カレー屋三郎、ホテル神織韮店

木村ひさし 監督作品
「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」観ました!
あらすじ!
“チョコザイ”こと
ニューヨークのFBI組織・SPBが爆破される事件が起きる。
辛くも無事だったラリーは、
ちょうど同じ頃、東京でも
警視庁管轄下で、電車の送電線破裂事件が起こり、
捜査一課の沢俊一らが捜査に乗り出す。
その結果、
一連の事件は、“出所したばかりの犯罪者”の命を狙っていることがわかる。
警視庁は捜査本部を設立、
車椅子の女性管理官・星秋穂が捜査の指揮を執ることになる。
そんな中、
ある思惑を持って、ラリーもアタルを連れて帰国し、
FBI合同捜査という形で事件に関わってくる。

ヒィィィ!(艸゚Д゚ll)
すっかり放ったらかしですいませんんんんん!・゜・(ノД`)・゜・。
徐々に!
徐々にアップしていきますからねぇぇぇぇぇ!
で、
手始めに、いろいろ前後しちゃいますが、
劇場版・ATARUからっ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

さて、劇場版ですが、
年明けすぐに放送されていたテレビスペシャルからの流れですのでね、
シリーズ含め、予備知識として
チェックされてから足を運ぶのがいいですよ!
テレビを少し入れておかないと、ほとんど置いてけぼりです
(●´艸`)
スペシャルのラストに登場した、
アレッサンドロ・カロリナ・マドカが巻き起こす大事件って筋書きです。
マドカは3歳の時分に、事故で左脳を損傷、
チョコザイ君のような、特殊能力に目覚める。
しかも、アタル同様、SPBで訓練を積んだ、日系ブラジル人。
天才的ハッキング能力を駆使し、
“罪を犯した大人”を処分していく危険人物。
しかもアタルを利用して、
犯人があたかもアタルであるかのような偽装を施す、
結構、イっちゃってる女。

で、
本作では、
かなりアタルは自分の意思を口にします。
ただ嫌がって暴れるのではなく、
言葉で拒絶してみたりとか、
自らの領域への侵入を許可してみたりとか、
コミュニケーション能力が発達してるんですね。
しかも基本スペックはそのまま高く、
より役に立つ感じに仕上がっているようです。
年中、
わがまま言わなくなったし、
アップデートが早くなったし(笑
大人しく捜査してるので、
アタルらしさは劇場版ではやや萎んでいますが、
それらが逆に、
マドカの存在をクローズアップさせている感じなのでおk!
+.(*ゝд・)b゚+.゚

私、かつてちょっとだけ、
ロケのお手伝いさせていただいたことのある、
オフィスクレッシェンドさんの作品のような、
細っかいネタが散りばめられていて、
拾い集めるのが結構大変だったりします。
'`,、('∀`) '`,、
ホント、
クスッ(●´艸`)程度なんですが、
遊び心満載で、制作側が楽しんでいる様子が伝わりますね。
ただ、
シリアス部分との差が曖昧なため、
結構、言いたいことボヤけてる部分もあると思います。
そこを役者さんたちが、上手くカヴァーしているので、
かなり出来のいい作品ではないかと思います。
特に聞き違いで笑いを誘うシーンは多く、
役者さんのノリの良さが際立っていましたね。

今回、
かなりちょい役が出てましてね、
アタルの弟・猪口介ですらちょい役でしてね…
そんな中、
何故か佐藤蛾次郎さんがほんのちょっとだけ出演してましてね、
特に何するわけでもなく、
舞子の父・達夫と絡むという…?
何しに出た?って思う方ばかりだと思うのですが、
私的には、このシーン
画として成立してたんですね。
というのも、
舞子が始めた探偵事務所の宣伝看板が、
まさに松田優作さんの「探偵物語」のコスチュームそのものでね、
松田さんドラマには欠かせない、弟分の佐藤蛾次郎さんが、
そのコスチュームの脇にいることがとても自然に見えたんですね。
はたして、どこまでがお遊びなのかわかりませんが、
微かにだが、制作側の意図は理解できた気になっています。
'`,、('∀`) '`,、

さらには、新日からは
永田 裕志選手と中西 学選手がセリフありで出演
'`,、('∀`) '`,、
白目こそ、ひんむいてくれませんでしたが、
リラックスしてお芝居していましたね~~さすが!
でね、
今回の劇場版は、
面白いくらいにテレビサイズでしてね、'`,、('∀`) '`,、
お金無いのかな?
それが功を奏し、
いい感じにテレビシリーズの流れを感じ、
肩が凝らない感じ!
アメリカでのロケも4人だけの参加でね、
わずかなシーンだけで終わっちゃってね'`,、('∀`) '`,、
滞在時間が決まってたのかな?予算的な?_| ̄|○∠))バンバン

でね、
ラストシーンは以前から、猪口家の
家族の絆の象徴として描かれてきた、
ユリの花、マドンナリリーですかね?
アタルが再三、マドカに渡そうと試みたこの百合の花を
マドカが頭を撃ち抜いた現場に一杯並べるんですね。
画としては綺麗で幻想的に仕上がっているのですが、
このオープンカー一杯の花は誰が用意したんだ?
誰が車でこの場所まで運んだんだ?
しかも、
場所が特定出来て、次のシーンではもうアメリカにいるとか、
かなり時間の流れが雑なのが、
さまざまなところで、テレビっぽいなぁってね(●´艸`)

その分、皆リラックスしてて
テレビのキャラそのままで、
さらに昇華させ際立たせているのは好感!
かなりキャラが完成されたドラマだったんだと理解しました。
で
劇場版にありがちな、
全て描けない病?(●´艸`)
例えば、
刑事・松島の舞子へのストーカー行為もまったく描かれず、
渥見や犬飼らはらしさがそこそこ出てましたが、
中津川はいなくてもよかった程度…
父・達夫や、弟・昇もあまり必要性なかったし、
本作の大切なレギュラーである
“コロコロコロッケ”ですら存在感がありませんでしたね。
さらにはコロコロコロッケプレミアムという、
桐の箱に入った逸品も登場するのですが、
その姿がまずまずしいこと極まりない!
カラッと感がまるでなく、
放っておいた所為でベチャっとしてて、
何がプレミアムかっ!
下にひかれたキャベツの水分吸っちゃってるし!
(ノ゚Д゚)ノシ)`Д゚ )ノバチバチ!!
コロッケなめんなよ!!
消えモノでも小道具です!
コンビニで適当に買ってきたようなモン使っちゃだめだ
'`,、('∀`) '`,、
せめて服部栄養専門学校くらい来てもらいましょうよ…
しずる感ゼロなモン映しちゃ~ね~…(-.-;)(-.-;)
桐の箱似合わないし…
そういえば自由が丘に桐の箱に入ったいなりずしあったな…?

あとは
もう少しマドカを、
サイコな犯罪者として描いて欲しかったかな?
留置所で、
犯した罪の分だけ、歯をへし折ったりという素敵描写があるのですが、
そこだけでしてね…(-.-;)(-.-;)
いたって普通な人として話が進んでしまうのですね…
まぁね、
アタルみたいのが二人いても、
絡みが無くなっちゃうだろうけどね…(-.-;)ハハハ...

結構イイ表情だったのに、それっきりだったなぁ…
でもね、
恐るべき犯罪者な割に、
いざとなると銃で脅すってのは、天才っぽくないやり方ですね~
(∀`从)♡♡♡
安っすい脅しだよね。
スタンガンとか、
チンピラか!?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
なんか
すんごいトリックとか見たかったな…
犯罪史上に残るような、すんごいの!
(=´∀`)人(´∀`=)
さて、
で、
これって完結編なんすかね?
まぁ、続編を期待しているわけではないんだけど、
全体が平坦だったなぁ~~ってね
_| ̄|○∠))バンバン
どうでしょう?テレビ放送待ってみたら?(小声でね)
劇場も空いていたなぁ~…
まぁ、「許されざる者」よりかは混んでましたが…
あ(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)
他もすぐレビューあげますね…(-.-;)

