NO MONKEY,APES! | 真夜中のキャプチュード

NO MONKEY,APES!

















猿の惑星 創世記







ルパート・ワイアット監督作品


  「猿の惑星 創世記~ジェネシス~」観ました。









あらすじ!



サンフランシスコの製薬会社・ジェンシスでアルツハイマーの特効薬の研究をするウィル・ロッドマンは

ある日、

薬を実験投与した、NO.9のチンパンジーの一匹が、薬の作用で驚異的な知能を持ったと上司に報告する。

臨床実験を開始するため、

実験結果を上司らに報告しようと、そのチンパンジーを披露しようとした矢先、

NO.9は突如暴れだし、警備員に射殺されてしまう。

呆然としたウィルが、NO.9の檻を覗くと、そこにはNO.9の子供がいた。
                      彼女は、子供を守るため暴れたのだった。         
親を亡くした赤ん坊チンパンジーをウィルは家に連れ帰る。

アルツハイマーによる痴呆の父親の、少しでも癒しになればと思ってのことだった。


ウィルはアルツハイマーの特効薬を研究している




数年が経ち、成長したチンパンジーは「シーザー」と名付けられ、

母から薬品の影響を受けたため、母同様驚異の知能を示した。

手話で会話をし、意思を持って絵を描くシーザー。

そして、家族をいたわる心をも持っていたのだ。

しかし、その心が災いし、

痴呆の父が隣人とトラブルを起こす。

隣人から攻められる父親を見たシーザーは父親を助けるため、隣人に大けがを負わせてしまった。


痴呆症の父を優しく労わるシーザー



隣人に告訴され、

やむなく、動物保護施設へと送られたシーザー。

しかし、その施設では、職員による、動物虐待がおこなわれていたのだった…!!



ハリーポッターのドラコは、ここでもイジワル!





















私は“猿の惑星”がホント好物でして(●´艸`)


ビデオで何度も観ましたし、

テレビ放送ごとに観ましたし、

と、言いますかもう、

類人猿映画が好きなのかもしれないです!

当然、キングコングもすべて観ましたし、

マイティージョーとか、



さらには、

私とちょっと長くお付き合いしていただいている方ならご存知でしょうが、

昭和の円谷作品が大好きなんですね(∀`从)♡♡♡


なので


「猿の軍団」なんてのも、しっかり観ちゃってるわけですよ!コレが!!
                            ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


和製“猿の惑星”  つか、完全パクり作品

    「猿の軍団」by円谷 ↓↓



ちなみに、このドラマの原作には、小松左京、豊田有恒といった大物の名前が並んでいます。(●´艸`)





と、まぁこの程度は猿の惑星を愛しているわけです。

もう、あのラストの衝撃ったらなかったでしょ?


これぞ傑作!ラストの衝撃は今でも!




で、

そんな傑作の、いわばエピソード0的な位置づけの本作を観ないわけがない!'`,、('∀`) '`,、
                             イバって言うことか!?



で、
本作なんですが、

ストーリー的にはもう、出落ちみたいなもんですので、

   そのアイディアが全てですのでね、

   流れを懸命に追う必要もないわけで

 もう、シーザーがどうやって人に近づくか?

 その一点だけなわけです!


その肝心のシーザーなんですが、

当然、あんな細かい芝居がチンパンに出来るわけないのでCGなワケですが、

よく見ていると、アップの表情とかが、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムっぽいんですね。


で、

あとで調べてみると、

やはりゴラムのモーションキャプチャーをやってたアンディー・サーキスがシーザーやってたんですね!

しかも彼、

 キングコングまでやってたらしいっす!Σ(-`Д´-ノ)ノ

もうね、
  一瞬で好きになりましたよ!えぇ!(≧∇≦)/



保護施設の猿たちに、脳が進化する薬を投与するシーザー






結構、話題になっているので、

これ以上ネタバラシしは控えますが、


一つだけ印象に残ったシーンが、

ラスト、

保護施設を仲間を引き連れ脱走したシーザーが

ゴールデンゲートブリッジ上で警察たちとの決戦に挑むわけなんですが、

ヘリから狙撃されそうになるシーザーを庇って、ゴリラがヘリに突進するんですね。

で、

ヘリは墜落させたんですが

ドカドカ撃たれちゃって、死にかけてるゴリラの手を取り、

息絶えたゴリラのまぶたを、そっと閉じるシーザーの

   この人間らしい表情ったら!

           まぁ、CGなんすけどね…(-.-;)


 このゴリラの胸が穴だらけで血だらけで、

  力尽きて、腕がゴトッって地面に落ちるシーン…


  キングコングぢゃん!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;


    って思いました。





ウィルとキャロライン




キャストは豪華豪華!


主人公ウィルに、スパイダーマンのジェームズ・フランコ


ヒロインのキャロラインに、スラムドッグ$ミリオネアのヒロイン、フリーダ・ピント

ウィルの父親チャールズに、クリフハンガーのジョン・リスゴー

施設のいじめっ子、ドッジには、ハリーポッターのドラコ、トム・フェルトンと

    もう、申し分ないですね。






老婆心であと一つだけ言わせていただければ、

エンドクレジットが始まっても、皆さん決してホッとしちゃダメですよ!



ここにこそ、創世記と言うに値する、

本作の、本当のオチが存在するシーンが差し込まれてますよ!



結構、サラッと通過しちゃいますから、

気づかない人もいるかもな~~??



でも、

猿の惑星のラストシーンがなぜ生まれたかもわかると思います!







どうか、

油断せずご覧になってください!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;















68年作品だそうです。

  素っ裸のチャールトン・ヘストンって素敵(∀`从)



































ジーラにコーネリアス、有名な名前ですね~~