ママは太っちょ、ベビーは瘦せっぽち

ニール・ジョーダン 監督作品
「ビザンチウム」観ました!
あらすじ!
永遠の時間を与えられた少女は永遠の闇へと迷い込む…
神秘的な美しさを持つ16歳の少女エレノアは、
姉妹にしか見えない母のクララと共に海辺のリゾート地にたどり着く。
二人は、土地に定住することなく
街から街へと放浪する日々を送っていた。
エレノアは、
自らの話を聞いて欲しくて、
日記を書いては破り、投げ捨てていた。
クララは娼婦…
生きるために体を売る…
エレノアは、葛藤の中に生き
常に満たされることなく、心が乾いていた…。
そして、
そんな二人を追う、謎の追跡者
そう…彼女たちには
人には絶対に言えない秘密があったのだ…

もう、
ホント軽い気持ちで
シアーシャ・ローナンちゃん観に行ったんですが
これが結構良かったんですよ。
正直ね、
なんの情報も入れず行ったのですね。
まぁせいぜいね、
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の鬼才
ニール・ジョーダン監督が、約20年ぶりに撮ったヴァンパイア映画
この程度でしてね'`,、('∀`) '`,、
怖いのかな?ヾ((○*´∀`*))ノ゙ ヒャ~~~…
程度のノリでね…(-.-;)(-.-;)
でね、
この程度の情報ではありますが、
もう、本作のトロの部分全部言っちゃってるぢゃないですか?
'`,、('∀`) '`,、
この一文ですべてわかっちゃうしね。
ヽ(・▽・)ノ┌┛)`0・)・;'ヒャッホゥ!
つまり主人公エレノアの秘密ってのは、
現在16歳の彼女は、1804年に生まれてるってこと!
d(≧▽≦;)
監督の前作「インタビュー~~」もそうでしたが、
ヴァンパイアって、男社会っぽいですよね?
それが本作では女子目線でもって
女性ヴァンパイアで、
さらに、慈悲深い心優しい吸血鬼だってんだから、
そりゃ~~もう、
それでなくとも16歳なんて悩みまくるお年頃なのに、
どうやって、血ぃ~吸うたろか~?って
本能的に考えちゃうわけだから、
そりゃ頭も痛いでしょうょ…!

そんなエレノアは、
死んでいく者からしか血吸わないんですが、
そんなストイックな姿が
絶対死なないはずなのに、妙に弱弱しく見えてね~
可憐だ…
エレノアのママであるクララもね、
吸血鬼なのに体売って暮らしてんだよね…
世知辛い世の中だね…
ヴァンパイアも楽ぢゃね~~な…
しかし売春で暮らす吸血鬼ってのもね…(-.-;)
怖いもの見たさでさ、一度お手合せ願いたいよね…(-.-;)
もう賭けだよね。
腹減らしてたら、首にガッ!ってね…
あ~~~…
そういった役得もあるのか…?
ヴァンパイアの誇りはいずこへ…(-.-;)(-.-;)
ただ、エレノア程、華奢な感じはないんですね。
まぁ、
クララなんて聞くとさ、
もう、立っただけで
皆が泣いて喜ぶ虚弱児思い出しますが、
本作のクララは、
したたかで、かつ、生命力溢れる野獣!
'`,、('∀`) '`,、
逞しいこと!
その生活力の高さで
人間社会に順応して生きています。
でもね、
そんな彼女も、
お客さんがお金払ってすぐ、
母が今日死んぢゃったんだ!と言って泣き出すと
なんて気の毒な!と言って
よしよしってしてくれるんですね。
これぞまさに、
O・MO・TE・NA・SHI 精神!
繊細な表現しますな~~…監督ってば!(∀`从)♡♡♡
ちなみに、
これは結構有名なお話ですが、
クララ役のジェマ・アータートン って
生まれたとき両手の指が6本づつあったんですよね。
ヴァンパイアっていうか、ミュータントっぽいね。
やっぱ、
親心としては、6本残しておくわけにはいかず、
幼少期に切り落としちゃったそうですよ。

さてさて、
こんな繊細な感じが、
アメリカではなくヨーロッパヴァンパイアなんでしょうな?
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
いや…
ほんと…
可憐だ…
で、
本作の見所といえば、
人の首が、
スポ~~~~ンン!
って吹っ飛ぶシーン!(∀`从)♡♡♡
いや、
これほど思い切りのよい首スパ~~ンは久しぶりだな!
オーメンで、トラックの荷台からガラス板が滑ってきての
首スパ~~ンを見て以来、
ガラスの端っこ恐怖症になった私ですが、
(今でもちょっと怖い…端っこを思うと首まわりに寒気がする)
本作では、
首スパ~~ンが都合2回も!
どっちも頭がゴロゴロと子気味よく転がるオマケつき!
'`,、('∀`) '`,、
素晴らしい!

公式サイトによりますと
タイトルは、
アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ
(1865-1939)
の「ビザンチウムへの船出」からいただいたものらしい…
なんかセンスの良さを感じる(●´艸`)
そして画といえば、
フランクとの出会いのシーン
エレノアの弾くピアノ…
シューベルト…
美しいシーンです…
そして、
200年も生きている自分に対し、
余命わずかなフランクの虚弱っぷりったらなかったですょ!
演じるケイレブ・ランドリー・ジョーンズ の華奢な感じ
なんか、壊れちゃいそうな美少年っぷりには萌ますな
'`,、('∀`) '`,、
日本でいうところの
「しゃばけ」でしょうな…ヽ(・∀・)ノ
長崎屋の若旦那も、
薄幸の虚弱美少年なんだよ…
人間の、なんと短い一生かな…Σ(゚д゚;)
妖たちにとって、
人間ってのは壊れやすく、
あまりに短い一生なんですよ…えぇ…・゜・(ノД`)・゜・

…とまぁ、
そんな彼に、
思わずヴァンパイアの爪を立てちゃうエレノア…
あぁ…わかる…
はは~~んエレノアさては、
“S”だな?(ΦωΦ)フフフ…
自転車ですっ転んだだけで、
血まみれになっちゃうガラスの肉体フランク…
彼の血で真っ赤になったハンカチを、
戸惑いながらも拾い、血をすすってしまうエレノア…
あぁぁぁぁあああああ!
なんか切ない!

雄大な滝が
いきなり真っ赤な血の滝へと変わるシーンも幻想的だったし、
赤の使い方、
視覚的に完成度高いとか思いましたょ!

はたして、
死にゆく運命の者の血だけを啜るエレノアは、
愛するフランクの血を吸うのでしょうか?
ヾ((○*´∀`*))ノ゙ 超気になる~~~~!
ねぇ!YOU!
サクッと劇場で観ちゃったらイイぢゃん!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
いいと思うぞ!
(=´∀`)人(´∀`=)'`,、'`,、
キャ~~~
グッジョブ!


日立モートル

熊切和嘉 監督作品
「夏の終り」観ました!
あらすじ!
妻子ある年上の作家・小杉慎吾と相澤知子は、長い間一緒に暮らしている。
慎吾は週の半分を妻の元、後の半分を知子のところで過ごす。
知子は慎吾に奥さんと別れて欲しいと思ったことは無く、
今の、この平穏な生活に満足していた。
ところがある日、
前夫と子供を捨てる原因となった
駆け落ち相手の木下涼太が訪ねてくる…。
このことにより、
平穏だった知子の生活に波紋を呼ぶ。
やがて、
強い情熱をぶつけてくる涼太に、
知子自身が心の奥底に仕舞い込んでいた想いが
形となって現れ始めるのだった…!

別の作品目的で劇場へ足を運んだのですが、
突如、
ターゲット変更'`,、('∀`) '`,、
思いつきで入っちゃいましたっ!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
さて、
本作なんですが、
舞台で演ったら、いいお芝居になんぢゃなかろうか!?
とか思っちゃった!d(≧▽≦;)
カットで切り刻んぢゃ、なんかもったいないというか…?
通しで観てみたい気がしますね。

満島さん
いい女優さんですね(∀`从)♡♡♡
沖縄の友達の幼馴染なんですよ。彼女。
で、
その友人に、
「小さい頃、一緒に風呂入った?」って聞いたら
スルーされました。'`,、('∀`) '`,、
絶対入ってる!チッ!(╬◣д◢)
今回は、恋多き女性の役ですが、
いやいや目力と、表情...
いい役者です。何度も言いますが。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
私的には、
前夫に、好きな人出来た!言うシーン
この一連のカットすべて表情好き(∀`从)♡♡♡
特にご主人にひっぱたかれるトコ好き~'`,、('∀`) '`,、

「私、好きな人が出来たっ!」
すると、

バチコ~~~ン!!いい顔してひっぱたかれてます!ひかり!
なんかさ、
満島さんってひっぱたきたくなるような人だよね
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
よく説明出来ないけどさ、
なんか、殴りやすそう。
輝いてる女優さんなのに、幸薄そうだ!!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;














さてさて、
もう、ホント、あちこちで出会い過ぎな、綾野剛さんが
本作でも熱演してましてね。
ホント、間男的、
やや情けない男役の似合うこと似合うこと
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
コンドルのジョーとか演ってる場合ぢゃね~~ょ!
(=´∀`)人(´∀`=)'`,、'`,、
綾野さんの舞台を一度観てみたいっす!
だって、
声が好きだから!
生で聞いてみたいです!
ま、
イケメンかどうかは微妙だけどね。

さてさて
物語としては、
超我儘な業の強い女が主人公なだけに、
ず~~~~~~っと観ててイラつくんですよ。
'`,、('∀`) '`,、
時間軸も、判断しにくくて、
ちょいわかりづらい演出でしたね。(●´艸`)
でも、
その時代背景、
セットや衣装・ガジェットなど
ホント芸術の域だと思う。
染色用の切り絵に相まって、
カンカン帽や煙草、
火鉢ひとつとっても、
古き良き時代は色あせないですね~~
小田原駅前なんて、
資料かき集めたのかな?
きっと、あんなだったに違いない!!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
大道具さんの妙です!

叔母の家がいまだに黒電話です!いいよね~~♥
同級生のお父さんが、
松竹大船撮影所で大道具やっててね、
寅さんとかのセット作ってたわけですよ!
でね、
仕事仲間集めて、
自分の家作っちゃったんですよ!'`,、('∀`) '`,、
建築法とかあんだろうけど、
どうしたんだろね?_| ̄|○∠))バンバン
で、
完成した家見たらね、
セットそのものなんです!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
よく、
台本とかもらいました。ありがとう!お友達の父ちゃん!

最近、
喫煙シーンが問題になってますが、
昔のドラマとか観てるとさ、
公共のバスの中とかでも普通に吸えたんですね
'`,、('∀`) '`,、
おおらか何だか、なんなんだか??
本作でも、
満島さんが喫煙してます。
ありゃ、芝居ぢゃなく
実際に吸ってるな…( ̄∀| ニァ...

で、
あとは、もう少し派手な濡れ場でもあったらよかったね。
(=´∀`)人(´∀`=)ネ~~
満島さんらしい濡れ場ね!+.(*ゝд・)b゚+.゚
こう、
ドロドロした雰囲気の濡れ場、
似合いそうだな~~
いい画撮れるんぢゃね~~かなぁ~~??
ヽ(・▽・)ノ┌┛)`0・)・;'

ちぅなんて、挨拶だよね(-公- ;)チェッ!
私、
原作未読ですし、
ストーリーもわかりづらく、説明も不足気味。
たぶん売れないであろう作品でしょうね。(-.-;)(-.-;)
気になる方は、
終わらないうちに急いで行ってね。

そんなに明るいとションベン出ないよ。

是枝裕和 監督作品
「そして父になる」観ました!
あらすじ!
大手建設会社に勤め、都心の高級マンションに住むエリート野々宮良多。
妻・みどり、6歳になる息子の慶多と3人暮らし。
ある日、慶多を産んだ病院からの連絡で
慶多は取り違えによる他人の子供であると判明する。

みどりは、取り替えに気付かなかった自分を責める中、
誰にも恥じることない
学歴...
仕事...
家庭...
すべて勝ち取ってきた良多は、
優し過ぎて、競争心に欠ける慶多への不満の意味を知る。
野々宮夫妻の本当の子供は、
群馬県で小さな電気店を営む
“斎木雄大・ゆかり”夫妻のもとで育てられていた。

戸惑いの中、
斎木家族との交流が始まるが、
粗野なふるまいの斎木家に嫌気が差す良多…
血縁なのか?
愛情を注いだ時間なのか?
週末だけの“交換”が始まり、
それぞれの方法で
愛情を注いできた子供との別れに苦悩する双方の夫婦…
これを機に、
仕事を理由に、みどりに任せ続けてきた子育てを見直し、
改めて父親としての葛藤を経験することになる良多だった…

愛する是枝裕和監督の2年ぶりの新作ですので、
公開待たず、観てきました。
今回も主人公の名前は「良多」でわかるように、
出演されている役者さん達も、
是枝組ほぼ出演って感じでしたね。
賞を獲ろうが獲るまいが、
間違いなく観にいっちゃいますが、
どうも、空気人形あたりから、
長編映画はイマイチ…
何かパッとしないなぁ~~…
とかボンヤリ思っていましたが、
本作はボチボチ楽しめました。
まぁ
ボチボチってのは、
もう少しスムーズに
そして緻密に全体的な説明がなされるかな?とか思ってたのと、
是枝さん独特の場面転換の“間”が本作では影をひそめていたためです。
教科書通りのつくりって感じでしてね、
カラーがもう少し欲しかったかもだから。
何の情報も無しに観たら、
是枝作品って判らなかったかな?'`,、('∀`) '`,、
あ、
良多でわかるか!?'`,、('∀`) '`,、

そんな感じで、“らしさ”があるような、
ないような?
監督の作品で私的最高峰は「歩いても歩いても」なんでね、
少しばかり、ラストとかも物足りなかったかもですね。
だって、普通に幸せになりそうだったもん。みんな…(-.-;)(-.-;)
で、
いつも通り子役には、
台本を渡さない監督ですが、
今回もそれで当たりでしたね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
子供の扱い上手いよなぁ~~。

これでさ、
原田芳雄さんがご健在だったなら、
福山さんの父役は原田さんになったよね。+゚(゚´Д`゚)゚+。
えぇ役者でしたね~~…
「おシャシャのシャン!」からの、『大鹿村騒動記』…よかったよなぁ…
ただ、私的原田さんは、「スローなブギにしてくれ」の宮里ですがね…
(∀`从)♡♡♡ ワカンネェ~カ??
ここでお得情報!!
これ
若き浅野温子さんの乳見れますよ!'`,、('∀`) '`,、
さぁ!
いますぐ確認だ!
(=´∀`)人(´∀`=)

この可愛さなら、乳見たいでしょ?
で、
本作もまた、問題多き内容でしてね、
実際に6年間も育てちゃった子供を、
どこでどう暮らしてきたか解らない子供と交換するって、
こんなキツい話ないよね。
競馬の世界だとね、
父親の血が優先されるんだよね。
母親はお腹で育てるから、血が濃い感じするんだけど、
血の戦いであるサラブレッドの世界では父優先!
父から見ての家族であり、兄弟子供なワケです。(●´艸`)
あくまで、
インブリード効果を求めるのは父の血なんですね。
かつて、
90年代~2000年代前半にかけ、高知競馬で人気を博した
かの超連敗馬
記憶と記録を残した「ハルウララ」も、
ノーザンダンサー、パーソロンの
それぞれ4×4の12.50%のインブリードなわけでしてね。
その血の効果を期待されての、交配だったのでしょうが、
残念ながら、
その効果はまったくもって見られませんでした…(-.-;)(-.-;)

とまぁ、
そんな家畜にすら見られる血縁の関係を、
本作では物語の軸に置き、
生物学的父親から、
絆としての父親へと成長する、
“父親”から見た血縁のありかたみたいな物語なんですね。
そんな父親役を、
またまた会った、リリー・フランキーさんが好演ですゎ!
!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

器用な方ですね~~(∀`从)♡♡♡
リキみない、いい芝居だと思いました。
子供たちも懐いている様子でしたし。
各キャラの吐く、
その一言一言も重くてね!!
かなりきましたね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
そして、
両家の母親ね!
それぞれの環境下で、
他人の子供を6年も愛し続けるみどりとゆかり
(ここでもお得意の“ゆかり”って名前登場!)
ハッキリと違う愛情表現が細かく表現され素晴らしかったですょ!


はたして、格差といえるレベルかはわかりませんが、
やはり、野々宮家と斎木家では、
こんな事でもないと、交わらないくらいの
生活レベルの差はあるんですね。

最初、良多はその辺りに戸惑い、
かなり突っ張ってしまうのです。
ナメられたくないっていう、
慶多にはないアグレッシブな性格がムクムクと起き上がるんですね。

しかし双方の母親は、
そんなことを気にもせず、協力しあうのです。
そんな二人にもイラ立つ良多なんですが、
そこへたたみかけるように
実の父と、継母の過去の問題や、
さらには、
今回の取り違えが、
良多家族の幸せそうな姿に嫉妬した
その身が不幸な看護師による
悪意ある犯罪行為であったと判明するんですね。
立て続けに身の回りで起こる壮絶なる現実に、
良多もついに、言うことをきかない実の子「琉晴」に
声を荒げてしまいます。

やがて、
一人で群馬へ帰ってしまう琉晴、
そして、
すでに事件は時効となった看護師からの
わずかばかりの現金による謝罪…
それを、
看護師に突っ返しに行った時、
つめ寄る良多から、
母を護ろうとする看護師の息子。
子供に対し、
「お前には関係ないだろ!」と怒鳴る良多に、
「関係あるよ!僕のお母さんだもん!」
と言い返す看護師の息子…
何かを感じとり、無言で去る良多…
いままで味わったことない経験により、
良多は父となっていくのです。

さて、(-.-;)
公開もまだなのにベラベラとネタばらししてね、
ホント、すいません(-.-;)(-.-;)(-.-;)
うっかり読んぢゃった方もね、
どうか劇場で、ご自身の目でご確認いただきたいですね。
そしてまた今回も、
大きく脇道に逸れた本ブログをお読みくださってありがとうございました。
あと5回も観たらハマるな(∀`从)♡♡♡

私の人生は複雑なの

ニール・ブロムカンプ 監督作品
「エリジウム」観ました!
あらすじ!
2154年、
大気汚染や人口爆発による地球環境の悪化は深刻化。
少数の超富裕層は、
衛星軌道上に建造された
“スタンフォード・トーラス型”の宇宙コロニー「エリジウム」へ移住。

高度な科学技術により老いや病
そして、ここでは「死」からも人々は解放され、
水と緑のユートピアで優雅に暮らしている。

一方地球上では、
荒廃しスラム化した街に、
大勢の人々が貧困と病の中喘いでいた。
貧しい市民達は、エリジウムの生活に憧れ、
密航を企てる者が続出する。
しかし、エリジウムのジェシカ・デラコート防衛長官は、
反移民法のもと、アーマダイン社製ロボットや
地球上に傭兵を配し、不測の事態に備え
侵入者の排除に努めている。
そんな中、
ロサンゼルスのスラムに暮らす
孤児院育ちの前科持ち、マックス・ダ・コスタは、
アーマダイン社のロボット製造ラインで、過酷な勤務をしていた。

ある日、
工場行のバスを待っている時、
警備ロボットの職務質問に反抗的な態度をとり、
左腕を折られてしまう。
病院で治療を受けるマックスは、
そこで看護師として働く、
孤児院時代の仲間・フレイと再会する。
フレイはシングルマザーで、重症の娘と暮らしていた。
再会を喜ぶマックスだったが、
仕事に戻った作業中
大量の照射線を浴び被爆する。
余命は5日と診断されるも、会社からは
身体の機能をかろうじて維持出来る薬品
「マイポロール」が一瓶支給されただけで、解雇されてしまう。
マックスはエリジウムの各家庭に存在する、
最先端医療ポッドに希望を求め、闇商人スパイダーに密航を依頼する。
神経系統に直接接続されるエクソスーツを装着し、
スパイダーからの交換条件を遂行しようとする。

その頃、
エリジウムでは、経営難に陥ったアーマダイン社のCEOジョン・カーライルと、
デラコートとの間で、クーデターの密約がとりおこなわれていた。
今後200年の継続契約に目が眩んだカーライルは、
エリジウムの全データを書き換えようとする。
そして自らの脳にデータを記録し、
地球を離れんとしたその時、
かつて使い捨てされた恨みから、マックスに襲撃され、
データをすべて奪われてしまう。
デラコートは、マックスからデータを回収しようと
地球上のCCB所属の傭兵“M・クルーガー”を送り込むのだが…!

最近、
『プロメテウス』といい、本作の『エリジウム』もそうですが、
ギリシア神話から引用したタイトルが多いっすね…?ヾ((○*´∀`*))ノ゙
もう、
同じところで撮影されたの?ってくらい、
スラム街が『第9地区』でしてね、
低予算でつくられて大注目&大ヒットした第9地区に対し
本作の製作費は$115,000,000…
これで、前作超えられなかったらどうすんだろ?
(●´艸`)ウププ...
ま~ね、
注目度はどうなん?ってくらい
劇場は空いていましたけどねっ!'`,、('∀`) '`,、
前作、第9地区はアフリカ舞台の
人種差別…
本作は、
アメリカ舞台の格差が物語の軸となっています。
こうさ、
軽く問題提起しちゃうところなんてさ、
ニール・ブロムカンプ監督らしいといえばらしい感じ!

しっかし、
未来の金持ちってさ、
もの凄い経済力だよね'`,、('∀`) '`,、
コロニーって…!!(=´∀`)人(´∀`=)
しかも、
病気なくなっちゃうからね!
死なないんだから!
命は買えるとか聞くけどさ!
死なないって_| ̄|○∠))バンバン
もう、
格差ってなに?!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
単に所得の差なの?'`,、('∀`) '`,、
ワケわかんないね。

かつてね、
宇宙世紀に人類が移り住んだスペースコロニーは密閉式なんでね、
ザクが爆発すると大気がダダ漏れちゃうんですが、
本作のは、
人工的成層圏が作られてて
宇宙空間と繋がっているのに
大気が宇宙に漏れない仕組みになってます。
その代わり、蓋が無いから、
違法の移民船がひょこひょこ入ってきちゃうんだよね。
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
そんな、
大金持ちしか住んでないエリジウムの防衛システムといえば!
不法侵入船を、
コロニー側からではなく、地球上から
手撃ちのランチャーで撃ち落とすっていうね
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
そりゃ、
未来のランチャーは高性能でしょうけど、
あまりにアナログ!(∀`从)♡♡♡
エリジウムから有視界で確認できた船をさ、
地球上から狙って、間に合うの?'`,、('∀`) '`,、
みんなお金持ちなんだからさぁ
もっと、そこ金かけようよ!
_| ̄|○∠))バンバン
入ってきちゃうよ!
汚ったないのがいっぱい!
(●´艸`)ププププ

前作、第9地区で、
まじめなMNUの幹部でありながら、
数奇な運命を辿ることとなる
ヴィカス・ファン・デ・メルヴェ役を演じた
シャールト・コプリーが本作にも出演。
マックスを執拗なまでに追う
“M・クルーガー”として
また違ったイメージを植え付けられました。
クルーガーの顔面が、手榴弾で消し飛ぶシーンはよかったなぁ~
(∀`从)♡♡♡
まぁ、
脳さえ生きてれば、医療ポッドで再生出来ちゃいましけどね!
なんて便利な世界!
死がなくなると、
人間はもっと積極的になれそうだね!
+.(*ゝд・)b゚+.゚

ジョディ・フォスター…
変わらず綺麗ですね~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙
特にショートが似合う似合う!
いやもう、
代表作挙げたらキリが無いけど、
本作が汚点にならなきゃいいけどねd(≧▽≦;)ブブブ...
この年齢で、あの透明感!
レズなんてもったいなさすぎる(-公- ;)

さて、
まだ未見の皆さんは、CMなどで、
ハーバード出のエリート、マット・デイモンが
スキンヘッドにして、大暴れする、
貧困にあえぐ者を代表して格差社会を崩壊させる
そんな話だと容易に想像つくと思いますが、
正直、
テーマがどこにあるのか、
ちょっと歪んぢまってて、見失いそうなストーリーだったんですね。
そもそも、
これだけの財力と技術力がありさえすれば、
一部の人間のみが優雅に暮らすってより、
国民(この場合アメリカ人)すべてがそれなりの保障のもとに
衛生的にくらしていかれるのでゎなかろうか?
むしろそのほうが人間として、
社会的であり、自然?σ(゚、。)だと思うのですが…
ただ
アメリカという土壌を考えたら
いくら大国と言っても、いまだ読み書き出来ぬ者や、
国に保障されていない者が存在していても、
平等な分配なんてありえん!という
彼らにはそれも、
リアルにあり得る現実なんでしょうね…。
そう考えると、
たとえ財源が空でも、
なんとか保障してくれようと必死な日本っていい国?

マット・デイモン
ジョディ・フォスターと
その経歴に傷がついてしまうと困る役者さん出演にして、
この感じ…
2作目でスランプ?Σ(゚□゚;)
なんて…あえて足運んでまでの鑑賞はどうなのかなぁぁぁぁ…?
(独り言と捉えていただければ…(-.-;)(-.-;) )

楽しみかたは色々あると思いますが、
ぶっちゃけ、私は、第9地区も、それほど高い評価はしていませんので、
こんなもんでしょうね イヤ~なんかスイマセン('∀`) '`,、'`,、

しかしこの姿勢の悪さは、他人に笑われるな…

ジョナサン・レヴィン 監督作品
「ウォーム・ボディーズ」観ました!
あらすじ!
伝染病が蔓延して8年…
人類は高い塀の中に暮らしていた。
そう、
世界は終焉の時をむかえようとしているのだ…
塀の外には、
血に飢えたゾンビがそこかしこにうろついていた。
ジュリー・グリジオは、
父・グリジオ大佐の命令で、
仲間と共に塀の外へ物資調達へ出かける。

まず必要とされる薬品を物色中、
突如、
ゾンビに襲われる。
応戦するも虚しく、
一人、また一人食われていく仲間たち
そして、
ついに恋人のペリー・ケルヴィンが殺されてしまう。
ペリーを襲ったゾンビの次の標的はジュリー!
絶体絶命のピンチではあるものの
そのゾンビはジュリーを食わない…?
な・な・なんと!
そのゾンビはジュリーに恋をしてしまったのだ!
“R”と名乗るそのゾンビに連れさられるジュリー!
恐怖のどん底に突き落とされたジュリーだったが、
時間が経つにつれ、
Rの優しさに、次第に心を開くジュリー…
ゾンビにとって、美味しい食物である人間
人間にとって、絶対的な脅威であるゾンビ
出会ってはいけなかったこの二人
はたして、運命の歯車はどう動くのか!?

9月に観ておきたい作品BEST3に位置づけていた本作、
早速公開初日に行きましたっ!(´▽`)
ゾンビが3日に一度、
夢に登場する私ですのでね、
こりゃ外せません!'`,、('∀`) '`,、
でね、
本作ゎ、突っ込みどころ満載の、
ゾンビラブコメですのでね、
つじつま合わないところは全て無視していただけますと
大変、鑑賞しやすくなっております。 はい…(・∀・)
どうやら、
かなり女性目線に寄せてきちゃってる感じでしてね、
ゾンビのR君は、めっちゃイケメンでしてね、
顔色が悪いくらいで、
あとの全てに負けてます…私…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
だから死体のクセに目立つ目立つ!'`,、('∀`) '`,、
でもさ…
いくらなんでもゾンビとキスすんの嫌!
'`,、('∀`) '`,、
間違って齧られたら一巻の終わりだしね!
(∀`从)♡♡♡

さて、
本作でのゾンビなんですが、
かなり特殊なゾンビです。
'`,、('∀`) '`,、
まず、
思考能力がある!
そう!
本作では、脳へのダメージが少ない死体は、
思考能力を持っています。
そして、生きた人間の生脳を食うことにより、
その脳の持つ、
過去の記憶を同時に味わうことができるのです。
(ゾンビ曰く、生の脳はたまらん旨さらしい)
でもね、
自分に食われた記憶を味わうわけですから、
まともな脳ならば拒絶しますわな!'`,、('∀`) '`,、
そして、
食欲旺盛過ぎて、
自分の皮膚とかまで食っちゃうバカヤローが
記憶もなにも無くした“ガイコツ”と化して
鼓動を打つ者を襲いまくる外道になるのですね。
ゾンビは、より人間に近い存在ってことです。
場合によっては、
コミュニケーションとれるしね。
ガイコツになっちゃうとただの化物ですね~~~
(∀`从)♡♡♡
そして、
思考出来るからしゃべれる!
そりゃそうだ!
考えられるってことは、
しゃべれるに決まってる!'`,、('∀`) '`,、
なので、
死体同士もコミュニケーションとったりしてやんの!
ってことゎ、感情持ってるぅぅぅぅ!
人間に恋しちまいやんの!
'`,、('∀`) '`,、
どうですか?
バカバカしいでしょ?'`,、('∀`) '`,、
まだ付いてこられますか?
ちゃっかり、
ゾンビ苦手って人も親近感わきましたか?
ゾンビへの誤解、解けました?
見方変わったでしょ?
身近に感じるようになったでしょ?
でもね、
彼らにとって、人間はご馳走に変わりないからね!
(=´∀`)人(´∀`=)イヤン♥

本編中、
ゾンビってセリフが1回くらいしか出てこなくてね。
かなり字幕が違う訳され方してて、
字幕ではゾンビって単語連発なんですが、
実際の役者さんらは、ゾンビに当たる単語部分は全て、
「CORPSES」ってしゃべってたんですね。
ある日、
「エイリアン」が公開されるや、
それまで宇宙人と呼ばれてた連中はすべて、
エイリアンと呼ばれるようになったのと一緒で、
死体 = ゾンビ
みたいな、低ボキャブラリが披露されだしてさ…
とくに、コメディーって
どうすれば笑うセリフ作れっかな~?
みたいな感じで訳されるところありますよね。
なのでね、
日本語版は極力観ない!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
まぁ、それだけなんですが…(-.-;)(-.-;)

物語上、
嫌われ役が常の
ゾンビとの恋ってことで、
ゾンビ以上の、人類の敵をつくらないとならなくて、
とりあえず、ガイコツって存在を適当に配置したため
ラストでは、
ゾンビと人類が共闘してガイコツに立ち向かう図式になっちゃってね、
'`,、('∀`) '`,、
これ…
どうなんでしょう?(●´艸`)
あえて、ゾンビとの恋愛描く必要あるんすかね~?
ってそんなこと考えちゃうほど
なんかゾンビって存在がブレちゃうんですね。
そして言うに事欠いて、
死体である彼らが、人間に戻り始めちゃったりして、
ゾンビってさ、
伝染病でゾンビ化した、
生きてる人々ぢゃなくてさ、
大前提として、
彼らは死んでるからね!'`,、('∀`) '`,、
人に戻り始めているっ!ぢゃね~~よ!
_| ̄|○∠))バンバン
そりゃ、
生き返っちゃったってことぢゃね~~かょ!
(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)

なんとなく
やりたい放題なニオイ満載な本作
それでは、
死体であるゾンビ兄さんが、
ガイコツをカートで轢き殺すシーン!

襲い来るガイコツ!ピンチっ!

バキャッ!! すると脇からゾンビ兄さんが運転するカートがっ!!

絶対的優位な立場にいたはずのガイコツたちも散々な目に遭う
さて、
そんな女子向けな(女子向けと呼べるほど敷居は低くないけど)
イケメンゾンビに、会いに行ってみませんか?
レディースディにでも'`,、('∀`) '`,、
ちょっと言っててくるしいけどね!'`,、('∀`) '`,、
&
こんっバカチンがっ!


とにかく…お酒飲まして殺しちゃうけど…

白石和彌 監督作品
「凶悪」観ました!
あらすじ!
自分は死刑判決をうけた事件のほかに、
誰にも話していない、3つの殺人に関わっています。
そのすべての首謀者は“先生”と呼んでいた男です…
ある日、
スクープ雑誌「明潮24」の記者・藤井修一は、
東京拘置所に収監中の死刑囚 須藤純次から届いた手紙を渡され、
面会に行き、話を聞いてくるよう上司から命じられる。
面会室で向かい合った須藤は、
「私には、まだ誰にも話していない余罪が3件あります」と話しはじめる。
その余罪とは、
警察の目を逃れ、闇に埋もれた3つの殺人事件だった。
須藤曰く、これらすべての事件の首謀者は、
“先生”と呼ばれる眼鏡をかけた初老の謎の男
本名は、木村孝雄という不動産ブローカーであり、
須藤の告白を記事にしてもらうことで、
今ものうのうと娑婆でのさばっている“先生”を追いつめたい
その一心での告白だった。
半信半疑ではあるものの、
徐々に調査を進める藤井…
やがて、須藤の話と合致する人物や土地が次々と見つかり、
次第に彼の告発に信憑性がある事に気付き始める。
死刑囚の告発は真実か虚構か?
先生とは何者なのか?
藤井はまるで取り憑かれたように取材に没頭していくのだが…

ノンフィクションベストセラーの映像化!
どうなの?
どうなの?
って思うとおもうのですが、
映像化成功といえるのでゎ!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
どのあたりが?
って言われると、
間違いなく、「リリー・フランキーさんが!」と答えます!
'`,、('∀`) '`,、
いえね、
本気で悪党な奴って、
あんな無害な顔してんだよね。
'`,、('∀`) '`,、
もう、いかにも!ってキャスティングに感動しちゃったし、
リリーさんの芝居が素敵すぎましたね(∀`从)♡♡♡

私の周りでも、
ちょっと、こんな人がいましてね、
土建屋さんなんですが、てっきりカタギの方だと思ってたんですね、
とても優しいお顔されててね、
物腰柔らかで、
荒くれ者多い土建業の社長が
こんな温和な人でいいのか!?って
マヂで思ってたんですが、
ある日、
友人に連れて行かれたスナックで、偶然
社長さんにお会いしましたら、
「おぉ!お菓子くん!一緒にどうだい?」って言われたんですが、
どうも、取り巻き連中がね、
スキンヘッドの眉なしとか、
胸元にチラリ覗く、素敵な絵画とか
どぉ~~~も、一般の方には見えなかったので、
「いえいえ!お邪魔しても何ですから…汗」ってお断りしたんですね、
すると、
「ぉい!ママ!お菓子くんにフルーツでも出してやれや!気が利かねぇ~な!」
ってデカい声だしてね。
いやいやいやいやいや汗汗汗汗汗汗
ととととととんでもございませんってば!汗汗汗汗汗汗
って
狼狽しまくっていると
出てきましたよ…フルーツタワー_| ̄|○∠))バンバン
どうすんだ?コレ…?って感じで
恐縮しまくって頭下げまくってね。
可愛がっていただけるのはありがたいのですが、
どうやら社長、
ソッチの人ですね・・・ コリャ・・・
という判断してからわずか、
その社長の家が銃撃されたんですね
_| ̄|○∠))バンバン
もちろん、
新聞にも載りましたよ。
幸い、社長にお怪我はなくて何よりでしたが、
やっぱ、
ビンゴぢゃん!(-.-;)
っていう、
懐かしい思い出…(遠い目で...)

さてお馴染みの
大きく話が逸れちゃう本ブログには
そろそろ慣れていただけましたでしょうか?
(=´∀`)人(´∀`=)イヤン♥
あまちゃんでは、
人のよさそうな無頼寿司マスターを演じています、
ピエール瀧さんが、
今回は超悪党でしたね~~!(∀`从)♡♡♡

キャスティングはマヂで良くってね、
っていうか、私好みでしてね。
あと少し欲言えば、
もう少し激しいゴア描写が欲しかったかな~~~ってね…
(●´艸`)
これが映像の限界なのかな~~?
もっとこう、
目を覆いたくなるようなの観てみたいね!
本作では、
暴力シーンはあるんですが、
気持ち悪いシーンはあまりなくってね、
焼却炉に入らない死体を、
鉈で間接ごとにバラバラにしているシーンがあるんですが、
ピエールさんの表情とかで魅せているので、
実際にはストレートな表現は無くってね、
そんな
役者さん頼りの、
ある意味センスいい映像が創られてましたね~~!

先に申しましたが、
とにもかくにもリリーさんの弾けた芝居が素敵でしてね~
ジジぶぅ演じる、借金苦の爺さんを、
スタンガンでいたぶるシーンはちょっと笑っちゃいました。
ノリノリなんだもん。リリーさん。'`,、('∀`) '`,、
しかし、
これがノンフィクションで繰り広げられていた事実であるとすると、
ホント、凶悪!'`,、('∀`) '`,、
こんなのが隣にいるかと思うと、
おちおち生活できないね。
保険金かけて首吊るすとかぢゃなくてね、
酒飲ませ続けて殺すとか、
もう、拷問の中の最高峰ですゎ(-.-;)(-.-;)(-.-;)

で、
本作のように、
もうね、誰でもソッチ側へと転落する可能性持ってるんだな~ってのが
もう、率直に思ったこと。
必ずや、その心を持ち合わせているのが人間って生き物だ。
本来、
ジャーナリストとして、
その犯罪の真実へとたどり着くことが目的だった藤井。
しかし、取材に没頭し、
認知の母親を妻に押し付け、
その現実からは目をそむけ、
真実を追求することなくやり過ごす…
これも悪。
妻…
認知症の義理の母親に暴力をふるわれ、
やがて自らも母親を殴りだす…
追い詰められ、
心を病んで・・・
これも悪。
新聞に載ったり、
テレビで報道されたり、
人が死ぬ、
それだけが悪ではない
見えているものだけが判断材料ではない
そこここに悪は蔓延しているのですね。

あなたの中にもきっと、
そして、そうなる可能性も必ずや持ち合わせているのです。
とにかくそこら辺が怖い!
そう思わされてしまうのが怖いのです。
ソッチ側へ引きずり込まれてしまいそうになるのが怖い。

本編は、
死刑囚から発信される情報を基に、
ジャーナリストが過去を暴くって流れですので、
中盤からはすべて回想シーンとして描かれています。
そして、
その回想部分は、残酷極まりない暴力描写ばかり。
でも決定的な表現はないので、
ゴア描写が苦手な方でも観ることは可能。
そして後半、
法廷での藤井と木村の対決。
ラストまではなかなか圧巻な流れで見応え十分でしたね。
唯一の証言者である男も、
運悪くトラックに撥ねられちゃってね
ここにフィクションがなかったとしたら、
神っているね!絶対に!
(-.-;)(-.-;)(-.-;)

私は原作本は未読なんですが、
たぶんこれは、映像ありのほうが面白いと思う。
これはお薦め出来ますよ~~~~~!
是非、
寒気のするリリーさんの薄ら笑いをご覧になってくださいね!

もう飽き飽きなんだよ!死んだふりして生きていくのは!

李相日 監督作品
「許されざる者」観ました!
あらすじ!
1880年...
明治維新期、江戸幕府崩壊後の、開拓の進む北海道...
かつて、“人斬り十兵衛”と呼ばれ恐れられた男・釜田十兵衛...
彼は、
徳川幕府の命を受けて志士たちを惨殺して回った刺客であった。
幕末の京都で人斬りとして名をとどろかせるも、
幕府崩壊を機に各地を転々と流れ歩くようになり、
五稜郭を舞台にした箱館戦争終結を境に
新政府の追手をかわして失踪…
それから10年…
人を斬って...
斬って...
そして最期は誰かに斬られて死ぬ…
そう思っていた男が、愛する妻と出会ったことにより、
二度と刀は抜かないと決意し、歩みだした新たな人生…
しかし、妻の他界した後、
極北の地で、幼い子供達と共に、極貧生活をおくっていた…

そんなある日、
昔の仲間が、“賞金首”の話を持って現れる…
客の男の局部が粗末だと笑ったため、
顔を切り刻まれた女郎が、
その相手の男の首に賞金をかけたのだ。
二度と刀は抜かないと誓ったものの、
全ては子供たちのため、
旧友の誘いに応じた十兵衛…
二週間で戻ると子供たちに伝え、
それでも錆びた刀を再び抜くつもりはなかったのだが、
十兵衛の前に立ちはだかったのは、
街を牛耳る支配者・大石一蔵。
残忍なまでの暴力で、賞金稼ぎを追いだそうとする大石
彼らに関わったため、
十兵衛の運命は大きく動いてしまう。

なんか、
レビューもアチコチ前後しちゃってね( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
書き易いところからでスンマセン(-.-;)
もう随分と鑑賞から時間経っちゃったけど、
頑張って思い出します!(●´艸`)
さて本作は、ご存じ!
クリント・イーストウッド監督作で、
第65回アカデミー賞作品賞受賞作のリメイク作ですが、
これね、
もし、オリジナル観てなかったら、観てから行ってね!
そのほうがきっと、面白いと思うょ!
(●´艸`)
やはりね、
様々なシーンで、あ~~あすこの場面しっかり再現してる~~
(=´∀`)人(´∀`=)
っていう楽しみがありますのでね、
セリフまわしなんかも、
一人でニヨニヨしちゃいますよね!やっぱさ!
'`,、('∀`) '`,、

正直、
クリント・イーストウッド
ジーン・ハックマン
モーガン・フリーマン
リチャード・ハリス等々、
そりゃ~もう、そうそうたる顔ぶれのオリジナル版なんですが、
かなり重要キャストのディライラとか、キッドとかって
実はよく知らない人でしてね、
それらのキャラにあたるキャストが
日本版ではよく見かける役者さんたちが演ってますので、
やはり、
日本版のほうが、サクッ!と入りやすいですね。
特に、
キッドにあたる沢田五郎というキャラは、
なんとかなりのお久しぶりな柳楽優弥くんでしたね。
なんでも、仕事無くって激太りしたとか聞いてたけど、
しっかり作ってくるところなんて、
やっぱ
最年少でのカンヌ国際映画祭最優秀男優賞獲得はダテぢゃない!
'`,、('∀`) '`,、
「星になった少年」とか好きだったなぁ~~(∀`从)♡♡♡

オリジナル版は
イーストウッド監督が、
師と仰ぐドン・シーゲルと
セルジオ・レオーネに捧げた「最後の西部劇」ってことで、
エンドクレジットの最後に
“ドンとセルジオに捧げる”って出ます。
以降、
西部劇にイーストウッドは出ていないのか??
じつゎ、
ジョニデの「ランゴ」に出演しちゃってますけどね'`,、('∀`) '`,、
西部の精霊って役でね。
アニメですけどね!'`,、('∀`) '`,、
あれって、声が本人ソックリだったけど、
エンドクレジットに名前を発見できなかったんだよな~~
ぢつゎ、
ティモシー・オリファントが演ってたんですね。
+.(*ゝд・)b゚+.゚
そういえばね、
公開前からランゴに出る、精霊役は、
超有名な西部劇スターです!ってふれこみだったけど、
結構好きだった映画評論家さんが、
あれ観て、誰だかわからなかったとか書いてたので、
この評論家さんのレビューはそれ以来、二度と読んでないです
_| ̄|○∠))バンバン
だって、予備知識無さ過ぎなんだもん!
金のオスカー像をたくさんもって現れてるってのに!
'`,、('∀`) '`,、

さて、私としては、
オリジナルを上手く昇華させたなって印象です。
とても各シーンが自然にオマージュされてたし、
ある意味、
「悪人」でもあり、
貧困具合の雰囲気なんて「フラガール」だったりしてね、
李相日監督らしいなぁ~~って思いましたさっ!
d(ゝ∀・)
役者さんたちも凄いしね、
やはり、
渡辺さんと柄本さんコンビは、
イーストウッド&モーガン・フリーマンに決して劣ってないのが凄かった~
でもね、
人を殺して震え上がる芝居は、柳樂くんより、
ジェームズ・ウールヴェットのほうが迫真でしたね。

設定もね、
上手い事、蝦夷地
アイヌというアイテムを置き換えたな~~ってね。
なにせ
画面から、寒さとか、
痛みのようなもんを感じ取れましたからね。
観に行け!とは言わないけど、
足を運んだ人は損しないと思いますよ。
(≧∇≦)/
じっくりと、
人の業の怖さとか、
欲とか、
そういったもんを読み取ってもらえたら
かなり面白いのでは??(●´艸`)
どうかオリジナル観てから行ってね~~~
~~ヾ(@´▽`@)ノ~~~~



カレー屋三郎、ホテル神織韮店

木村ひさし 監督作品
「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」観ました!
あらすじ!
“チョコザイ”こと
ニューヨークのFBI組織・SPBが爆破される事件が起きる。
辛くも無事だったラリーは、
ちょうど同じ頃、東京でも
警視庁管轄下で、電車の送電線破裂事件が起こり、
捜査一課の沢俊一らが捜査に乗り出す。
その結果、
一連の事件は、“出所したばかりの犯罪者”の命を狙っていることがわかる。
警視庁は捜査本部を設立、
車椅子の女性管理官・星秋穂が捜査の指揮を執ることになる。
そんな中、
ある思惑を持って、ラリーもアタルを連れて帰国し、
FBI合同捜査という形で事件に関わってくる。

ヒィィィ!(艸゚Д゚ll)
すっかり放ったらかしですいませんんんんん!・゜・(ノД`)・゜・。
徐々に!
徐々にアップしていきますからねぇぇぇぇぇ!
で、
手始めに、いろいろ前後しちゃいますが、
劇場版・ATARUからっ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

さて、劇場版ですが、
年明けすぐに放送されていたテレビスペシャルからの流れですのでね、
シリーズ含め、予備知識として
チェックされてから足を運ぶのがいいですよ!
テレビを少し入れておかないと、ほとんど置いてけぼりです
(●´艸`)
スペシャルのラストに登場した、
アレッサンドロ・カロリナ・マドカが巻き起こす大事件って筋書きです。
マドカは3歳の時分に、事故で左脳を損傷、
チョコザイ君のような、特殊能力に目覚める。
しかも、アタル同様、SPBで訓練を積んだ、日系ブラジル人。
天才的ハッキング能力を駆使し、
“罪を犯した大人”を処分していく危険人物。
しかもアタルを利用して、
犯人があたかもアタルであるかのような偽装を施す、
結構、イっちゃってる女。

で、
本作では、
かなりアタルは自分の意思を口にします。
ただ嫌がって暴れるのではなく、
言葉で拒絶してみたりとか、
自らの領域への侵入を許可してみたりとか、
コミュニケーション能力が発達してるんですね。
しかも基本スペックはそのまま高く、
より役に立つ感じに仕上がっているようです。
年中、
わがまま言わなくなったし、
アップデートが早くなったし(笑
大人しく捜査してるので、
アタルらしさは劇場版ではやや萎んでいますが、
それらが逆に、
マドカの存在をクローズアップさせている感じなのでおk!
+.(*ゝд・)b゚+.゚

私、かつてちょっとだけ、
ロケのお手伝いさせていただいたことのある、
オフィスクレッシェンドさんの作品のような、
細っかいネタが散りばめられていて、
拾い集めるのが結構大変だったりします。
'`,、('∀`) '`,、
ホント、
クスッ(●´艸`)程度なんですが、
遊び心満載で、制作側が楽しんでいる様子が伝わりますね。
ただ、
シリアス部分との差が曖昧なため、
結構、言いたいことボヤけてる部分もあると思います。
そこを役者さんたちが、上手くカヴァーしているので、
かなり出来のいい作品ではないかと思います。
特に聞き違いで笑いを誘うシーンは多く、
役者さんのノリの良さが際立っていましたね。

今回、
かなりちょい役が出てましてね、
アタルの弟・猪口介ですらちょい役でしてね…
そんな中、
何故か佐藤蛾次郎さんがほんのちょっとだけ出演してましてね、
特に何するわけでもなく、
舞子の父・達夫と絡むという…?
何しに出た?って思う方ばかりだと思うのですが、
私的には、このシーン
画として成立してたんですね。
というのも、
舞子が始めた探偵事務所の宣伝看板が、
まさに松田優作さんの「探偵物語」のコスチュームそのものでね、
松田さんドラマには欠かせない、弟分の佐藤蛾次郎さんが、
そのコスチュームの脇にいることがとても自然に見えたんですね。
はたして、どこまでがお遊びなのかわかりませんが、
微かにだが、制作側の意図は理解できた気になっています。
'`,、('∀`) '`,、

さらには、新日からは
永田 裕志選手と中西 学選手がセリフありで出演
'`,、('∀`) '`,、
白目こそ、ひんむいてくれませんでしたが、
リラックスしてお芝居していましたね~~さすが!
でね、
今回の劇場版は、
面白いくらいにテレビサイズでしてね、'`,、('∀`) '`,、
お金無いのかな?
それが功を奏し、
いい感じにテレビシリーズの流れを感じ、
肩が凝らない感じ!
アメリカでのロケも4人だけの参加でね、
わずかなシーンだけで終わっちゃってね'`,、('∀`) '`,、
滞在時間が決まってたのかな?予算的な?_| ̄|○∠))バンバン

でね、
ラストシーンは以前から、猪口家の
家族の絆の象徴として描かれてきた、
ユリの花、マドンナリリーですかね?
アタルが再三、マドカに渡そうと試みたこの百合の花を
マドカが頭を撃ち抜いた現場に一杯並べるんですね。
画としては綺麗で幻想的に仕上がっているのですが、
このオープンカー一杯の花は誰が用意したんだ?
誰が車でこの場所まで運んだんだ?
しかも、
場所が特定出来て、次のシーンではもうアメリカにいるとか、
かなり時間の流れが雑なのが、
さまざまなところで、テレビっぽいなぁってね(●´艸`)

その分、皆リラックスしてて
テレビのキャラそのままで、
さらに昇華させ際立たせているのは好感!
かなりキャラが完成されたドラマだったんだと理解しました。
で
劇場版にありがちな、
全て描けない病?(●´艸`)
例えば、
刑事・松島の舞子へのストーカー行為もまったく描かれず、
渥見や犬飼らはらしさがそこそこ出てましたが、
中津川はいなくてもよかった程度…
父・達夫や、弟・昇もあまり必要性なかったし、
本作の大切なレギュラーである
“コロコロコロッケ”ですら存在感がありませんでしたね。
さらにはコロコロコロッケプレミアムという、
桐の箱に入った逸品も登場するのですが、
その姿がまずまずしいこと極まりない!
カラッと感がまるでなく、
放っておいた所為でベチャっとしてて、
何がプレミアムかっ!
下にひかれたキャベツの水分吸っちゃってるし!
(ノ゚Д゚)ノシ)`Д゚ )ノバチバチ!!
コロッケなめんなよ!!
消えモノでも小道具です!
コンビニで適当に買ってきたようなモン使っちゃだめだ
'`,、('∀`) '`,、
せめて服部栄養専門学校くらい来てもらいましょうよ…
しずる感ゼロなモン映しちゃ~ね~…(-.-;)(-.-;)
桐の箱似合わないし…
そういえば自由が丘に桐の箱に入ったいなりずしあったな…?

あとは
もう少しマドカを、
サイコな犯罪者として描いて欲しかったかな?
留置所で、
犯した罪の分だけ、歯をへし折ったりという素敵描写があるのですが、
そこだけでしてね…(-.-;)(-.-;)
いたって普通な人として話が進んでしまうのですね…
まぁね、
アタルみたいのが二人いても、
絡みが無くなっちゃうだろうけどね…(-.-;)ハハハ...

結構イイ表情だったのに、それっきりだったなぁ…
でもね、
恐るべき犯罪者な割に、
いざとなると銃で脅すってのは、天才っぽくないやり方ですね~
(∀`从)♡♡♡
安っすい脅しだよね。
スタンガンとか、
チンピラか!?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
なんか
すんごいトリックとか見たかったな…
犯罪史上に残るような、すんごいの!
(=´∀`)人(´∀`=)
さて、
で、
これって完結編なんすかね?
まぁ、続編を期待しているわけではないんだけど、
全体が平坦だったなぁ~~ってね
_| ̄|○∠))バンバン
どうでしょう?テレビ放送待ってみたら?(小声でね)
劇場も空いていたなぁ~…
まぁ、「許されざる者」よりかは混んでましたが…
あ(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)
他もすぐレビューあげますね…(-.-;)


あなたこそが化物だ!

ジェームズ・マンゴールド 監督作品
「ウルヴァリン:SAMURAI」観ました!
あらすじ!
カナダの人里離れた山奥の断崖に、
人目を避けるように暮らすウルヴァリンことローガン
かつて、
二次大戦下の長崎で、
原爆投下からある日本兵の命を救ったローガン
その時の日本兵は
いまや日本一の企業を率いる大実業家・矢志田だった。

ある日、
危篤状態の矢志田が面会したいと
彼の部下ユキオが日本から訪ねてきた。
彼女と共に日本へと向かうこととなったローガン。
そこには、矢志田の息子シンゲン
そして矢志田グループ次世代リーダーの座を祖父に仰せつかった
孫娘のマリコが待っていた。
病身の矢志田と再会したローガンは彼から
ローガンの持つ、究極の再生能力を譲ってほしい
もう一度、私を助けて欲しいと訴えられた…!
そんな謎めいた言葉を告げられたローガンだったが、
彼の滞在中に矢志田は返らぬ人となった。

矢志田の葬儀が執り行われ、
葬儀に出席したローガンだったが、
そこをヤクザたちが襲撃。
ヤクザたちの目的はマリコだった!
行きがかり上、マリコを救出することとなったローガンは、
その混乱から逃げ出し、マリコの故郷・長崎へとむかう……。

日本には街中に忍者がいますよ~(≧∇≦)/
もうね、
流れでシリーズ観続けちゃってるのでね、
たとえ苦し紛れに日本で暴れても観に行っちゃいましたよ!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
外国人の描く日本の風景が、
「WASABI」からまったく進歩してないのは可笑しかった
'`,、('∀`) '`,、
同じようにヤクザと対決し、
雰囲気が歴代の日本舞台の洋画そのままでしたね~~…

あえて今、
なんで日本なんですかね?σ(゚、。)??
外国人がイメージする
日本の有名風景登場のせいで、
せっかくのウルヴァリンのイメージがやや、
ボヤけてしまった感じ
なのでね、
ヒュー・ジャックマンが普通に観えました'`,、('∀`) '`,、

まずね、
矢志田の息子の名前ね、
「シンゲン」だそうです'`,、('∀`) '`,、
たぶん、
日本=刀=武将=シンゲン
といった構図なんでしょうか…?
今回の敵もね、
日本のギャングといえばヤクザなんですか?
しかも、
何故か矢志田のボディガードは忍者軍団でしてね、
息子シンゲンはヤクザと仲良くてねd(≧▽≦;)
なんかしっちゃかめっちゃかな設定でしてね、
日本に対するイメージが、あまりにコテコテ過ぎてね、
そこになんでミュータントが現れるんだか…(-.-;)(-.-;)
…って、
そんなこと、冷ややかな目で思ってました。
やっぱり、やっちゃったなぁ~~ってね…(-.-;)

これは、日本の象徴ということなんでしょうか?
新幹線の屋根の上での対決!'`,、('∀`) '`,、
ウルヴァリンはいいのですが、
彼と対等の身体能力を持つヤクザたちが凄い!
毎時200kmで疾走する新幹線上で、
ミュータントに対し、
一歩も退かない好勝負を繰り広げるヤクザの刺客たち!
監督~~~!
日本人は皆、忍術使えるわけではありませんよぉ~~
(  ̄▽)ゞ
さらにはラブホテルも登場し、
マリコはラブホテルがわからないローガンに、
「カップルホテル」と説明してましたね…
これらは日本らしいですか?
どうですか?'`,、('∀`) '`,、

日本一の大企業、矢志田グループ総裁の
ミスター矢志田の自宅は、まるでお城のような巨大なお宅。
(●´艸`)
このお宅の位置関係がよくわからない場所にあったりするんですが、
まぁ、そこはフィクションってことでね'`,、('∀`) '`,、
しかし、
この家のデザインは素晴らしく、
巨大な門からの車寄せ、
中庭を囲む長い廊下、
池
数えきれないほどの障子
波打ち寄せる断崖上に建つ巨大要塞
高級旅館とか、
高級料亭とかイメージしたのかな?
こりゃ、
住みたい家No1ぢゃないですかっ(=´∀`)人(´∀`=)
素敵すぎっ!

矢志田マリコを陰ながら守る、ボディーガード
「原田剣一郎」
何でだか弓の名手で
背中に弓と矢を持ち歩いていて、
いくらウルヴァリン:SAMURAIだからってさ
こんな奴いたら捕まるよ…(-.-;)(-.-;)
しかも、
影的存在なのかと思いきや、
あからさまに正体見られちゃってるしね…
マリコを護ってるはずが、
何故か屋根の上で待機'`,、('∀`) '`,、
ここでも忍者臭満載!
設定、ちょっとおかしくないか…?(-.-;)
ただね、
このハラダ演ってた方って、
私の大好きな役者さん
ウィル・ユン・リーさんだったんですね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
頑張って日本語セリフも話してね!
私の中では、
「Hawaii Five-0」のサン・ミンがやはり印象強いですね~~
サン・ミンって、Five-Oにとって、
時に強敵、
時に味方という、
ルパン一味に対する峰不二子的立ち位置なんですね。

案外に難しい役どころなワケです!
さらにほかにも、
「BIONIC WOMAN」や、
昨年の「トータルリコール」にもちょい役で出てたの
皆さん気づきましたか?(●´艸`)

カッコいいよねサン・ミン...津田寛治さんに似てるね!
さて今回の主要な日本人役の役者さんらは、
英語で演技出来る人が条件だったのでしょうかね?
岡本TAOさんや、福島リラさんらが出演してて、
作品自体にネームバリューが無ければ、
かなりのB級臭漂う画になってましたけどね
┐('~`;)┌
この人たちも、その筋では有名人なんでしょうけどね。
そして、
何でだか、助けたローガンと助けられたマリコは恋に落ちる…
すぐさま床を一緒にする・・・┐('~`;)┌
少し節度を守りましょうね。(-.-;)

長崎に於いて
矢志田はローガンにより、
B-29の投下した爆弾から守られたわけですが、
これは深く語られなかったけど、ファットマンなんでしょうね…
ローガンも、
「B-29からは逃れられない」としか語りませんでしたが…
それでも搭載された爆弾の威力を知っているかのような語りでしてね、
彼は、
アメリカ軍のどんな立場の人なんですかね?
でね、
これがファットマンであるとして、
つまり、矢志田は、
かなり近場で被爆しているわけで、
それが原因で病に倒れたのでしょうかね?
このなかなか際どいストーリー展開からの、
やや毛色の違う脚本に、
ウルヴァリン…どの方向へと走るのか?
と期待高まる中、
ボチボチ魅せた後の、
ラスト、
ヴァイパーこと、Drグリーンとの決戦時、
鎧武者風のバトルアーマーが登場'`,、('∀`) '`,、
マーベルっぽくなってきやがったっ!
(次元風に!)
そして、
中から死んだはずの矢志田も登場'`,、('∀`) '`,、
つまり、
鎧武者アーマーは、矢志田の生命維持装置でもあったのですね~
金持ちの考えることは手がこんでるなぁ~~!(∀`从)♡♡♡

こうしてローガンの鉄の爪をへし折って、
その髄から、不老不死成分を吸いだす荒業へと移行、
老いるローガンに対し、
アーマー内の矢志田は若返っていく
_| ̄|○∠))バンバン
バカバカし過ぎて超面しれぇ~~~!
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
そして、
ローガンを助けようと割こんだ
実の孫娘・マリコに
折れたローガンの爪を突き立てられた矢志田!
ザンンッ!って
首元を刺され、'`,、('∀`) '`,、
哀れ、
シオシオとしぼんで、元のジジイに戻る矢志田…
「日本には別れを言いに来た!」
と、
鎧アーマーごと矢志田を持ち上げ、
奈落の底へと投げ込むローガン。
かたことの日本語で
「SA・YO・NA・RA」って言ってね(●´艸`)
あ~~~
そういうことか…

さて、
色々申しましたが、
それほど酷い解釈での日本文化描写とかもなく、
それでいて、
X-MEN本来の、
ミュータントへの差別・人権といったテーマは皆無な本作
ホント
毛色が違い過ぎて、やや面喰うのですが、
どうでしょう?
続く連休の暇潰しにでも行ってみてゎ?
(●´艸`)

不老不死って、
呪いかな?
私は手にしてみたい能力です。
死なないってことが、
生き物を呪縛から解き放つと思いません?
食べることがないから生活に追われないし、
死なないから、どんな挑戦も臆することなく出来る!
そんな力が呪いかな?
自分の子や孫が、先に逝ってもいいぢゃない!
自身の手で、見守れるなんて最高!
その一瞬の積み重ねが永遠となる…これが自由か!?

荒牧伸志 監督作品
「キャプテンハーロック」観ました!
あらすじ!
銀河の果てまで移動が可能となった時代、
宇宙に散らばった人類の数は、すでに5000億人にまで達していた。
開拓の限りを尽くし新天地を失った人類は、
「戻るべき場所」となった地球の居住権をめぐって争いを始める。
「カムホーム戦争」の始まりであった…

紛争終結目的で建造された最終兵器、
デス・シャドウ級宇宙戦艦4艇が戦争に投入された。
その4番艦の艦長、ハーロックは、歴戦の勇士として名を馳せた。
しかし、
終戦を迎えると同時に戦艦と共に消息を絶ってしまう。
ふたたび彼が皆の目の前に現れた時、
アルカディアは、巨大なドクロを艦首に刻んだ宇宙海賊船にかわり、
それを操っていたのは、
広域指名手配犯となった、
宇宙海賊キャプテンハーロックであった!

滅びゆく運命の中、
終焉の時代を
それでも明日へと進もうとするハーロック…
こうして彼は、地球連邦政府に戦いを挑んでいく。

立て続けに劇場行っちゃって、
レヴューがぜんぜん間に合っていませんが、
本日ご紹介するのは、
30年ぶりのリブート作品として再誕したハーロック。
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
正直、
期待外れの多い福井さん脚本が心配でしたが、
私的には面白かったです。
しかも、
吹き替えも話題性だけではなく、皆上等でしてね、
チャレンジ精神だけでなく、
脇を固めるベテラン声優さんとのバランスも良かったですよ!
演出ってさ、
現場のコントロールだと思うのね?
その意味では、この現場は大成功だと思うしね、
改めて、
やはり、役者さんってのゎ凄いよ!って痛感しますよね!

声だけの芝居って、センスだね~~やっぱ!+.(*ゝд・)b゚+.゚
元々、声優って、役者のアルバイトの位置づけだったぢゃないですか?
だから芝居演る人って出来ちゃうんだよね!
現在は、変な専門学校とか作っちゃって、
小難しいふりして専門職気取ってね、
それでいて、
敷居低くしちゃってるのが現状なんですけどね。(-.-;)

友人が、
少し前に人気声優と、少しだけお付き合いしてましてね。
まぢ、ここだけの話ですがね…
紹介されたんですが、
ほんと、
普段もしゃべり方がキレイなんですよ。
FM●京のパーソナリティーやってる知人も、
ホント、普段から言葉がキレイ!
しゃべる仕事をしているってのがすぐわかるんですね!
ボキャブラリーも豊富なので、
流暢ってのはこういうことなんだって理解できる、
教科書的存在なんですよ!
いろいろなしゃべる仕事に携わっている方って、
ホントかっこいいし、
頭よく見えるし、
リスペクトに値します!

さて、
今回もまた、大きく横道にそれた感想文'`,、('∀`) '`,、
この段階で、
「またか…(-.-;)」と、
7割のかたはUターンしたものと思われます
'`,、('∀`) '`,、
しかしめげずに前に進みますよ!ハーロックのごとくね!
さてさて、
キャメロンさんが、空前の出来映えと賞賛したらしい本作、
そりゃ言い過ぎ~~ アッ'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
って気もしないでもないけど!
それでも、ハーロックとしては完成されてたような?
結構、面白かったょ!

松本零士氏の原作では、
たしか物語は未完なんだよね。
私の中では、
劇場版・銀河鉄道999に登場するハーロックが最もカッコいいと思うのです。
「男なら…負けるとわかっていても戦わなければならない時がある…」
ってセリフにもう、
キュ~~~~~~ンッッ!ですゎ~!
(∀`从)♡♡♡ゥヒャハ~

そんな零士テイストもしっかり息づいてて、
戦士の銃とかも出てくるし

あとゎ、
クィーンエメラルダス号でもちょこっと現れたら
夏のイイ思い出になったなぁ…(=´∀`)人(´∀`=)

アルカディア号は、
デス・シャドー級宇宙戦艦の4番艦なんですが、
所謂、
私たちの記憶にある、
スタジオぬえデザインの“アレ”とはちょい違っててね、
こう、
もっと無機質な感じ?
だから海賊色が薄くなっててね、
やっぱさ、
海賊船って豪奢な感じが大切なワケですからね!
そんなところで、やや寂しかったかな?(〃'∇'〃)ゝ
↓↓ エイリアンっぽいんだよなぁ~…

で今回、
ハーロックは小栗旬さんが担当してたんですが、
やはり、井上真樹夫さんに比べると
重厚さに欠けてはいましたがね、
これはきっと、私自身に
昭和のイメージが強く残ってるなぁ~~ってことだね。
でもね、
新生ハーロックはこれでおKだと思う!
(●´艸`)
どこかで見たことあるような、
浅い脚本来ちゃうかなぁ~~とか思ったけど、
その辺もクリア??'`,、('∀`) '`,、 これでイイような…?
平均点ではあるようなね!+.(*ゝд・)b゚+.゚

なのでね
序盤のヤマの素性や行動で、
オチまで一気に解っちゃう物語はなんなんですが…
そんな意味でも
過度の期待は禁物ですが、
十分、娯楽作品として成り立っていると思います。
何と言いますか、
テレビアニメ版の子供っぽさは消えた!
そんな感じ?(●´艸`)
115分という枠内に収まる作品としては、
ひじょうに優等生だと思いますよ。
(●´艸`)フフフ...

本作でのハーロックという存在は、
それぞれの登場人物からみた、“象徴”であるハーロックで、
ハーロック自体は、それほどシャシャッてこないんですね!
本筋は、ヤマから見たハーロックですので、
少し目線が違うことに違和感をおぼえる方もいらっしゃるかな?
σ(゚、。)σ(゚、。)
なので、主人公はヤマ。
ラストには、顔に傷が付き、
アイパッチ姿でアルカディア号を操るという、
あの“とりさん”ですら、ヤマの肩にとまっちゃってね!
どんな状況でも希望を忘れず、明日へと進む
そして、希望は延々と受け継がれるという表現が強く描かれていますね。

でもね、
ハーロックがカッコいいのはこの辺りまでなんですね、
そもそも地球居住権の争いであるカムホーム戦争を経て、
人類たちは、地球を“戻るべき場所”とし、
希望の象徴としたんですが、
「ガイア・サンクション」という調停機関が設立されて、
そいつらの一部がコソ~~リと地球に降りて住んぢまおうかな?
みたいな動きを見せたため、
怒ったハーロックは、
異星人ミーメの種族が開発した、ダークマター機関という
超エネルギーシステムを解放して、
地球に近づけないよう丸ごと包んぢまおうとしたのですが、
間違えて取り返しつかない状態にしちゃったんですね。
'`,、('∀`) '`,、 バカか!?

そりゃ~~~
全宇宙に指名手配されるゎ!'`,、('∀`) '`,、
だからね、
純真無垢なる信念のもとに、ドクロの旗を翻しているのと
ちょっと違ってきちゃってね(-.-;)(-.-;)(-.-;)
アルカディアだって、
なんか船体が損傷しても、自動修復しちゃう謎の幽霊船でね。
だから艦隊戦も、「体当たり」という雑な戦法なんですね
'`,、('∀`) '`,、
壊れねぇ~~し。
登場シーンなんかは、
インディペンデンスディの宇宙船…
もしくは未知との遭遇の宇宙船の登場に酷似した
黒煙の中からヌ~~って感じでしたし、
もう、我々の知るアルカディア号でもないのかもね。
だから、ところどころ、
脇が甘いなっていう印象!(=´∀`)人(´∀`=)

まぁ、
人気役者の皆さん方が、
登場キャラを押しのけて表に出ちゃうこともなかったし、
零士作品を好きって方には、おすすめしますよ。
週末、
連休ですしね!
どうか足を運んでみてくださいね。
