名前を聞かせてくれないか…?

ディーン・フジオカ 監督作品
「I am ICHIHASHI 逮捕されるまで」観ました!
あらすじ!
2007年3月26日…
…午後9時40分頃
千葉県市原市...
あるマンションの一室から、
捜査員の追跡を振り切り逃走した28歳の男...
男の部屋のベランダに置かれたバスタブから、
行方不明中のイギリス人英会話学校の女性講師の遺体が見つかる…
この逃走した男は市橋達也…
彼は以降、2年7か月に及ぶ逃亡生活をはじめる…
日本中を、整形によって顔変え、名前を変えながら、
決して許されることのない罪を背負ったまま…
そしていま、
謎多き、空白の逃亡期間の真実が解き明かされる…

私じつは、
ある時期まで市橋達也をあまり知りませんでしたよ。
いえ、
名前はよく聞くし、
勤め人だった頃の職場に
警察からの手配書も届いてたしね、
おおまかな事件のあらましも知ってましたよ。
しかし、
実際に彼を意識し始めたのって、
ネット上にワンサカいたカルト的信奉者の存在でしてね、
特にmixiに多数存在した
市橋のファンクラブコミュニティには驚きましてね。

どうやら押送される際、パーカーのフードを被っている姿が
役者の水嶋ヒロに似ているとかでね、
ちょっとしたアイドル化してまして、
市橋を「イッチー」と呼んでね、
コミュニティを紹介する文章の内容に愕然としましたっけね
(-公- ;)(-公- ;)
ここに書いたら削除されっかな?
(-公- ;)(-公- ;)??
例えばね、
“たかが人一人殺したくらいでなんだ!
カッコよければ、なにやったっていいんだ!”とか、
“彼の遺伝子が欲しい”とか…(-公- ;)
“彼の無実を主張していくコミュ”とか…(-公- ;)
常軌を逸した連中が多数集まってましてね、
たまたま迷い込んでしまい、もう、後悔の嵐でしたょ
・゜・(ノД`)・゜・。
こういう連中を、
遺族は無条件で●●していいことにすればいいのに…
なんて、マヂで思いましたよ…
こんな場合、
どれだけ偽善者になったっていいので、
断固として非難しますよ!ええ!プンプン!
2001年には、
我が三浦半島で、外国人女性が暴行され殺されて
そのご遺体が見つかりましたのでね、
また外国人かぁ~とかボンヤリ思ってましたっけね…

本作は、
上映開始直後に、
逃走した市橋が障害者用トイレで
自らの大きな特徴である下唇を、ハサミで切り落とすシーンがあって、
その迫力に、一気に惹きこまれてしまうんですね。
それでなくとも興味あって足を運んでいるのでね、
いきなりソコかぁ!ってね。
まぁ、よく出来た偽物の唇でしたね~~
あまりの痛みに、悶絶する芝居もすげ~よかった!
コッチまで痛くなっちゃったょ

そこから彼の自問自答の逃亡生活が始まるのですが、
まぁ、これって自身の手記ですよね?
いわば、
誰も知らない事実なわけだから、
言っちゃえば、
後々の心象が、
己に有利になるよう、いい加減なこと言っちゃってもわかんないよね?
本作で語られている内容なんて、
にわかには信じがたいよね?
ただ逃亡しただけかもしれないよね?
心の葛藤とかなんて無くてさ、
ただ自分勝手に逃げ回ってたんだろうと思うしね。
どうも素直に観れない私…(-.-;)

そんな中、
作中で何か見たことある役者さんが脇で出てましたね
「琉神マブヤー」において、
ニライこと、龍神ガナシー役の末吉功治さんでしたっ!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
結構、灰汁の強い役柄でしてね、
実際にそんな人がいたのかどうなのか?
料理をとってもらい、何にも言わない市橋に、
礼の一言も言えんのか!?と立ち上がり怒鳴りつける?
礼を言わないのはイカンけど、
公共の場で、
立ち上がり怒号するのゎいかがなものか?
ちょっと、ウチナーの人にも、こんな奴いんだな~と思わせる、
ちょっと面倒くさい奴でしたが…
いや、
むしろ、市橋にただならぬ何かを感じ、
生理的に拒絶していた凄い人なのか!?
えてして、こういう人って
案外、辛く当たってる人のこと
一番心配してたりするんですよね'`,、('∀`) '`,、
心配だから口煩いってね!
で、まぁ、本作ではそんな感じですが、
マブヤーではきっと、チビッコの人気者なんでしょうね~~
…暑苦しい顔しているけどね'`,、('∀`) '`,、

なんか素敵なTシャツですこと|∀ ̄*)…オホホホ
さて、
この事件、考えれば考えるだけ、なんで殺人なんだか?
殺すことにより、市橋は何を得たのか?
この女性を、殺してしまいたいほど愛していたのか?
その動機がハッキリしなさ過ぎる謎多き事件であり、
人物であると思うのですよ。
で、
当然ながら、その辺りを確認したくて足運ぶワケですけど、
本作には、彼の心底に眠る闇みたいなもんを
解き明かすような場面はありません。

なので、
彼が起こした、一連の行動の数々に対する答えって無くってね、
どうもスッキリしないんですよね~~
いつ?
どこで?
どのような原因で?
市橋達也は形成されたのか?
そこもっと深くお願いしたかったですかね~~?
(∀`从)♡♡♡
そこら辺が本作がただの逃亡劇しか描いてないなって思う点でね、
そんな中で、
ところどころに、
市橋の普通では無い面もなくはなかったのですが、
単なる、演出上のことで、変に深読みしているだけなのか?
どうして、こうも“生”にこだわっているのか?
どうしても、卑怯者としか思えなくてね。

映画作品としてはね、
なかなか出来のいい作品ですよ。
スピード感もあったり、
上手い画だなぁって思うシーンも結構あるし、
特にね、
沖縄の画がいいんですよね~~!
エメラルドグリーンの海!
青い空!
そんな風景は、旅行会社のパンフとか
どこででも見れるんですが、
天候の悪い沖縄の空や海
これがまたいいのです(∀`从)♡♡♡
本作では、
市橋が滞在中の沖縄は、ず~~っと
グレーの沖縄でしてね!
強い風の中、
トボトボと荷物を抱え海の中を、
オーハ島へと歩く市橋
波立つグレーの海が不安感を増します。
これも私の中の好きな沖縄でしてね、
それらを上手に切り取っていましたね。
ここいらにも注目して欲しいかなぁ~~?
…本作、きっと誰しも気になるとゎ思います。
強くは薦めませんが、
決して出来損ないってワケでもないんですよ。
気になったら思い切って、足を運んでみてくださいね~


僕は厳しい海を知らない淡水魚だ。

飯塚健 監督作品
「風俗行ったら人生変わったwww」観ました!
あらすじ!
何事も挑戦することなく、
“自分には無理…”
と諦めてしまう
29歳の自己完結型童貞男・遼太郎は
免許証更新用の写真を撮るにも緊張し、
何をやっても上手く回らない…
そんな自分を変えたくて、
半ばヤケクソでデリヘル嬢を呼んだ。
そして現れた風俗嬢かよは、
とびきりの美女であり、
その心根の優しさと
天使の微笑みに遼太郎は、初めて恋を知る。

この日より、遼太郎は、
派遣の給料と、僅かな貯金を切り崩し、
頻繁にかよを呼ぶようになったが、
いつも何もせずにわずかに会話を交わすだけ、
見かねた優しき天使、かよは、
電話番号の交換をしようと提案する。

何もかもが初体験の遼太郎!
有頂天になるものの、
冷静に考えると、かよは
多くの男性を相手にする風俗嬢・・・
初めての恋愛感情と
どうすることも出来ない現実に転がる嫉妬の心
この狭間で苦しむ遼太郎に、
彼のネット仲間たちが立ち上がる!
こうして、
かよの、人生救出作戦の幕が切って落とされた!

電車男2013ぢゃん!ヽ(・∀・)ノ
この一言に尽きますね(・∀・)
ただ、
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの
松坂桃李君まで出ちゃてるし、
フォトショいらずのフォトショ美人の佐々木希さん
まぢでカワユス!
確か、世界の美女100人とかに唯一日本から選ばれたんだよね!
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
実物ヤバいょ!
あと、
主人公の満島真之介さんが、
満島ひかりさんの弟ってことと、
芝居と思えぬ、真に迫ったキモさが漂っていた点
評価出来そうなのってこのくらいかな~~~(・∀・)(・∀・)

でまぁ、
どこかで見たことあるような内容と、
稚拙なストーリー展開…
つまんない、「かよの人生救出作戦」
掘り下げられることのない脇役たち。
(・∀・)値段なりの出来でございます。
途中、飽きる…
事実、
結構混んでいた館内(上映回数が1回/1日のためであろう)な割に、
皆、
欠伸したり、携帯いぢったり、
ず~~っと、館内が変な空気に包まれててね、
落ち着きがないんです。
そして、
エンドクレジットを待ち望んでいたかのように
本編終了と共に、一斉に立ち上がる観客たち!

なんか~
いい発想と枠組み作ったのに、
なんで内容がこんなにスカスカなんでしょう?
このテーマなら、
私のほうが面白いの書けそうだな…
もっともっと膨らむはず!
と、思わせるほどに
適当なところで手を打っちゃった感満載でしたね。
これって、コメディーにする必要があったのでしょうかね?
飯塚監督って、「AUTB」みたいなどっしょもね~のも撮るけど
「彩恋」みたいのもイケるんだからさ、
もう少し、落ち着いて撮ればよかったのにね
'`,、('∀`) '`,、
いい監督さんなのにね。

展開上の細かいエピソードはいいのに、
ヘンテコ作戦がもう、
荒唐無稽な嘘臭さでもって、
フィクションだからと納得出来ないレベルでしてね…
だから、時間損した気分だった。
少なくとも、私と共に劇場にいた
観客の皆さんがたは、ほぼ同じ気持ちだったでしょう。
チッ!って舌打ちして帰る人までいたし…
皆、
値段に騙された派だなヽ(・∀・)ノキャ~

ただね、
私的になんですが、ラストカットは結構好きだった。
淋しい一人暮らしの遼太郎は、
ピザの配達を頼むと、
受け取りの際、パソコンから、
人が賑やかに話している偽装の音を流すんですね。
ちょっとした見栄ですね'`,、('∀`) '`,、
俺って人気者だぜ!みたいな?
それって何の意味あるんだか…?
で、
その事を、谷村美月さん演じる、
ピザ屋店員にはバレてて、
虫の居所が悪かった彼女に、
おおいにバカにされるんですよ。
なにせ、
偽装で一人なのに
4人分くらいピザとか頼んでるしね!'`,、('∀`) '`,、
「一人でどんだけ食うんだ!お前!育ち盛りか?!」
とか、言われちゃうんですよ。

でもね、
ラストでは、ネット仲間と共に、
かよの人生救出作戦に成功し、
生身のね、真の友情ってのが存在してね、
遼太郎の部屋で、皆で祝杯をあげ、
そこへピザ持って登場した谷村さんが、
よかったね!と言わんばかりの笑顔をくれる
このラスト
私的に、有り!(=´∀`)人(´∀`=)
ア…
まったくの余談ではございますが、
私、谷村さんと「おろち」で共演してます。
(またまた一方的に親近感)スマソ...

しかし、
純粋なかよを手篭めにし、
自分の女にしちゃって、
さらには、借金の保証人にしちゃった前の男。
コイツは罰せられるべきだが、
コイツに金貸したローン会社の社長、
彼には罪はあるのか?
彼だけをターゲットにし、
借用証書を奪い取る作戦だったけども…??
一人損してないか?
(ーー;)
ね?
この辺で、ストーリーブレてんだよね。

あと、
特別出演の佐藤二朗さんの、
カ●ルおじさんはよかったなぁ~~
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

とまぁ、
内容に伴って、感想文もあまり膨らまないので、
どうもスイマセン(--;)(--;)(--;)

あなたは彼が残した腫瘍よ…

キンバリー・ピアース 監督作品
「キャリー」観ました!
あらすじ!
地味で内気で冴えない容姿のため、
学校ではいじめにあっているキャリー・ホワイト。
ある日のプール授業の後、
シャワーを浴びているキャリーは初潮をむかえてしまう。
狂信的クリスチャンの母親マーガレットからは、
月経について、何も聞かされていなかったキャリーは、
パニックに陥り、
面白がった同級生たちに生理用品を投げつけられる姿を、
クリスに動画に撮られ、さらにはネットに流される。

しかしこの時、
キャリーの感情が頂点に達すると同時に
突如、蛍光灯が破裂し、ガラスが割れる。
女性体育教師のコリンズに保護され、
冷静さを取り戻したキャリーは
自分には特殊な能力があることに気付く…。
そして、
クリスは罰として、
卒業式後のプロムパーティーへの参加を禁止されてしまう。

キャリーを苛めていたグループに属するスーは、
この一件を反省し、
プロムパーティーに一緒に行く予定だった
ボーイフレンドのトミー・ロスに、
罪滅ぼしに、キャリーをパーティーに誘って欲しいと頼む。
トミーに誘われたキャリーは、当初またからかわれていると思い、
誘いを断り続けるも、
熱心に誘ってくれるトミーに心を開く…

パーティー当日、
はじめてめかしこんだキャリーは、
反対する母を、超能力で部屋に閉じ込め出かけてしまう。
会場では、参加出来なかったクリスが、
陰惨な罠を張って待っていることも知らずに…
クリスの策略によって、
ベストカップルとして選ばれたトミーとキャリー。
壇上に上がり、皆の祝福を受けたその時、
天井から吊られたバケツに満ち満ちた豚の生血がキャリーの頭上に降り注ぐ!
パニック状態となったキャリーの怒りは頂点をむかえ、
会場はキャリーの能力により、大惨事となる!

デ・パルマ版を劇場鑑賞していないのですが、
まぁ、ビデオでは観てるんですがね…
一度、
リバイバル上映のチャンスもあったのですが、
タイミング合わず劇場鑑賞ならず!'`,、('∀`) '`,、
あまり縁が無いのかな?と…??
(私的にビデオ鑑賞を映画鑑賞とは言えないので。そう、テレビを観るのと一緒レベルなんですね~)
そんなキャリーがリメイクされるということでね、
しかも、
最近、人間役をあまりやらないクロエちゃんがキャリーを演じるとか!
もう金曜日、初日鑑賞ですゎ!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

うん!本がいいんだろうね。
多少のことは目を瞑れますょ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
新旧、どちらの作品でもね、
キャリーよりも、母・マーガレットのほうが
よっぽど怖いんですよ。'`,、('∀`) '`,、
キャリーの愚かなまでの行動の、
その根底には、さらに愚かな母の存在がありましてね。
母親さえまともなら、
異常な能力の結末がね、
あそこまで凄まじいことにはならなかったでしょうね。

全体的に、恐怖度合は下がってましてね、
というか、
ガキの時分に観た所為か怖さも倍増だったのかもね。
(●´艸`)
まぁ、時代的なモンもあるのでしょうが、
やや迫力に欠けてましたね。
ゴア描写もあまりなく、
モールスのあの、プールでの惨劇くらい派手にやってくれても
私の中ではおKです!(=´∀`)人(´∀`=)
やはり前作をたて、
ネットやスマホの登場はある割に、
役者の衣装とか、
車とかドレスのデザインとかが、70年代っぽい、ややカビ臭さを感じるのは、
やはり、しっかりリスペクトされて作られているのでしょうか?
淡いフォーカスで撮られた画面は、
それだけでも期待度が上がりましたね
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
オマージュシーンもかなりありますし…

最近では、
“ポゼッション”に雰囲気が似てましたかね?
ただ、
喉から指出たり、顔中を何かがはったりと、
あのような楽しい表現が欲しかったですね。
キャリーに
その生血をぶっかけるために撲殺したブタのシーンも
返り血を浴びる程度の表現ですしね。
愛護協会が黙ってないからかもね…
そして、
キャリーがお母さんを持ち上げ、
弄ぶシーンは、
ポゼッションの序盤のシーンに酷似してましたね。
実際、
何故に今、リメイクなのかはわかりませんけどね、
今つくったら、こうなるのわかってたよね。'`,、('∀`) '`,、

すっかり子役とは言えなくなったクロエちゃん。
なんだか、小皺が増えてね、
少し、愛くるしさにも陰りが見えた感じを受けまして…
カワイイには変わりないのですが、
ヒットガールの時のキュン!ゎ無くなったような…?
もし口が過ぎてたら、ファンの皆さん、申し訳ない。
そんな中でも、
綺麗なシーンも多々ありましてね、
私的には、
トイレの鏡を見つめ、感情が高ぶると
鏡が割れてしまうのですが、
その割れた鏡の破片がカタカタ動き、
キャリーの顔が映ったり消えたりするシーンが、
万華鏡のようで美しかったですね。
あと、
母親を閉じ込めて、
パーティーへと向かう際、
騒ぐ母親の声をトミーに聞かれないよう、
叫び声をかき消すためかけたラジオから
嗄れ声の男性ヴォーカルが歌う
「アメイジング・グレイス」がとても良かった…
あ~~
コイツはホラー映画でゎないんだ!と思うわけです。
こういうセンスいい画が撮れるわけですから、
ピアース監督もいい監督さんですよ!
しかも、
前作をB面が出ちゃうほど(VHSビデオにB面はありません...念のため...(-公- ;))観まくったという監督!
その愛の深さは作品内の端々に感じられますし、
ピアース氏に任せて、それはそれで正解ですね。

ただ、
クロエちゃんに演技指導とかしたのか、何なのか?
キャリーが炸裂するところは、やや、やり過ぎ感がありましたね
(●´艸`)
考えただけで物体を動かせるはずなのに、
能力を発揮する際、必ず手で指示するところは、
超能力というより、魔法っぽくて笑っちゃいました。
'`,、('∀`) '`,、
そこまでオーバーにやったら逆におかしい'`,、('∀`) '`,、
だからね、
どうしても比べられるのは宿命ですからね、
前作での
血まみれで立ちすくむシシー・スペイセクは
それだけで超怖かったしね。
いまぢゃ、優しそうなお婆ちゃんですけどね。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

なんて優しそうな…(∀`从)♡♡♡
さて、
デ・パルマ監督のような、
スローモーションや、スプリットスクリーン
といった遊び感満載の映像もないので、
キャリーが豚の血を浴びるクライマックスシーンも
どうしても、ハラハラ感が薄れてしまって、
天才か!?と言われたデ・パルマ監督には及ばない程度でしたね。
キャリーが家ごと沈み、
キャリーの墓のシーンも違ってて、
やや、安っぽい感じでしたかね?ヾ((○*´∀`*))ノ゙

豚の生血バケツ一杯って…(-.-;)コレゎキツいゎぁ…
当然、
前作を観た方々が主な観客でしてね、
お爺ちゃんお婆ちゃんがたくさん来場されてましたね。
そんな中、
若いお嬢が上映中ずっと携帯開いて、まぶしいこと!
携帯いぢりたかったらDVDで観ろや!
バカチンがっ!

私がキャリーだったら、
コイツらの頭爆破しちゃってるかもね。
だからね、
こんな能力が備わったら、破滅ですよ!私もね
'`,、('∀`) '`,、

このチョイ悪顔がキュートだなぁ(∀`从)♡♡♡
ドーナツの名店前で強盗は厳禁!

バルタザル・コルマキュル 監督作品
「2ガンズ」観ました!
あらすじ!
メキシコの片田舎で、
麻薬王パピ・グレコの手先として働くボビー・トレンチと
コンビを組むマイケル・スティグマン
しかし彼ら二人の実態は、
それぞれ麻薬取締官(DEA)と海軍情報部下士官!
お互いがお互いの素性を知らぬまま
パピ・グレコの組織に潜入捜査をしていた。
組織のしっぽを掴み彼らの金を強奪すれば、
晴れてエリート捜査官に戻れるはずだった二人。
ところが、
実際に銀行を襲ってみると、
300万の予定だった現金は、
なんと4000万ドル超という
超大金だった!

しかし、
双方の素性を知らない二人、
お互いを牽制し、
ついにはマイケルがボビーを撃ち、
4000万は持ち去られてしまう。
ところが、マイケルも海軍の上官ハロルド・クインスの裏切りにより、
この大金は忽然と姿を消してしまう。
実はこの大金こそCIAの裏金であったのだ。
こうして
DEA・海軍・CIA・マフィアに追われることとなったボビーだったが、
ピンチをマイケルに救ってもらい、
この汚れた4000万を取り戻すべくマイケルと再度手を組む
彼ら二人の手に、はたして大金は戻ってくるのだろうか!?

スピード感と、ちょっとシャレたセリフのやりとり、
70年代くらいのアメリカのドラマっぽい雰囲気で
私的には結構、楽しめました。
なかなかナイスなバディムービーであると思いますょ。
レストランとかでの二人のやり取りは結構好みで、
ウィンクやら、
フライドチキン食ってるサマとか、
アメリカドラマだなぁ~って思いますょ…えぇ…
ヾ( 〃∇〃)ツ
デビッド・ソウルとポール・マイケル・グレイザーの
「刑事スタスキー&ハッチ」のような掛け合いと、
さりげなく
どちらも出来る奴な感じが好きなキャラでしたね。
デンゼル・ワシントンってさぁ、
カッコいい役ばかり回ってくるね
'`,、('∀`) '`,、

「テッド」のマーク・ウォールバーグも、
シングルアクションのリボルバーを全弾命中させるあたり、
ルパン一味でいう次元みたいな立場で、
クールでカッコよかったですよ。
軍人だから、銃器の扱いは上手いんでしょうけど。
とにかく、
カーチェイス、
ガンアクション、
爆破シーンと、これでもかな内容を
サラッと描いてますのでね、
肩も凝らない、しかし、眠くならない
これぞエンターティナーなつくりが好みですかね?
どれも、いま一つと言われたら、
それも合ってるかもしれないけど'`,、('∀`) '`,、
まぁ、つっこめるところも多々ありますが、
そこは単純娯楽作品ってことでね!
~~ヾ(@´▽`@)ノ~~~~
こんくらい軽いといいなぁぁ~~…
(〃'∇'〃)ゝ

途中ね、
バディ感が徐々に薄くなっていくのですがね、
それって、
ラストの大暴れへのフリでもあった気がします。
(●´艸`)
ただね、
先に申しました通り、
ライトなんです!
軽めなんですよ'`,、('∀`) '`,、
全てがね!
だからね、
DEA・海軍・CIA・麻薬組織の
四つ巴のドンパチという壮大なる世界なんですが、
結構、行き当たりばったりの、
ただただ力任せの戦いでしてね、
これという素敵な殺しもない、
火薬のみの戦闘'`,、('∀`) '`,、
頭脳戦なんて、からっきし存在しませんからね!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙ ウヒ~~♥
最近流行りの、「やられたらやり返す!」を地で行く
短絡思考者の集まり!

とにかく、放る球はすべてストレート!
大リーグファンが好きそうな勝負!'`,、('∀`) '`,、
まぁね、そのあたりも小ネタ化してるのは
それはそれでセンスいいとか思いますけどね!

このボビーのアロハシャツがカッコよくてずぅ~~っと見てた!'`,、('∀`) '`,、
で、
その真っすぐ加減には際限なくてね、
本作にはヒロインとして
ボビーの元カノの、デブ・リースというオリエンタルな女性が登場しますが、
グレコを二人が誘拐した報復として、
コロッと殺されちゃうんですね。(●´艸`)
わかりやすいでしょ?
でもね、
彼女の指輪をヒントに、
金の隠し場所を探り当てるワケです。
でもね、
その金も車ごと爆破しちゃうけどね。
それを、“雨降り作戦”などと命名するオタンコナスのボビー。
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
どうしょうもねぇスットコドッコイだな…(-.-;)
ボビーはボビーでも、オロゴンの方だな…コイツ…(-.-;)

とにかくね、
ザックリした内容だよ!ホント!_| ̄|○∠))バンバン
そこがいいんだけどね!(=´∀`)人(´∀`=)
本ブログのタイトルに使わせていただいた、
“ドーナツの名店前で強盗は厳禁!”という
ボビーが吐いた、わけわかんない名言は、
CIAの親玉のアール(ビル・パクストンが演ってましたぁぁ…はぁと♥)すらも
当たり前のように使う、
悪い悪者たちの間では相当に有名な名言らしいのです。
最初にボビーとマイケルが襲った銀行の前には、
ドーナツのおいしい有名店があってね、
銀行襲う前日にボビーたちが店ごと燃やしちゃうんですね。
'`,、('∀`) '`,、

そこはね、
太っちょ警官が勤務中に立ち寄るような
ドーナツが美味しい名店だったんですね!
つまり、
警官まで集まってきちゃうような人の出入りの多い場所での
強盗は現金だぜ!
ってな意味なんでしょうね。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
ラスト、
二人はまたドーナツ店の前の銀行を襲おうと計画しています。
ボビーが店員に、ドーナツは?と聞くと、
店員は、「ハッキリいってマズい」と答えるのですね
'`,、('∀`) '`,、
ぢゃ、
この銀行は襲っても安心だ!


宇宙にへこみをつくる!

ジョシュア・マイケル・スターン 監督作品
「スティーブ・ジョブズ」観ました!
あらすじ!
1976年、
誰もが天才と認める彼、
しかし、我儘で奔放な嘘つき、
そんな彼は、周囲との衝突が絶えない。
既存の組織に所属するのに向いていないと悟った彼は、
自分のような、はみ出し者の友人らと自宅ガレージをオフィスにして
「アップルコンピュータ社」を設立する。

絶対の自信と、引くことをしない経営方針
そして革新的な商品を次々と放ってはヒットさせ、
たった4年で株式の上場に成功、IT界の寵児となる。
こうして莫大な富と名声を手にする一方で、
その激しい性格は多くの敵をつくり、
遂には自分がつくった会社からも追放されるという人生最大の挫折を迎える。

この物語は、
世界中に何万といるであろう、社会不適合者の中の
何億分の1である大成功者が主人公の伝記的物語です。
ぶっちゃけ、鑑賞するほとんどの人は、
遠い世界の話でしょうね'`,、('∀`) '`,、
ちょっと成功したくらいの人なら、
きっと努力しているでしょうから、
彼みたいな自分勝手でも大成功収めた人とは、
根本的に生き方違うでしょうね…?
なので、感心するけど、
コイツとシンクロするのは不可能ですね'`,、('∀`) '`,、

しっかぁ~~~し!
彼の創造性は、恐るべきアグレッシブさが
強い動力となっています。
負けるワケないと思ってるから、
際限ないクリエイティブ思考が湧き出るんでしょうね。
私も異常性格で、近いモンあるから、羨望です~~(∀`从)♡♡♡
まぁさ、
どれだけ優れてても、
周囲なんだよね。
優れた商品だしたって、
買う者がいないと成立しないし、
どれだけ凄いことしたって、
周囲が敬遠したら、認められないんだね。

一つ!例を挙げるとすれば、
かの大リーガーのイチロー氏。
彼の独特のバッティングフォームは、
入団当時のオリックスの監督土井氏に認めてもらえず
表舞台での活躍は無かったワケです。
ところが、
仰木彬監督に代わってからは、
監督は即座に彼の才能を見出し、
彼を指導するどころか、プロデュースまでして、
一気にスターダムにのし上がったのは
誰しもが知っていると思います。
チャンスを与え、花咲く者を見極める、
そんな優秀な上司に、
皆さんも出会えるといいですね~。
(∀`从)♡♡♡
まぁ、現実はゴマすり上手が出世するのが現実か!?
_| ̄|○∠))バンバン
しかも、変わり者の私は
簡単に排除されましたけど
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

さて、
本作は、ジョブズ氏の
その人生をチンタラと追いかける物語ではなくてね、
最も深く、濃い時期にスポットを当てて描いております。
その辺は評価に値します。
まぁ、
彼の人生を2時間にまとめるのは不可能でしょうが…(-.-;)
やや、私的には消化不良感ありますけどね、
たぶん、信者的な方なら、十分楽しめると思われます。
共に辛酸を舐め、涙出来るでしょうね。

私は、ハードなアップル社ユーザーでもないし、
むしろ我が家にアップル社製品なんてあるんだろうか?
程度ですからね。
なんとかお話についていけたかな?ってトコです!'`,、('∀`) '`,、
彼のことをほぼ知らないって方!
是非、「2ガンズ」でも観ましょうね。
だって本作は、
別世界の話だもん。'`,、('∀`) '`,、
共感できないし。

そんな感じで、
凝縮した内容になってますので、
70年代~90年代初頭くらいまで?
その辺りが主に描かれてますね。
なんかさ、せっかくだから
Windows95発売とかの裏で、彼が何してたか観たいよね。
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
そこらを細かく描けば、
甘味に塩ってなもんで、
さらに彼の人生が引き立って見えないだろうか?

しかも本作、
アップル社の顔的商品が登場する前で、
ブッツリと終わっちゃうんですね!'`,、('∀`) '`,、
Apple IIまではチラチラ出演してますが…?
ジョナサン・アイブがラストに描いた
iMacのデザイン画がチラリと映った程度でしたね。ブルーの!
ヾ( 〃∇〃)ツ

本作でジョブズ氏を演じたのは、
最近では「ニューイヤーズ・イブ」で会った
“クリストファー・アシュトン・クッチャー”でした!
ベース板のような角ばったアゴが超漢っぽいイケメン過ぎの彼、
バタフライ・エフェクトもなんですが、
守護神のほうが記憶に残ってます。
そんな色男がですね、
まぁ~ジョブズ氏本人にソックリなんすよ'`,、('∀`) '`,、
特に晩年のジョブズ氏にソックリ!
っつ~~か、何?あの役作り!(∀`从)♡♡♡
凄いの一言でしたね。_| ̄|○∠))バンバン
なのにね、
その晩年のジョブズシーンが少ない少ない_| ̄|○∠))バンバン

映像と音楽もとてもマッチしてましてね、
エンドクレジットもなんですが、
アニマルズとかも泣かせますね(●´艸`)
搔い摘んでしまうと
偉きゃ黒でも白になる!ペンペン!
って話'`,、('∀`) '`,、
ProyectRavenさん、動画お借りします。
続編ができたら、初代iPhoneの開発とか描かれるかしら?(≧∇≦)/
ヘビーユーザーゎ観に行ってみてゎ??
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;


人生が単純で、幸せなことに気付くだろう…
ネクタル、飲まないと生きているとは言えない!

トール・フロイデンタール 監督作品
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々: 魔の海」観ました!
あらすじ!
ギリシャ神話の海の神ポセイドンと人間の母の間に生まれた、
彼は、神への訓練施設へ入所する際、
友のタレイラに、体を張って危機から守ってもらった。
タレイラは死後、大樹となり、訓練所に結界をはり守っている。
ところがある日、
訓練所は突如、機械仕掛けの“コルキスの雄牛”に襲撃される。
世界を護る、タレイラの樹が毒に侵され、枯れようとしていたのだ!
人間界と神々の世界の境の結界は弱まり、
ハーフゴッドの世界に最大の危機が訪れようとしていた。
その裏には、
ポセイドンらによって封印された神々の父「邪神クロノス」の復活が近づいていたのだ。
彼の邪悪なパワーを食い止め、世界を救うべく、
パーシーと仲間たちはその鍵となる黄金の羊毛を探す旅へと出発する。

ムムム…
シリーズ化されちゃったので、仕方なく鑑賞しちゃいました(●´艸`)
今回の物語のネタ元は、どうやら
「アルゴナウティカ」であると思われます。
金の羊毛を取りにいく点がね…(-.-;)
まぁ、もういい加減、
こんな感じの作品には、もう飽きましたね
(-.-;)(-.-;)
目新しいモノも無く、
登場キャラにも魅力なく…
ところが、
完全に次回作ありのつくりでしたょ'`,、('∀`) '`,、
まぁ、活気があっていいけどね。
景気悪いのにね!

そんな中、
“コルキスの雄牛”なるクリーチャーがカッコいいこと!
ヾ( 〃∇〃)ツ
超破壊的な機械の牛なんですが、
口から火炎弾やら、
角からドリルやら、
これだけの戦闘力あるんなら、
パーシーなんかと闘わないで、
ボルテスVと闘ったらいいのに!'`,、('∀`) '`,、

カッコいいっす!機械牛!'`,、('∀`) '`,、
三女神のグレイシスターズは、
なんでか目玉一つを三人で共有し、
なんでか、タクシーを転がしている…?
(本当は“地獄の戦車”と呼ばれる彼女たちの乗り物らしい)
で、
パーシーらを乗せ森を疾走し、
木々を避けずに、
タクシーが半分にちぎれるってネタ…
ハリーポッターっぽいよね…(-.-;)
主人公たちが男二人、女一人の編成なトコとかもね。(●´艸`)
で、
彼女たちが出す、目的地のヒント!
これがまた、なんの捻りもなくてね…(-.-;)(-.-;)
やる気ないんか?スタッフ?

パーシーの異母兄弟として登場したタイソンは、
キュクロープスなんですね。
役者のセリフでは、サイクロプスって言ってるんですが、
何故か字幕はギリシャの発音キュクロープスに訳されててね…
また一つ謎がね'`,、('∀`) '`,、
でね、
あえて弟がキュクロープスなわけだから
途中でね、パーシーのアナクルーズモスが効かない敵が現れて
そこで、弟タイソンが大活躍するってシナリオかな~?
って先読みしたんですが、
まるっきり、タイソン出番なし'`,、('∀`) '`,、
キュクロープスを配した意味なし!ヾ( 〃∇〃)ツ
だってね、
キュクロープスと言えば、下級神ながら
卓越した鍛冶技術を有する一族なわけでね、
アナクルーズモスを鍛え直して、
敵を真っ二つ!ってなるんだとばかりね…
兄弟協力しての強敵撃破!期待したのにね。
(-.-;)(-.-;)

この弟の顔!志村けんが合わせ鏡で笑わせる顔みたい。ハハハ...

一般的にはこんな子
そして海最強のモンスター
「カリュプディス」!
どうやら、渦巻きの中心が口らしく、
その周りにサメの背びれのような歯が規則正しくならぶ、
超巨大モンスター!
しかし!
その姿たるや、
スターウォーズのサーラックっぺぇ~ょ!
_| ̄|○∠))バンバン
砂漠の砂の中にいる種と、
海でデカく成長した、同じ種なんぢゃね?
そんで腹ん中入ったら、
同じくスターウォーズのスペース・スラッグっぺ~ょぉ~!
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
ァ ~'`,、'`,、'`,、'`,、


そして同じく海からのクリーチャー
“ヒポカンボス”
その名の通り、「海馬」'`,、('∀`) '`,、
全体のフォルムが、私の好きな生き物BEST5に入っている、
「ウィーディーシードラゴン」にソックリでしてね。
なんてカワイイんだぁぁ(∀`从)♡♡♡
ってもう、釘づけでしたょ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

さて本作、
あまりにストーリーが単純なので、
わかりやすく疲れないという長所はあるのですが、
いかんせん、
新鮮味はからっきし!_| ̄|○∠))バンバン
なのでつい、
怪獣マニア変態レベルの私は、
クリーチャーのことしか書かなかったという失態を犯しました
'`,、('∀`) '`,、
ギリシャ神話が設定の軸になっているはずなのに、
神の力の登場はほぼ無しでね、
戦闘シーンは肉弾戦がほとんど'`,、('∀`) '`,、
おとなしぃ~~~いロールプレイングって感じですかね?
まぁね、
年齢層を低めに設定しているらしく、
まさにそんな作りだったわけでね、
オッサンが勇んで行くモンでもないワケです。

なのでね、
ヒロイン役のアレクサンドラ・ダダリオも、
ずぅ~~~~~~っと、やぼったい衣装で通してましたね。
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
エロっ気はゼロ!
青少年向け!

なんでも、
吹き替えに、ふなっしーが出演しているらしいのですが、
だから?なレベルに落ち着いちゃってますヾ( 〃∇〃)ツ
まぁね!
ここのところ、公開作品、メチャ多いので、
あえて本作はお薦めせずに
本日は終了とさせていただきます。
本日も最後までありがとうございました。


下半身が馬のケンタウロス…立派なモン持ってんだろなぁ…(-.-;)
三塁を回ってホーム… スウィート・ホームへ…

ブライアン・ヘルゲランド 監督作品
「42~世界を変えた男~」観ました!
あらすじ!
1947年。
ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキーは、
400人の白人だけで構成されていたメジャーリーグ選手を
399人にした。
そう、彼はニグロリーグで活躍していた
アフリカ系の黒人青年ジャッキー・ロビンソンを見出す。
やがてジャッキーと契約、
彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
ところが、
当時のアメリカでは、黒人は、
バスやトイレ…映画館など、公共の場所はすべて区別され、
共にベースボールをプレイするなど考えられない時代だった。
白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって
彼の存在は異端なものでしかなく、チーム全体がホテルからの宿泊を拒否されるなど
それは凄まじい差別が存在した。
チームメートはもちろん、
マスコミや球場へ足を運ぶ観客からも糾弾される。
そんな劣悪な環境下ながらも、
ジャッキーは、「この背番号があればなんでもできる!」と
背番号の42を誇るように
自身のベースボールをプレーする…!
そしてジャッキーの、
そのひたむきな姿は次第に人々の気持ちを変えていく。

いや~~!惜しい!!
そうなんですよ!
涙を誘うまで、あと一歩ってところでしてね。
涙腺緩い御仁ならば、決壊するんでしょうが…
各国での興行成績はかなり良いものらしいのですが、
私的には、
野球映画作品としては
“The Bad News Bears”を超すものではなかったです。
しかしながら、
作品の出来はとても良く
事実から生まれた物語ですから、
それ以上でも以下でもなく、
ジャッキー・ロビンソンの伝記は、偽りなく感動的で、
充分に感動物語として成立するにふさわしいモノでした。
偶然にも、
本作鑑賞と同時期に、FRINGEに、
「チャドウィック・ボーズマン」がゲスト出演している話を観ましてね
'`,、('∀`) '`,、
子供の頃、レーズントーストが嫌いで、
念力でトースターを壊したという、
凄いんだか何だかわからない能力者の役でした…
ただ、ピーターを復活させる重要な役でしたね。
'`,、('∀`) '`,、
なので、
役者への思い入れもひとしおでしたね。
(●´艸`)単純!

本編中、
かなりの確率でグッとくるシーンが多々ありましてね、
野球観戦に来ていた親子の父親のほうが
ジャッキーがフィールドに現れた途端、彼に罵詈雑言を吐きまくるのですね
それを見て、小学生くらいの息子が、
非常に複雑な、哀しそうな表情をみせて、
父親を眺めるのですが、意を決し父の真似して
ジャッキーに暴言を吐くんですね。
子は親の背を見ながら育つと言いますが、
深刻なまでに、この時代の人種的差別は、
どん底状態だったのでしょうね…
今では、黒人大統領だってのに…
父親の存在が絶対だった時代、
可哀想に、きっと間違っているであろう父の、
その姿を真似しなければならない苦悩を、
少年の一瞬の表情で語るワンシーンは感動的でした。
あの少年はきっと、
立派な大人になったことでしょうね
・゜・(ノД`)・゜・。

フィリーズとの試合中、
ジャッキーはフィリーズ監督のベン・チャップマンに
相当な侮辱的野次の攻撃を受けます。
とにかく“ニグロ”という単語連発!
どんだけ言うんだ!
そんなジャッキー…
ブランチから、
やり返さない勇気を持つと約束させられているので、
必死に堪えるんですね。
しかし、
執拗なまでの口汚い野次の連発に、
怒りが頂点に達したジャッキーは
廊下でバットを壁に叩きつけ
その行き所のない怒りを持て余すんですが、
その時もまたブランチにより救われます。

その怒りをどこにぶつけていいのか!?でも耐えるジャッキーは素敵!

ブランチのデカさにまたまた救われるジャッキー
で、
観ていると、ジャッキーも大したもんですが、
何と言っても、
ブランチ・リッキーの
「我慢する勇気!紳士であれ!」という言葉と
その広き心、偉大なる人間性も凄いんですよ。
名優ハリソン・フォードがさすがの芝居で
全て持ってっちゃうのも凄い!'`,、('∀`) '`,、
もちろん、
ブランチとの約束通り、
勇気をもって、ひたすら真摯に耐えるジャッキーはもう、
ネ申ではあるんですが、
ブランチによって冷静さを取り戻したジャッキーに
またまたチャップマン監督の口撃が炸裂するんですね、
そこで動いたのが、
複雑な立場だったチームメイトたちなんです。

弱い立場の相手にしか言えないのか!?
言い返せる相手に言ってみやがれ!
と、
ついにチームメイトたちはジャッキーを庇う行動にでるのです。
こうして、チームが初めて一体となった瞬間に感動も絶頂をむかえます!
まぁ、
実際に起きたこの事件、
必ずチャップマンが悪者として描かれますが、
南部テネシー州出身のチャップマンが
この態度に出ることは
時代的にやむなしであると思われるわけです。
南北戦争での勝敗が変っていたら、
また、違う物語になっていたのかもしれませんね
思ったよりも遥かに根が深い
アフリカ系黒人の立場…
これも時代の所為なんですよ。
このチャップマンを
アラン・テュディックが演じておりますが、
これといった代表作がない彼ではありますが、
「アイ,ロボット」のサニーを演じています。
モーションキャプチャで、サニーの動きを演じているんですね。
つまり、
緑のスーツにマーカーたくさんつけて芝居してたんだね。
'`,、('∀`) '`,、
想像すると可笑しいね!

まぁだいたい
こんな感じなんですがね、
ダラダラとジャッキーの人生を追う物語でない点は高く評価できます!
現在、
メジャーで活躍する、白人以外の選手たちの
今があるのは、すべてこの原点が存在するおかげなんです。
メジャーリーグファンでなくとも
とても良い作品であることがわかる、
理解しやすい物語!
観て損しないと思われます。
三連休にちょいと足を運んぢゃいかがですかね?
'`,、('∀`) '`,、

奥さんと、黒人記者ウェンデル・スミスに支えられ、世界を変えた男ジャッキー…素晴らしい!

八丁味噌餃子 錦盛り

堤幸彦 監督作品
「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」観ました!
あらすじ!
SPECホルダーと呼ばれる、
未知の能力を有する一部の人間が起こす犯罪に対処するべく設立された
警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係所属の
時を止める能力を持つ、
最強のSPECホルダー、

ところが権力者たちは、
いまや、国家をも揺るがす存在となったSPECホルダーを、
殲滅しようと画策、
SPECホルダーに対してのみ感染するウィルスを使った
シンプルプランを発動しようとしていた。

こうして、
ファティマ第三の予言が示唆する、
「SPECを持つ者」と「持たざる者」
「人間の可能性を信じる者」と「閉ざそうとする者」の間に
人種間戦争が勃発する。

そんな中、
自らも強力なSPECホルダーである当麻は、
暴走し始めた自らのSPECに、徐々に蝕まれつつ、
両者の間に挟まれ、苦悩する。
撃退したはずの
激化する戦いの中、
深まる謎!
当麻と瀬文はさらなる過酷な運命へと向かっていくのだった。

そもそもこのドラマを見始めたのには、
本作の制作会社が、
“オフィスクレッシェンド”であることが大きな要因なわけです。
私は以前、
クレッシェンドの監督助手さんからの依頼を受け、
トリック2の第1話、第2話で、
出演者・スタッフの宿泊手配やロケ弁手配を手伝い、
すこぉ~~~~しだけ、制作のお手伝いさせていただいたんですね。
まだ未完成の輝きを持つ、一見地味な仲間由紀恵さんや、
バカでかい阿部寛さんや、
役では優しい人柄が多いが、
実際は目付きが悪い、渡辺いっけいさんらにお会いして
ひどく興奮したもんです。'`,、('∀`) '`,、
ただ、
阿部さんの素行の悪さ
(宿泊施設を狂ったように汚した…)にはガッカリでしたが…(-.-;)

そんなこんなで、
本作も、テレビシリーズからず~~っと観てますよ!
ヾ( 〃∇〃)ツ
当麻は、映画化なんてしね~から!って言ってたのにね。
(●´艸`)
で、
劇場版の1を観たので、
当然、続編も観に行きました。
実際には、目新しいモンはございませんでしたが、
中高生くらいの間では、
超観たい一本!のようですよ。
(●´艸`)プププ...
なんか劇場前でSPECの話題で大騒ぎしてました。

とにかく、
ハナっから前篇ですからね、
すべて解決するのは後編ってことでしょうね。
(∀`从)♡♡♡
結構ザクザクと回想シーン入ってて、
つまり、
90分かけて
完結編の前置きした!みたいな?
(≧∇≦)/
いままで積み上げた“らしさ”は
今回は鳴りを潜めてましてね
内容も、
シンプルプラン発動を食い止めろ!
↑これだけ'`,、('∀`) '`,、
こっちはテレビでいんぢゃね?
'`,、('∀`) '`,、 みたいな…?

例えば、
餃子バカ喰いシーンや、
気持ち悪い食い物が出てこないんですね。
今回はまだ途中ってことで、
当麻の書道ビリビリのパ~~~ッ!も無し!
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
SPECでありながら、
SPECらしい場面は少なかった感じ。
それでいて、
シリーズ観てないと置いてけぼりをくいそうな感じ…
賛否両論
別れちゃいそうな内容であることは間違いないですよ!
でもね、
オーラスまでには、
この編は必要でしょうね!
ワンクッションしてから、大きく盛り上がりそうですよ!

今回のキャストでは、
“プロフェッサーJ”こと、城旭斎浄海役、香椎由宇さんですが、
アホほどツケマしてるので、
その濃ゆい顔は、佐田真由美さんかと思っちゃいましたよ。
'`,、('∀`) '`,、
この手の役演る女優さんではないんですがね、
香椎さんって_| ̄|○∠))バンバン
それ故に、
印象に残りましたよ。

これはキャラづくりにしてもやり過ぎ!ネタ切れ感満載!
まぁ、
今回登場のキャラなんですが、
なんだかんだで、
「ケイゾク」から続投している
息の長いキャラ「野々村係長」が全部持ってっちゃう
彼が主役の物語でしたね!'`,、('∀`) '`,、
でも、野々村光太郎はついに本作でお終い!
名残惜しい、いいキャラでしたねぇ~(∀`从)♡♡♡

さらには、
“プロフェッサーJ”かと思われた城旭斎浄海も
誰かに狙撃され射殺されてしまう…
そこで急浮上するのが、
何のためにいるのかわからなかった
向井理さんの“セカイ”と
“謎の白い女”の大島優子さん。
たぶん
本物のプロフェッサーJって…(●´艸`)
↑わかっちゃうね、こう言うと'`,、('∀`) '`,、

さてさて、
こんな感じではあり、
あまり高評価は得られないかもしれない本作ですが、
最後でもあり、
次につながるワケですから、
本作は鑑賞したほうがよいよ!
d(ゝ∀・)



宇宙の赤道まで行くと、時計の針は止まってしまうこと…

林海象 監督作品
「彌勒-MIROKU-」観ました!
あらすじ!
「第一部 真鍮の砲弾」
13歳の少年・江美留と、その友人たちは、自分たちの将来を夢みていた。
一人の少年は科学者を夢みて、
またある少年は詩人を夢み、
そして哲学者を夢みる少年も…
しかし江美留だけは自分の将来が見えずにいた。

ある日、
仲間の一人が突然自殺してしまう。
機関車に轢かれてしまったのだ…
彼の死を悼んだ少年たちは、丘の上にある天文台へと出かけていく。

そして大きな望遠鏡を覗く天文学士に
「そこから何が見えるのですか?」と尋ねてみる。
天文学士のおじいさんは、少年たちにこう尋ね返す。
「教えてくれないか、僕たちは何処からきて、何処にいくのかを?」と。
その答えを探そうとする少年たちの心は、いつしか宇宙をみている。

そんな中、
江美留は一冊の本のなかに、彌勒菩薩の写真をみつける。
そこには「五十六億七千万年後に、人類全てを救済するもの」と書かれていた。
江美留は、その閃きとともに、小説家になることを夢み、そして決断する。

「第二部 墓畔の館」
それから十数年の後、
青年となった江美留の人生は夢とは真反対の地獄にいた。
その日暮らし
原稿用紙を質に入れ、
わずかな金を手に入れ、それを全て飲んでしまう…

青年・江美留は思う…
少年の時の自分の夢と決断は本当に正しかったのか?
「おまえの目指す人間とは何か?」
目の前に現れる、角を持つ死神は問う…
果たして江美留は、
いっこうに改善しない生活の中、
その問いに対する答えをみつけだすことができるか?

一応、
一部、二部と別れているのは、
その画面の持つ雰囲気がまるで異なっているからで、
私としては、かなりの哲学的な作品を覚悟していただけに、
いきなりのファンタジック(しかもチープ'`,、('∀`) '`,、)な画作りに
ちょっと面食らった感じでしたし、
やはり
私的に林監督と言ったら多聞に漏れず
『私立探偵濱マイク』シリーズなんですね。
監督の作品を鑑賞する時、
私は、“カビ臭い蔵の中に入ったような感覚”にとらわれていましたが、
本作の、
いったい何だ!?この雰囲気は!
と、
かなり呆気にとられましたょ。

それこそ、
無垢な少年たちが浮かれまくっている子供時代を表現したかったのか?
歌って踊って、
クサいセリフ吐いて、
挙句は、ジョルジュ・メリエスのオマージュ??
否!チープなパクり?'`,、('∀`) '`,、まで登場しながら、
なんだか意味不明に話が進んでいくのですよ…?

じつゎ本作、
京都造形芸術大学・映画学科の90人の学生たちによって創られているのです。
当然、職業映画人も参加しているのですけど、
このメインキャストたちも、映画学科の女優の子らが出演していてね、
初々しいとか思う方もいらっしゃるでしょうが、
そこはそれ、
学生ですから、
教わったこと、そのまま演っちゃうんですね'`,、('∀`) '`,、
なので、セリフや芝居が
必要以上に大仰でしてね。
どの子も、女芸人?って感じの子ばかりが出ててね、
まぁ、言っちゃえば、ワザとらしいんですゎ!
'`,、('∀`) '`,、

私なんかが烏滸がましいでしょうが
役者ってさ、
その役になりきるんぢゃなくてね、
その役と混ざり合わないとダメなわけですよ!
一つの役を、
様々な役者が演じることがよくありますよね?
成りきって演じるのが良いということになると、
誰が演っても同じなワケだからね。
例えばどうでしょう?
織田信長!
役者Aの信長と、
Bが演じる信長が一緒ではダメなんよ!
そこに役者本人が入ってないとさ!(=´∀`)人(´∀`=)
声優さんとかは特にそうだよね。
イメージ輪郭までつくらないといけないから!

だから、ややかったるいって言えばかったるい!(≧∇≦)/
何が言いたいのかもわからなくなってさ、
どうすんだコレ?とか思ってるとね、
ちょうど本編半分くらい過ぎたら、
第二部へ突入してね、
一気に雰囲気も変わって、
主人公も成長し、永瀬正敏さんに変わってね!
これこれ!_| ̄|○∠))バンバン
蔵の中っぽい!(∀`从)♡♡♡
ようやく林海象の世界だ!ってね!

ここからは、
ようやく雰囲気も良し!
一部との落差が実に心地いいわけです!
しかも本作、
本編に音楽が入ってない
生演奏ヴァージョンもあるんですね、
私は音楽入りの映画ヴァージョンでしたけど、
生演奏って、舞台でしか味わったことないから、
こちらで観るのも楽しいでしょうね!
しかも、
映画の方から
巡業として、やってきてくれるそうですよ!
コンサート感覚で出かけたらいいですよ!
コチラはね、
そりゃ~~手が込んでますよ!
1回限りの上映イベントのために作られた劇場は、
アートなどを飾ったりして、
様々な趣向で楽しめるような会場づくりが特徴でしてね、
とってもお得ですよ。ヾ( 〃∇〃)ツ
正直、
生演奏のほうが絶対に感動するはず!d(≧▽≦;)

二部ではね、
夢に届かない、ダメな大人を永瀬さんが好演してましてね
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
あの「みゆき」時の永瀬さんはいったいドコへ!ですゎ
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

イヤンヾ( 〃∇〃)ノ カワユス!
しかし、
鬼の役、井浦新さんの、
そのチープな角は、やはり学生の限界なのか…?
とか思っちゃった!(●´艸`)テヘペロ!

私たちは、
さまざまな外的要因により、
さまざまなことに憧れたり、
それを目指したりするわけですが、
それらが必ずや叶うわけでもない…
“無”とか、“0”とかからは何も生まれないとは思いますが、
影響受けたものを越せなかったらそれは0以下でね…
だけどね、
影響受けたからってさ、
そのもの自身になれるわけでは決してないのでね、
どう自分らしさを上乗せするのかとかね、
そこにオリジナリティが存在するんですよ。

真似するのは悪くない。
そこからどうするのか?なんですね。
劇中のセリフである、
「どんな人間になりたいのか?」
夢見たり、憧れたりするモノへなるために努力する
現実と直面しもがき、抗う!
その経験を重ねて、
他の誰でもない、
自分という人間になっていくのでしょう。
オンリーワンのね。(●´艸`)
稲垣足穂さんの小説の初映画化とか、
そんなのどうでもいいですね。
理解が難しい作品ですが、
そんなトコをくすぐられてね、
私みたいなモンは、ショックを感じたりしますよ
'`,、('∀`) '`,、
反省なんて決してしませんけどね!'`,、('∀`) '`,、
頭固い人は、
なんとかこの作品の意味を見出そうとするでしょうが、
もっとハードル低いところで感じてもらえばね!いいですよ!

我々は常に3歩先、7歩先をいってる!決して追いつけない!

ルイ・ルテリエ監督作品
「グランド・イリュージョン」観ました!
あらすじ!
人気マジシャンのダニエル・アトラス
脱出マジックのヘンリー・リーヴス
メンタリストのメリット・オズボーン
カードマジックのジャック・ワイルダー…
それぞれ単独で活躍していた
彼らマジシャンの元に謎のカードが届く…
そのカードに導かれ、
4人のイリュージョニスト達は終結!
スーパーイリュージョンユニット
“フォー・ホースメン”を結成。
手始めに、
ラスベガスの巨大ホールを埋め尽くす観衆の前で、
「今夜、銀行を襲います!」と高らかに宣言、
前代未聞のマジックに挑んだのだ。
客席から無作為に選んだフランス人男性をステージに上げ、
彼の取引銀行である、
パリのクレディ・リパブリカン銀行の金庫室へ
そのフランス人男性をテレポーテーションさせる。

その驚くべき一部始終は、
男性のヘッドギアに装着されたカメラを通して
会場のモニターにリアルタイム中継される。
さらに、
金庫内に保管されていた320万ユーロ紙幣を排気口から吸引、
会場に“札束の吹雪”を降らせるという完璧なフィナーレを達成!

実際にパリの銀行から320万ユーロが消失したため、
FBI当局はホテルに滞在中の、
彼らホースメンの身柄を拘束、
特別捜査官ディラン・ローズに捜査の指揮を命じる。
そしてその相棒として
インターポールのフランス人捜査官アルマ・ヴァーガスが任に就く。
たかがマジシャンと高を括るディランだったが、
想像以上の手強き彼ら4人に、
ついに、釈放を余儀なくされる・・・
二人はやむなく、マジシャンたちのトリックを暴くことを生業とする
サディアス・ブラッドリーに捜査協力を求めるのだった…。
そんな中、
ホースメン二度目のショーが
ニューオーリンズで開催されることが決定された!

劇場CMで気になっていて、
昨夜、なんだかんだで初日鑑賞しちゃいました。'`,、('∀`) '`,、
アチコチに稚拙な脚本と演出が見られますが、
私的には好きです(●´艸`)こういうの!
オープニングタイトル画面でね、
隅っこに、「監修・DAIGO」って書いてあったんですが、
あのDAIGOだよね'`,、('∀`) '`,、凄いね!
見ている間中、
なんでか、「バンテージ・ポイント」を思い出していました。
なんででしょう?'`,、('∀`) '`,、
とにかく、
その映像の、光の切り取りがとても綺麗でしてね!
あぁ
劇場スクリーン向きの作品だなぁ~~って思います。
画作りは、なかなか壮大!(=´∀`)人(´∀`=)

でもね、
突っ込みどころは、もう満載なんですよ!
(≧∇≦)/
正直、
魅せる内容であるなら、このままでいいのでしょうが、
展開上、
サディアス・ブラッドリーが後追いの形で、
そのイリュージョンのトリックを暴いていく流れなんですが、
どう考えても物理的に不可能なトリックばかり ,、('∀`) '`,、

巨大劇場の地下に、
銀行の金庫とまったく同じセットを用意する…とか、
そんなデカい工事を、人目に付く会場でやってたら
誰かそのトリックに気付いちゃうってば!'`,、('∀`)'`
また、
ジャックを、事故で焼け死んだと思わせる、
死体を乗せた車を同時に走らせているとか、
ちょっと無理があり過ぎでしてね。(●´艸`)フフフフ...
そこはまぁ、映画ってことでね、
いろいろ目を瞑って鑑賞してほしいところです。

それよりも、
大きなスクリーンに耐えうる、
光が様々に交差する演出が
ド派手で美しいイリュージョンシーン
イリュージョニストらしい、
スマートでカッコイイ格闘シーンに、
意外なほどスピード感満載なカーチェイスと
娯楽作品としては十分なサービス精神だと思うのですょ。
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
ルバン三世とかって、
こうやって盗み働いているんぢゃね?
ルパンって、一流のマジシャンなんぢゃね?
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
だってね、
金庫から札束盗む手口が、
ルパンっぽいですしね~(∀`从)♡♡♡
取調室でアトラスのふてぶてしい態度に怒り、
ディランが机を両手で叩いた瞬間、
アトラスにかけられていた手錠が瞬時にディランの手にかかるとか!
ルパンと銭形のやりとりぢゃんね!

平和だねぇ~~…
さて、
一連の過激ショーの真の目的が
所謂、
本作のすべての謎な訳ですが…。
まず4人を手の平で転がす黒幕は、
4人を形の上で支援する
保険会社の金持ちオーナーのアーサー・トレスラーと
マジシャンのネタバラしで有名人となった
サディアス・ブラッドリー
そしてクレディ・リパブリカン銀行などが目的であり、
標的なんですね。
つまり、
大衆見つめる中、
逃げ道を奪い、コイツらをハメるわけですね。

でね、
黒幕の父親がマジシャンで、
金庫脱出マジックに失敗し死亡し
その件を
サディアス・ブラッドリーによって、侮辱される…
そして、
アーサーの保険会社と
クレディ・リパブリカン銀行から、保険金支払い拒否されているのです。
そして、父親がマジックで使った金庫が
規格外の粗悪品だったことへの報復。
こういった裏があるんですね。
報復は、
ショーの最中に消えた現金が、
サディアスのレンジローバーにギッシリ詰め込まれてて、
第5のホースメンとされて逮捕されちゃうんですね。

アーサーはというと、
ホースメンのショーを支援していると見せかけ、
ショーに足を運んだ、保険金未払いの客たちの口座に、
アーサーの1億ドルの預金が次々と振り込まれていく
一文無しになっちゃうという報復をかますわけです。

ここまで聞くとね、
なんだい?ちょっと元ネタが
仲間由紀恵主演の「トリック」ぢゃん!┐('~`;)┌
とかおもっちゃうのですが、
作品規模は雲泥の差がありますからね。
'`,、('∀`) '`,、

しかし、この結末への持って行き方は合格です。
黒幕の正体は、笑っちゃいますけどね'`,、('∀`) '`,、
若干、えぇぇぇ…それでいいのぉ~~?とか思っちゃいますけどね
ヾ( 〃∇〃)ツ
リズミカルに進むストーリーに、
まぁいいかっ!ってなると思います。
ヘタすると、
途中で薄らとオチわかっちゃうかもなんですが…
私はこのオチ、わかりませんでしたけどね。
でね、
4人が集結するきっかけのカードなんですが、
4枚揃えて、セントラルパークの樹のウロにかざすと
マジシャンの秘密結社「ジ・アイ」の秘密がわかる仕組み。

しかし、
派手な演出で進んでいく話の中、
あまりこのジ・アイがクローズアップされずにね、
目的のハッキリしている黒幕に比べ、
なんで4人はここまでハイリスクの仕事をするのか
ちょっとボヤけてしまってるんですね。
いくらフィクションといえ
ちょっと無理ないか?とか思ってたんですが、
ラスト、
それぞれのキャラが、次への序章となるような行動をしだすんですね。
あ~~…なるほど!
続編ありきの、この物語ですか…(-.-;)
と、なるんですね。'`,、('∀`) '`,、

ということでね、
とりあえずこれから進むであろう物語に付いていくためにも、
本作は、
とりあえず!
観ときましょうょ!'`,、('∀`) '`,、
116分のお手頃上映時間ですし、
スピード感たっぷりのテンポで進みますから疲れないと思います。
是非、足を運んでください。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
