生活感だしてたまるもんですか!

三島有紀子 監督作品
「繕い裁つ人」劇場鑑賞!!
神戸って、やはり横浜っぽい
(∀`从)♡♡♡
横浜か?って勘違いするような整然とした街ですね。
素敵だなぁ~~(∀`从)♡♡♡
特に港が見える高台の小路なんか、
横浜港近隣にある道のようで懐かしい気さえしました。
でもなんですか?
神戸の辺りには訛り的なモノはないのですかね?
関西圏なのに??σ(゚、。)

「しあわせのパン」、「ぶどうのなみだ」の絵本的な
レトロ美が本作でも描かれています。
夜会のシーンなど、実に監督らしいと感じます。(●´艸`)
しかしね、
監督の前作ほどファンタジー感は無く、より現実っぽいのですが、
それ故に、非常に中途半端
やるなら、ちんどん屋的楽団が登場したっていいんぢゃね?
'`,、('∀`) '`,、
やや、どっち行きたいのか迷った?とか思いました。
旨そうな食べ物もあまり出ないし、
喫茶サンパウロで、ホールごと食うチーズケーキも
なんの主張なのか理解し難い。
それでいて、
服たちが主役を務めるのかと思うと
それがそうでもない。
ど・・・どうしたんだ?・・・監督?(-.-;)

それでも、
私の母も洋裁屋だったので、
その服をつくる過程(縫製のし直しや修理)などの一連の動作が
ガキの頃夜中に目を覚まし、
少しドアの開いている仕事部屋で、
黙々と服をつくる母親の背中を思い出しましたね。
型紙を生地に合せ、
チョークなどで線を引いたり、
当然、
足踏み式のミシンもありましたので、
よくイタヅラしましたね。(●//艸//)=3
何と言うのか、
非常に身近に捉えられたので、
個人的にはシンパシー感じました。(●´艸`)
静かに、長く続けることの尊さとか、
その姿勢の美とか、中谷美紀さんならではのアプローチで
よい感じでしたね(∀`从)♡♡♡

ただまぁ、
物語の構成などには、特筆すべきモノは無く、
やはり、方向性も解らず?
何を主張したいのかは理解し難いですかね~???
(-.-;)
あれで「かもめ食堂」やら
「マザーウォーター」の系統を意識しているでもなく・・・(-.-;)
なんとも捉えどころのない一本になっちゃった感ありますね~~
しかし!
正直言うと、私としては、シネマDEごはんで紹介してもいいかな?
とか思っちゃいましたけどね'`,、('∀`) '`,、
神戸での取材費でるといいけどね'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、
ちょっとレビュー上げるのが遅くなっちゃって
そろそろ公開終了しちゃうかもしれませんが、
お時間あったらどうぞ確認しに行ってくださいね。

(C) 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年1月31日
上映時間:1時間44分
配給:ギャガ
カラー

~ストーリー~
神戸の街を見渡す坂を上ると、その店はあった。
「南洋裁店」という小さな看板が掛けられた、古びた洋風の一軒家。
店主の南市江が作る服は、いつでも即日完売。
すべて昔ながらの職人スタイルを貫く手作りの一点ものだ。
神戸のデパートに勤める藤井は、
市江に、南洋裁店で扱う服のブランド化の話を持ち掛けるが、
まるで“頑固じじい”のような彼女は、全く興味を示さない。
一代目である祖母が作った服の仕立て直しとサイズ直し、
あとは先代のデザインを流用した新作を少しだけ。
二代目は先代の仕事を完結させることが義務であると疑わない。
その服に袖を通すたった一人のためだけの
オーダーメイド服を縫うだけで、
それだけで市江は満足だったのだ。
南洋裁店の服は、世界で一着だけの一生もの──
それが市江の繕い裁つ服が愛される、潔くも清い秘密だった。
だが、
自分がデザインしたドレスを作りたいはずだという藤井の言葉に、
市江の心に封印してきた何かが揺れ動く──。
もらいゲロ体質

デヴィッド・コープ 監督作品
「チャーリー・モルデカイ
華麗なる名画の秘密」劇場鑑賞!!
やはり、
この手の飄々としたアンチヒーローキャラやらせたら右にでる者いないね
'`,、('∀`) '`,、 デップったら!
ただね、
他の作品と比較して、
それ程、大きな違いはなくてね、
新しいキャラを手に入れた感はまるでありません。
チャーリー・モルデカイという人物へのアプローチも
過去作品の数々のキャラたちとほぼ一緒。
演技プランも一緒。
つまりシチュエーションの違うジャック・スパロウであり、
ウィリー・ウォンカが見え隠れしている感じ。
しかし、物語自体はスピード感もあって、
ボチボチ面白かった。
ハードル下げてかまえて、ようやく役者たちが魅せる一本だと思います。
笑い部分はね、
チャーリーのゲロもらい体質がそこここに活きてて
わかってても笑っちゃった'`,、('∀`) '`,、
天丼で3回ほど被せてくるんだけど、全て笑っちゃった。
ただ、
他のコメディー部分は古臭さすぎて笑えない人も多々いると思います。
'`,、('∀`) '`,、
これは原作からなのか?
古い作品ですからね、仕方なしな所があるのでしょうかね?
正直、
同監督とデップが組んだ「シークレット ウインドウ」の
なんだかトントンだった興行収入からも推測できますように、
イマイチ
評価だった「シークレット ウィンドウ」のリベンジなるのか!?
そんなところに注目しつつ70年代コメディーを鑑賞!

とにかく私が引っかかったのが、
チャーリー・モルデカイの用心棒・ジョック'`,、('∀`) '`,、
なんだか精力絶倫でドコでもヤっちゃうおバカキャラでね、
めっちゃ強いんですよ!
敵にも女にも!'`,、('∀`) '`,、
古来より、
自信過剰な主人公の相棒兼、用心棒ってこんなタイプばかりでしたよね。
無口で、強くて、女に弱くてみたいな'`,、('∀`) '`,、
それをそのまま
何の工夫もなしにトレースしただけ_| ̄|○∠))バンバン
もう、
褒めていいのか何なのか?

でもまぁ、
グウィネス・パルトローとか出てるしね'`,、('∀`) '`,、
本国での大コケとか、言うほど気にならない気もしてきたかな?
_| ̄|○∠))バンバン
私的グウィネスは、アベンジャーズよりも
「Se7en」ですね~~~・・・
首切り落とされちゃってショック・゜・(ノД`)・゜・。
お腹に赤ん坊もいたのにね・・・(-.-;)
そんな実力、キャリアと申し分ない
アカデミー賞女優の魅せる、
コメディアンヌとしての才能も素晴らしくプラスに働いている!
いるのですが…
彼ら役者陣の奮闘虚しく、
ほぼ前半で飽きる、出来の悪い本が気の毒過ぎる(-.-;)

そういえば、
ちょっと納得いかない件がありましてね、
まず、チャーリーが蓄えている口髭ですが、
何故かポスターや、
劇中の字幕では“ちょび髭”とされているんですね・・・?
しつこいくらいにちょび髭扱いされてますが、
ちょび髭ってさ、

↑これのことでしょうが!








ちょびっと生えてるからちょび髭で、
チャーリーの口髭って“カイゼル髭”っつ~~~んぢゃないの?
ォラォラォラ~(ノ゚Д゚)ノシ)`Д゚ )ノベチベチベチ
さらには、本作のCMで、
シャーリー・バッシーの「Big Spender」がしきりに流れているので
エンドクレジットで聴けるかなぁ~~??とか思ってたんだけどさ、
どこにも流れないの!_| ̄|○∠))バンバン
これにはヤられちゃったね!'`,、('∀`) '`,、
さすがです!

さてさて、
まぁいつものことですが、
やや日本人にはウケ難い笑いばかりですけど、
まぁ、アメリカ人もずいぶん観てましたが、
笑っちゃいませんでしたが…
ハードル下げつつ、
デップ様の新たなキャラを観に、
劇場へと足を運んでみてはいかがでしょうか?
┐('~`;)┌
(C) 2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
英題:MORTDECAI
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年2月6日
上映時間:1時間47分
配給:KADOKAWA
カラー

~ストーリー~
イギリス・オックスフォードで、
ゴヤの幻の名画が何者かの手によって盗まれた。
イギリス諜報機関MI5が調査依頼したのは、
うさんくさい“ちょびヒゲ”をたくわえた、
うんちく好きなインチキ美術商、チャーリー・モルデカイだった。
彼は最強の用心棒ジョックと共に、
依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。
こうして始まった二人の大冒険だったが、
盗まれた名画の行方を追っていくうちに、
その絵には、世界を揺るがすほどの財宝の秘密が隠されていることがわかり、
アメリカの大富豪や、ロシアンマフィア
国際テロリストに警察までも巻き込み、
世界中を駆け巡る大争奪戦へと発展する。
はたして、チャーリー・モルデカイは
財宝にたどり着き、幻の名画の行方を手に出来るのか!?
虹を見たければ、雨は我慢すべし!

ジョシュ・ブーン 監督作品
「きっと、星のせいじゃない。」劇場鑑賞!!
「500日のサマー」はDVDコレクションするくらい好きですが、
そんな理由で迷わず鑑賞!
しかし、
もっと泣ける内容かと思ってました。
まぁ、大体が予定調和な物語でしたね。
ラストも思った通りでした。
こう描くしかないのかな?この手の物語って。
しかしね、
ヘイゼルの前向きな姿勢は観てて気持ちよかったですよ。
最も外からの影響が多い年ごろに、
不治の病って・・・
気が遠くなる
しかも、オシャレするよりも
生きるため、常に酸素のチューブを鼻に入れたまま・・・
しかも明日をも知れない状態なのに、
どうせなら、今日を楽しく生きちゃおう!っていう姿勢。
これぞ命の美しく輝く様!
人生の・・・
命の長さに個人差はあるんだけど、
どんな命にも必ずや終わる時があってね、
堕ちてる暇なんて、本当は無いんだって強くメッセージしているんですね。
無駄な命の時間はない!
そんな主張を体現してくれているし
そんなヘイゼルを、
明るく後押しするガスもまたカッコよすぎる(●´艸`)
マイケルやフラニー
アイザックなんかも、目の前の現実を
実は死ぬ思いで受け入れているんだろうけど、
みんな明るく命を尊ぶ姿が美しい。
どんな状態であろうと、人生って楽しいんじゃないかと思える。
正直、
ウジウジと落ち込んでるなんて、人生の浪費でしかなく、
そんな命の無駄遣いするならさ、蝉にでも生まれてくればよかったんだよね。
7日間我慢すればいいんだからさ!

本作でのシェイリーン・ダイアン・ウッドリーは、
ダイバージェントの時とはまるでイメージの違う(顔まで違って見える)
そう、
まるで原作での「ナタリー・ポートマンに似ているね」というセリフの通り、
ナタリーに見える、まるで別の役者のようで、
遥かに本作の彼女のほうが美しい。
命を精一杯燃やしている感じだ。

また、アンセル・エルゴートに関しては
やはりダイバージェントで会ってるはずだったが、
まったく印象に残っていませんでした。
シェイリーンのお兄さんの役だったのですが、
なんか記憶に残らなくて・・・(-.-;)スイマセン...
しかも、「キャリー」にも出演しててね、
あ~~・・・そういえば・・・的な感じでしか覚えていませんでしたょ
(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)
そんな感じではあったのですが、
本作ではとても大きな存在として描かれ、
彼のセリフは本来、絶望と涙の人生に、大きな希望を落とし込む
とても心地よく響く言葉の数々なんですね。
ヘイゼルが現実的でややクールな一面を持つだけに、
対照的に、
むしろ、ヘイゼルのへこみの部分にピッタリと収まる、
ジグソーパズルのピースのよう!
二人が合わさって、丸くなる・・・
そんなフィット感が実に心地よく描かれています。
少々、汚い部分を隠しすぎている感じはしますが、
このスタンスはかなり好きです。
ポジティブしかないガス・・・素敵だ~(∀`从)♡♡♡

そしてスパイダーマンのウィレム・デフォー
偏屈作家として、そりゃ~~存在感示してました。
さすがっす!
ホント、腹立つセリフの数々なんですが、
ガスの葬儀の時の彼はとても優しい・・・
つまり彼は口汚いのですが、
真実しか口にしていなかったってことになりますね。
いいキャラだぁ~~(=´∀`)人(´∀`=)
さらには、
ジュラシックパークのローラ・ダーン
私は古代植物学者としてジュラシックパークを訪れ、
はじめて生きた恐竜を目の当たりにしたときの、
ローラの表情に惚れた記憶があります。(●//艸//)=3
とにかく、
豪華な役者陣が脇を固め、
若き主人公たちを引き立てに引き立てています。

ちょっと人によっては
こそばゆいと感じられるかもしれませんが、
これくらい前向きでカラッとした恋愛ドラマは
決して嫌いではありません。'`,、('∀`) '`,、
何観ようか迷っているようでしたらどうか、
本作を選んでほしいです!

アイザックの前向きさも見習うべき姿勢です。
(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX
英題:THE FAULT IN OUR STARS
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年2月20日
上映時間:2時間6分
配給:20世紀フォックス映画
カラー

~ストーリー~
ヘイゼル・グレース・ランカスター・・・
17歳にして、末期のガン患者・・・
一般的には効き目の確認がされていない薬が、
何故か彼女にだけは効いて、何とか自宅にいられる。
しかし、肺はポンコツで、
酸素ボンベ無しには呼吸もできない・・・
父・マイケル、母・フラニーに心配かけまいと、
大嫌いなガン患者の集会“サポート・グループ”に参加している・・・
そこで知り合ったアイザックは、
すでに片目を失い、ガラス玉が入っている・・・
そして、もうすぐもう片方の目も失う・・・
ある日ヘイゼルは、
アイザックが集会に連れてきたオーガスタス・ウォーターズと出会う。
18歳の“ガス”はかつてはバスケのスター選手だったが、
骨肉腫克服のために片足を失った・・・
しかし、その後は14歳から再発はなかった。
キリストの心臓の元、会のリーダーから、何が不安か?と尋ねられたガスは、
「忘れられること」と応える・・・
それを聞き、ヘイゼルは
「人はいつか死に絶える・・・不安なら無視すれば」と告げる。
クールな彼女にガスは恋に落ちるが、
ヘイゼルの目の前で煙草をくわえたため、怒りをかってしまう。
しかし、ガスの煙草は、
“自分を殺すであろう凶器をあえて咥え、火を着けないことで
殺す力を与えない”という象徴であると説明し、
煙草は吸わないのだと知ると、
そのシニカルなユーモアセンスに好感し、
やがて二人は徐々に近づいていく。

二人をさらに近づけたのは、
オランダ在住の作家
「ピーター・ヴァン・ホーテン」著「大いなる痛み」だった。
ガン患者の少女が主人公の物語だが、
文章の途中で終わってしまっている小説だったのだ。
先をしりたいガスは、ピーターの秘書にメールをする
すると驚いたことに、
本人から返信がきた挙句、
アムステルダムに来た際は立ち寄ってくれと書いてあったのだ。
高額の治療費がかかるヘイゼルの家には渡航するお金はない
病気の子供の願いを一つだけ叶えてくれる
ジーニー財団の“ウィッシュ”(願い)も
ディズニー・ワールドに使ってしまったヘイゼル・・・
ところが、
ガスが自分のウィッシュを使って、
二人でアムステルダムへ行かれることとなる
ガスが徐々に大事な人になるヘイゼルは
自らが抱えた爆弾の被害が最小限で済むように
ガスとは友達のままでいたいと思い始める・・・
日本草木染協会

廣木隆一 監督作品
「娚の一生」劇場鑑賞!!
http://ameblo.jp/bionic-a/entry-11988692613.html←コチラで、
C.ディアスのラジー賞受賞の心配をしましたが、
案の定、獲っちゃいましたね'`,、('∀`) '`,、
いや~~いい結婚記念になったゎ!'`,、('∀`) '`,、
さてさて本作、
廣木隆一監督の割に、
SEXシーンがない!'`,、('∀`) '`,、
でもね、
豊川さんが榮倉さんの足の指を舐め回し、
微妙な(笑) 恍惚の表情を魅せるトコが監督らしいといえばらしい!
けど、彼女の悶えシーンに、つい笑ってしまってごめんなさい
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
不謹慎というか、
足舐めさせる相手間違ってるように感じます。
足を舐める手前のつぐみと海江田のやりとりとか、
無意識の駆け引きとか、
海江田の想いの変化とか、
そこまでは結構よい感じで進んでたように思えるのにね、
何か、
当初のあの拒絶感から足舐めまでの距離が短くて、
恋に落ちた瞬間がよくわかりませんでした・・・(-.-;)
何と言うか
役者さん体当たりのシーンではあるとは思うのですが、
傑作シーンとゎ言えないな・・・(-.-;)
やはりヒロインが榮倉奈々さんだからだろうか?
堅実風だから選ばれたのだろうか?σ(゚、。)
彼女のお芝居では、おままごとエッチになっちゃうからだろうか?
本番なシーンは割愛されてましたね~・・・
まぁ、
こういうのもいいもんです(=´∀`)人(´∀`=)
身体を拭くシーンも背中しか映ってないし、
で、
このタイミングで気づきましたが、
榮倉さんって、堀田祐美子さんに似ている'`,、('∀`) '`,、
先週試合観戦したばかり(●´艸`)

そして、
なんかいい感じで年寄り臭漂う関西人役がハマってる
実際にいい歳のとりかたしている豊川悦司さんはイイ!d(≧▽≦;)
ちょっと見事な役どころでしたね。
原作は未読ですが、
いま、ひじょうに興味あります。機会があれば読んでみましょう!
原作の海江田ってどんなんなん?(●´艸`)
さて、
ストーリー的には、贅肉を落とした感じの物語ではありますが、
何故かキャストは超豪華!
しかもちょい役がね!
'`,、('∀`) '`,、
ワンシーンとかしか出ないのに、
安藤サクラさん、向井 理さん、前野朋哉さん、根岸季衣さん、濱田マリさん、美波さん、岩佐真悠子さん・・・
邦画版ウィアーザワールド感ありますね(●´艸`)

婆ちゃんの草木染め・・・
ありゃ一体、なんだったんだ?
彼女の都会からの逃げ道としてのガジェットだったのか?
つぐみが染物を始めるくだりもよくわからなかった・・・
婆ちゃんに子供の頃教わってたのかな?
まるっきし、染物が活きてないのが潔し!'`,、('∀`) '`,、
何と言うのか、
聞いていた物語よりも軽め(●´艸`)
こりゃ、
原作のダイジェスト映像とかって思えば、
あまりガッカリもしないのかな・・・?
あとはご自身の目でご確認くださいね。(-.-;)(-.-;)(-.-;)
しかし、
お婆ちゃん家素敵!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
あんな日本家屋に住んでみたいものです!

(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月14日
上映時間:1時間58分
製作:「娚の一生」製作委員会
配給:ショウゲート

~ストーリー~
東京で忙しくキャリアを積み、
辛い恋愛をしていた女性・堂薗つぐみは、なにもかもに疲れ、
仕事を辞めて
草木染め工房をやっている祖母の暮らす、
田舎の一軒家でひっそりと暮らし始める。
期せずして迎えた祖母の死をきっかけに、
そこで、
祖母を慕い訪れた、独身の大学教授・海江田醇と出会う。
海江田は、
生前、祖母から離れの鍵を預かっていたと言い、
そのまま、その離れに住みついてしまった。
つぐみに好意を抱いたと、強引なアプローチをしかける海江田。
最初は歳の離れた男性の求愛に戸惑いを感じるつぐみだったが、
そのストレートな想いに、次第に心を開いてゆく—。
年忘れお茶会

森淳一 監督作品
「リトル・フォレスト 冬・春」劇場鑑賞!!
お約束通り、早速に行ってきました。
レヴューをあげるのは遅いですけどね・・・(-.-;)(-.-;)


さて全4部作のうち、
残りの2作が今回ですね。
夏編に比べ、極端に色が減ってしまう冬編
やっぱ、どんな場所でも夏は輝くね~(●´艸`)
しかし、蓄えた食糧でつくられる料理の数々は
冬のほうがより美味しそうではありますね(●´艸`)
寒さも手伝って、
あまり見ない食べ物から、
マフィンやカレーなんてポピュラーなモンまで登場してね。
やはり美味しさには場所や景色、空気感なんてのが
いいスパイスになることを証明していますね(人´∀`)

本作のレシピの中で、
いち子の母親がつくる“甘酒とカボチャの3色ケーキ”のくだりで、
横に2色の生地はどうやってつくるのか!?
ありえない!
と、大袈裟に驚いているんですが、
これって誰しもが、2種類の生地を順に流し込み
焼きあがったスポンジを縦にして生クリーム塗る・・・
これ以外の正解なんてないと思うよね・・・(-.-;)
不思議でもなんでもないんだけど…
何演出なんだろう・・・(-.-;)

とにかく、
全体的にメニューは都会でも食べられているものが多いんですが、
その内容がスローライフでね、
そこいらで獲れたものを上手に使って、
スパゲッティーとかつくるから羨ましいのね。
(=´∀`)人(´∀`=)
そう!
手に入りそうで、入らないから。;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
それらをまたまた前作同様、
少しふっくらした橋本愛さんがガブリと食っちゃうから
そりゃ~~旨そうですよ!えぇ!d(≧▽≦;)

本作では、
すっかりNHKの顔となった松岡茉優さんが
とてもキレイになっててね、
やはりメディアへの露出が増え、
多くの目に晒されるとキレイになるんだね。(●´艸`)
前作では「銀二貫」でといいましたが
本作公開時は『限界集落株式会社』での好演が印象的ですと言っておきますね
(=´∀`)人(´∀`=)

特に大きな流れのある物語ではありませんが、
原作から考えたら、このくらいでちょうどよい!
ラストに愛ちゃんが披露するお神楽が
どれだけの練習をしたのか?
すごくキレてて美しいです。

小森も、色んな意味で春をむかえ、
誰しもがハッピーエンド・・・
いえ、
物語はお終いですが、
この村はこれからまた一年が始まるわけですね。(●´艸`)
生命という概念を、
これほど単純に表現した物語もなく、
それ故に理解しやすい自然の営みを感じることが出来る
どう受け取るかを考えさせられる快作だと思いますよ。
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
どうか足を運んでみてくださいね。
リトル・フォレスト 夏・秋はコチラ→http://ameblo.jp/bionic-a/entry-11920581456.html

(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年2月14日
上映時間:2時間0分
企画・制作プロダクション:ROBOT
配給:松竹メディア事業部
カラー

~ストーリー~
都会から東北の小さな山村・小森に帰郷したいち子は、
自ら農作業に励み収穫した作物や、山菜、
木の実など四季折々の恵みを使って日々の食事を作る生活を送っていた。
冬は雪に覆われるなど自然の厳しさに改めて直面するも、
生きるために食べ、食べるために自分で作るシンプルな暮らしを通じ、
自分の生き方を見つめ直していく。
そして、とある年の春
いち子は来年の収穫のための種まきをしないと決意する・・・
どうせ来年はここにいないのだから・・・と・・・
守るべき命・・・

ティエリー・ラコベール 監督作品
「アマゾン大冒険
~世界最大のジャングルを探検しよう!~」劇場鑑賞!!
正直、
もう少し「アース」寄りな作品かな~?とか思いましたが、
ドキュメントというには、やや私には物足りませんでした。
アニマルプラネット一日中観ていられる私には
まぁ、70点くらいすね。(●´艸`)
長時間、
動植物や昆虫などを4K撮影し続けて、
それらしい仕草やら行動やらに、人間が意味を持たせる・・・
つまり、
さも、動物たちが演技しているかのように魅せる。
それは大変な制作現場だったと思います。
かなり幼稚なつくりではありますが、
そこは作り手の多大なる苦労・・・努力に免じ
素直に楽しみましょう!(=´∀`)人(´∀`=)

私は上空からのアマゾン川を見ると、『THE RIVER 呪いの川』の第1シーズンの最終話を思い出します。(●´艸`)
まぁそうは言っても
アースとかだって、すでに観たことある映像ばかりを
これでもかと集めただけのモノだったので、
それはそれで70点なんすけどね'`,、('∀`) '`,、
こういった系の作品を観る時、
必ず横浜の野毛山動物園に近い劇場を選びます。
映画で盛り上がって、生を観に行きたいからですね(●´艸`)
しかし、
本作は、たまたま打ち合わせ場所近くの
飛び込み鑑賞だったため、
都会のど真ん中、
野生動物なんて、カラスくらいしかいない
そんな場所で観ちゃいました...
少し寂しい帰り道でしたね(ノ∀`)

進行は私のようなタイプであれば、
決して飽きることはないと思います
人間の手からしかエサを貰ったことの無い
都会育ちのフサオマキザルが
毒きのことか食っちゃって苦しんだり、
アナコンダと対決?したり、
ついには、
野生の同種族とジャングルで出会い、
野生の群れのルールを学んでいき、
仲間に溶け込んでいく・・・
そんな、
ジャングル生活に慣れ始めたある日、
人間の使う機械の音が聞こえ、
懐かしさのあまり、人間たちが森を焼いている
木を切り倒している現場へと近づきますが、
踵を返し、
森の仲間たちの元へと還るのです・・・
こんな感じの、
猿目線での森林伐採への警鐘なんかも描かれ、
ラストは、
自然に切れた首輪を、
サイが自ら外して投げ捨てるという、
ややありがちながら、正当なラストシーンでありました。

こんな感じで、
ご家族連れには、ちょうどいい感じではあります。
数多くの動物たちとも会えますので
小さいお子さんも喜べる内容です。
ただね・・・
私的には、
ココリコ・田中直樹氏の解説は、
余計なお世話だった!
(-.-;)(-.-;)
減点です(-.-;)

(C) 2013 BILOBA Films
- GULLANE -
GEDEON Programmes
- France 2 Cinema
- GLOBO Filmes
- IMOVISION
- LE PACTE
英題:AMAZONIA
製作年:2013年
製作国:フランス/ブラジル
日本公開:2015年1月17日
上映時間:1時間23分
後援:駐日ブラジル大使館
/ WWF ジャパン
推薦:日本動物園水族館協会
提供・配給:クロックワークス
提供:ニューセレクト
/ ショウゲート
カラー/ビスタサイズ

~ストーリー~
南米ブラジルで少女に飼われていた1匹のフサオマキザルの子猿“サイ”。
ある日、
引っ越しの為にサイを乗せた飛行機が不時着してしまう。
不時着した先は世界最大のジャングル・アマゾン。
この、世界最大面積を誇る熱帯雨林の中で、
温室育ちのサイは、見知らぬジャングルに取り残されてしまう。
本物の木に登ったことすらないサイは、
アマゾンの奥地で今まで見たこともない動物や植物、
昆虫、魚たちと出会い、
驚きと発見の連続の中で生きていくのに大切なことを一つ一つ学び、
冒険を通して厳しい大自然を生き抜く知恵を身につけていく。
動物園児

仲倉重郎 監督作品
「マンゴーと赤い車椅子」劇場鑑賞!!
なんだかAKBだ、エグザイルだと、
そこらへん使えばおK+.(*ゝд・)b゚+.゚
・・・みたいなキャスティングにやや不安を感じつつ鑑賞。
93分の中で
不倫している看護師が事故により脊髄を損傷
車椅子生活を余儀なくされる・・・
男には捨てられる・・・
こんな筈ぢゃないとふてくされる・・・
周囲に励まされる・・・
前向きになる・・・
徐々に体が動かなくなっていく男の前向きさに感化される・・・
さらに前向きに運命と闘う!
やがて、
故郷で家族が作っている大好きなマンゴーの色である
赤い車椅子を買う・・・
と、
この辺りまで、とてもイイお話ですし、
飽きることなく確実に進む物語は素晴らしい。
(∀`从)♡♡♡
かなり好きな作品だ!

ただね・・・
いかんせん、時間足りない(=´∀`)人(´∀`=)
ここまで結構丁寧にやってきちゃったから、
クライマックスまでの駆け足が凄い!'`,、('∀`) '`,、
恐ろしく端折った流れで、
心模様の移り変わりに説得力がまるで無い'`,、('∀`) '`,、
翔太が体動かなくなりつつ、
声を絞り出して歌う姿に涙する彩夏。
その後、
何故か二人は結ばれる_| ̄|○∠))バンバン
あまりにも唐突にベッドシーン・・・
軽めの・・・(-.-;)
'`,、('∀`) '`,、
雑!
その後、
周囲でパタパタと人が死ぬ(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

なんか、
実家で作っている真っ赤に熟れたマンゴーを想い
車椅子の色を赤で選ぶとか、かなりいい感じなのに!(人´∀`)
色の記憶ってそうだよね!
ニオイとか
記憶の中にあるモノってかなりキレイで、もの悲しいですよね。
心をくすぐるんですよ。
夏の雨のニオイとかかなり好きですょ。私ゎ!
(●´艸`)
そんな感覚が彩夏にあったのか、無かったのか?
そこは知りませんが、
そんな車椅子の赤は、
これから世の中で戦っていく決意の色だよね。
「0.5ミリ」では、
「赤は生きているということの色・・・」って言ってましたが、
何故に血液は赤いのか!?とか、考えたことありますよね?
そんな意味で、
“生”に関する決意の色だと本作では結論づけられますね。
脇の、千尋や龍之介の車椅子はそれぞれ白と黄色。
翔太は緑・・・
これまた、イメージって感じで凝ってる。(●´艸`)
ただ、
タイトルにまで“赤い車椅子”って付いているけど、
そこまでカラーが物語に大きな影響を及ぼしているワケでもない・・・
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
それもこれも、
全て93分の成せる業・・・(-.-;)
正直、
急ぎ過ぎて、生きる意味を深く表現できていなかった・・・
なんて残念感の強い一本なんだろう・・・

しかもエグザイル君は芝居も、劇中の歌のシーンも、
なんかあまりお上手ではなくて、
話題性だけでのキャスティングがミエミエでしてね。
どうせダンスしか取り柄がないのなら、
ダンスが出来なくなる方向で本書いたらよかったね・・・(-.-;)
正直、
あの歌で感動の涙は無いゎ(-.-;)
またまた残念感・・・炸裂・・・
が!
そんな中拾いモノは、
外崎千尋役の吉岡里帆ちゃん(∀`从)♡♡♡
かなりカワユス(=´∀`)人(´∀`=)

その爛漫なキャラは、唯一の癒し!(人´∀`)
これだけで今回の鑑賞代の1000円は元がとれてます。
それだけに、
千尋のお気に入りの場所でのやりとりがもったいない・・・
あそこ
深く描いてほしかったかも。(-.-;)(-.-;)

付録...お宝画像♥
最近、
気になる作品は結構当たってたんですが、
本作はやや短縮し過ぎちゃったのかな?(●´艸`)
クライマックス以降が忙しなく過ぎちゃいました。
やや残念でした。
なんかエラそうなんですが、
つくりなおしてぇ~~(-.-;)(-.-;)(-.-;)
本から・・・
ってことで、
エグザイル君好きなら観に行こう!
あとはDVD待ちで!d(≧▽≦;)

この子、ばんばひろふみ並に鼻の穴目立つ・・・(-.-;)
(C) 2014 「マンゴーと赤い車椅子」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月7日
上映時間:1時間33分
配給:アイエス・フィールド
カラー/5.1ch/DCP/ビスタサイズ

~ストーリー~
都内の内科病院で看護師をしていた宮園彩夏。
彼女は23歳の誕生日、4階の自室から転落してしまう。
幸い一命は取りとめたが、脊髄損傷で下半身の感覚を失ってしまう・・・。
入院生活を送ることとなった彩夏の精神状態は荒廃し、
故郷の鹿児島県大隅半島から出てきた母の洋子や病
院関係者にも不満ばかりぶつけてしまっていた。
彩夏は自らが陥った状況に納得していなかった・・・
歩くことを諦めず、車椅子など必要無いと意地を張る。
そんな彩夏の心を解きほぐしたのは、
同室となった18歳の千尋や14歳の龍之介ら、同じ車椅子の仲間たち。
そして向かいのベッドの高柳マリア、野田幸子とその夫・清一郎であった。
また、
同時に彩夏の心の支えとなったのは、
鹿児島県大隅半島に暮らす祖母の勝子とのメールのやり取り。
父の政春が「彩夏はお袋と似とる」というように、
彩夏と勝子には不思議な強い繋がりがあった。
病院生活で、
リハビリと車椅子の練習を送る日々にも慣れ、
やがて、自分の車椅子をオーダーする時、彩夏は真っ赤な車椅子を選んだ。
大隅半島で家族が育てている赤いマンゴーを思い出したのだ。
「おもいだしたすきだったあやかマンゴー」。
痴呆の進む勝子との奇妙で少し哀しいメールのやり取りを通し、
彩夏は次第に笑顔を取り戻してゆく。
ところが、
彩夏が入院してしばらくして、
ようやく見舞いに訪れた恋人の後藤直樹。
妻のいる後藤と彩夏は不倫の関係にあったのだ。
こんな状態でも子供は産めるとうったえる彩夏だが、
妻との間に子供が出来たという理由で、
後藤は彩夏に別れを告げ彼女の元を去ってゆく。
雨の降るその夜・・・。
走り来る車に身を投げ出そうとしていた彩夏。
彼女を救ったのは、
同じ車椅子の入院患者でロックミュージシャンの五十嵐翔太であった。
彩夏の車椅子を、
これから戦うための武器「赤い戦車」と名付ける五十嵐。
彼は、
脊髄腫瘍が進行し、ギターが弾けなくなってゆく体の変化に戸惑いながらも
決してあきらめることなく、
「俺は、最後まで苦しんで、あがいて、戦ってみせるぜ」と叫ぶ。
そんな彼に前を向いて生きる事を教えられ、
彩夏は吹っ切れたように前向きにリハビリに励んでゆく。
そんな時、
田舎から勝子が見舞いに訪れた。
彩夏の好きな、真っ赤なマンゴーを持って。
その勝子の来訪がさらに、彩夏を勇気づける。
そんなある日、
彩夏は翔太からバンドのラストライブのチケットを貰う。
ライブ当日彩夏は、
担当の理学療法士・菊地拓哉らの協力を得て、
病院を抜け出しライブ会場に向かった。
それは彩夏が車椅子の生活になってから初めて経験する「外の世界」であった。
赤は血の色、生きているということの色・・・

安藤桃子 監督作品
「0.5ミリ」劇場鑑賞!!
いや~
ずっと気になってまして(●//艸//)=3
しかし、
昨年11月に、少ない公開劇場へと向かおうとしたまさにその日、
とある事件で全てがパーになった私・・・
ところが拾う神とでも言うのでしょう!
なんだ(●´艸`)横浜でやるじゃん!
ってことでね!
ようやく観てきましたょ!
怒涛の196分!(゚ー゚*ヽ) ワクワク・・・
インターミッション無しの3時間超え!
しかも劇場の8割は老人ども!
おかげで上映中、ひっきりなしにジジババがトイレに出たり入ったりで
ま~~~~~~落ち着かない鑑賞ではありました(T^T)
まぁね!
私も以前は、老人の映画鑑賞って、
単に病院の待合室の代わり
くらいにしか思ってなかったんですが、
映画イベントやってね、
その考え方が一変しましてね、
老人が映画観に来るのは、
まぢで好きなんだと!
しかも凄く鋭い目線で観ているのだと!
知ってしまったのです。(=´∀`)人(´∀`=)
そんなジジババたちは、
介護オムニバスをやはり待ちに待ったのでしょうか?
劇場はほぼ満席!
3時間に挑戦したわけです!'`,、('∀`) '`,、
下の方はほぼ皆さん、敗れてましたが'`,、('∀`) '`,、

もうね!
サクラさん!
改めてイイ!(∀`从)♡♡♡
一見、
介護詐欺みたく見えちゃうんですが、
最終的にはどの老人たちもサワに感謝する
そりゃ~気持ちイイ物語は
196分という長丁場もあまり感じさせないよい出来でしたょ!
(=´∀`)人(´∀`=)
とくにね、
ネズミ講にひっかかりそうになってた茂!
演じるは、関西の雄・坂田利夫師匠!
この茂さんが超カッコいいんですよ!
別れの時にもらった茂の愛車・いすゞ117クーペ
このトランクから最後に札束が出てきます。
サワ宛と記された封筒の中に・・・
お金との距離を微妙にとりつつ、
独り生きていく茂。
宝物の117クーペ。
馴染みの喫茶店。
いつものやつ・・・
その生活自体がかなりカッコいいし、
自由とはこういうことなのではないかなと思ったりした。
年をとったらさ、
お金の有る無しよりも、シブく生きたいよね。
(●´艸`)
美しくね・・・(ノ∀`) テヘヘのヘ

そして、
津川雅彦さん演じる真壁義男は、
過去の栄光と、認知症の妻の狭間で
どういうわけか、はけ口が異常性欲へ向いてしまった元・教師。
セーラー服の写真集を万引きしようとしてサワに見つかってしまいます。
本人も徐々に過去へと記憶が戻って行ってしまい、
戦時中の体験の話を長回しで一気に放つ芝居はさすがの一言。
プロの凄さ!(∀`从)♡♡♡
ただ、
いきなりの戦争話は、それまでの流れを明らかに断ち切っちゃうので、
もう少し自然に入れたらよかったですね。
確か、「ののなななのか」でも似たような演出あって
やはり似た雰囲気になっちゃったんだよね。'`,、('∀`) '`,、
でもまぁ、好きなだけ時間使っちゃうから
一人のキャラにかけられる時間配分も長くて、
結果、それぞれのキャラクターの掘り下げ方は
これ以上ないほど深く厚くて、
見応え十分の物語の数々ですょ!
そして、各エピソード同士のリンクがまた絶妙でして、
素直に入ってくる見やすさが3時間を忘れさせますね。

ちょっと場所によっては公開劇場も少なく
上映期間もまちまちではありますが、
トイレの心配があまりない方にはお薦めです。
3時間って、夢中になっていても長いですよ
'`,、('∀`) '`,、
出会ったら行っちゃってね!
お得な一本です。
(∀`从)♡♡♡

(C) 2013 ZERO PICTURES
/ REALPRODUCTS
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2014年11月8日
上映時間:3時間16分
企画・製作:ゼロ・ピクチュアズ
制作・製作:リアルプロダクツ
製作:ユマニテ
配給:彩プロ
カラー/ビスタサイズ

~ストーリー~
訪問介護ヘルパーの山岸サワは、
ある日、
派遣先の片岡昭三宅で、娘の雪子から
「冥途の土産におじいちゃんと寝て欲しい」と頼まれる。
サワは「SEXをしろということですか?」と返すが、
雪子は、「ただ添い寝するだけよ!立つワケないでしょ?」と軽く流す。
そんな唐突な依頼を、派遣元には内緒でという条件で受けたサワ。
お泊り当日、
添い寝をするサワに、昭三が迫ってきた。
振り払うサワ・・・
よろけた昭三はコンセントのショートで浴衣の裾に火が点き
半身を焼いてしまう。
おかげで仕事も寮も追い出され、
金も無く、いきなりの崖っぷちに陥る。
あてもなく街を歩いていると
カラオケ店をホテルと勘違いしている
少々ボケた老人・康夫を見かける。
それを見ていたサワの脳裏に
ある作戦が横切った!
そして康夫のツレを装い、まんまとカラオケ店で一晩すごすサワ。
最後は康夫に感謝され、チップまでもらう・・・
これを機に、サワの崖っぷちから這い上がる作戦が開始された!

目当てはカンノーリ

ウィル・グラック 監督作品
「ANNIE/アニー」劇場鑑賞!!
私の知るアニーと少し違うリメイクでした。
舞台も、1933年の世界大恐慌直後の真冬のニューヨークなはずで
ルーズベルトの時代だったと思いますが、
本作は、
思いっきり現代のニューヨークでしたね・・・
(●´艸`)
様々な設定が新しくなってて、
スタックスという名の、携帯電話会社のCEOが登場、
今風にIT長者という設定でした。(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
彼こそがアニーを養女にと考える大富豪なんですね。
ウォーバックスの位置ですね。

なんか薄めのコールドオープンから入りまして
ここで、原作オマージュなのか、
なんなのか?
ニューディール政策に関する授業から始まります。
十把一絡げな感じの、超脇役クラスメイトたちは
キャラも何もないその他大勢で気の毒。
そして登場の、
もう少し幼いほうがインパクトあんぢゃね?なアニー。
(-.-;)(-.-;)
ちょっと大人の階段昇り始めちゃってるんですね。(-.-;)
そこから
歌って踊って、ミュージカルらしきものが始まりますが、
どうも盛り上がりに欠けましてね'`,、('∀`) '`,、
「トゥモロー」ブチ込めばイイってもんぢゃね~し!
'`,、('∀`) '`,、
何か、どちらかというと、
今風に、フラッシュモブと呼んだほうがよさそうな軽さ。
なんか、
とんでもなく違うアニーでしたよ。
まぁ、映画版はいつの時代もクソ扱いされますけどね・・・(-.-;)
アニーの愛犬も、
なんか影薄っすいキャラで、なんで出てきたんだろう?的立ち位置。
(●´艸`)
結局、アニーが貧乏人っぽく無さ過ぎてね、
同情出来ない演出の数々なのですよ。

ただね、
一つだけ気になるところがあってね(●´艸`)
アニーが映画を観に行くシーン!
82年、アイリーン・クイン版では「椿姫」を観てたと思うのだけど、
本作では、謎のSFタッチの作品を観て、
何故か魚っぽいミュータントとか出て来て_| ̄|○∠))バンバン
「サカナ!サカナ!」とか叫ぶんですよ'`,、('∀`) '`,、
逆に観たいわ!コレ!'`,、('∀`) '`,、
ここにだけは、大いにハマりましたょ!
しかも後半、
その映画の続編がつくられててね、
売れたんだね!きっと!'`,、('∀`) '`,、
しかしスタックスはこの謎映画に大興奮しててね、
たぶん、スタックスって成り上がりだと思う。
スラム出身者とかでしょう。
炊き出しのマッシュポテトがマズ過ぎてゲロ吐くし、
とにかく吐きだしシーンの多いスタックスの下品さが
とても由緒正しい血筋ではないのがわかります。
_| ̄|○∠))バンバン

ええと・・・(-.-;)
超親ばか映画「アフター・アース」でもって
第34回ゴールデンラズベリー賞最多3部門を受賞したにも関わらず、
なんで懲りない!ウィル・スミス!

こん、バカチンがっ!
そんな感じで今年のゴールデン・ラズベリー賞の候補に名が挙がった本作。
かのアイリーン・クインも最低助演女優賞を受賞してますのでね、
(●´艸`)
本作でもその栄誉を手に出来るのか!?キャメロン・ディアス!
'`,、('∀`) '`,、
さぁ!みんな!
声の限りに応援しよう!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

まぢ最低な顔してるゎ...この女...(-.-;)
しっかし、
なんでウイリアム・スタックス役に
シャシャってこなかったんだろう?ウィル・スミス・・・(-.-;)
英題:ANNIE
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年1月24日
上映時間:1時間58分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カラー

~ストーリー~
ニュー ヨーク、マンハッタン。
携帯電話会社のCEOでNY市長候補のウイリアム・スタックスは、
選挙キャンペーン中、車にはねられそうになった少女を偶然助ける。
その少女の名前はアニー・ベネット。
4歳の頃、レストラン「ドマーニ」に置き去りにされ、
今は、横暴なミス・コリーン・ハニガン宅で暮らしている。
10歳になるアニーは、毎週金曜日の夜、
ドマーニの前で迎えにくるはずのない両親を待ち続けていた。
スタックスはそんなアニー の境遇を選挙戦に利用しよう考え、
彼女を引き取り、超高層ビルのペントハウスで一緒に暮らし始める。
アニーも自分が有名になれば両親が名乗り出てくるかも知れないと考え、
スタックスの選挙戦を利用し協力するが、
次第にふたりの心に絆がめばえ始める・・・。
一球人魂(イッキュウヒトダマ)

大森寿美男 監督作品
「アゲイン 28年目の甲子園」劇場鑑賞!!
かつて甲子園を目指した高校球児・・・
輝いていたあの頃は遠い昔・・・
今は冴えないオヂサンと化した男たちの
自信復活だったり、過去の清算だったりをするって話なんで、
よくあるっちゃ~よくある話(●´艸`)
実在するマスターズ甲子園を軸に進む話は、
とにかくイヂけたオヂサン達をその気にさせるのに一苦労!
あ~でもない、こ~でもないと屁理屈ばかりのオヂサン連中は、
我が身を削る、美枝の捨て身の説得により、
ようやくその重い腰を上げるという'`,、('∀`) '`,、
その流れはもう、序盤の頃のマッサンみたい'`,、('∀`) '`,、
も~じれったいし、長いし!

・・・ブゥゥ~~~~~~~ン...

インターポールが重い腰あげたな・・・
まぁ、そのクセ、
クライマックスの地区予選の試合が変に淡々と進んでね(●´艸`)
いったいどこに比重かけた物語なんだ!?とか思いました。
でもね、
私、久しぶりにウルッときちゃったんですよ
(ノ∀`) テヘヘのヘ
なんだか演出がよくってね。
ツボ突くタイミングがいいっていうのか?
ジ~~ンってしちゃったょ!'`,、('∀`) '`,、
地区予選の決勝で、高校時代からのライバル校から、
「うちゎ昨年甲子園出てっから、今年は譲ってもいいけど?」って言われてね、
主人公・坂町は、
「あんたらはそんな野球をやるのか?
俺らは、負けるならキチンと負けたいんだ!」って言って、
野球部員の暴力事件により、地区予選の決勝戦に出られなかったあの夏、
そう!
負けることすら許されなかったあの夏のリベンジなわけですね。
まぁ、
結局は大逆転勝利するんですけど、
そんなありきたりな結末にも、
まぁ、
まんまと監督の思惑に引っかかっちゃったんですね(●´艸`)
見事にウルル・・・ってしちゃったよ。'`,、('∀`) '`,、

なんか、
坂町の実の娘との関係も、
背景薄くてね・・・
必要ですかね?そのエピソード?的な感じでして、
ラストにあれだけこじれてた親子関係が
アッサリと美枝の力で修復され( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
甲子園で親子でキャッチボールするという・・・
いや・・・
ご都合主義もはなはだしいんですが、
ウルウルしちゃいました(_△_)ノ彡☆!!バンバン
年とともに涙腺緩くなってますね。
そのうち、
同級生の結婚式とかで泣いちゃったりして
'`,、('∀`) '`,、

しかも、
美枝と共に、松川典夫の墓参りに行った先で
元、典夫の同僚という男から遺品としてグローブを返してもらうんですが、
そこに書かれた“一球人魂”の文字!
美枝が小さい頃、一球入魂をイッキュウヒトダマって何?と聞いたことから
それをお守り代わりにグローブに書きこんでいた典夫。
こんなクサい、ありがちな流れなのに結構、キちゃったんですよね
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
もしかして、人間が素直になったのかな?_| ̄|○∠))バンバン
この、
坂町と娘の沙奈美...
美枝と父親の誤解も解け、再生と新たな出発
直之と夏子の夫婦間も甲子園が修復!
凄いぞ!甲子園!
恐るべし!甲子園!
甲子園には魔物が棲んでますね!'`,、('∀`) '`,、

テーマも単純で、
これほど展開の読める
ちょっと観る人によってはウザい作品かもしれませんが、
やっぱ、青春時代を共に過ごした友人は
一生の友となりうる可能性が高いんですね~・・・
と、
改めて感じ、感動できると思いますよ・・・
とか・・・
友達いない私がウダウダ言ってますけど、
損はしないと思います。
お時間ありましたら是非!(●//艸//)=3

(C) 重松清 / 集英社 (C) 2015「アゲイン」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年1月17日
上映時間:2時間0分
配給:東映
カラー

~ストーリー~
元高校球児、坂町晴彦46歳。
あの白球を追った日々は遠い昔。
もはや仕事に張りはなく、
離婚した妻が亡くなって以来、一人娘の沙奈美とも絶縁状態。
そんなある日、
坂町を元チームメイト松川典夫の娘・美枝が訪ねてくる。
坂町は彼女から、
長年音信不通だった松川が去年の震災で死んだことを知らされる。
彼女は別居していた父親の遺品の中に、
坂町や元ピッチャーの高橋直之ら、
チームメイト全員に宛てた27年分の年賀状の束を見つけ、
なぜ毎年書きながらも出さずにいたのか、知りたいと願っていた。
元高校球児が再び甲子園を目指す
<マスターズ甲子園>の学生スタッフとして働く美枝は、
坂町に大会への参加を勧める。
予測がつかないことは敬遠する、
いわゆるサビついたオヤジである坂町は「今さら」と断ったが、
本当の理由はまた別にあった。
坂町達が甲子園に行けなかった原因は美枝の父にあったのだ。
28年前のある事件。
それは美枝にだけは話したくなかった。
あの日、
夢を断たれた坂町は、自らの思いにフタをしたつもりでいた。
高橋もまた同じ気持ちだった。
そう・・・高橋は甲子園に出てさえいればプロになっていたかも知れない、
そう思うことで、自分の冴えない現状をあの夏のせいにしていた。
父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、
坂町は娘・沙奈美とキチンと向き合うことをせず、ずっと逃げてきたことに気付く。
そして現実と折り合いをつけ、
思い出を上手に諦めることで、自分自身を騙し続けてきたことにも。
「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。
坂町はマスターズ甲子園への参加を決意し、再び人生のグラウンドに走り出す。
坂町は、事件のことを知りながら
ずっと姿を消していた元マネージャー・立原裕子に、一通の手紙を送る。
現れた裕子の口から語られたのは、彼らが全く知らない真実だった。
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