一球人魂(イッキュウヒトダマ)

大森寿美男 監督作品
「アゲイン 28年目の甲子園」劇場鑑賞!!
かつて甲子園を目指した高校球児・・・
輝いていたあの頃は遠い昔・・・
今は冴えないオヂサンと化した男たちの
自信復活だったり、過去の清算だったりをするって話なんで、
よくあるっちゃ~よくある話(●´艸`)
実在するマスターズ甲子園を軸に進む話は、
とにかくイヂけたオヂサン達をその気にさせるのに一苦労!
あ~でもない、こ~でもないと屁理屈ばかりのオヂサン連中は、
我が身を削る、美枝の捨て身の説得により、
ようやくその重い腰を上げるという'`,、('∀`) '`,、
その流れはもう、序盤の頃のマッサンみたい'`,、('∀`) '`,、
も~じれったいし、長いし!

・・・ブゥゥ~~~~~~~ン...

インターポールが重い腰あげたな・・・
まぁ、そのクセ、
クライマックスの地区予選の試合が変に淡々と進んでね(●´艸`)
いったいどこに比重かけた物語なんだ!?とか思いました。
でもね、
私、久しぶりにウルッときちゃったんですよ
(ノ∀`) テヘヘのヘ
なんだか演出がよくってね。
ツボ突くタイミングがいいっていうのか?
ジ~~ンってしちゃったょ!'`,、('∀`) '`,、
地区予選の決勝で、高校時代からのライバル校から、
「うちゎ昨年甲子園出てっから、今年は譲ってもいいけど?」って言われてね、
主人公・坂町は、
「あんたらはそんな野球をやるのか?
俺らは、負けるならキチンと負けたいんだ!」って言って、
野球部員の暴力事件により、地区予選の決勝戦に出られなかったあの夏、
そう!
負けることすら許されなかったあの夏のリベンジなわけですね。
まぁ、
結局は大逆転勝利するんですけど、
そんなありきたりな結末にも、
まぁ、
まんまと監督の思惑に引っかかっちゃったんですね(●´艸`)
見事にウルル・・・ってしちゃったよ。'`,、('∀`) '`,、

なんか、
坂町の実の娘との関係も、
背景薄くてね・・・
必要ですかね?そのエピソード?的な感じでして、
ラストにあれだけこじれてた親子関係が
アッサリと美枝の力で修復され( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
甲子園で親子でキャッチボールするという・・・
いや・・・
ご都合主義もはなはだしいんですが、
ウルウルしちゃいました(_△_)ノ彡☆!!バンバン
年とともに涙腺緩くなってますね。
そのうち、
同級生の結婚式とかで泣いちゃったりして
'`,、('∀`) '`,、

しかも、
美枝と共に、松川典夫の墓参りに行った先で
元、典夫の同僚という男から遺品としてグローブを返してもらうんですが、
そこに書かれた“一球人魂”の文字!
美枝が小さい頃、一球入魂をイッキュウヒトダマって何?と聞いたことから
それをお守り代わりにグローブに書きこんでいた典夫。
こんなクサい、ありがちな流れなのに結構、キちゃったんですよね
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
もしかして、人間が素直になったのかな?_| ̄|○∠))バンバン
この、
坂町と娘の沙奈美...
美枝と父親の誤解も解け、再生と新たな出発
直之と夏子の夫婦間も甲子園が修復!
凄いぞ!甲子園!
恐るべし!甲子園!
甲子園には魔物が棲んでますね!'`,、('∀`) '`,、

テーマも単純で、
これほど展開の読める
ちょっと観る人によってはウザい作品かもしれませんが、
やっぱ、青春時代を共に過ごした友人は
一生の友となりうる可能性が高いんですね~・・・
と、
改めて感じ、感動できると思いますよ・・・
とか・・・
友達いない私がウダウダ言ってますけど、
損はしないと思います。
お時間ありましたら是非!(●//艸//)=3

(C) 重松清 / 集英社 (C) 2015「アゲイン」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年1月17日
上映時間:2時間0分
配給:東映
カラー

~ストーリー~
元高校球児、坂町晴彦46歳。
あの白球を追った日々は遠い昔。
もはや仕事に張りはなく、
離婚した妻が亡くなって以来、一人娘の沙奈美とも絶縁状態。
そんなある日、
坂町を元チームメイト松川典夫の娘・美枝が訪ねてくる。
坂町は彼女から、
長年音信不通だった松川が去年の震災で死んだことを知らされる。
彼女は別居していた父親の遺品の中に、
坂町や元ピッチャーの高橋直之ら、
チームメイト全員に宛てた27年分の年賀状の束を見つけ、
なぜ毎年書きながらも出さずにいたのか、知りたいと願っていた。
元高校球児が再び甲子園を目指す
<マスターズ甲子園>の学生スタッフとして働く美枝は、
坂町に大会への参加を勧める。
予測がつかないことは敬遠する、
いわゆるサビついたオヤジである坂町は「今さら」と断ったが、
本当の理由はまた別にあった。
坂町達が甲子園に行けなかった原因は美枝の父にあったのだ。
28年前のある事件。
それは美枝にだけは話したくなかった。
あの日、
夢を断たれた坂町は、自らの思いにフタをしたつもりでいた。
高橋もまた同じ気持ちだった。
そう・・・高橋は甲子園に出てさえいればプロになっていたかも知れない、
そう思うことで、自分の冴えない現状をあの夏のせいにしていた。
父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、
坂町は娘・沙奈美とキチンと向き合うことをせず、ずっと逃げてきたことに気付く。
そして現実と折り合いをつけ、
思い出を上手に諦めることで、自分自身を騙し続けてきたことにも。
「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。
坂町はマスターズ甲子園への参加を決意し、再び人生のグラウンドに走り出す。
坂町は、事件のことを知りながら
ずっと姿を消していた元マネージャー・立原裕子に、一通の手紙を送る。
現れた裕子の口から語られたのは、彼らが全く知らない真実だった。
</font>