テキトーによろしく・・・!

三木孝浩 監督作品
「くちびるに歌を」劇場鑑賞!!
中五島中学の子供たち一人一人がかなり丁寧に描かれ、
部長・仲村ナズナや
自閉症の兄を持つ、桑原サトル等々、
その周辺が深く描かれているなかなか心地よく鑑賞出来る一本なんですが、
それだけに、ユリの頑なな態度が腹立たしいし
なんともな幼稚な演出に思えて仕方ない。
おかげで、イイ話になり得るドラマが
子供たちだけで構成され、
関わる大人が邪魔!
そんな中、
特別いらないのが、男性教師の塚本哲男!
単なる賑やかしに終わらず、しばしばドラマの流れを邪魔する。
ユリとのロマンスがあるわけでもなく、
無意味な存在。
つまり、大人の所為で、スッカリつまらない作品になってます。

先日の離島取材のおかげで、
スッカリ、離島病にかかった私・・・
もう、
あれほど重症だった沖縄病も、
大東諸島のおかげで治ってしまいました'`,、('∀`) '`,、
だって、本島って都会だよね。
大東からの帰り道立ち寄った本島では
海の色さえ褪せて見え、
マナの吸収すら出来なく感じました。
人が多い!
車が多い!'`,、('∀`) '`,、
不便さゼロ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
むしろ、
横須賀のほうが田舎だわ・・・こりゃ・・・
沖縄本島には、間違った方向へ進んで欲しくないな・・・
役割ってのがあるしね・・・それぞれ・・・(-.-;)
大東の、
あれ程に切ない原風景を有するんだもんね・・・
間違ってほしくないよね・・・

本作での、五島列島・・・離島ってのは、
さして、離島独特の温度は感じませんでしたね。
まぁ、
シッカリとその暮らしぶりが映像化されているかは疑問ですが、
要は、
存在だけで絵になる島であるかどうか?
それは単に、近代化の波に押し込まれているのかどうかではなく、
人が根付くことでの空気感。
で、ズバリ!
人間のドラマな割には、
場所はきっかけでしかなかったかな・・・┐('~`;)┌
都内の中学でも、同じこと出来たんぢゃね?
な、感じ・・・。
んん・・・
なんかさ、132分・・・飽きちゃうんだよね'`,、(人´∀`)'`,、

そんな要因の一つには、
せっかく、コメディエンヌの一片を見せ始めた新垣結衣さんから
何故今!
そのはっちゃけ芝居を奪ってしまったのか?
最近量産されている三木作品のそのほとんどに見受けられる
役者からの、新たな特徴を奪い取る行為。
(ホットロードの能年玲奈さんのように・・・(-.-;) )
こいつに尽きると思うな・・・┐('~`;)┌
ガッキーに期待して足運んだんだけどな・・・
見誤ったかもな・・・

さてここで宣伝ですが、
4月5日、「第3回シネマDEごはん」
まだ少し、お昼の部が席空いてます。
ここで伝えたかった、
まさに離島の原風景
人々の生き様を!
生きた情報をご紹介できると思います。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
ご参加、お待ちしております。
ご予約は、こひさまコーヒー
046-822-2301まで!
・・・
さて・・・コホン!
そんな感じで本作!
すでにほとんどの上映館で終了状態であると思いますので、
DVD待ちをされるといいのでゎ?(●´艸`)(←お前のレヴューが遅い所為でゎないのか?)
最近はたらいていた直感が、やや鈍った瞬間でしたかね?
気になってて、
チャンスを伺っていましたが、
忙しい最中に時間つくってまで行く必要は感じませんでしたね┐('~`;)┌
遠いけど行きたいミニシアター作品、いっぱいあったのになぁ・・・

(C) 2015 『くちびるに歌を』製作委員会
(C) 2011 中田永一/小学館
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年2月28日
上映時間:2時間12分
製作:『くちびるに歌を』製作委員会
配給:アスミック・エース
カラー

~ストーリー~
長崎県の離島・中五島中学校・・・
産休を取ることになった親友の音楽教師松山ハルコの代理教員として、
生まれ故郷でもある、中五島中学の臨時教師となった柏木ユリ。
天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、
その性格はがさつで乗り回す車もボロボロのトラック。
住民たちの注目を浴びる中、
彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。
しかし、
皆の期待も虚しく、ユリは頑なにピアノを弾こうとしない。
さらには、
元々、女子だけの合唱部に男子生徒を入部させ、
混成での全国大会出場を決めてしまい、混乱を招く・・・
そんなある日、
コンクール課題曲の、「手紙~拝啓15の君へ~」の練習の一環で、
部員たちに、15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。
やがて、部員たちがつづった手紙から、
それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がり、
皆が一つとなる合唱に救いを求めていることを知る…。
それは、ユリにとって、
哀しい過去から弾けなくなったピアノや
生徒たちと向き合うきっかけとなる

自分で薪を割れ!

三池崇史 監督作品
「風に立つライオン」劇場鑑賞!!
もとい、
さだまさしさんの才能にはえらく感心します!
しかし、
彼の、
コンサートでのMCの、口の悪さが鼻についてしょうがない!
(-.-;)(-.-;)
場合によっては、お客さんを見下している風でもある・・・
┐('~`;)┌
そういったキャラは、毒蝮師匠に任せておけ!
'`,、('∀`) '`,、

いや・・・
もう少し泣けるのかと思いましたよ'`,、('∀`) '`,、
そこは軽く残念なんですが、
傷が治ったら、強盗でもしながら生きていく、
そんな考え方しか出来なかったンドゥング少年に
医者になるという大きな目標と夢を与え、
彼を闇から救いだして、
やがて、
東日本大震災時に、日本と日本人へ救いの手を伸ばすまでに成長する。
そんな、
航一郎よりンドゥングが美味しいトコすべて持って行くという構成も良かったし、
役者陣がとにかく巧かった!

しかしまぁ、
航一郎の最期は随分とやっつけ感ありましたな。'`,、('∀`) '`,、
雑~~~に死んでいってさ・・・┐('~`;)┌
大丈夫ってのが、最期への布石だったなんてね。'`,、('∀`) '`,、
そんな、
そそくさとラストに誘導する演出
でもまぁ、
ある意味、エンドクレジットで流れるであろう
さださんの曲、
これを聴きに行ったようなもんだし、
キチンと役割果たしてくれてるから、まぁイイよね。'`,、('∀`) '`,、

しかし、
さださんの、「風に立つライオン」で歌われている
“ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが一斉に翔び立つ時暗くなる空
キリマンジャロの白い雪それを支える紺碧の空
草原の象のシルエット
空を切り裂いて落下する滝・・・”
・・・・・
で・・・
これらのどれも登場しないのは何でだ・・・?(-.-;)
ホワイトベースがジャブローを発進した時だってフラミンゴが飛んでたのに(-.-;)

艦長だってビデオ撮影を許可してくれたんだぞ!
ヽ( T冊T)丿
さて、
この作品への期待度って、
イコール、さださんの支持率であることがわかりますよね。
つまり、
さださんを支持している年齢層の活躍が
興行収入に大きく関わるというね。
私が鑑賞しましたのは、平日昼間だったけど、
いや・・・
平日昼間だけに、老人で埋め尽くされた客席は異様な光景だった・・・
まんまと、“さだマニア”を劇場へと誘導した製作サイドに拍手!
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
もうね、
100万羽のフラミンゴというより、
100もの婆がフラフラとトイレに立っていましたっけ・・・(-.-;)
だからさ、
スクリーンの前を後から後から老人たちが横切ってね、
落ち着かない鑑賞でしたよ・・・
せめて2時間、
我慢出来ないのならDVDでいんぢゃね~~かな?(-.-;)(-.-;)
それか、オムツ穿いておいで。

そんなワケで、(どんなワケで?)
あの曲は聴けるけど、
あの曲で浮かぶナイロビの風景は出てこない一本です。
それでも「さだが好き!」って方、
とりあえず行ってみますか・・・?(-.-;)

(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年3月14日
上映時間:2時間19分
配給:東宝
製作:映画「風に立つライオン」製作委員会
製作プロダクション:日テレアックスオン / OLM カ
ラー/シネマスコープ

~ストーリー~
1987年、
アフリカ医療に尽力した医師シュバイツァーの自伝を
誕生日に母からプレゼントされ
その内容に感動し、
医学の道を進んだ島田航一郎に、願ってもないチャンスが訪れる。
大学病院から、ケニアの研究施設に派遣されたのだ。
しかしそれは、
父の跡を継ぎ、
女医として離島医療に従事する婚約者・秋島貴子を遠く、
日本に残しての決断だった。
理想を胸に、
研究と臨床の充実した日々を送る航一郎は半年後、
現地の赤十字病院から、一か月の派遣要請を受ける。
そこで彼が目にしたものは
麻薬をうたれ、銃を持たされ戦場に立たされた挙句、
重症を負う少年兵たちばかりなのに愕然とする。
一か月が過ぎ、現地を一度は去る航一郎・・・
しかし彼は、この病院への転籍を願い出る。
そんなある日、
少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれる。
彼は、両親を目の前で惨殺され、
麻薬で操られ、9人の人間を殺してきた・・・
そんなンドゥングの心の傷は銃傷よりも深刻だった・・・
航一郎はそんな彼の心の闇に真正面から向かい合った。
夜の眠りに明日こそは。朝の目覚めに今日こそは。

大九明子 監督作品
「でーれーガールズ」劇場鑑賞!!
記念すべき第1回「シネマDEごはん」の課題作品であった
「カフーをまちわびて」の原作者である原田マハさん原作ということで、
決して多くない上映館もあって、気になっていたのですが
なかなか観に行けず、
ようやく都内で観てきましたよ!
(ノ´▽`)ノ
最近、直感が冴えていたので、
気になったら行く!状態が続いていましたが、
本作も、私的には面白かったです。
当たりですね!ヾ( 〃∇〃)ツ
とにかく、
ラストシーンが最高良かったですよヾ((○*´∀`*))ノ゙
カッコいいのもそうですが、
あ!
ここで終わる!ってのがハッキリわかって
実に気持ちいいラスト!
センス感じました!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

「でぇれぇ」ってのは岡山弁で“すごい”とかって意味ですよね?
岩井志麻子さんの「ぼっけえ、きょうてえ」って小説読んだことあるんですが、
ぼっけえも岡山弁で、やはり“すごい”とかって意味でしたよね??
どう使い分けるのか?
どのような場面で使えば、本作の優希美青さんのように
でーれー佐々岡とかってあだ名がつかずに済むのか?
そしてどっちがより凄いのか?
もしご存じの方いらしたらご一報ください。'`,、(人´∀`)'`,、

以前、
私が会社員時代の同僚の女の子は、
中国地方の方(岡山だったような気が・・・?)と結婚したんですが、
結構、ゴールインまでがドラマティックでしてね。
韓流ドラマのような素敵な出会い・再会の末の結婚でしてね、
世の中には、本当にドラマのような人生が存在するんだな~~ってね、
私の中では、ナンバー1にカッコいい恋愛であり、
ナンバー1にカッコいい生き方なワケです。
そんな中国地方の男性には、とても良いイメージがあって、
あちら出身の男性って男らしいイメージを持ってて、
それがまさに実践された感じでして(●//艸//)=3
ますます好印象!
ただその彼、
一切前述のような方言を使わないんですね。
ちょっとガッカリなんですょ'`,、('∀`) '`,、

物語もマハさんらしい、
やや、あり得ない設定がファンタジーっぽくて、
創作物語として良質なんですよ。
なんか、
不思議な作家さんですよね~~(∀`从)♡♡♡
ストーリー展開とかは稚拙なんですけどね'`,、('∀`) '`,、
そこが魅力なんだよね~!
しかし、
沖縄の物語もそうですが、
よく調べてあると思うのです。
行き当たりばったりには書いてないし、
比較的読みやすいので、好きな作家さんですね~。
ただ、
カフーと違って、原作未読で映画観ちゃった
(ノ∀`) テヘヘのヘ
きっと原作も面白いに決まってるので、いつか読みます。

私がすでに、公開終了間際の鑑賞でしたのでね、
ちょっとこれから出会うの難しいかもなんですが、
ツタヤで借りて、是非観てほしいです。
特にラストシーンね!
d(ゝ∀・)

微妙に目が離れている優希美青さん(爆、魅力的です
(C) 2015 原田マハ/祥伝社/「でーれーガールズ」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月21日
上映時間:1時間58分
制作:ホリプロ
配給:メ~テレ
製作:映画『でーれーガールズ』製作委員会
制作プロダクション:ホリプロ
特別協力:両備グループ / カンコー学生服
/ 岡山国際ホテル / 学校法人山陽学園
/ ファジアーノ岡山スポーツクラブ
ビスタサイズ/カラー

~ストーリー~
1980年、岡山―。
東京から岡山に転校してきたたばかりの佐々岡鮎子はクラスに友達がいなかった。
標準語を話す鮎子はクラスメートにからかわれっぱなし。
岡山弁で「ものすごい」を意味する「でーれー」という言葉が耳に残った鮎子は、
クラスに溶け込もうと「でーれー」をなにかにつけて使ってみる。
ついたあだ名は「でーれー佐々岡」。
そんな鮎子の心の支えはかっこよくてギターもうまい大学生の彼、ヒデホくん。
鮎子は密かに2人を主人公に、恋愛マンガを描いていた。
ところがある日、
その漫画をクラスでも目立つ、大人っぽく美人の秋本武美に見られてしまう。
武美は鮎子にとって憧れの存在。
そんな武美が、物語の続きを読みたがったのだ。
武美は鮎子のマンガの最初の読者で、ファンとなっていく。
次第に仲を深める2人だったが・・・クリスマスイブ、
ある事件がきっかけで決定的な仲違いをしてしまう。
不器用だった鮎子、
意地っ張りだった武美、
2人は仲違いをしたままそれぞれの道を歩んだのだった・・・。
そして現在―。
大人になり、漫画家になった鮎子は、
母校で講演会をするため30年ぶりに岡山へやってきた。
鮎子はそこで、思いがけず武美と再会し、再び物語が動き始める。
「2人が信じたもの」
「2人が失ったもの」
「2人が大切にしたかったもの」
そのすべてが浮き彫りになった時、最後に待ち受ける意外な結末とは?
後悔を取り戻そうとしちゃいけないな・・・

竹永典弘 監督作品
「振り子」劇場鑑賞!!
過去に戻れるなら、80年代かもなぁ~~(∀`从)♡♡♡
なんも考えず遊んでたなぁ~~~
初めてスクーターに乗ったのもこの頃だったかもな~(∀`从)♡♡♡
同級生の、年の離れた兄貴が乗ってたバイクを
コソ~~リ持ち出して、
公園でよく練習しましたね。
おかげさまで免許がとれる年齢になった時はベテランでね'`,、('∀`) '`,、
免許も楽にとれました。
そして事故ったのもこの頃だったろうか・・・?σ(゚、。)
利き腕を一年間失いました・・・(T^T)
今も出来ない事あったりします。・゜・(ノД`)・゜・。
ただ、
左利き家系に生まれた私にも、かなりの割で左利きの血が流れててね、
利き腕使えなくても、たいして困らなかったってのはイイのか?悪いのか?
ボーリングなんて、左のほうがスコアが良かったもんね'`,、('∀`) '`,、
しかもこの頃から
人生最初で最後のモテ期に入りましてね。
チョコレートもらえる日なんて、
道端で待ち伏せされたもんです'`,、('∀`) '`,、
そんなね、
ギュッ!と詰まった、内容の濃い時代が私的80年代でしょうか・・・
で、
なんと言っても若かったもんね'`,、('∀`) '`,、
それが一番さ!
あ
あと、私的当時のアイドルと言えば、
聖子ちゃんでも、明菜でもなく、
石川秀美ちゃんでした(●//艸//)=3
あの長くて質感ある足が変態レベルで好きでした。
_| ̄|○∠))バンバン
いまどきの小粒なアイドルたちと違って、
存在感あったなぁ~・・・
あの頃ゎ(遠い目...)

さてさて、
仮面ライダーフォーゼのヒロイン
清水富美加さんを久しぶりに本作で観ました。
あ!
「恋の合宿免許っ!」っつ~、しょうもないドラマに出てたか
(●´艸`)
共演した福士蒼汰君には、随分と差をつけられちゃいましたね。
しかも、
底抜けに明るいキャラ芝居ばかりの彼女では、
大人になった時のサキとのギャップが大きくて、
同一人物に見えない・・・(-.-;)
それは、
終了間際の「マッサン」において、
エマ役が優希美青ちゃんから、木南晴夏さんに変わったくらいの違和感。
'`,、('∀`) '`,、
微妙にやな感じ。┐('~`;)┌

そんな中
大当たりは研ナオコさん。
ガキの頃、
「カックラキン大放送」ってバラエティー番組が放送されてましてね、
“ナオコお婆ちゃんの縁側日記”っていうコーナーがあって
研さんがお婆ちゃんの役でコントするんですよ。
あの当時から研さんはお婆ちゃん役が上手でね、
本当にお婆ちゃんになってしまった今も
あの頃と同じ役作り(笑)なもんだから可笑しくてね
'`,、('∀`) '`,、
「20世紀少年」でも駄菓子屋のお婆ちゃん演ってましたが_| ̄|○∠))バンバン
もう名人芸の域だよね!'`,、('∀`) '`,、
研さんのおばあちゃん
志村ケンさんの酔っ払い
この二つは国宝もんだ!(●//艸//)=3

さて
鉄拳さんのパラパラ漫画『振り子』はご覧になったことありますよね?
本作はまんま、パラパラ漫画でした。
そこで思ったのは、
なんで手を出したんだろう・・・?ってこと・・・(-.-;)
あえて実写化する意味はどこにあったんだろう・・・?
ってくらいの出来栄え。
決して悪くはないのだけれど、
とりたてて褒められる部分もない。
武田鉄矢さんも相変わらずの金八節炸裂で、
芝居に幅の無い人だよね・・・
まぁ、
アレを期待しての起用なんだと思うけど…(-.-;)
鉄拳さんのパラパラ漫画貼っておきますね。
世界で高い評価を得た鉄拳さん。
映画化されるのは名誉だし、嬉しいと思うんだけど、
あれで号泣しちゃダメだよね'`,、('∀`) '`,、
まぁ、
あまり多い上映館でもないのでなかなか出会いにくいかもしれませんが、
これからまだ、上映開始される箇所もありますので、
気になったらご自身で確かめてくださいね。

(C) 2014『振り子』製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月28日
上映時間:1時間40分
制作プロダクション:エクセリング
製作:吉本興業 / TBSテレビ
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
カラー

~ストーリー~
1976年、
ひょんな事から、不良共にからまれるサキを救った大介。
これが二人の歩む「数奇な運命」のはじまりだった-。
商店街の人々に見守られ、
夢だったバイク屋を開店した大介。
つつましくも幸せに暮らしていた長谷川一家。
ところがある日、
大介の後輩から大量のバイクを仕入れたものの、
二重販売されていた品物は、
大介のもとには一台もとどかなかった・・・
資金繰りに苦しみ、やがてバイク屋が倒産。
家族の歯車が狂い始める。
そんな矢先、サキが倒れて寝たきりの状態に…。
大介はサキを元に戻そうと懸命に努力するが
二人に待っていたのは予想外の結末だった…。
昭和から平成…
新婚当時に二人が買った「振り子時計」が刻んだ夫婦の歴史。
刻一刻とその日へ向け時を刻んでいく・・・
そして、二人が夢見た21世紀に待っていたのは-。
</font>
ヨダカ・ハチスズメ・カワセミ

チアン・ショウチョン 監督作品
「さいはてにて
~やさしい香りと待ちながら~」劇場鑑賞!!
私的には、自分の境遇と重なるのは「おくりびと」。
私の場合は、何十年も生き別れた父の、
生前の姿を見ることは叶わなかったワケでね、
最期におくってあげるとかって無かったんです。
なにせ、
戻ってきた時は骨壺に入ってましたからね。┐('~`;)┌
しかも、
身勝手な父を恨む妹たちにより、
海に散骨することとなり、東京湾に沈みました。┐('~`;)┌
そんな感じでね、
父親と離れて暮らす設定には、結構な割で自分を重ねやすくなってます。
本作もそんな感じ(●´艸`)

主人公が父親の遺した廃屋以外何者でもないボロボロの船小屋を、
コーヒー販売店に改造し、そこで商売を始めるのはイイのですが、
この主人公、父親の借金も清算し、
さらに店まで持つという・・・
なんでこんなに金持ってんだ・・・?(-.-;)
しかも、
シレッと親である絵里子に放置されがちな有沙をバイトで雇い、
払えない給食費を稼がせる・・・
優しさというより、
やや傲慢。
情けは人の為ならずといいますが、
岬は情けを受けるどころか、
絵里子のヒモみたいな男に襲われます。
軽く踏んだり蹴ったり・・・(-.-;)
そんなダメ男は永瀬正敏さんが演じますが、
友情出演してあげて、
こんなヒドい役なのも実力の現れでしょうか?'`,、('∀`) '`,、

子役を含め、
個々の演技力が高いキャストが揃ったために
物語は成立してますけど、
謎だらけで、それでいて予定調和な抑揚のない展開は、
演技力にやや劣る、佐々木さんへの優しさなのか?(-.-;)(-.-;)
とにかく、
小さくまとめ過ぎてて、記憶に残りにくい一本でした。

先に申しましたが、
私には父の記憶がありません。
正確には、
父が家に居た頃の、父の使っていた布団の柄とか、
まだ歩き始めたばかりの妹を連れ、
夜遅くにアイスを買いに出て母に叱られている場面や
そのアイスの種類。
最初で最後の、父が買って帰ったクリスマスケーキにのる
チョコレートで出来たログハウス。
粉糖で、雪が積もってましたっけ(●´艸`)
そんな、
細かいシチュエーションは記憶にあるのに、
顔だけがポッカリと真っ白なのは、
我が家に父がいないことの方が自然であったためだろうか?
なにせ幼稚園に入学する頃にはもう父はいませんでしたのでね。
憶測でしかモノ言えませんゎ'`,、('∀`) '`,、
父は旧国鉄職員でした。
今年1月に亡くなられた、郷ひろみさんのお父様
原武さんの元部下で、
失踪時には原武さんに、大変お世話になったらしいです。
なので、
7歳当時の郷さんが、私の実家に訪れているらしい
(●´艸`)
こんな、父と数年しか一緒にいなかった私ですら
そこそこ、父のことを語れます。
岬と父の物語は、
どうも今一つ、本当っぽくなくてね・・・
薄っぺらさすら感じました。
父の一件は、きっかけでしかなくて
たまたま近くにいた哀れな子供にちょっかいだすっていう
けっこう細い物語ですね。
しかし、スクリーンからはコーヒーの香りだしてきます。
コーヒー好きなかた限定で、観てみてくださいな。
私にはやや、合わない作品でした。

(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月28日
上映時間:1時間58分
配給:東映
カラー

~ストーリー~
最果ての海辺で吉田岬は、
生き別れていた亡き父の唯一の資産である、朽ちかけた舟小屋を改装し、
焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」の営業を開始する。
「ヨダカ珈琲」の向かいに住むのは、
家業が民宿の、シングルマザー山崎絵里子と二人の子供たち。
絵里子が生活のため留守がちで、子供たちのことには行き届かない。
娘・有沙が給食費が払えず悩んでいるのを知り、
岬は有沙を自分の店でアルバイトさせる。
幼い姉弟はたったふたり、
肩を寄せ合って母のいない日を過ごしている。
珈琲店を訪れる様々な人々との交流が生まれる中、
ある夜、舟小屋で“事件”が起きる。
絵里子の付き合っている男に岬が襲われてしまったのだ。
しかし、
寸での所で絵里子が岬の危機を救ったことで事件は未遂に終わったものの、
深く傷つく岬。
そんな岬の為に珈琲を淹れる絵里子。
温かい珈琲が、傷つき、頑なだった心を溶かしていく…。
いつしか4人は家族のように支え合って暮らし始める。
そんな中、
絵里子は岬が最果ての地にやって来た本当の理由を知ることに。
それは、
漁師だった岬の父にまつわるもの。
そして父について衝撃の事実が岬にもたらされ…。
この手錠をはずせ!

安彦良和 監督作品
「機動戦士ガンダム
THE ORIGIN I
青い瞳のキャスバル」劇場鑑賞!!
皆さまお久しぶりです。
「シネマDEごはん3」の取材などで大変忙しく過ごしております。(人´∀`)
おかげさまで、ブログ放置でございますね・・・スイマセン
ってことでね、
ガンダム!
公開日2日目に行ってきました!'`,、('∀`) '`,、
3月1日のことですね(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
レビュー、遅すぎ!'`,、('∀`) '`,、
私のような自由人、
何もわざわざ混んでる休日ではなくて、
平日に行ったら空いてんぢゃね?って思われますよね?
私もそう思うのですが、
なんか、どれだけ凄まじい混乱が起きているのか?
どうしても見てみたくなっちゃいましてね'`,、('∀`) '`,、
土曜日公開され、
翌日の日曜日!実質の公開初日!
3日前からチケット買ってね、
勇んで行ってきました!10時半の回!(∀`从)♡♡♡
破壊的に混んでましたよ_| ̄|○∠))バンバン
これに出会いたかった!(=´∀`)人(´∀`=)
まぁ、エヴァの時よりは人少なかったかな??
ただ、グッズはすでに何も売ってなかった(-.-;)
あらためて、
ガンダムって素晴らしいですね~~(∀`从)♡♡♡
いや~・・・
私も人並みにガンダムファンでしてね、
しかしながら、
ザビ家が5人兄弟だったと知らなかった程度に大好きです
'`,、('∀`) '`,、

80年代、
ガンダムの人気に火が点き
ガンプラの入手が困難だった時代。
ガキんチョだった私は、とある日曜日、
隣のクラスのS君に誘われ、早朝、横浜ビブレへと向かったのです。
当時、
ガンプラは本当にドコにも無く、
あったとしても大抵、ギャンで、
シャアザクなんて、とてもぢゃないけど見ることすら出来ず、
そんな中、
何情報なのか?
S君は言うのです。
「日曜、ビブレにガンプラ入荷するぞ・・・!」
↑↑(何か凄く悪い顔で'`,、('∀`) '`,、)
ということで、
そんな、出所もわからない都市伝説レベルの情報を基に、
私とS君、そして1組のM君は横浜へと向かいます。
開店3時間前、
入口前にはすでに20組程の行列が!
「こ・・・これゎ!


と、確信し、
待つこと3時間弱・・・
入口で整理券を受け取り、
ダッシュしてはいけないというルールのもと、
競歩程度の速度で、オモチャ売り場へ!(ノ∀`) テヘヘのヘ
一人一個、
狙うは真紅のザク!
しかし!
残念ながら、前の20組で売り切れ!
軽く眩暈・・・・゜・(ノД`)・゜・。
で・・・でゎ!エルメスとか、ズゴックとか・・・
な・・・Σ(゚□゚;)
なぁぁあああい!!
なんもなぁあああい!!
・゜・(ノД`)・゜・。
ということで、
同じ赤なのでガンキャノンを購入・・・(-.-;)
3時間待ったしね・・・
しかし、
S君、メッチャ模型作りが得意!
残念がってる私をみかね、
手取り、足取り、制作を指導してくれましてね、
たぶん、自分史上最高な出来栄えとなったわけですね。
超リアル!(=´∀`)人(´∀`=)
その後、
ン十年間も実家に飾られるわけですね~~

あとね、
ウォーゲームってのがあってね、
ボードゲームの一種でして、
ボードに描かれた地形上で戦闘するゲームでして、
あまりのルールの多さに、ガキんチョの我々には
難し過ぎて、独自のルールでやってましたっけ'`,、('∀`) '`,、
カードゲームも死ぬ程やりましたっけね~~
(●//艸//)=3
私のガンダムってこんな感じ
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
あぁ・・・
まるっきり映画のこと書きませんでしたね!
まぁ、いまさら感あるし、
いちいち言わなくても皆さん理解できてますよね?
'`,、('∀`) '`,、
CGのMSの戦闘シーン!
激カッコよかった!
2週間限定だから、もう終わったのかな?上映?
まぁどんな形であれ、
観てね!(=´∀`)人(´∀`=)

(C) 創通・サンライズ
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月28日
上映時間:1時間2分
企画・製作:サンライズ
カラー

~ストーリー~
宇宙世紀0068年・・・
サイド3、ムンゾ自治共和国。
宇宙に進出した人の革新を説き、
地球連邦政府からの完全独立を宣言しようとしたジオン・ズム・ダイクンは、
議会檀上で演説中に突如倒れ、帰らぬ人となった。
ダイクンの死後、
ザビ家陰謀説を唱えるダイクンの側近ジンバ・ラル。
しかし、
サイド3、ムンゾの実権を掌握せんとするデギン・ソド・ザビ率いるザビ家の暗躍は加速していく。
一方残されたダイクンの子供たち、
キャスバル・レムとアルテイシア・ソムは、ザビ家の政敵に引き取られる。
動乱の歴史渦中にあり、
その二人には激動の時代を象徴した数奇な運命が待ち受けていた…。
第3回シネマDEごはん開催決定!!

第3回シネマDEごはん開催決定です(∀`从)♡♡♡
今回のテーマ作品は「旅立ちの島唄」!!
今回、
会場となるこひさまコーヒーさんのオーナーご夫婦も
偶然、
公開時、劇場へと足を運んでいたという!
前回までは、いきなり作品を鑑賞させられて
いきなり料理を連想させられて、
かなりの負担を強いられていたと思うのですが、
今回はご夫妻が自らも選んで観ている有利!
'`,、('∀`) '`,、
もしご参加を希望される方いらしたら
どうかご期待ください。(まだ試食もしてないのに大風呂敷(ノ∀`) テヘヘのヘ )
日時 : 平成27年4月5日日曜日
12:30~
18:00~(開場は15分前)
会場 : こひさまコーヒー(神奈川県横須賀市汐入町2-47)
各回7席定員 お一人様¥2000-
ご予約はこひさまコーヒー046-822-2301まで!
また、
コチラにメッセ、コメントいただいても構いませんよ。
(●´艸`)
お待ち申し上げます。(=´∀`)人(´∀`=)
赤いお部屋で鞭うたれる・・・

サム・テイラー=ジョンソン 監督作品
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」劇場鑑賞!!
がぁぁぁああぁ!
失敗したぁぁぁ!
(艸゚Д゚ll)
無修正版を観るべきでしたぁぁぁぁ!・゜・(ノД`)・゜・。
全編にわたって繰り返される不細工なボカシが腹立つゎ!
( ゚д゚)、ペッ
だって!そういうシーンだらけの作品なんだからさ!
最も注意を払うべき点でゎありゃしませんかってんだ!
私もね、
その手の画像にボカシいれる仕事とかきますよ!
でもね、
チャチャッと丸く隠して!なんて、やっつけ仕事ではなくてね、
見えるか見えないかのギリの線で隠すってのが
プロってもんぢゃないんですか!?ヽ川`Д´)ノプンスカ!
なのになんだ!あの黒い丸ゎ!
作品の邪魔するようなもんなら入れるんぢゃねぇ!
一部どころか、画面すべてが観えないシーンもあったぢゃないか!
※ 見たくて言ってんぢゃないぞ(-公- ;)

さてさて・・・(-.-;)
「フィフティ・シェイズ」3部作の1作目っすね・・・
魅せる効果としては、
エレベーターが印象的な使い方をされていましたね。
大事なシーンは大抵、エレベーターでした'`,、('∀`) '`,、
そう!
ラストシーンまでもが!
突如、バッサリと斬ったように終劇でしたが、
2作目以降の流れを考えると、なかなか正解なラストシーンだったのでゎ?
そもそもクリスチャンは、
その性の嗜好の特殊さの中にあって、
触られるのを極端に嫌うのは、
産みの母のヒモ男にDVを受けていて、
接触イコール暴力のトラウマに苦しんでいた為なんですね。
よしよし!と撫でられて育つと、
それはそれで、極度のM男になりかねないけど、
触られる時は暴力を振るわれる時ってのは、
もう心に残る傷は想像を絶するモノです!
クリスチャンがブルネットの女性を追いかけて
支配者と服従者の関係を築こうとするのは
それが母を思い出させ、
母を痛めつけることで快感を得るためで、
その根幹にある想いは、想像以上に根が深いわけですね。
ただ本作で語られているプレイは
あくまでもBDSMである筈ですが、
クリスチャンはヤりたがり過ぎ'`,、('∀`) '`,、
もう少し、単純な性行為と区別して表現してほしかったっす!
たぶん2作目以降で色々語られるのかもしれませんが、
本作だけ観た方は、
アレコレと、キョト~~ンだったと思われます。
*~ (* ̄ρ ̄)ぽか~~~ん
しかし、
あのラストは、二人のこれからの
別れたことへの後悔を想像させるには最適なラストだと思いましたょ。
(●´艸`)

でもさ、
劇中のセレブ描写が超しょぼかったのは何でですかね?
私的には、
ヘリのシーン腹立ちましたゎ'`,、('∀`) '`,、
金持ちイコールヘリコプターって_| ̄|○∠))バンバン
なんて貧困な想像力でしょう!'`,、('∀`) '`,、
Audi A3とかも、
次作ではクリスチャンのストーカーにタイヤとか切り刻まれちゃうんですが、
いかにもセレブカー代表みたいなトコ、好きぢゃありません(-.-;)

「ドラゴンタトゥーの女」が1作目であれだけ伏線張ったのに
続編の制作消滅という大事件に見舞われたので、
コチラには期待したいなと思うのですが、
どうも監督も、
ジェイミー・ドーナンも降板が決まっているとか・・・(-.-;)(-.-;)
ドラゴンタトゥーの女の二の舞にならないよう、
勢いのある今のうちにガンガン進めて欲しいですね。
とりあえず1作目!観ておきましょう!
(=´∀`)人(´∀`=)


(C) 2015 Universal Studios.
英題:FIFTY SHADES OF GREY
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年2月13日
上映時間:2時間5分
配給:東宝東和
カラー

~ストーリー~
ワシントン州立大学バンクーバー校で英文学を専攻する
21歳の平凡な女子大生アナスタシア・スティールは、
卒業試験を目前に控えたある日、
熱を出したルームメイトであり親友のキャサリン・キャヴァナーに代わり、
学生新聞の記者として
シアトルにある大企業グレイ・エンタープライズ・ホールディングスの創始者であり
CEOのクリスチャン・グレイにインタビューすることになる。
誰もが心惹かれてしまいそうな容姿でばく大な富を持つグレイは、
「君のことを知りたい」と引っ込み思案で恋愛未経験のアナに興味を示す。
ある日、
ポートランドにあるアナのアルバイト先にクリスチャンが現れる。
アナは、学生新聞用にケイトがクリスチャンの写真を撮りたがっていることを話す。
クリスチャンはそれに快諾し、二人は後日また会うことになる。
そして後日、
アナの友人であり写真家志望のホセ・ロドリゲスにより撮影は順調に進んでいく。
撮影終了後クリスチャンはアナをコーヒーに誘い、二人はカフェへと向かう。
その帰り、
危うく自転車に轢かれそうになったアナをクリスチャンが抱き寄せ二人の距離は近くなる。
しかし雰囲気が盛り上がったように思えたが
クリスチャンに、
「私は君にふさわしくない」と告げられたことにショックを受け、
アナは別れを告げてその場を立ち去ってしまう。

卒業試験が終わった日
クリスチャンからアナの好きなトーマス・ハーディの作品である
「ダーバヴィル家のテス」の初版本が届く。
あまりに高価なものが届き、アナは困惑してしまう。
その夜、
バーで酔ったアナは、プレゼントの真意を聞き出そうと、
クリスチャンに電話する・・・
様子がおかしいと感じたクリスチャンは彼女をむかえに行くが
車の中でアナは意識を失う。
翌朝目が覚めたアナは、
ポートランドにあるヒースマン・ホテルのスイートルームの一室にいた。
その部屋はクリスチャンが滞在している部屋だった。
アナはクリスチャンと朝食を共にし、
ようやくテスの初版本を贈られた理由を聞く。
クリスチャンは謝罪と警告の意味を込めて贈ったこと、
普通の恋愛には興味がなく一般的な嗜好と異なっていること。
そしてアナに特別な何かを感じ惹かれていることを明かし、
書面で彼女の同意を得るまでは彼女に触れるつもりはないと言う。
羊...狼...番犬...

クリント・イーストウッド 監督作品
「アメリカン・スナイパー」劇場鑑賞!!
むぅぅぅぅ(-.-;)
クリント・イーストウッド監督外れなし!
激面白かったですょ!(-.-;)(-.-;)むむむ。
英雄と称され、
彼によって護られた、
身体の一部を失っても帰国できた兵士からは感謝され、
まさにヒーローなのか!?と錯覚させられるけど、
どちらかというと、クリスは被害者側なワケです。
賞金首になってまでも、何度も戦地へ赴く戦争中毒者のクリス。
妊娠中の妻を置いてまでも戦地へ向かう
この中毒症状被害、
その高いスキルから、単なる兵士ではなく賞金首になってしまう
狙われる立場の被害・・・
黙ってたって危険地帯なのにね・・・(-.-;)

そんなクリスを狙う敵のスナイパーは、元五輪代表の凄腕。
両者の対決、魅せ方もたいしたもんですが、
実話をここまで劇的な物語にしたジェイソン・ホールも凄ぇ~~!
スピルバーグと組んで「帰還兵はなぜ自殺するのか」の制作もあるとか
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
そういえば
2003年に米国主導ではじまったイラク戦争
2009年までの間に1万人程の自衛隊員がイラク支援に派遣され、
帰国してからPTSDなどにより
後の3年程度に25人の隊員が自殺したそうですね。
陸自19人・空自6人という内訳だそうです。
派遣先は非戦闘地域であったにも関わらず・・・。
まぁ、防衛省の見解では
それらとイラク派遣との因果関係は不明とされていますけど…

本作でもPTSDにふれ、
クリスは最終的には、
PTSDと戦う、元海兵隊員のエディー・レイ・ルースにより
銃撃されて死去するという
これまた運命的な最期をむかえることになるのですが、
真実こそがドラマティックなのだという、
とてもいい例が本作ですね。
クリスに関しては本作では描き切れなかったエピソードも多々あり、
また違うアプローチで制作も出来そうな感じ。

ラマーディーの悪魔の異名をとった
一見、鉄人とも思えるクリストファー・スコット・カイル
その人間性に触れた快作だと思います。
ブラッドリー・クーパーが本人にけっこう似てましてね
(●´艸`)
そんなところも見どころかも!

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS
(BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
英題:AMERICAN SNIPER
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年2月21日
上映時間:2時間12分
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー

~ストーリー~
イラク戦争に出征した、
アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル。
スナイパーである彼は、「誰一人残さない」という
ネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。
人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、
その驚異の狙撃能力を恐れる反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、
引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。
4回にわたってイラクに送られた彼は、
ついには心に深い傷を負ってしまう。
近所の人に孫自慢。

堤幸彦 監督作品
「悼む人」劇場鑑賞!!
主人公の、
見も知らぬ人間の、“不慮の事故”などによる死に対し、
生前、
どう愛し、愛され、感謝されたのか?を改めて記憶していく行為・・・
少し面白い設定ですね。
主人公は、
他者からは異端と捉えられるような行動をとりますが、
自らが生きたくて、愛したくて
確認し、自らに言い聞かせているようにも見えます。
確かに、物語の始まりにはもってこいだし、
膨らみそうですよ。
ただ、この行動の起因や意味はあまりに突飛すぎて、
現実味はないんですよね。
全体的にノッペリと進む物語も相まって、
少々疲れちゃうお話ではありますね。(-.-;)
鑑賞中、
ず~~っと、遠いどこかの物語に思えてました・・・
そもそも、
本作は静人が主人公という位置にあるのではなく、
彼の家族たちが物語の中心であり、
特にガンで余命わずかな母を中心に回る物語だったはずですが、
少しその辺がボヤけちゃってますね。
原作者はガンとその周辺に関し、
感心するほどよく調べ上げているわけで、
ちょっと映像化が難しかったのかという疑問さえわいてきます。
静人を軸に、
関わる人々のオムニバスであるはずが、
境界線が私にはわかりづらかったんですね
(私の理解力の無さ故なのかもしれませんがね(-.-;) )
しかし、
ありがちな、単なるガンによる病死の物語ではなくてね、
様々な“死”を折りこむ本作のエピソードの中でも、
特殊なのが、倖世に関わる死なんですが、
これも単なる夫殺しの女ではなく、
自分を殺してくれる女を探し出し、
妻に娶るという実に奇奇怪怪な“死”のエピソードで、
最も物語に深みを与えている部分ですね。

キャストは、相変わらず不思議な色気の石田ゆり子さんは言うに及ばず、
高良健吾さんの目力を改めて評価したいですね!
「蛇にピアス」のアマ以来、シッポリとハマった役かな~~ってね・・・?
一時、
ヘンテコな役回りばかりで、ちょっと心配しましたけどね。
頑張ってほしいですね。(●´艸`)
その上でね、
彼の“悼む”という行為なんですが、
高良さん任せで、いったいなんの為の悼みなんでしょうね?
死者への悼み、
生者への悼み?
自分のため、愛する者のため?
私が思うのは、
死者を敬うのは、自己満足。
お墓で、手を合わせるのは自分のためですよ。
しかし、静人は自らのために悼んでいるようでもなく。
聖人君子でもない。(同行する石田さんとヤっちゃいましたし。)
だからね、
悼む行為自体には、
作中でもあまり意味を持たないような気がしてきましてね
なにせ、静人の周辺の人々の生き様が凄まじくて、
すっかり、かすれちゃってる気がするのですよ
'`,、('∀`) '`,、
まぁね~・・・
死んでも、記憶に残してくれる人がいればさ、
気持ち的には嬉しいけどね。

さて!
私的にはちょっとシンクロ率低い一本でしたが、
生きること
死ぬこと
はたまた愛すること・・・人・・・
何か答えのヒントが欲しい方、
是非足を運んでみてください。
これは・・・原作のほうが面白いかな・・・?(-.-;)(-.-;)

(C) 2015「悼む人」製作委員会/天童荒太
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月14日
上映時間:2時間18分
企画協力:文芸春秋
製作:キノフィルムズ
製作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映
カラー

~ストーリー~
坂築静人は、
不慮の死を遂げた人々を〈悼む〉ため、日本全国を旅している。
〈悼む〉とは、亡くなった人の「愛」にまつわる記憶を心に刻みつけることだ。
死者が生前
「誰に愛され、愛したか、どんなことをして人に感謝されていたか、
その生きている姿を覚えておく」ための
静人なりの儀式は、傍からは奇異に映った。
だが、
この行為こそが、静人と関わった様々な人たちの
「生」と「愛」に対する考え方に大きな影響をもたらし、
誰もが抱える生きる苦しみに光を照らしていく。
山形のとある事故現場で静人に出会った、雑誌記者・蒔野抗太郎には、
余命幾ばくもない父親がいるが、
子供の頃からの確執によって、袂を分かったままだった。
偽悪的なゴシップ記事を書き続け“エグノ”と揶揄される蒔野は、
静人に目をつけ、取材をはじめる。
同じく山形。
産業廃棄物処理場を埋め立てた展望公園で、
静人と出会った奈義倖世は、
夫・甲水朔也をその手で殺した過去をもっていた。
夫の亡霊に苦しむ倖世は、救いを求めて、静人の旅に同行する。
横浜にある静人の実家では、母・巡子が末期癌と闘っていた。
折しも、妹・美汐は妊娠しているにもかかわらず、
恋人に別れを切り出されてしまう。
破談の理由には、静人の「悼む」行為への偏見も含まれていた。
傷つき、苦悩しながら、それでも前を向こうとする母娘。
ふたりを支えるのは、父・鷹彦と従兄弟の福埜怜司。
彼らは、旅に出たまま帰ってこない静人のことも心配している。
謎の旅人と化している静人の身辺取材をはじめた蒔野は、
その途中、父の愛人・理々子から父の死の報を受ける。
葬式に顔を出した蒔野は、見ないようにしていた父の思いに触れ、動揺する。
その矢先、
これまでの悪行のつけがまわったかのように、命を落としかねない窮地に陥ってしまう。
一命を取り留めたものの視力を失った蒔野は、静人の実家を訪れる。
そこで、巡子から明かされる、静人の〈悼む〉行為に秘められた真実。
過去の出来事をひとり抱える息子に対して、巡子の願いはただひとつ、
「誰かを愛してほしい」ということだった。
〈愛〉を封印しひたむきに〈悼み〉続ける静人によって、
死者とその関係者たちにまつわる知られざる愛の真実が浮き上がっていく。