ヨダカ・ハチスズメ・カワセミ

チアン・ショウチョン 監督作品
「さいはてにて
~やさしい香りと待ちながら~」劇場鑑賞!!
私的には、自分の境遇と重なるのは「おくりびと」。
私の場合は、何十年も生き別れた父の、
生前の姿を見ることは叶わなかったワケでね、
最期におくってあげるとかって無かったんです。
なにせ、
戻ってきた時は骨壺に入ってましたからね。┐('~`;)┌
しかも、
身勝手な父を恨む妹たちにより、
海に散骨することとなり、東京湾に沈みました。┐('~`;)┌
そんな感じでね、
父親と離れて暮らす設定には、結構な割で自分を重ねやすくなってます。
本作もそんな感じ(●´艸`)

主人公が父親の遺した廃屋以外何者でもないボロボロの船小屋を、
コーヒー販売店に改造し、そこで商売を始めるのはイイのですが、
この主人公、父親の借金も清算し、
さらに店まで持つという・・・
なんでこんなに金持ってんだ・・・?(-.-;)
しかも、
シレッと親である絵里子に放置されがちな有沙をバイトで雇い、
払えない給食費を稼がせる・・・
優しさというより、
やや傲慢。
情けは人の為ならずといいますが、
岬は情けを受けるどころか、
絵里子のヒモみたいな男に襲われます。
軽く踏んだり蹴ったり・・・(-.-;)
そんなダメ男は永瀬正敏さんが演じますが、
友情出演してあげて、
こんなヒドい役なのも実力の現れでしょうか?'`,、('∀`) '`,、

子役を含め、
個々の演技力が高いキャストが揃ったために
物語は成立してますけど、
謎だらけで、それでいて予定調和な抑揚のない展開は、
演技力にやや劣る、佐々木さんへの優しさなのか?(-.-;)(-.-;)
とにかく、
小さくまとめ過ぎてて、記憶に残りにくい一本でした。

先に申しましたが、
私には父の記憶がありません。
正確には、
父が家に居た頃の、父の使っていた布団の柄とか、
まだ歩き始めたばかりの妹を連れ、
夜遅くにアイスを買いに出て母に叱られている場面や
そのアイスの種類。
最初で最後の、父が買って帰ったクリスマスケーキにのる
チョコレートで出来たログハウス。
粉糖で、雪が積もってましたっけ(●´艸`)
そんな、
細かいシチュエーションは記憶にあるのに、
顔だけがポッカリと真っ白なのは、
我が家に父がいないことの方が自然であったためだろうか?
なにせ幼稚園に入学する頃にはもう父はいませんでしたのでね。
憶測でしかモノ言えませんゎ'`,、('∀`) '`,、
父は旧国鉄職員でした。
今年1月に亡くなられた、郷ひろみさんのお父様
原武さんの元部下で、
失踪時には原武さんに、大変お世話になったらしいです。
なので、
7歳当時の郷さんが、私の実家に訪れているらしい
(●´艸`)
こんな、父と数年しか一緒にいなかった私ですら
そこそこ、父のことを語れます。
岬と父の物語は、
どうも今一つ、本当っぽくなくてね・・・
薄っぺらさすら感じました。
父の一件は、きっかけでしかなくて
たまたま近くにいた哀れな子供にちょっかいだすっていう
けっこう細い物語ですね。
しかし、スクリーンからはコーヒーの香りだしてきます。
コーヒー好きなかた限定で、観てみてくださいな。
私にはやや、合わない作品でした。

(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月28日
上映時間:1時間58分
配給:東映
カラー

~ストーリー~
最果ての海辺で吉田岬は、
生き別れていた亡き父の唯一の資産である、朽ちかけた舟小屋を改装し、
焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」の営業を開始する。
「ヨダカ珈琲」の向かいに住むのは、
家業が民宿の、シングルマザー山崎絵里子と二人の子供たち。
絵里子が生活のため留守がちで、子供たちのことには行き届かない。
娘・有沙が給食費が払えず悩んでいるのを知り、
岬は有沙を自分の店でアルバイトさせる。
幼い姉弟はたったふたり、
肩を寄せ合って母のいない日を過ごしている。
珈琲店を訪れる様々な人々との交流が生まれる中、
ある夜、舟小屋で“事件”が起きる。
絵里子の付き合っている男に岬が襲われてしまったのだ。
しかし、
寸での所で絵里子が岬の危機を救ったことで事件は未遂に終わったものの、
深く傷つく岬。
そんな岬の為に珈琲を淹れる絵里子。
温かい珈琲が、傷つき、頑なだった心を溶かしていく…。
いつしか4人は家族のように支え合って暮らし始める。
そんな中、
絵里子は岬が最果ての地にやって来た本当の理由を知ることに。
それは、
漁師だった岬の父にまつわるもの。
そして父について衝撃の事実が岬にもたらされ…。
