我々は常に3歩先、7歩先をいってる!決して追いつけない!

ルイ・ルテリエ監督作品
「グランド・イリュージョン」観ました!
あらすじ!
人気マジシャンのダニエル・アトラス
脱出マジックのヘンリー・リーヴス
メンタリストのメリット・オズボーン
カードマジックのジャック・ワイルダー…
それぞれ単独で活躍していた
彼らマジシャンの元に謎のカードが届く…
そのカードに導かれ、
4人のイリュージョニスト達は終結!
スーパーイリュージョンユニット
“フォー・ホースメン”を結成。
手始めに、
ラスベガスの巨大ホールを埋め尽くす観衆の前で、
「今夜、銀行を襲います!」と高らかに宣言、
前代未聞のマジックに挑んだのだ。
客席から無作為に選んだフランス人男性をステージに上げ、
彼の取引銀行である、
パリのクレディ・リパブリカン銀行の金庫室へ
そのフランス人男性をテレポーテーションさせる。

その驚くべき一部始終は、
男性のヘッドギアに装着されたカメラを通して
会場のモニターにリアルタイム中継される。
さらに、
金庫内に保管されていた320万ユーロ紙幣を排気口から吸引、
会場に“札束の吹雪”を降らせるという完璧なフィナーレを達成!

実際にパリの銀行から320万ユーロが消失したため、
FBI当局はホテルに滞在中の、
彼らホースメンの身柄を拘束、
特別捜査官ディラン・ローズに捜査の指揮を命じる。
そしてその相棒として
インターポールのフランス人捜査官アルマ・ヴァーガスが任に就く。
たかがマジシャンと高を括るディランだったが、
想像以上の手強き彼ら4人に、
ついに、釈放を余儀なくされる・・・
二人はやむなく、マジシャンたちのトリックを暴くことを生業とする
サディアス・ブラッドリーに捜査協力を求めるのだった…。
そんな中、
ホースメン二度目のショーが
ニューオーリンズで開催されることが決定された!

劇場CMで気になっていて、
昨夜、なんだかんだで初日鑑賞しちゃいました。'`,、('∀`) '`,、
アチコチに稚拙な脚本と演出が見られますが、
私的には好きです(●´艸`)こういうの!
オープニングタイトル画面でね、
隅っこに、「監修・DAIGO」って書いてあったんですが、
あのDAIGOだよね'`,、('∀`) '`,、凄いね!
見ている間中、
なんでか、「バンテージ・ポイント」を思い出していました。
なんででしょう?'`,、('∀`) '`,、
とにかく、
その映像の、光の切り取りがとても綺麗でしてね!
あぁ
劇場スクリーン向きの作品だなぁ~~って思います。
画作りは、なかなか壮大!(=´∀`)人(´∀`=)

でもね、
突っ込みどころは、もう満載なんですよ!
(≧∇≦)/
正直、
魅せる内容であるなら、このままでいいのでしょうが、
展開上、
サディアス・ブラッドリーが後追いの形で、
そのイリュージョンのトリックを暴いていく流れなんですが、
どう考えても物理的に不可能なトリックばかり ,、('∀`) '`,、

巨大劇場の地下に、
銀行の金庫とまったく同じセットを用意する…とか、
そんなデカい工事を、人目に付く会場でやってたら
誰かそのトリックに気付いちゃうってば!'`,、('∀`)'`
また、
ジャックを、事故で焼け死んだと思わせる、
死体を乗せた車を同時に走らせているとか、
ちょっと無理があり過ぎでしてね。(●´艸`)フフフフ...
そこはまぁ、映画ってことでね、
いろいろ目を瞑って鑑賞してほしいところです。

それよりも、
大きなスクリーンに耐えうる、
光が様々に交差する演出が
ド派手で美しいイリュージョンシーン
イリュージョニストらしい、
スマートでカッコイイ格闘シーンに、
意外なほどスピード感満載なカーチェイスと
娯楽作品としては十分なサービス精神だと思うのですょ。
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
ルバン三世とかって、
こうやって盗み働いているんぢゃね?
ルパンって、一流のマジシャンなんぢゃね?
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
だってね、
金庫から札束盗む手口が、
ルパンっぽいですしね~(∀`从)♡♡♡
取調室でアトラスのふてぶてしい態度に怒り、
ディランが机を両手で叩いた瞬間、
アトラスにかけられていた手錠が瞬時にディランの手にかかるとか!
ルパンと銭形のやりとりぢゃんね!

平和だねぇ~~…
さて、
一連の過激ショーの真の目的が
所謂、
本作のすべての謎な訳ですが…。
まず4人を手の平で転がす黒幕は、
4人を形の上で支援する
保険会社の金持ちオーナーのアーサー・トレスラーと
マジシャンのネタバラしで有名人となった
サディアス・ブラッドリー
そしてクレディ・リパブリカン銀行などが目的であり、
標的なんですね。
つまり、
大衆見つめる中、
逃げ道を奪い、コイツらをハメるわけですね。

でね、
黒幕の父親がマジシャンで、
金庫脱出マジックに失敗し死亡し
その件を
サディアス・ブラッドリーによって、侮辱される…
そして、
アーサーの保険会社と
クレディ・リパブリカン銀行から、保険金支払い拒否されているのです。
そして、父親がマジックで使った金庫が
規格外の粗悪品だったことへの報復。
こういった裏があるんですね。
報復は、
ショーの最中に消えた現金が、
サディアスのレンジローバーにギッシリ詰め込まれてて、
第5のホースメンとされて逮捕されちゃうんですね。

アーサーはというと、
ホースメンのショーを支援していると見せかけ、
ショーに足を運んだ、保険金未払いの客たちの口座に、
アーサーの1億ドルの預金が次々と振り込まれていく
一文無しになっちゃうという報復をかますわけです。

ここまで聞くとね、
なんだい?ちょっと元ネタが
仲間由紀恵主演の「トリック」ぢゃん!┐('~`;)┌
とかおもっちゃうのですが、
作品規模は雲泥の差がありますからね。
'`,、('∀`) '`,、

しかし、この結末への持って行き方は合格です。
黒幕の正体は、笑っちゃいますけどね'`,、('∀`) '`,、
若干、えぇぇぇ…それでいいのぉ~~?とか思っちゃいますけどね
ヾ( 〃∇〃)ツ
リズミカルに進むストーリーに、
まぁいいかっ!ってなると思います。
ヘタすると、
途中で薄らとオチわかっちゃうかもなんですが…
私はこのオチ、わかりませんでしたけどね。
でね、
4人が集結するきっかけのカードなんですが、
4枚揃えて、セントラルパークの樹のウロにかざすと
マジシャンの秘密結社「ジ・アイ」の秘密がわかる仕組み。

しかし、
派手な演出で進んでいく話の中、
あまりこのジ・アイがクローズアップされずにね、
目的のハッキリしている黒幕に比べ、
なんで4人はここまでハイリスクの仕事をするのか
ちょっとボヤけてしまってるんですね。
いくらフィクションといえ
ちょっと無理ないか?とか思ってたんですが、
ラスト、
それぞれのキャラが、次への序章となるような行動をしだすんですね。
あ~~…なるほど!
続編ありきの、この物語ですか…(-.-;)
と、なるんですね。'`,、('∀`) '`,、

ということでね、
とりあえずこれから進むであろう物語に付いていくためにも、
本作は、
とりあえず!
観ときましょうょ!'`,、('∀`) '`,、
116分のお手頃上映時間ですし、
スピード感たっぷりのテンポで進みますから疲れないと思います。
是非、足を運んでください。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
