NEVER SAY NEVER(諦めちゃだめだよ!) | D.GRAY-MANの趣味ブログ

D.GRAY-MANの趣味ブログ

ココチよさって私らしく暮らすこと ~読書と音楽と映画と・・・Plain Living and High Thinking~

日常生活のなかで夢を追いかけている友人が自信を失くしているとき、何と声をかけるでしょうか。

このような場面では、多くのネイティブがNever say never.(諦めちゃだめだよ)と言うはずです。

「Never say never. 」は、その場面に応じてさまざまな意訳をすることができます。

絶対ないとは言えない、最後までわからない、可能性がある、諦めてはいけない、これら全てに応援の思いが込められているのです。

そう、絶対に、という言葉に縛られることはありませんか。

英語では、絶対にネバーなんていわないこと、ということでNever say never といいますが、ホントこれ、そう。

たとえば、何かやって、もう二度とこんなことしない、とか、二度と間違えない、とか、つい、絶対!とか二度と、と心に誓ったりしますよね。

多くの場合、反省を込めた意味もあるので、それはそれでいいんだけれど、その「絶対」とか、「二度と」という言葉で自分を呪縛しないように心積もりをしておいてください。

私が見る限り(自分自身や友人知人、さらに家族や同僚など。)、二度とと言いつつやっぱり繰り返してしまうことってけっこうあります。

本人が二度と、と言ったのを覚えていないならまあそれも問題なときもありますが、「二度と」と誓ったのに私って心が弱い、意志が弱い、ダメだなどと自己批判につなげて落ち込むパターンを本当によく見かけます。

大抵の場合、人間は同じことを3回くらいは繰り返します。

本当はしたくないけど、同じ間違いも3回くらいやる。

その証拠に、ああまたやっちゃった・・・・・・という経験はどの人にもあることでしょう。

一発でOKということのほうが少ない。

2度あることは3度ある、などとも言いますよね。

そのくらいしないと覚えない、気づかない、ということなのでしょうか。

実際、身の周りで起きている出来事から何か学ぶとき、大抵の場合同じようなことがすでに3回くらいは起きているとも言います。

ときに、never say never と言って、自分をあまり縛らないことです。

そういえば私も昔、もちろん意図したことではなかったけれど何か自分の中で失敗したと思ったことがあり、もうこんなことは絶対二度としない、と別の友人と話したことがあります。

そうしたら「まあそんなこと言わないで。たいていもう一回二回くらいはやるから、心がけはいいけど、そのときのために、絶対に!なんて言ってあまり自分を縛らないでおくほうがいいわよ。」といわれたことがあります。

確かにそうかもしれない、と当時思ったものです。

Never say never はいろいろな可能性にも目を向けさせてくれるものでもあります。

たとえば、こんなことは絶対できない、と思っていても案外できてしまったり。

この人とは絶対関わりたくない、なんて思っていたのに、時が経ってみると、ぜんぜん違う関係になっていたり。

否定してみるよりも、肯定して物事を見つめてみるのに思い出したいフレーズです。

肯定といえば、never say never は否定文のときだけにあてはまるもので、肯定文には当てはまりません。

だから、絶対こうしたい!こうなりたい!というときは遠慮なく「絶対」を使ってもいいですね。

万一できなかったときのことを考える暇もなくてもいいですし。

そうなったらそうなったときに考えればいいのですから。

二度と~しない!と頭をよぎったらNever say never をちょっと思い出して今思ったことを肯定文に変えられるように工夫してみるのもいいですよ。

フォーカスすることが現実になるので二度と・・・と思っていると、それがまさに二度起きる可能性もありますから。