動物園児

仲倉重郎 監督作品
「マンゴーと赤い車椅子」劇場鑑賞!!
なんだかAKBだ、エグザイルだと、
そこらへん使えばおK+.(*ゝд・)b゚+.゚
・・・みたいなキャスティングにやや不安を感じつつ鑑賞。
93分の中で
不倫している看護師が事故により脊髄を損傷
車椅子生活を余儀なくされる・・・
男には捨てられる・・・
こんな筈ぢゃないとふてくされる・・・
周囲に励まされる・・・
前向きになる・・・
徐々に体が動かなくなっていく男の前向きさに感化される・・・
さらに前向きに運命と闘う!
やがて、
故郷で家族が作っている大好きなマンゴーの色である
赤い車椅子を買う・・・
と、
この辺りまで、とてもイイお話ですし、
飽きることなく確実に進む物語は素晴らしい。
(∀`从)♡♡♡
かなり好きな作品だ!

ただね・・・
いかんせん、時間足りない(=´∀`)人(´∀`=)
ここまで結構丁寧にやってきちゃったから、
クライマックスまでの駆け足が凄い!'`,、('∀`) '`,、
恐ろしく端折った流れで、
心模様の移り変わりに説得力がまるで無い'`,、('∀`) '`,、
翔太が体動かなくなりつつ、
声を絞り出して歌う姿に涙する彩夏。
その後、
何故か二人は結ばれる_| ̄|○∠))バンバン
あまりにも唐突にベッドシーン・・・
軽めの・・・(-.-;)
'`,、('∀`) '`,、
雑!
その後、
周囲でパタパタと人が死ぬ(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

なんか、
実家で作っている真っ赤に熟れたマンゴーを想い
車椅子の色を赤で選ぶとか、かなりいい感じなのに!(人´∀`)
色の記憶ってそうだよね!
ニオイとか
記憶の中にあるモノってかなりキレイで、もの悲しいですよね。
心をくすぐるんですよ。
夏の雨のニオイとかかなり好きですょ。私ゎ!
(●´艸`)
そんな感覚が彩夏にあったのか、無かったのか?
そこは知りませんが、
そんな車椅子の赤は、
これから世の中で戦っていく決意の色だよね。
「0.5ミリ」では、
「赤は生きているということの色・・・」って言ってましたが、
何故に血液は赤いのか!?とか、考えたことありますよね?
そんな意味で、
“生”に関する決意の色だと本作では結論づけられますね。
脇の、千尋や龍之介の車椅子はそれぞれ白と黄色。
翔太は緑・・・
これまた、イメージって感じで凝ってる。(●´艸`)
ただ、
タイトルにまで“赤い車椅子”って付いているけど、
そこまでカラーが物語に大きな影響を及ぼしているワケでもない・・・
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
それもこれも、
全て93分の成せる業・・・(-.-;)
正直、
急ぎ過ぎて、生きる意味を深く表現できていなかった・・・
なんて残念感の強い一本なんだろう・・・

しかもエグザイル君は芝居も、劇中の歌のシーンも、
なんかあまりお上手ではなくて、
話題性だけでのキャスティングがミエミエでしてね。
どうせダンスしか取り柄がないのなら、
ダンスが出来なくなる方向で本書いたらよかったね・・・(-.-;)
正直、
あの歌で感動の涙は無いゎ(-.-;)
またまた残念感・・・炸裂・・・
が!
そんな中拾いモノは、
外崎千尋役の吉岡里帆ちゃん(∀`从)♡♡♡
かなりカワユス(=´∀`)人(´∀`=)

その爛漫なキャラは、唯一の癒し!(人´∀`)
これだけで今回の鑑賞代の1000円は元がとれてます。
それだけに、
千尋のお気に入りの場所でのやりとりがもったいない・・・
あそこ
深く描いてほしかったかも。(-.-;)(-.-;)

付録...お宝画像♥
最近、
気になる作品は結構当たってたんですが、
本作はやや短縮し過ぎちゃったのかな?(●´艸`)
クライマックス以降が忙しなく過ぎちゃいました。
やや残念でした。
なんかエラそうなんですが、
つくりなおしてぇ~~(-.-;)(-.-;)(-.-;)
本から・・・
ってことで、
エグザイル君好きなら観に行こう!
あとはDVD待ちで!d(≧▽≦;)

この子、ばんばひろふみ並に鼻の穴目立つ・・・(-.-;)
(C) 2014 「マンゴーと赤い車椅子」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年2月7日
上映時間:1時間33分
配給:アイエス・フィールド
カラー/5.1ch/DCP/ビスタサイズ

~ストーリー~
都内の内科病院で看護師をしていた宮園彩夏。
彼女は23歳の誕生日、4階の自室から転落してしまう。
幸い一命は取りとめたが、脊髄損傷で下半身の感覚を失ってしまう・・・。
入院生活を送ることとなった彩夏の精神状態は荒廃し、
故郷の鹿児島県大隅半島から出てきた母の洋子や病
院関係者にも不満ばかりぶつけてしまっていた。
彩夏は自らが陥った状況に納得していなかった・・・
歩くことを諦めず、車椅子など必要無いと意地を張る。
そんな彩夏の心を解きほぐしたのは、
同室となった18歳の千尋や14歳の龍之介ら、同じ車椅子の仲間たち。
そして向かいのベッドの高柳マリア、野田幸子とその夫・清一郎であった。
また、
同時に彩夏の心の支えとなったのは、
鹿児島県大隅半島に暮らす祖母の勝子とのメールのやり取り。
父の政春が「彩夏はお袋と似とる」というように、
彩夏と勝子には不思議な強い繋がりがあった。
病院生活で、
リハビリと車椅子の練習を送る日々にも慣れ、
やがて、自分の車椅子をオーダーする時、彩夏は真っ赤な車椅子を選んだ。
大隅半島で家族が育てている赤いマンゴーを思い出したのだ。
「おもいだしたすきだったあやかマンゴー」。
痴呆の進む勝子との奇妙で少し哀しいメールのやり取りを通し、
彩夏は次第に笑顔を取り戻してゆく。
ところが、
彩夏が入院してしばらくして、
ようやく見舞いに訪れた恋人の後藤直樹。
妻のいる後藤と彩夏は不倫の関係にあったのだ。
こんな状態でも子供は産めるとうったえる彩夏だが、
妻との間に子供が出来たという理由で、
後藤は彩夏に別れを告げ彼女の元を去ってゆく。
雨の降るその夜・・・。
走り来る車に身を投げ出そうとしていた彩夏。
彼女を救ったのは、
同じ車椅子の入院患者でロックミュージシャンの五十嵐翔太であった。
彩夏の車椅子を、
これから戦うための武器「赤い戦車」と名付ける五十嵐。
彼は、
脊髄腫瘍が進行し、ギターが弾けなくなってゆく体の変化に戸惑いながらも
決してあきらめることなく、
「俺は、最後まで苦しんで、あがいて、戦ってみせるぜ」と叫ぶ。
そんな彼に前を向いて生きる事を教えられ、
彩夏は吹っ切れたように前向きにリハビリに励んでゆく。
そんな時、
田舎から勝子が見舞いに訪れた。
彩夏の好きな、真っ赤なマンゴーを持って。
その勝子の来訪がさらに、彩夏を勇気づける。
そんなある日、
彩夏は翔太からバンドのラストライブのチケットを貰う。
ライブ当日彩夏は、
担当の理学療法士・菊地拓哉らの協力を得て、
病院を抜け出しライブ会場に向かった。
それは彩夏が車椅子の生活になってから初めて経験する「外の世界」であった。