ェェェェェ!?∑(((((゚д゚;ノ)ノ急に年寄りになったぞ!

“テキサス・チェーンソー ビギニング”のジョナサン・リーベスマン監督
「世界侵略: ロサンゼルス決戦 」観ました。
あらすじ!
アメリカ:ロサンゼルス...
ある日、大量の流星群が地球に接近
どうやら、地上に落下すると予測される。
しかし、これだけの大規模な流星群が、
大気圏突入間際になってようやく観測されたという異常事態。
しかも、それらは全て、
世界各国の大都市の沿岸に、狙ったように落下するとわかった。
やがて、それぞれの流星群たちは海面に落下!
しかし、着水間際に、制動がかかったことが判明。
これらは単なる流星群ではないと判断される。
落下直後、
海から正体不明の者たちが現れ、
突如として各都市を攻撃し始める。

圧倒的な火力により、各都市は瞬く間に廃墟と化し、
これらが、何者かによる、武力侵略だと気づく。
壊滅したロサンゼルスで残された軍の兵士たちにより、
生き残った民間人救出作戦が展開されることとなる。
空軍による空爆作戦までの2時間。
マルチネス少尉率いる海兵隊2-5小隊10名がその任に就く。
はたして、彼らは民間人を救出し、
未知の敵を撃退できるのだろうか?

少し前に観た「スカイライン」と同じテイストの本作ですが?(__)ノ彡☆バンバン!
今回、かなり驚いちゃったのが、
いきなり老け込んだアーロン・エッカートでしたΣ三(;゚;∀;゚;ノ )ノ ナ・ナ・ナ・ナ・ナ...ナンデ??
彼の役柄は、
体力の限界を感じて、退役する間際の海兵隊・マイケル・ナンツ曹長という役なんですが、
幸せのレシピとか、
ダークナイトとかからそれほど時間経ってないのに、
なんか、おじいちゃんみたくなってて、
役柄に合わせて、特殊メイクでもしてんだろうか?とか思っちゃいました。
それほどに、退役間際の軍人が似合ってた!

しかし、そこはそれ主人公ですので、
後々、老いぼれとは思えない大活躍をし、
言ってしまえば、過去の宇宙人侵略作品の流れのとおり、
敵の弱点を見つけるのが主人公の仕事!
本作もシッカリと敵を倒す糸口をアーロンが見つけます!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

そして、この手の作品の常連である、ミシェル・ロドリゲスが、やっぱりか…!?
ってな感じで出演してました。
ハリウッド一、軍服が似合う女ですね(●´艸`) ハハハハ

私的には、彼女の当たりゎ、バイオハザードでの活躍っぷりですね~~~
最後はゾンビになっちゃいましたけどね~~(●´艸`)
それ以来、銃を構える彼女は大好物となりました。
本作でも、その魅力は十二分に発揮されておりますよ!
ミシェルファン垂涎の位置で、期待通りの活躍しますよ!

あと、Ne-Yoさんが海兵隊員で出演してましたょ!(●´艸`)
アンノウンやアイロボットのブリジット・モイナハンも変わらず美しかったですね~~
今回の宇宙人は、1940年代に、ロサンゼルス上空に一度飛来し、
アメリカ軍が、地対空で一度砲撃をしている相手という設定でした。
しかし、
相手が近づいてきているのを全く感知出来ず、地球に簡単に侵入させた上に、
敵が歩兵部隊しかいないとか、わけわかんない判断をするアメリカ海兵部隊…
宇宙から侵略に来てるのに、
制空権は我にありみたいな、甘っちょろい判断しか出来ない軍隊は
やはり、役立たずで、あれよあれよと侵略されちゃいます。'`,、('∀`) '`,、

人類の考えも及ばない相手なのに、
陸上部隊しかいないんぢゃね?って思う浅はかさにゎ笑いました。
おかげで、その直後、コテンパンでした'`,、('∀`) '`,、
だってさぁ~
宇宙人 = UFOぢゃん!
空からの攻撃絶対ぢゃん!
さらには、宇宙人デザインが魅力ないの…
やっつけ仕事?
ただ、
インデペンデンスディのように、まったく無力ってワケでもなく、
かなり地球の武器が有効で、
撃ち合いになれば、ソコソコいい勝負ではあったんですけどね…
いかんせん、
数はこちらが勝っても、
火力がケタ違いで、倒しても倒しても、有限の火力ではとどめをさせないって感じです。

お話は、
序盤から、かなり飛ばし気味で、
あら?90分程度の上映時間かな?ってくらい急ぎ足で人物紹介とかされるのですが、
そのあとすぐに戦闘状態になり、
延々とドンパチが続きます。8割がた、発砲音がしてます!(__)ノ彡☆バンバン!
そしてお決まりの、
主人公による、敵の弱点捜索による大逆転!という
アメリカ人大好物のエンディングで終劇でした。

なんか観客もやっと終わったか!
そんな感じで、エンドクレジットなんてそっちのけで帰って行ったのですが、
そのエンドクレジットに、気になる名前を発見!
かなり、日本人スタッフの名前がスクロールされる中、
友人と同じ姓が流れてきて、
名前はその彼とは違ってたのですが、
私もかなり珍しい姓を持ちますが、
その彼も相当に珍しいので、親戚か何かか?って思いました。
ちょっとそこらにはいない苗字ですから、
親族だろうなぁ~~~…
評価としては、とにかく普通です!
このキャストでこの程度?とも言えます(-.-;)
でも
この手の設定って、放っておけないんですよね~~(∀`从)♡♡♡
レイトとか、割引なら観てもいんぢゃね?(≧∇≦)/
ちゃんと言葉で言ってくれたらいいのにね!・゜・(ノД`)・゜・。

橋本一監督
「探偵はBARにいる」観ました!
原作は、東直巳・ススキノ探偵シリーズ「バーにかかってきた電話」
あらすじ!
アジア最北の巨大歓楽街、札幌・ススキノ
この地に、私立探偵稼業を生業とする「俺」と名乗る男がいた。
助手の高田と組み、この巨大歓楽街の厄介ごとを引き受ける。
探偵ってより、なんでも屋だ。
携帯電話を持ち歩かない「「俺」は、
バー「ケラーオオハタ」の電話番号が入った名刺を持ち歩き、依頼人との連絡は、このバーの電話でする。

ある夜、
とある依頼をこなした「俺」の身の回りで、偶発的に殺人事件が起こる。
その時は、事件を気にも留めなかったが、
それから一年の後に、コンドウキョウコと名乗る女からの依頼をうける。
軽い気持ちで、その依頼に首を突っ込んンだ「俺」は、突如怪しい男たちに拉致され、人里離れた雪原で生き埋めにされてしまう。
運よく、何とか脱出した「俺」は事の真相を探り始める。
そんな矢先、
かつての依頼人の紹介で高級クラブ「コンチェルト」の美人ママ、沙織に出会う。
やがて連鎖的に起こる殺人事件…
「俺」と沙織との間に見え隠れする、本人も気づかない関係とは!?
「俺」は、この見えない糸をほどくことが、はたして出来るのだろうか?

本作、
雰囲気は70年代とかに流行ったであろう、探偵モノをベースに演出されているのは見え見えですが、
大泉洋さんありきのキャラ設定は好感もてました!
ちょい、ルパン三世入ってたかも!(≧∇≦)/
松田優作さんの探偵と、ルパン三世が混じった感じですかね~~?
結構、シリアス場面もあって、
大泉さんって、器用なんだな~~ってね。
かなりご本人の意見も演出に加わっているようで、
要所要所の笑いはハイセンスでした。
基本、セリフで笑わせる場面が多かったでしょうかね?

キャスト自体は、
特に旬がいるワケでもなく、
平均点を集めた感じです。
それぞれが、それぞれの役割をキチンと果たした!そんなイメージです。
そんな中、
特にキャラが立っていたのは、松田龍平さん演じる“高田”
北大農学部のグータラ助手でありながら、
空手の師範代でもあるキャリアをもち、
いつも居眠りしているのですが、ここ一番、「俺」のピンチには大活躍する!
まるで、ルパンに対しての、次元大介的立ち位置(≧∇≦)/

あと、
高嶋政伸さんのキャラゎ、気持ち悪くて素敵でした(∀`从)

そんなルパン一家を地で行く本作。
ストーリー展開はいたって単純。
かなり序盤で、結末の予想もついてしまいますよ。'`,、('∀`) '`,、

当初から、小雪さんがとても怪しげな位置にいて、
話の中心人物であることがわかり、
方向性がわかっちゃいます(≧∇≦)/

そんなヤバいオーラ出しまくっている小雪さんでしたが、
ラストはなかなかの衝撃シーンでしたね!
ここだけ、激しく萌えましたよぉ!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
軽く、嘘くさい感ゎあるんですけどね(-.-;)


なんだか三枚目が二枚目だと勘違いしつつ進む展開は好きですね~~
いつもはボンクラなのに、
しめるトコしめてる三枚目!
ところどころ、カッコよく見えたりして'`,、('∀`) '`,、

私、かつては、月一で札幌出張してた頃がありまして、
それはそれ!
月に一度そこに行くわけですから、ソコソコ地元の方と仲良くなっちゃったりして、
毎月、同じポン引きに声かけられたりして、
ススキノって、あれで、危ないようで、暖かい街なのかな~~ってイメージありましたので、
本作の札幌の描き方は好きです(人´∀`)
あ~~ここ変わってないなぁ~~とかね!+.(*ゝд・)b゚+.゚
でもね、
そんな想いがあればいいんですが、
無いって方には、
特に奥行きも感じないし、
衣装も普通だし、
BGMも並かな~~?って思えるので
かつてなら、おしゃれなドラマなんでしょうが、
ギムレット飲んでも、
缶ピー吸ってても、今の時代ではない感じですよね~
やや、
時代遅れな一本すね。
なので、DVD待ってもいいかもです(●´艸`)フフフ...

たとへ泳げなくともウミガメになる!

ジェット・リー主演!
シュエ・シャオルー監督・脚本
「海洋天堂」観てきました!(≧∇≦)/
あらすじ!
水族館で施設整備の仕事をする王心誠は妻に先立たれ、自閉症の息子・大福を男手一人育てていた。
ところがある日、王は自身が末期の肝臓ガンであることを知る。
王は、自分が死んだ後も、問題なく生活できるよう、受け入れ施設を探しはじめ、
さらに、息子・大福に、生活の術…卵の割り方から、服の脱ぎ方まで、一から教え始める…。

かの名優・ジェット・リーがその脚本に惚れ、出演を懇願!
さらに、シュエ監督は長く、自閉症施設でボランティアを続けてきたという
これ以上ない名作の予感がする本作!
7月9日公開当時に気になって気になって、
シネスィッチ銀座まで行こうと調整するも、
なかなかの距離の壁に阻まれ、寂しい思いをしておりましたが
ようやくにジャック&ベティにやってきたということで、観てまいりました。
が!
死にそうなくらいイイ作品に仕上がってましたよ
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
その期待度の高さか、劇場もかなりの入りでした!
やっぱ、
におうのかね~~~…よい作品のニオイ?'`,、('∀`) '`,、
まず、ジェット・リーがアクションを封印し、その殺気をかき消して
普通のお父さんである点!(≧∇≦)/
私は最後にジェット・リーと会ったのは、エクスペンダブルスでしたので、
あの時の一言、
「俺は体が小さいので、同じ敵を倒すにも、他人よりいいギャラをよこせ!」的な
その当然とも言える要求に涙したわけですが、
今回の涙は、別格というか、
これぞまさに、
体を張った渾身の一本!って言える涙の作品でしたよ!・゜・(ノД`)・゜・。
ヒーローでなくとも!
アクションなんてもいらないよぉぉぉ!ジェット・リー!!!!!

とにかく、いいお父さんであるジェット・リー!
その表情は、ふつうのオッサンの笑顔であり、
ところどころ、山口良一さんにみえちゃって(__)ノ彡☆バンバン!
もしくは、若き加藤茶さんにも見えたりね!

見てくださいよ!この表情!山口さんに似てますよね'`,、('∀`) '`,、
息子を心配し、
自分が死んだあとも困らないように、
服の脱ぎ方から
ゆで卵の作り方まで一から教えていくリー!
でもね
オープニングはちょっと悲しかったですよ

↑よく見ていただくと、足にロープが括ってあるのですが
この後、
二人で入水自殺するんですね、
こんなネガティブなリー氏ゎ見たことない!・゜・(ノД`)・゜・。
しかも、泳ぐのが大好きな大福に対し、
リー氏は泳げないって設定で
二人で飛び込んだ後、大福だけ紐ほどいて脱出してしまうのですね、
その辺は、後のセリフでしか描かれてないのですが
泳ぎが大好きな大福に、
泳げないリー氏が翻弄される最初のシーンなんですね。
その後も泳げないリー氏ゎ、要所要所で魚のごとく水の好きな大福に振り回されるのです。
この対照的な二人の描き方が、全編通して秀逸な効果なんですね~~~;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

リー氏が働く水族館の館長の好意で、展示用水槽で泳ぐことを許されている大福なんですが、
リー氏は館長に頼み、大福を館内清掃で使ってもらうよう頼んだのです。
そして、
モップのかけ方を一から叩き込むのですが、
なかなか出来ない大福に、思わず声を荒げてしまうリー氏。
そんなリー氏も萌すぎちゃうんですが、
その時の大福こと、ウェン・ジャンの表情たるや、
もう、とんでもない衝撃でしたよ。
その後、
大福と、水族館で公演するサーカス団のピエロである鈴鈴の
微かな恋模様的なものが挟まり、
ウェン・ジャンの魅力も語られていきます。


やがてリー氏は、自分が死んだ後も、大福が寂しがらないように、
「お父さんは海亀になる!」と言いだし、
泳ぎの好きな大福に、海亀を父だと思い込ませようと刷り込むのです。
さらには、海亀の甲羅を、大きなザルで作り、(TOPの中国版ポスター参照↑↑)
それを背負ってプールに飛び込み、
泳げない&末期のガンで体力皆無状態なため、
おぼれ死にそうになったりと、
ある意味、過去最高に体を張ったリー氏が見られます。

↑ 親子の愛情が垣間見れるワンシーン…
なんかジェット・リーが、加藤茶さんに見えるのゎ私だけでしょうか?
さて
公開劇場もだいぶ少なくなってきましたが、
もしであった場合、迷わず鑑賞してください。
90分程度の、とても観やすい作品であり、
ジェット・リーの新たな魅力満載です!
原始人の贈り物は、生皮を剥いだ、いなばのしろうさぎ
映画の日、
ジョー・ライト監督
「ハンナ」観てまいりました!(≧∇≦)/
あらすじっ!
フィンランドの山中奥深く、
自給自足で暮らしながら、元CIA工作員の父エリックから、
完全に社会より隔絶させられ、戦闘訓練のみを受けて育った少女ハンナ。

彼女は16歳になるまで、人の痛みなどの感情を持たず、殺人マシーンのように育てられ、
万能な父の能力をすでに超えていた。

ある日、
とある任務のため、
その身を隠していたハンナ親子は、自らの居所を、元同僚CIA捜査官のマリッサへと明かす。
エリックを脅威に感じるマリッサは、彼のあとを追い、
彼らが暮らした家で、ハンナと出会い、保護するが…

賛否両論わきおこっている本作ですが、
私的には、
「とっても頑張ったんだけど、超残念な一本」って印象を受けました。
理由として挙げられるのは、
雑な構成や流れでしょうかね~~(-.-;)
オープニングから、とてもいい雰囲気と、
主役のシアーシャ・ローナンちゃんの新たな魅力が伝わってくるんですが、
その後の流れとか、
ハンナのキャラ設定諸々?
すげ~~~雑で
かつ、いい加減なんです(-.-;)(-.-;)

まずストーリー上、
ハンナの父エリックって、元やり手のCIA工作員で、メチャ強くて、
なんでも出来ちゃう超万能戦闘員なワケですが、
なんでワザワザ、娘のハンナをCIAに潜入させたんだろ?ってところからズルズル疑問がわき出てきちゃうんですね?
お前が行ったほうが、楽に片付くんぢゃね?って父に言いたくなっちゃうんですね。
だってハンナは文明ってもんを知らないんですよ!
いきなりの実戦が、いわばラスボスって!(__)ノ彡☆バンバン!

で、オチ言っちゃいますけど、ハンナって遺伝子操作されて筋力アップとかされた
生物兵器目的の子だったんですよ!
で、
いくら遺伝子操作されてるからって、
順応速度が恐ろしく早すぎなのも、かなりいい加減度高い!
当初、文明社会に放り出され、
蛍光灯のスウィッチを、物珍しそうに入れたり切ったりし、
挙句、
蛍光灯とかテレビを恐れる原始人っぷり!
しかも、友達になった家族へのお礼に
そこらで捕獲し、生皮剥いだウサギを
朝食にと思って!って嬉しそうに家族の元へと運ぶんだけど、
そんな原始人がいきなり次のシーンでは、
パソコンでインターネット使っての情報探し?
もうね、どちらかというとこれから公開の「猿の惑星ジェネシス」か?!ですよ(-.-;)

劇中でマリッサが、
排除は、エリック優先!ハンナはまだアメリカ合衆国の脅威ぢゃない!
ってセリフ言うんですが、
それって、たった一人で、国をも脅かす存在ってことですよね?
そんなヤツが、マリッサ一人にてこずるわけないし、
むしろ接触したら瞬殺ですよ!
ところが、
マリッサの追っ手たちに、かなり苦戦しちゃって、
挙句、なんかカッコわるいことになっちゃうって…どうなの?
しかも、マリッサほどのやり手が使う駒にしては、
この追手共は微妙…
強いわけでもなく、極端に残忍な感じもない。
その存在感とか脅威のなさっぷりが、かなり寂しい感じです。
そんな中、
アイザックだけは、とてもいい感じのキャラなんだけど、
米国の敵とも言える、おそるべし戦闘員を相手にするのに、
上下ジャージ姿ってどうなんだ!?
しかも、ことのほかアッサリやられてしまうし…
さすがに、レオンやニキータにゃ~~ちょっと届かないんぢゃなかろうか?とか思いました。
しかしながら、
監督のチャレンジみたいのは、ひしひしと伝わってきてるワケです。
物語の主軸に、“音”っていうのが大きく関わってて、
文明から隔絶され、
耳に届く音といえば、自然界に存在する音だけって環境に育ったハンナ。
なので前述のテレビの音や、蛍光灯が点灯する時の音に恐怖するんですが、
なので、
当然、辞書の上でしか知りえない知識が多く、
音楽も、文字でしかとらえていないわけです。
そんな場所場所の音が、いい具合に効果として存在しています。
音楽も、民族音楽からヘビーな曲まで、
シーンごとに選ばれているようで、効果的でした。
次に格闘シーン!
これはなかなかよいと思えます!
父は、追手との一戦で、
ワンカットで凄まじい戦闘をします。
かなり入念に殺陣の準備をしたのではないでしょうか?
努力のあとが見えてよろしいです!
そしてハンナも
ハリウッドとかが愛してやまない、少林武術(短橋・狭馬の拳法)による戦闘シーンは、
迫力はありました。
いかんせん、小さな少女が行っていることですので、それ以上にはデカくは見せられませんでしたが…
あと個人的に、
山ン中での生活で、ハンナの愛用銃が、
「ルガーP-08」だったのが、かなり萌ました;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
トグルアクションで排莢される様は、
この銃って、20世紀の芸術やね~って思います。
あと、
いろんな言語を操れる中、
アラビア語って好き!ってセリフにゎ、グッときました!'`,、('∀`) '`,、
そしてそして、監督が言いたげだったのが、
R指定な童話な空気?
ラストシーンがグリム童話のテーマパークでの死闘であったり、
ハンナはマリッサを「魔女」と呼んでたり、
CIAからの脱出シーン
空調パイプの中を逃げるわけですが、
パイプに飛び込むところとか、不思議の国のアリスを彷彿とさせてね。
このミスマッチな演出にこそ、なにか監督が言いたいことが隠されているんではとか思うのは、
単なる思い込みでしょうかね?σ(゚、。)
ラストシーン、
赤ずきんちゃんに出てくるオオカミのトンネルで対峙するハンナとマリッサ

ハンナを味方してくれる、グリム童話パークの館長がアイザックに弓でやられ、
その矢を武器として持って逃げてきたハンナは、
その矢を油断したマリッサに射ちこむのですが、
瀕死のマリッサに対し、
「心臓はずしちゃった…」とつぶやきます。
このセリフ、
冒頭で、ハンナが食料のため狩ったトナカイに向け放った矢が腹にささり
倒れたトナカイに対し言った一言なんですね。
(一面銀世界の中、トナカイを倒し、腹裂いてハラワタ出してるハンナのシーンが
スターウォーズ帝国の逆襲での、冒頭の惑星ホスでのシーンと重なったのゎ私だけでしょうか?)
で、
冒頭のそのシーンを見たとき、
あ…このセリフ…あとで絶対に人間に使うゎ!
とか思ったら、
案の定、
まさかのラスボスに対して発するとは…(-.-;)
最後まで、一歩届かずなまま、終劇をむかえましたとさ…!
まぁいろいろ言いましたが、
なんと言ったって、私的「ハンナ」と言えば、
1も2もなく、超絶美女「ダリル・ハンナ」でしかないわけですょ。
子供のころに、本気で好きになっちゃいましたからね。
20年前は、それこそ、「これぞアメリカ美女!」って思ってましたしね。'`,、('∀`) '`,、
ということで、
古文の平均点程度の出来栄えではありますので、
DVD待たれてもヨシ!としておきますね!

生きることは、生き抜くこと!
「ライフ」観てきましたよ!(≧∇≦)/
さすがにBBC製作です!
特殊映像満載!(人´∀`)
ホント
アニマルプラネットとか、一日中でも観ていられますって!(∀`从)♡♡♡
しかも本作は、アースの時みたいな、使い回し(どっかで見たぞ?コレ?的映像)
なしだと思います。(タコだけみたかな~~?(-.-;)

ナレーションも、松本幸四郎・松たか子親子が、いやらしくないスッキリした運びでいい仕事してます。
しかも今回の“生きる!”ってテーマの中には、
当然、「狩る!」ってのが重要な位置を占めているので、
大好物の、さまざまな狩りシーンもありました。
願わくば、チーターの狩りのシーンを延々と観たかった(__)ノ彡☆バンバン!
コモドオオトカゲの狩りシーンがあったのに、
アナコンダとかがなくてちょい残念くらいですかね~~?マイナス面ゎ!
(●´艸`)
とにかく!
本作は観ていただかなければ、何もわかりません!
劇場へGO!だ!+.(*ゝд・)b゚+.゚

最期にこんな幸せな時間がまっているなんて…
「洋菓子店コアンドル」「白夜行」
深川栄洋監督
「神様のカルテ」観ました。
あらすじ!
信州・松本
内科医・栗原一止は、慢性の医師不足に悩む本庄病院に勤める5年目の医師だ。
クレバーな彼は、
後輩看護師には、冷たい人間に思われがちだ。
一止は救急依頼を断らないため、一止の夜勤の日は
他の医師に比べ、数倍の患者が訪れる。
そんな激務に追われながらも、
御嶽荘で大家兼絵の描けない画家・男爵
博学な大学生・学士ら友人二人、
そしてカメラマンの妻・榛名と幸せに暮らしていた。
ある日、上司の貫田医師が、本人に内緒で、
貫田と同期の教授高山のいる信濃医大での研修参加を決めてしまう。
一止は数日の研修で、高山教授に見初められ
また、最先端のい医療に触れ、医局務めに興味を示すが、
医大での研修での外来診察で、末期がんの患者、安曇雪乃と出会う
雪乃は大学病院で、余命半年
だからもう、好きなことをして暮らしなさい!と医師に見放された患者だ。
一止はそんな雪乃にも真摯に向き合い、全力をつくす
本庄病院に戻り、いつもの生活に戻ったある日、
一止の目の前に、雪乃が現れる。
一止の真摯な態度に、どうしてももう一度診察してもらいたいと
アチコチ探し回って、ようやく見つけ出し訪ねてきたのだった。
一止のカルテは、
いつも、ビッシリと文字が書き込んである。
どんな患者でも、どんな症状であろうと、そのカルテは変わらず、
手を抜くことのないカルテ内容だ
そこに、雪乃は希望を求めたのだ。
本庄病院で待つ大勢の患者か?
医師として、医局で未来の医学界を背負うのか、大きな岐路に立った一止だったが、
雪乃を通して、
医者とは何なのか?医学とは?
命を救うことを改めて考え直す一止は、雪乃を受け入れ、
最期の時まで全力でサポートすることを決める。
ハイ!(人´∀`)
命のやり取りのあるお医者モノ、大好物です。
今でも、ドクターコトーのDVD観ると、
同じシーンで泣けます!+.(*ゝд・)b゚+.゚ わたくし!
そんな感じで、
何としても泣きたいものですが、
明るく、聡明なイメージの桜井くんと
ややかけ離れた「一止」というキャラでしたが、
それはそれでよかったですね。
宮崎さんは、桜井くんの妻の役でしたが、
カメラマンであるということを、もう少し掘り下げないと、
ストーリー上では、まったく存在意義を感じませんでした。
カメラマンである必要がよくわからなかった。
ラストに、雪乃とスタッフで撮った写真の、そのためだけ?σ(゚、。)って感じでしたょ??
お話は、もうそのまんまコトー先生のようでした。
無医村ではなくとも、
地方都市の医師不足のようなものが根底にあり、
そんな中、マジメに医療と向き合うキャラは、コトー先生ソックリです。
一止の周辺の表現力はイマイチで、
無理に一止へ影響力があるようにもっていってる感じ!
ここらを上手く処理出来たら、もう少しスッキリしたかもって思いました。
雪乃は、夫を亡くし、失意のなか、なにもかもやる気を無くし、
ようやく立ち直ろうとした時、自らがガンに侵され
余命わずかだと告知される。
しかも、
手の施しようがない状態なので、
あとはもう、好きなことをして暮らせばいいとまで言われ、
絶望の中、
わずかな光明を一止に見つける…
そして一止はそんな彼女を受け止め、
少しずつ変わっていく。
最期の時、
雪乃は言う
「まさか最期に、こんなに幸せな時間が待っているなんて…」
それは、
決してあきらめないで、最後の最後まで全力を尽くし続けてくれた医師・看護師たちスタッフへ送る、賞賛の言葉だった。
そういう雪乃の命は最期まで輝き続け、
それらを見守る病院スタッフたちの命も確かに輝いていたのです。
雪乃は一止に手紙を残します。
先生のカルテには、ビッシリと文字が書かれていました…
患者を想い、わずかなことも書き記した愛情深いカルテ…
私にはそれが、まるで“神様のカルテ”のように映ったのです…
泣けるかどうかは、ギリ、微妙ですが、'`,、('∀`) '`,、
ホンワカした中に、しっかりした本筋があり
雪乃役・加賀まりこさんは秀逸な芝居を見せてくれています。
とても笑顔のキレイな女優さんだと思います。
辻井伸行さんの音楽も、静かに本編を彩り、
ゆったりと流れるストーリーに、どうか癒されてください;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
幽窓無暦日
浅田次郎原作
「陽はまた昇る」の佐々部清監督
「日輪の遺産」観てきました。
あらすじゎ!(≧∇≦)/
終戦間際の1945年8月10日…
帝國陸軍・真柴少佐は阿南陸軍大臣をはじめとする軍トップ5名に呼集され、密命を受ける。
山下将軍が戦地より奪取したマッカーサーの財宝900億円を秘密裡に陸軍工場へと移送し隠匿するというもの。
それは敗戦を悟った阿南らが、戦後の祖国復興を託した、その資金源として利用しようと考えたものだった。
真柴少佐を助け、今回の極秘任務を遂行することとなったのは小泉中尉、望月曹長のわずか2名だった。
そして、勤労動員として召集されたのは、女子学生20名であった。
しかし、この20名の選抜には大きな秘密が隠されていたのだ。
やがて、今回の財宝隠匿の作戦修了間近
この20名の女学生たちに、非情なる命令がくだされる。
この命令書を読んだ真柴たち3名のとった行動はいったい…!
ネタバレあります(-.-;)
ストーリー的にも
映像的にも、お盆時期にテレビで放送される2時間ドラマ程度のクオリティーに感じたのですが、
語り部となる、生き残りの女学生の現在の状況がそこそこ長く序章として存在し、
さらに、もう一人の語り部である、マッカーサーの通訳係であるイガラシ中尉とが、物語上で交錯し、
共に別目線で過去の回想シーンへと移行、やがて回想内でリンクする展開は、
かなり、よく出来ていました。
そのため
単純な流れとストーリーではあるのですが、
それらを感じない静かながら、スピード感に触れられる流れを生み出しておりました。
物語の中心人物である、真柴司郎少佐を、堺雅人さんが、予想外の好演で全体を引っ張っていました!
そして
もう一人の功労者は、野口孝吉教諭役、ユースケ・サンタマリアさんでしょう。
今回、この女学生たちは、軍の、国の最重要機密に知らずに触れることとなります。
その結果、
終戦を向かえてもなお、
機密保持のため、仕事の終了と共に命を絶たれることとなります。
それは、トルストイやモームを敬愛する、彼女たちの先生である野口の平和主義が引き起こした悲劇であるのです。
野口は治安維持法違反の疑いで、特高に連行された過去を持っていたので、
今回、野口含め、その生徒たちをも巻き込んでの非情な作戦となったのです。
終戦をむかえ、戦犯として捕えられる前に、自決をする軍首脳部の面々、
この非情な命令に敢然と立ち向かい、
彼女らの命を守ろうとした真柴少佐。
腹を切った阿南に詰め寄り、彼女たちを解放してほしいと懇願する真柴の思いが通じ、
20名の女学生たちは、殺されることなく、帰宅が許された矢先、
彼女たちはことのすべてを悟り、真柴の意に反し、自ら自決の道を選んでしまう。
彼女らの強い決意と愛国精神に動かされた野口は、
彼女らを先導しなければならないと言い残し、
彼女たちの亡骸のそば、拳銃自殺をしてしまう。
回想シーンのラストを飾るにふさわしい出来栄えのワンカットでした。
ところが、
その後現代にシーンが戻ると、ネタバラしをしながら急に減速したストーリー展開の中、
なんか、必要かな?って思えるシーンが入ってきて、
感動の余韻が掻き消えた頃、終幕となります。
まぁ、クールダウンして劇場を後にしたと思えばいいかな(-.-;)(-.-;)(-.-;)

まぁ、
ドラマの終わり方が、女学生ほど潔くないってのはあったにせよ(-.-;)
作品としては面白かったと思えます。
あえての映画化は納得の一本ですので、機会がある方は是非に!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
人のよさそうな悪人
ザ・ライトのミカエル・ハフストローム監督
「シャンハイ」観ました。
ズバリ!
ザ・ライトが面白かったことと
わが愛する、デヴィッド・モースが出演する!この2点!(__)ノ彡☆バンバン!
あらすじです!
1941年、
上海はさまざまな国がその都市を分け合っていた。
イギリス・アメリカ・フランス…そして日本…
それぞれが、それぞれの思惑をもち、
中でも日本は租界を置き、この魔都を手中に収めようとしている。
上海に降り立った、米国諜報部員、ポール・ソームズは親友コナーとカジノでおちあう予定だったのだが、
コナーは現れず、ポールは謎の中国人美女とポーカーで勝負し負けてしまう。
その後、ポールは情報部で、コナーの遺体と対面することとなる。
コナーの遺体は日本租界で発見され、上海三合会のボス、アンソニー・ランティンを追っていたことを知る。
ポールはドイツ領事館のレニの協力により、ドイツ領事館のパーティーに潜り込む。
そして、アンソニーと、彼と裏でつながる日本人、タナカ大佐と近づきになることに成功する。
二人を追ううちに、捜査線上に浮かんだのは、コナーの愛人、スミコだった。
ポールは、スミコの住まいを捜査するも、
彼女はすでに行方不明となり、彼女の部屋からは、アンソニーの妻アンナとタナカを隠し撮りした写真が出てくる。
そしてそのアンナこそ、ポールがカジノでポーカーで敗れた美女だったのだ。
アンナの父親は、南京事件に否定的であったため、日本軍に殺されたが、アンソニーと結婚することで、自身の身の安全を確保していたのだ。
やがて、日本軍に反逆する反日本組織と、日本軍の間で激しい抗争が行われる。
ポールはそれらが、アンナの指示のもと、行われていることを知り、アンナは革命の指導者として、父の意思を継いで活動していることを知る。
事実を知ったポールはアンナに惹かれ始め、彼女の革命に協力を申し出る。
ポール
アンソニー
アンナ
タナカ
そして、謎の女性スミコ…
それぞれの思惑が交錯する魔都・上海…
そこにはいかなる結末が待つのか!?
どうもアメリカ人の考えるチャイナタウンって、
みな同じイメージなんですね'`,、('∀`) '`,、
舞台となる上海の風景が、どっかで見たことあるような感じでした。
その街並みを観てて感じたのは、
ブラックレインでの大阪の街並みでした。
まぁ、どちらもそれこそ“魔都”(__)ノ彡☆バンバン!
似たイメージになるのでしょうかね~~(∀`从)♡♡♡
お話は、私的には結構面白かったのですが、
単純な割に、人によっては、メンドくせっ!って思う可能性もあると思いました。
話を追いかけるのが疲れますね(-.-;)
わが愛するデヴィット・モースですが、
本作もやはり、ちょい役でした(__)ノ彡☆バンバン!
重要な位置は占めているはずなのですが、
なんか
誰でもいいんぢゃね?的感じで、
ストーリーに埋没してました'`,、('∀`) '`,、
私の希望は、
脇でいいので、グリーンマイル程度の影響力を持つ脇役!
もう一度、花を咲かせてくれ!モース!
それに引き替え、
菊池凜子さんの使い方は絶妙でしたね。
出過ぎず、それでいて存在感ありで。
菊池さんは最近よく出会いますね!
「小川の辺」での殺陣はキレもあり、
修練したのだとわかる出来のよさでした。
(レビュー書いて無くてスイマセン…

こんな感じの、魔性の女を前面にだした役も素敵ですが、
小川の辺の、しっとりとしながらも、沸々と内に炎を燃やす、武士の妻なんてのも最高です。
なんだかスルメを噛んでいるように、ようやく今頃、彼女の良さが沁みてきています(●´艸`)
しかしながら本作、
引き込まれる部分と、そうでない部分がハッキリしている感じで、
時々、集中力を失うような展開も見受けられました。
(私だけ?(●´艸`) )
シャンハイのボス役、
チョウ・ユンファにエネルギーを感じなかったので、
結果として、すみずみまで、血が通ってない感じを受けたのでしょうか?
迫力もないし、
恐ろしげでもなく、
竹内力とかのような、放出するエネルギーを感じられる
脂ぎった役者にしてほしかった…
チョウさんに関しては、
パイレーツオブカリビアンの時くらい、立ったキャラぢゃないと、
あの丸顔で、トロ~~ンってボヤけちゃうんだよなぁ…
…ファンの方いたら、ごめんなさいね。
さて、
こんな感じで、役者のことばかり言ってますが、
ストーリー展開は、それほどシャキッ!ってしていないので、
はたして、DVDを待つ選択もありなのかな?とか思います。
'`,、('∀`) '`,、
なんか、あまり思い入れなくてすいません!(__)ノ彡☆バンバン!
モースと、監督で選んぢったもんで!(≧▽≦;)テヘヘ...
なので、
いわば、地方大学に通う優等生って位置づけにしておきます!
いろいろと失礼しました!
~~ε~ε~ε~ ゛(ノ-_-)ノ ダッシュで離脱!
この可愛さゎ殺人級の破壊力だ!'`,、('∀`) '`,、
SABU監督作品、
「うさぎドロップ」を見ました
あらすじ!
河地大吉は、他界したおじいちゃんにソックリ。
みな、おじいちゃんが生き返ったかと一瞬驚くほど。
このソックリ事件が笑い話になるころ、
葬儀会場であるおじいちゃんの自宅に、見慣れぬ子供がいることに大吉は気づく。
母親に問いただしてみると、
なんと!おじいちゃんの隠し子で、6歳になる「加賀りん」であった。
葬儀が済んで、みなで「りん」をどうするか親族会議が始まるも、
愛想のないりんを引き取ろうなんて親族は一人もいない。
厄介者として扱い、押し付けあう…
庭でひとりぼっち、おじいちゃんの好きだったりんどうの花をいじっているりんに近づいた大吉は、
思わず、「俺ん家くるか?」と声をかけてしまう。
「こんなロクでもねぇ~ところにいるより、俺ん家くるか?」
この一言に、りんはおじいちゃんソックリな大吉の喪服の裾を掴んで離さなかった…。
両親と保育士の妹に猛反対されながらも、
りんを引き取ってしまった大吉。
翌日から、突然の子育てに翻弄されることになる…
四苦八苦しながら、りんを保育園に通わせることとなった大吉だが、
仕事と子育てに限界を感じる。
やがて、ついに大吉は、残業のない部署へと移動する覚悟を決める。
保育園に慣れてきたりんは、やんちゃな男の子、コウキと仲良くなる。
大吉は、雑誌でも見かけるモデルでもある、コウキの母親ゆかりと知り合い、
子育て初心者の大吉を助けてくれる彼女に好意を寄せ始める。
そんな中、事件は起こる。
コウキとりんが突如、保育園から姿を消してしまう。
はたして二人の行方は?
どんな理由が存在するのか?
新人パパ・大吉は、初めての試練を乗り越えることが出来るのか?!
でまぁ…(-.-;)
特に興味あったわけでもないのですが、
わたくし、やはり芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんにメロメロなワケですよ
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
で、今回は相手役ゎ佐藤瑠生亮くんという男の子なんですが、
愛菜ちゃんゎ、相変わらず破壊力抜群でしたょ。(∀`从)♡♡♡
で、本作ですが、愛菜ちゃんの出世作でもあろう、「マルモのおきて」にソックリな設定でした。
私は特に、原作にも興味ないし、
アニメにも興味ないのですが、
映画自体は、一生懸命、何か起こそうって気持ちが伝わってきましたよ
(_△_)ノ彡☆!!バンバン
ドラマって、つくるの大変なんだね~~
それでも、
マルモの“親友の子を勢いで預かる”って無理な設定よりゃ~
おじいちゃんの子
つまり、母親の妹で、自分の叔母が6歳って方が、
設定的には面白いですね。(●´艸`)
で、
預かっちゃって、その後を追う形でドラマは進むのですが、
二人の生活が、結構、予定調和で、
初の子育てが、マルモと同様、
楽しそうなんですよね。
苦労しないんです。
なんか
自分にも出来そうだし、楽しそうだし~~って、男に勘違いさせかねない表現で…
ストーリー上、もう無理だぁ~~みたいなこと言うんですが、
ホントかよ!?(__)ノ彡☆バンバン!
って、思える程度で、
前述通り、なんか真似しちゃいそうな奴が現れそうなんですよね…
なので、当然ですが、説得力に欠けるわけですよ。
りんちゃんも
登場シーンでは、ひとくせも、ふたくせもありそうなキャラでしたが、
大吉と同居し始めた途端、
とっても素直なイイ子に変身_| ̄|○∠))バンバン
わがまま一つ言わない子供の鏡みたくなっちゃって…??
まぁ、駆け足で、りんちゃんが病気になったり、
子育ての面倒な部分が描かれるのですが、
香里奈さんに助けてもらえちゃって、
松山くんも、カッコわるいところがまったく見えないワケです。
ホント、
フィクションなんだな~~でした。
そんな中、
女性の描き方に違和感を感じましたね。
大吉の母・良恵は
「私がどれだけ自分を犠牲にして子供を育てたか知らないくせに!」とかいうセリフを吐き、
大吉の妹・カズミは保母さんでありながら、子供が大嫌い!
りんの実の母・吉井正子はマンガ家で、仕事が入るようになってそのチャンスを逃したくなくて
りんを捨てちゃうんですが、
どうも、女には母性本能が携わっているんだよってのを、正面から否定しているのが不思議でしたね。
その割に、
大吉が部署替えした先の、倉庫で働くチンピラ風スタッフ共は、
愛娘の写真を携帯待ち受けにし、
自分の子が一番かわいいんだと主張しあう、
とても子煩悩な父って感じで描かれてて、
この対比はいったい何を表しているのだろぅ??って思いましたょ!
しかしまぁ
全体的には、
正直、
テレビの2時間ドラマでいんぢゃね?って思えるくらいのクオリティーだと思いました…(-.-;)
ラストも、無理につくりあげた事件は無事解決!
気をもたせた部分も、八方丸く収まり、最後は皆、
幸せに向かっておしまい!
山場なし!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
ただ、
子役コンビの芝居はさすが!
泣きの芝居は、賞賛に値します!
そんな愛菜ちゃんに敬意を表し
画像はっておきます(__)ノ彡☆バンバン!
超ハートウォーミングなドラマを
気負いすることなく、ご家族でご覧になってくださいね~~~~(≧∇≦)/
龍と天女
ショートフィルムを観てきました!(≧∇≦)/
私は小説なら短編好き
アンソロジーなんて大好物!
映画もそうで、
この短い作品の奥深さにメロメロです(__)ノ彡☆バンバン!
まず1本目!
「Smile Bus」日韓合同
湘南地区を走る江ノ電観光バス。
韓国から来たユナは、江ノ電バスで韓国人観光客を相手にバスガイドを務めている。
ある朝、
いつものように観光客を乗せ、出発を待つバスで、乗客点呼を始めたユナだったが、
名簿に、ある名前を見つけ動揺する…
恐る恐るその名前を呼んでみると、手を挙げ返事をしたのは、
韓国に残してきた元恋人だった。
元カレのサンホは、ユナとよりを戻したくて日本まで追ってきたのだ。
舞台は鎌倉~江の島
見慣れた風景をバックに繰り広げられる珠玉のラブストーリー!
キャストはユナにリュ・ヒョンギョン
バスの運転手に田中要次さん
サンホはパク・コニョン
ヒョンギョンはとても魅力的で愛らしい女優さんです!
たどたどしい日本語セリフもキュート!(∀`从)♡♡♡
いっぺんに好きになってしまいました!'`,、('∀`) '`,、
134号線を走るバスの車中でユナが解説する鎌倉の説明は笑いました。
「ここがスラムダンクの舞台です!アニメ第1話の最初のシーンがあの踏切です!」とかって!
'`,、('∀`) '`
かなり韓国に親しみわくつくりが素敵です!
鎌倉や江の島の土地土地にまつわる言い伝えと共に進む二人の恋愛の行方を、
じつに端的にわかりやすく描いています。
傑作です!
これは是非!観てほしい!
ちなみに確認しましたが、DVD予定は現在のところありません!
劇場へと足を運ぶしかない様子…
2本目
「駅のホームで」アメリカ
駅で列車を待つ女性…
片手には新聞
もう片方にはコーヒーを持ち、
何か思い耽っている…
到着する列車に乗り込むこともない
心ここに非ずな彼女…
そんな時、ある通りがかりの女性が声をかけてきた
印象としては、カット数の少なさ!
とにかく二人の女性だけを追っているため、
上半身のカットばかりで進んでいく
しかし、
この二人のセリフだけで進んでいく物語は、意外に深い。
よくぞ、セリフのみでここまで引き込めるものだと感心しましたよ!
この女性、
次の電車が滑り込んできたら、はたして飛び込むことが出来るのか考えていたのですが
話しかけてきた方の女性のセリフたちが秀逸!
ラストシーン
ホームに電車が入ってくる…
この女性が「大丈夫!私につかまってて」と言って
腕を組む
なんと、力強い腕なんだろう
女性も安堵の表情を見せ、物語は終わる
秀作です!
観てください!(≧∇≦)/
3本目
「Miyuki's Wind Bell」日本
美雪は、両親が旅行に行くため、年の離れた腹違いの弟二人と、
東京から祖母の住む田舎を訪れる。
弟たちは無邪気に田舎を楽しむものの、
美雪は、携帯も使えない不便さに不満を持ち、祖母にも弟たちにも冷たくあたる。
そんなある日、美雪は村の青年、元気に誘われ、「秘密の場所」へと連れられる。
そこで美雪が目にしたのは、第二次世界大戦中に米軍によって落とされた不発弾であった。
美雪は、キスすることを条件に、元気に爆弾の信管を固定しているピンを抜くよう命じる。
特になにも起こらなかったので元気はピンを戻すも、
コッソリ後をつけてきていた弟たちが、美雪たちがその場を離れたあと、
その爆弾にまたがって遊びだしてしまい、
ついには、面白がってピンを抜いてしまう。
はたして、弟たちは…!
年を重ねるごとに風化する戦争の記憶。
ここにも、過去の現実が存在することを、若い役者と子役だけで見事表現していました。
主人公・美雪に真野恵里菜さん
かわいらしい現代っ子を見事に演じていました。
おばあちゃんの家の縁側に吊るされている風鈴が
爆弾のピンで作られているアイディアはさすがでした!(≧∇≦)/
わずか20分足らずの時間で、
しっかり一人の女性が、戦争を感じ、成長していました!
傑作だと思います!
今回は、見事な秀作揃いで大満足でした。
機会があれば是非、足を運んでください!
絶対に損はしないことを保障します!