「求女は妻子のために、早々に武士の魂も竹光に換えたというのに、
私はいつまでもこんな物に執着して…」
形ないものに執着し続けている半四郎は、
悔やんでも悔やみきれない思いを、井伊家にぶつけてしまうワンシーンは秀逸!
くやしいけど、海老蔵やるな…
そのほかの出演は、
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、満島ひかりさん。

竹中直人さん、
ムカつく藩士・沢潟彦九郎に、「おっぱいバレー」青木崇高さん

本作は、3Dも同時に公開されているらしいですが、
そちらもなかなかの出来栄えだとか?
まぁ機会があったら観てみたいかも!(●´艸`)

風景の切り取り方も、季節感を感じるよう工夫されて、
きっと3Dが活きているのだろうと、容易に想像できますね。

ラスト、
屋敷では何もなかったかのように平穏を取り戻し、
彼ら親子の一命をかけた訴えは、井伊家に波紋を投げかけたのか否か?
後味はあまりよくないですが、
考えさせられた一本となりました。

私は62年の仲代達矢さん主演「切腹」を観たことがないのですが、
こちらも噂では素晴らしいそうです!
順序が逆になりましたが、こちらも早急に確認したくなりました。

どちらかと言えば、まずはコチラから観ていただき、
ぜひとも劇場に足を運んでくださいね~~~(私、配給会社の人間でゎありませんので!)

ガンバらないぞ!

細川貂々原作
佐々部清監督作
「ツレがうつになりまして。」観てきました!
(●´艸`)
あらすじ!
髙﨑家は、漫画家のハルさんこと晴子と、その夫“ツレ”こと幹男、そして髙﨑イグという名のグリーンイグアナの三人家族。
コンピューターサポートセンターで、ユーザーからの電話応対をするツレは、
曜日により、決められたチーズを、自らつくるお弁当に入れるのが楽しみで、ネクタイの柄も曜日により決まっている。
今日、月曜はエメンタールチーズと青いネクタイの日だ。

そんな週明けのある朝、
いつものように出かけたはずのツレが、ゴミ捨て場でゴミを見つめながら立ちすくんでいた。
「ここにあるモノって、必要ないものなんだよね…?」
翌日、
ツレが突然、弁当を作れないといいだす。
あれだけポジティブだったのに…死にたいといいだす
病院での診断結果は、うつ病ということだった。
5年間の結婚生活の中、
ツレの変化に気付かなかったハルはショックを隠せなかった。
ごめんね!ツレ!
そしてもし、
会社に原因があるならと、ハルはツレに会社を辞めることをすすめる。
一変する生活の中、
このことを機に、
以前は連載の打ち切りにも、仕方ないと諦めていたハルだったが、
いままで本気に取り組まなかったマンガと真剣に向き合い
編集部に出向き、仕事をください!とお願いする。

とてもよく出来たドラマでした。
そしてある出来事を思い出しました。
私は2006年の春先に、
友人を亡くしました。
彼が“うつ”だったのです。
彼が死を選ぶ2か月前に、偶然、駅であって少しの時間立ち話しました。
その段階で、少し変だったのに気付いたのですが、残念ながら、助けてあげられなかった…
腕の立つ美容師で、独立して、店も順調だったのですが…
そして2か月後、
彼は建てたばかりの新居で首を吊りました。
最初の発見者は、10歳になる娘でした。
娘に、一生消えない心の傷を残し、彼は去りました。
こんなバカ野郎見たことないです。
さて
本作も、うつを題材に、うまく物語を展開し、上手に撮っていました。
堺さんが、役に見事にハマっていました。
彼の役割って、きっとこういった位置づけなんだろうと思いましたょ!
日輪の遺産のほうが間違ってたんだな'`,、('∀`) '`,、

あまり病気を重くとらえず、
笑いもまじえたコミカルで雰囲気の明るいいい仕上がりですので、
重く感じることもなく、構える必要なく鑑賞できると思います!
本作は、ラブストーリーということでいいんでしょうね!
私の場合、
ちょっと思い出しちゃいましたけどね(ll'∀')

出演者もあまり多くなく、スッキリされてて理解しやすかった。
クレーマーの男性が、当初、声の出演しかしないのですが、
あまりに特徴ある声だったので、
梅沢富美男さんだとすぐわかってしまいました。
そして、やはりという感じで、ラストシーンに登場されてましたね(●´艸`)
そして、髙﨑家第三の刺客
グリーンイグアナの「イグ」くん!
彼がもっともいい芝居してましたね!
いい表情と、飄々とした演技は抜群の存在感でした!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
イグくん目線でのカメラワークは、
いい臨場感でした。
ツレのピンチを救ったのもイグくんですので、
彼は、陰の主役ですね~~~~(∀`从)♡♡♡

沖縄のマナは、スクリーン越しにも感じます!

熊澤誓人監督
「天国からのエール」観ました。
あらすじ!
沖縄・本部
家族で弁当屋を営む大城陽は、
とあることがきっかけで、近所の高校生達がバンド練習をする場所を探していることを知る。
練習場所を一緒に探してやると申し出る陽に対し、
アヤたちバンドメンバーに、
「カラオケもスタジオも何もない街にしたのは大人じゃないか!」と、罵られ相手にされなかった…
そんな彼らを見ていて、陽はあることを思い出した…

そして、それをきっかけに、自宅の空き地を利用して、音楽スタジオを建てようと決意する。
やがて、真摯に向き合ってくれる陽を、アヤたちはニイニイと呼び、
スタジオ建設を手伝いだす。
完成した音楽スタジオを無料で学生たちに利用させる陽。
そこには、過去の一つの思いが強く存在したのだった…
やがて、アヤたちのバンドを陰ながら応援する陽に、
思いもよらない出来事が起こる…

阿部寛 = 沖縄 = バンド
もうね、
このキーワードだけで、面白いに決まってる!
そう思い勇んで行ってきましたょ!
で、
やはりよかったです!
つか、涙腺弱くなってるのもありますが、
すげ~~泣けました・゜・(ノД`)・゜・。
やはり実際のモデルがいるせいか、
阿部さんも、キャラづくりに歪みなく、ノビノビ芝居してました。

そして私、
桜庭ななみさんが好きでして、
あの、「最後の忠臣蔵」ゎたまりませんでしたよ~~(≧∇≦)/
お芝居は並み程度なんですが、
ベテランさんと絡むことで、ホント光ってたんですよね~~
今回もそんな調味料的役割を果たしてましたね!
しかし、現代っ子らしく、セリフを軽く、
忠臣蔵とは別人で、あの清楚さは欠片もなかったですが…
今回、
歌唱シーンがあって、これ吹き替えでゎないと思うんですね?
だって、吹き替えにしては、極端にヘタっぴだったのでね(ll'∀')
そこだけですかね…'`,、('∀`) '`,、気になったトコ…

でまぁ、
途中途中は、どこまでが実話なのかわからないほど順調に話も進み、
ドラマティックに主人公の陽はガンになっちゃいます。(-.-;)
小説より奇なりですね…まさに…

エピソードはありがちでしたが、
これらも脚色されていないのだろうか?
豪雨の中、浸水したスタジオを入院中の陽が心配し駆けつけると、高校生たちが必死に楽器を運びだし、
雨漏りを直す様や、

アヤたちはニイニイに感謝し、
結婚式を挙げていない陽夫婦に、手作り結婚式をプレゼントしたりというエピソードの数々は
フィクションではないのか?
そこばかり気になってしまいました…(-.-;)

トントン拍子で出世していくアヤたちハイドランジアですが、
この辺りの時間の経過がハッキリわからず、
したがって、陽の病気の進行具合がうまく理解できないので、
突如死んでしまった陽に、やや驚きました…(-.-;)
いい人って早死にだよね…・゜・(ノД`)・゜・。
なぜ肝心なこの流れだけ、急ぎ足で進んだのだろう…?
もう少し丁寧さほしかったです。
そしてラストへのハイドランジアの演奏シーン
やはり、
スウィングガールズのようにはいきませんね…
スウィングガールズ達のラストの演奏シーンは感動しましたよ!
腕はイマイチでも!
なので、
あぁいった昂揚感は味わうことなくお終いになっちゃいますけど…

そして、
陽が帰らぬ人となった後も、
家族は変わらず学生たちとの付き合方は変えない。
沖縄の方々って、ホントにこんな感じですよ!
無愛想な人でも、基本、メチャ親切です。(●´艸`)
まさにドラマそのままの空気感がスクリーンから滲み出てましたから、
沖縄LOVEな方は必見です!(≧∇≦)/
どうぞ、時間つくって足を運んでくださいな!

NO MONKEY,APES!

ルパート・ワイアット監督作品
「猿の惑星 創世記~ジェネシス~」観ました。
あらすじ!
サンフランシスコの製薬会社・ジェンシスでアルツハイマーの特効薬の研究をするウィル・ロッドマンは
ある日、
薬を実験投与した、NO.9のチンパンジーの一匹が、薬の作用で驚異的な知能を持ったと上司に報告する。
臨床実験を開始するため、
実験結果を上司らに報告しようと、そのチンパンジーを披露しようとした矢先、
NO.9は突如暴れだし、警備員に射殺されてしまう。
呆然としたウィルが、NO.9の檻を覗くと、そこにはNO.9の子供がいた。
彼女は、子供を守るため暴れたのだった。
親を亡くした赤ん坊チンパンジーをウィルは家に連れ帰る。
アルツハイマーによる痴呆の父親の、少しでも癒しになればと思ってのことだった。

数年が経ち、成長したチンパンジーは「シーザー」と名付けられ、
母から薬品の影響を受けたため、母同様驚異の知能を示した。
手話で会話をし、意思を持って絵を描くシーザー。
そして、家族をいたわる心をも持っていたのだ。
しかし、その心が災いし、
痴呆の父が隣人とトラブルを起こす。
隣人から攻められる父親を見たシーザーは父親を助けるため、隣人に大けがを負わせてしまった。

隣人に告訴され、
やむなく、動物保護施設へと送られたシーザー。
しかし、その施設では、職員による、動物虐待がおこなわれていたのだった…!!

私は“猿の惑星”がホント好物でして(●´艸`)
ビデオで何度も観ましたし、
テレビ放送ごとに観ましたし、
と、言いますかもう、
類人猿映画が好きなのかもしれないです!
当然、キングコングもすべて観ましたし、
マイティージョーとか、
さらには、
私とちょっと長くお付き合いしていただいている方ならご存知でしょうが、
昭和の円谷作品が大好きなんですね(∀`从)♡♡♡
なので
「猿の軍団」なんてのも、しっかり観ちゃってるわけですよ!コレが!!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
和製“猿の惑星” つか、完全パクり作品
「猿の軍団」by円谷 ↓↓
ちなみに、このドラマの原作には、小松左京、豊田有恒といった大物の名前が並んでいます。(●´艸`)
と、まぁこの程度は猿の惑星を愛しているわけです。
もう、あのラストの衝撃ったらなかったでしょ?

で、
そんな傑作の、いわばエピソード0的な位置づけの本作を観ないわけがない!'`,、('∀`) '`,、
イバって言うことか!?
で、
本作なんですが、
ストーリー的にはもう、出落ちみたいなもんですので、
そのアイディアが全てですのでね、
流れを懸命に追う必要もないわけで
もう、シーザーがどうやって人に近づくか?
その一点だけなわけです!
その肝心のシーザーなんですが、
当然、あんな細かい芝居がチンパンに出来るわけないのでCGなワケですが、
よく見ていると、アップの表情とかが、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムっぽいんですね。
で、
あとで調べてみると、
やはりゴラムのモーションキャプチャーをやってたアンディー・サーキスがシーザーやってたんですね!
しかも彼、
キングコングまでやってたらしいっす!Σ(-`Д´-ノ)ノ
もうね、
一瞬で好きになりましたよ!えぇ!(≧∇≦)/

結構、話題になっているので、
これ以上ネタバラシしは控えますが、
一つだけ印象に残ったシーンが、
ラスト、
保護施設を仲間を引き連れ脱走したシーザーが
ゴールデンゲートブリッジ上で警察たちとの決戦に挑むわけなんですが、
ヘリから狙撃されそうになるシーザーを庇って、ゴリラがヘリに突進するんですね。
で、
ヘリは墜落させたんですが
ドカドカ撃たれちゃって、死にかけてるゴリラの手を取り、
息絶えたゴリラのまぶたを、そっと閉じるシーザーの
この人間らしい表情ったら!
まぁ、CGなんすけどね…(-.-;)
このゴリラの胸が穴だらけで血だらけで、
力尽きて、腕がゴトッって地面に落ちるシーン…
キングコングぢゃん!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
って思いました。

キャストは豪華豪華!
主人公ウィルに、スパイダーマンのジェームズ・フランコ
ヒロインのキャロラインに、スラムドッグ$ミリオネアのヒロイン、フリーダ・ピント
ウィルの父親チャールズに、クリフハンガーのジョン・リスゴー
施設のいじめっ子、ドッジには、ハリーポッターのドラコ、トム・フェルトンと
もう、申し分ないですね。
老婆心であと一つだけ言わせていただければ、
エンドクレジットが始まっても、皆さん決してホッとしちゃダメですよ!
ここにこそ、創世記と言うに値する、
本作の、本当のオチが存在するシーンが差し込まれてますよ!
結構、サラッと通過しちゃいますから、
気づかない人もいるかもな~~??
でも、
猿の惑星のラストシーンがなぜ生まれたかもわかると思います!
どうか、
油断せずご覧になってください!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

素っ裸のチャールトン・ヘストンって素敵(∀`从)

10時です、お子さんの居場所を把握していますか?

「クローバーフィールド」マット・リーヴス監督・脚本
「モールス」観ました。
あらすじ!
雪深き田舎町。
12歳と9か月になるオーウェンは苛められっ子。
母は、父親が出て行って以来、精神を病んでいる
そんな環境で、オーウェンは自分の居場所を見つけられずにいた。
ある夜、
望遠鏡を使い、団地の隣人たちを覗き見していると、
隣の空部屋に引っ越してくる者がいた。
中年男性と、オーウェンと同じくらいの年齢の少女だったのだが、
降りしきる雪の中、なぜか少女は裸足だった。

別の夜、
中庭で一人、ルービックキューブで遊ぶオーウェンのもとに
例の少女が近寄ってきた。
勇気をもって話しかけてみるオーウェンだったが、
少女は「私たちは、友達にはなれない」と言い残し去って行った。

しかし、
夜ごとの密会は、やがて二人はうちとけてくる。
互いに、居場所のないもの同士、惹きあってしまったのだ。
そして彼女は、自らを“アビー”と名乗った。
それ以来、
自分の部屋から聞こえる隣家の音が気になりだすオーウェン。
それは、父親であろう男性の荒々しい怒鳴り声だった。
オーウェンはその様子を壁際で盗み聞きし、心を痛めた。

アビーを心配するオーウェンは、アビーにモールス信号を書き記したメモを渡す。
「これで壁越しに話せるよ…」
いつも気にかけてくれるオーウェンに、次第に惹かれていくアビーは、
いじめられるオーウェンに対し、
「私が守ってあげる。やり返すのよ。」そう告げる。
そんなある夜、
二階にあるオーウェンの部屋に、外からアビーが訪ねてきた。
寝ぼけ眼のオーウェンは、アビーを招き入れる。
絶対にこちらを向かないでほしいというアビーは服を脱ぎ、
オーウェンのベッドにもぐりこむ。
アビーの体は冷え切っていた。
背中越しに、アビーに
「僕の彼女になってほしい」と伝えるオーウェン
アビーは「彼女になると、何か特別なことをするの?」そう聞き返す。
「別に、特別なことなんてしないよ」
「そう...なら構わないわ」
オーウェンにとっては、夢のような出来事だった。

翌朝、
二階の窓から顔をだし、
昨夜の出来事を不思議に思うオーウェン
アビーははたして、どうやってこの窓にたどり着いたのか…?
そして、ちょうどこの頃、
街では血液を抜かれ惨殺される、猟奇殺人が起こり始めた。

アビーを彼女にでき、有頂天になったオーウェンは
アビーに、血の誓いをたてようと提案し、
自らの指をナイフで切った。
親指から滴り落ちるオーウェンの血…
それを見たアビーは、突如、床に落ちたオーウェンの血を啜りはじめる。
そして悪魔の形相に豹変したアビーは「消えろ!」と言い残し走り去ってしまう。
その時オーウェンの脳裏にある疑問が浮かび上がる…
そして、ショックのあまり、離れて暮らす父に泣きながら電話をかける
「この世に、悪は存在するの?」

本作、
公開は8月アタマでしたが、
近場で上映がなかったため、横浜シネマリンでの公開を待ってから行ってきました。
スウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」の
ハリウッドリメイク版ということで、
主演に、「キックアス」クロエ・グレース・モレッツをむかえ、見事なアメリカ版としての完成度だったと思います。
各シーンや、セリフなんかも、焼き直しただけみたいな部分は多くありましたが、
まったく別の味は出ていたのでゎないですかね?(●´艸`)

とにかく、
ゴア描写が、美しく、抒情的に表現されている「モールス」
どちらかというと、ぼくのエリのオスカー(本作ではオーウェンの位置)役、カーレ・ヘーデブラントのほうが、
中性っぽく、顔つきも、体のラインとかも女性っぽいんですが、
本作のコディー・スミット=マクフィー君も、ちょっとした表情が女の子でした。
いじめっこたちに“彼女”とか、女の子とか言われいじめられるのもちょっとわかるような、
のび太とはまた違った意味で、なんだかイラつく感じをよく演じてました。

「親愛なる君へ」で人付き合いが苦手な自閉症の父役を好演していた
リチャード・ジェンキンスが、アビーと暮らすトーマス役で出てました。

で、
本作ですが、
残念なことに途中途中に
もう、オチを示唆するシーンが満載で、
きっと、あ~~なっちゃうな~~って思える伏線が多すぎて、
衝撃と言われていたオチがわかってしまったんですね。
トーマスが湖に死体を沈めるために使った鉄の棒を、
後にオーウェンが、いじめっ子撃退用に使用したり、
どうやらトーマスだろうっていう子供と、今と変わらないアビーの写った写真が出てきたり…
それって、トーマスが辿った途を、
オーウェンが引き継ぐってことぢゃないですか!il|li(;-_-;)il|li
わかりやすく説明してくれているのは感謝なんですが、
あまりにあからさまなんで、(●´艸`)
ちょっと笑っちゃったさ!
で、
アビーなんですが
オーウェンの部屋に入る時、
招き入れてもらえないと、全身から血が吹き出し、どうやら死んでしまうらしいのですね
ただ一言、
招き入れてくれれば何も起こらないのですが、
やはりこれ、ヴァンパイアだけに、呪術的な縛りがあるんでしょうかね?
ちょい、意味がわかりませんでしたが…
アビーのため、何度となく人を襲い血液を抜く
そんなトーマスは、血を抜き取る相手を襲うのに失敗し、
車ごと、崖下へ転落するんですが、(転落時、カメラがトーマスの主観視点だったのは迫力あってよかった)
その際、身元がバレてしまわないよう、濃硫酸を顔にかけ、顔を溶かしてしまいます。
そして、
病院を訪ねてきたアビーに(面会謝絶なため、5階まで壁をよじ登るという笑えるシーンあり)
もう自分はアビーの役に立てないことを悟ったトーマスは、自ら首をアビーの前に差出し、
血を吸ってもらい死んでいくんですね…
なぜそこまで一途になれるの…・゜・(ノД`)・゜・。
で、
これでもう、
オーウェンの二代目襲名決定ですよ!(≧∇≦)/
ところが、
アビーはただ一人、
部屋を出ていってしまいます。
その後のオーウェンの生活は何もかわらない
相変わらず、いじめっ子に怯える学校生活。
以前,
湖でオーウェンに鉄の棒で殴られたいじめっ子は、
ある日のプールの授業中、オーウェンに仕返しをします。
頭を押さえつけられ、プールに沈められるオーウェン
ところが、
ガラス窓が破れる音と共に、
プールに流れ込む大量の血、
首だけになったいじめっ子、
溺れながらも目の前で起こる惨劇…
もの凄い凄惨な光景が広がっているであろうプールの外!
このシーンは秀逸でした。
残虐なシーンを、あえて部分的にしか見せない演出は素晴らしかった!
むしろ、美しささえ感じてしまった!
やがて静かになるプールサイド
息も切れ切れに、プールからあがりうずくまるオーウェンに
血だらけの足が近づく、
這いつくばりながら、血だらけの足の主を見上げるオーウェン
で、このシーンでオーウェンとアビーの主従関係成立ですよ…(-.-;)えぇ…
やっぱりね!
ラストシーン、
日の光の下では滅んでしまうアビーは、トランクに入り、オーウェンに運んでもらう…
その際、二人はモールス信号で会話をするのであった。
なるほど…
あえて「モールス」という邦題が活きてますね~~
私たちには、言葉はいらない的な?'`,、('∀`) '`,、
ちなみに
原題は「LET ME IN」です。
貸家の私?みたいな感じかな?
エリとモールス
どちらから観るのかは、あなた次第!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

ついでに僕のエリ 200歳の少女も載せておきますね(●´艸`)