その一瞬の積み重ねが永遠となる…これが自由か!?

荒牧伸志 監督作品
「キャプテンハーロック」観ました!
あらすじ!
銀河の果てまで移動が可能となった時代、
宇宙に散らばった人類の数は、すでに5000億人にまで達していた。
開拓の限りを尽くし新天地を失った人類は、
「戻るべき場所」となった地球の居住権をめぐって争いを始める。
「カムホーム戦争」の始まりであった…

紛争終結目的で建造された最終兵器、
デス・シャドウ級宇宙戦艦4艇が戦争に投入された。
その4番艦の艦長、ハーロックは、歴戦の勇士として名を馳せた。
しかし、
終戦を迎えると同時に戦艦と共に消息を絶ってしまう。
ふたたび彼が皆の目の前に現れた時、
アルカディアは、巨大なドクロを艦首に刻んだ宇宙海賊船にかわり、
それを操っていたのは、
広域指名手配犯となった、
宇宙海賊キャプテンハーロックであった!

滅びゆく運命の中、
終焉の時代を
それでも明日へと進もうとするハーロック…
こうして彼は、地球連邦政府に戦いを挑んでいく。

立て続けに劇場行っちゃって、
レヴューがぜんぜん間に合っていませんが、
本日ご紹介するのは、
30年ぶりのリブート作品として再誕したハーロック。
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
正直、
期待外れの多い福井さん脚本が心配でしたが、
私的には面白かったです。
しかも、
吹き替えも話題性だけではなく、皆上等でしてね、
チャレンジ精神だけでなく、
脇を固めるベテラン声優さんとのバランスも良かったですよ!
演出ってさ、
現場のコントロールだと思うのね?
その意味では、この現場は大成功だと思うしね、
改めて、
やはり、役者さんってのゎ凄いよ!って痛感しますよね!

声だけの芝居って、センスだね~~やっぱ!+.(*ゝд・)b゚+.゚
元々、声優って、役者のアルバイトの位置づけだったぢゃないですか?
だから芝居演る人って出来ちゃうんだよね!
現在は、変な専門学校とか作っちゃって、
小難しいふりして専門職気取ってね、
それでいて、
敷居低くしちゃってるのが現状なんですけどね。(-.-;)

友人が、
少し前に人気声優と、少しだけお付き合いしてましてね。
まぢ、ここだけの話ですがね…
紹介されたんですが、
ほんと、
普段もしゃべり方がキレイなんですよ。
FM●京のパーソナリティーやってる知人も、
ホント、普段から言葉がキレイ!
しゃべる仕事をしているってのがすぐわかるんですね!
ボキャブラリーも豊富なので、
流暢ってのはこういうことなんだって理解できる、
教科書的存在なんですよ!
いろいろなしゃべる仕事に携わっている方って、
ホントかっこいいし、
頭よく見えるし、
リスペクトに値します!

さて、
今回もまた、大きく横道にそれた感想文'`,、('∀`) '`,、
この段階で、
「またか…(-.-;)」と、
7割のかたはUターンしたものと思われます
'`,、('∀`) '`,、
しかしめげずに前に進みますよ!ハーロックのごとくね!
さてさて、
キャメロンさんが、空前の出来映えと賞賛したらしい本作、
そりゃ言い過ぎ~~ アッ'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
って気もしないでもないけど!
それでも、ハーロックとしては完成されてたような?
結構、面白かったょ!

松本零士氏の原作では、
たしか物語は未完なんだよね。
私の中では、
劇場版・銀河鉄道999に登場するハーロックが最もカッコいいと思うのです。
「男なら…負けるとわかっていても戦わなければならない時がある…」
ってセリフにもう、
キュ~~~~~~ンッッ!ですゎ~!
(∀`从)♡♡♡ゥヒャハ~

そんな零士テイストもしっかり息づいてて、
戦士の銃とかも出てくるし

あとゎ、
クィーンエメラルダス号でもちょこっと現れたら
夏のイイ思い出になったなぁ…(=´∀`)人(´∀`=)

アルカディア号は、
デス・シャドー級宇宙戦艦の4番艦なんですが、
所謂、
私たちの記憶にある、
スタジオぬえデザインの“アレ”とはちょい違っててね、
こう、
もっと無機質な感じ?
だから海賊色が薄くなっててね、
やっぱさ、
海賊船って豪奢な感じが大切なワケですからね!
そんなところで、やや寂しかったかな?(〃'∇'〃)ゝ
↓↓ エイリアンっぽいんだよなぁ~…

で今回、
ハーロックは小栗旬さんが担当してたんですが、
やはり、井上真樹夫さんに比べると
重厚さに欠けてはいましたがね、
これはきっと、私自身に
昭和のイメージが強く残ってるなぁ~~ってことだね。
でもね、
新生ハーロックはこれでおKだと思う!
(●´艸`)
どこかで見たことあるような、
浅い脚本来ちゃうかなぁ~~とか思ったけど、
その辺もクリア??'`,、('∀`) '`,、 これでイイような…?
平均点ではあるようなね!+.(*ゝд・)b゚+.゚

なのでね
序盤のヤマの素性や行動で、
オチまで一気に解っちゃう物語はなんなんですが…
そんな意味でも
過度の期待は禁物ですが、
十分、娯楽作品として成り立っていると思います。
何と言いますか、
テレビアニメ版の子供っぽさは消えた!
そんな感じ?(●´艸`)
115分という枠内に収まる作品としては、
ひじょうに優等生だと思いますよ。
(●´艸`)フフフ...

本作でのハーロックという存在は、
それぞれの登場人物からみた、“象徴”であるハーロックで、
ハーロック自体は、それほどシャシャッてこないんですね!
本筋は、ヤマから見たハーロックですので、
少し目線が違うことに違和感をおぼえる方もいらっしゃるかな?
σ(゚、。)σ(゚、。)
なので、主人公はヤマ。
ラストには、顔に傷が付き、
アイパッチ姿でアルカディア号を操るという、
あの“とりさん”ですら、ヤマの肩にとまっちゃってね!
どんな状況でも希望を忘れず、明日へと進む
そして、希望は延々と受け継がれるという表現が強く描かれていますね。

でもね、
ハーロックがカッコいいのはこの辺りまでなんですね、
そもそも地球居住権の争いであるカムホーム戦争を経て、
人類たちは、地球を“戻るべき場所”とし、
希望の象徴としたんですが、
「ガイア・サンクション」という調停機関が設立されて、
そいつらの一部がコソ~~リと地球に降りて住んぢまおうかな?
みたいな動きを見せたため、
怒ったハーロックは、
異星人ミーメの種族が開発した、ダークマター機関という
超エネルギーシステムを解放して、
地球に近づけないよう丸ごと包んぢまおうとしたのですが、
間違えて取り返しつかない状態にしちゃったんですね。
'`,、('∀`) '`,、 バカか!?

そりゃ~~~
全宇宙に指名手配されるゎ!'`,、('∀`) '`,、
だからね、
純真無垢なる信念のもとに、ドクロの旗を翻しているのと
ちょっと違ってきちゃってね(-.-;)(-.-;)(-.-;)
アルカディアだって、
なんか船体が損傷しても、自動修復しちゃう謎の幽霊船でね。
だから艦隊戦も、「体当たり」という雑な戦法なんですね
'`,、('∀`) '`,、
壊れねぇ~~し。
登場シーンなんかは、
インディペンデンスディの宇宙船…
もしくは未知との遭遇の宇宙船の登場に酷似した
黒煙の中からヌ~~って感じでしたし、
もう、我々の知るアルカディア号でもないのかもね。
だから、ところどころ、
脇が甘いなっていう印象!(=´∀`)人(´∀`=)

まぁ、
人気役者の皆さん方が、
登場キャラを押しのけて表に出ちゃうこともなかったし、
零士作品を好きって方には、おすすめしますよ。
週末、
連休ですしね!
どうか足を運んでみてくださいね。
