赤は血の色、生きているということの色・・・ | 真夜中のキャプチュード

赤は血の色、生きているということの色・・・




































安藤桃子 監督作品


「0.5ミリ」劇場鑑賞!!







いや~

ずっと気になってまして(●//艸//)=3

しかし、

昨年11月に、少ない公開劇場へと向かおうとしたまさにその日、

とある事件で全てがパーになった私・・・

ところが拾う神とでも言うのでしょう!

なんだ(●´艸`)横浜でやるじゃん!

ってことでね!

ようやく観てきましたょ!

怒涛の196分!(゚ー゚*ヽ) ワクワク・・・

インターミッション無しの3時間超え!

しかも劇場の8割は老人ども!

おかげで上映中、ひっきりなしにジジババがトイレに出たり入ったりで

ま~~~~~~落ち着かない鑑賞ではありました(T^T)

まぁね!

私も以前は、老人の映画鑑賞って、

単に病院の待合室の代わり

くらいにしか思ってなかったんですが、

映画イベントやってね、

その考え方が一変しましてね、

老人が映画観に来るのは、

まぢで好きなんだと!

しかも凄く鋭い目線で観ているのだと!

知ってしまったのです。(=´∀`)人(´∀`=)

そんなジジババたちは、

介護オムニバスをやはり待ちに待ったのでしょうか?

劇場はほぼ満席!

3時間に挑戦したわけです!'`,、('∀`) '`,、

下の方はほぼ皆さん、敗れてましたが'`,、('∀`) '`,、





もうね!

サクラさん!

改めてイイ!(∀`从)♡♡♡

一見、

介護詐欺みたく見えちゃうんですが、

最終的にはどの老人たちもサワに感謝する

そりゃ~気持ちイイ物語は

196分という長丁場もあまり感じさせないよい出来でしたょ!
                      (=´∀`)人(´∀`=)

とくにね、

ネズミ講にひっかかりそうになってた茂!

演じるは、関西の雄・坂田利夫師匠!

この茂さんが超カッコいいんですよ!

別れの時にもらった茂の愛車・いすゞ117クーペ

このトランクから最後に札束が出てきます。

サワ宛と記された封筒の中に・・・

お金との距離を微妙にとりつつ、

独り生きていく茂。

宝物の117クーペ。

馴染みの喫茶店。

いつものやつ・・・

その生活自体がかなりカッコいいし、

自由とはこういうことなのではないかなと思ったりした。

年をとったらさ、

お金の有る無しよりも、シブく生きたいよね。
              (●´艸`)

美しくね・・・(ノ∀`) テヘヘのヘ





そして、

津川雅彦さん演じる真壁義男は、

過去の栄光と、認知症の妻の狭間で

どういうわけか、はけ口が異常性欲へ向いてしまった元・教師。

セーラー服の写真集を万引きしようとしてサワに見つかってしまいます。

本人も徐々に過去へと記憶が戻って行ってしまい、

戦時中の体験の話を長回しで一気に放つ芝居はさすがの一言。

プロの凄さ!(∀`从)♡♡♡

ただ、

いきなりの戦争話は、それまでの流れを明らかに断ち切っちゃうので、

もう少し自然に入れたらよかったですね。

確か、「ののなななのか」でも似たような演出あって

やはり似た雰囲気になっちゃったんだよね。'`,、('∀`) '`,、

でもまぁ、好きなだけ時間使っちゃうから

一人のキャラにかけられる時間配分も長くて、

結果、それぞれのキャラクターの掘り下げ方は

これ以上ないほど深く厚くて、

見応え十分の物語の数々ですょ!

そして、各エピソード同士のリンクがまた絶妙でして、

素直に入ってくる見やすさが3時間を忘れさせますね。





ちょっと場所によっては公開劇場も少なく

上映期間もまちまちではありますが、

トイレの心配があまりない方にはお薦めです。

3時間って、夢中になっていても長いですよ
               '`,、('∀`) '`,、

出会ったら行っちゃってね!

お得な一本です。

(∀`从)♡♡♡


















































ハナマルです








  


































(C) 2013 ZERO PICTURES
         / REALPRODUCTS

製作年:2013年

製作国:日本

日本公開:2014年11月8日

上映時間:3時間16分

企画・製作:ゼロ・ピクチュアズ

制作・製作:リアルプロダクツ

製作:ユマニテ

配給:彩プロ

カラー/ビスタサイズ






~ストーリー~
訪問介護ヘルパーの山岸サワは、

ある日、

派遣先の片岡昭三宅で、娘の雪子から

「冥途の土産におじいちゃんと寝て欲しい」と頼まれる。

サワは「SEXをしろということですか?」と返すが、

雪子は、「ただ添い寝するだけよ!立つワケないでしょ?」と軽く流す。

そんな唐突な依頼を、派遣元には内緒でという条件で受けたサワ。

お泊り当日、

添い寝をするサワに、昭三が迫ってきた。

振り払うサワ・・・

よろけた昭三はコンセントのショートで浴衣の裾に火が点き

半身を焼いてしまう。

おかげで仕事も寮も追い出され、

金も無く、いきなりの崖っぷちに陥る。

あてもなく街を歩いていると

カラオケ店をホテルと勘違いしている

少々ボケた老人・康夫を見かける。

それを見ていたサワの脳裏に

ある作戦が横切った!

そして康夫のツレを装い、まんまとカラオケ店で一晩すごすサワ。

最後は康夫に感謝され、チップまでもらう・・・

これを機に、サワの崖っぷちから這い上がる作戦が開始された!