【徳島】食育推進全国大会で「れんこんナゲット」と「すだち鶏コロッケ」
ご当地グルメ研究家の椿です。今月上旬、徳島で行われた食育イベントに参加してきた。農林水産省が各都道府県とで共同で毎年開催されていて今年は徳島市の「アスティとくしま」。…実家のご近所だった。鳴門鯛(日本酒)の10代目で杜氏の松浦素子さんと一緒に徒歩で行ってきたw農林水産省などの官公庁関係や地域のブースも多い。徳島県はもちろん県外の市町村や学校単位のブースも出ていた。徳島県味噌工業協同組合のブースにもご挨拶。今年、GI登録された御膳味噌に注目よ。「食の魅力と未来へつなぐ食」というトークセッションに参加。ミシュラン店である日本料理かんだの神田裕行氏オテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ三國清三氏プリズムラボの柴田勇作氏のお話。徳島出身でご実家が鮮魚店だった神田さんが今日のお弁当の中のお寿司がお酢ではなく柚子が使われていて「徳島らしいなと思った」とおっしゃっていた。そうなんだよなー。家庭のちらし寿司なんかでも普通に柚子やすだちを使うんだよね。うちは両親が徳島ではないので大人になるまで知らなかった…東京からの移住の柴田さんと「何にでもすだち絞る」という話で盛り上がっていたのも「徳島県民あるある」ですwキッチンカーでいらっしゃっていた美馬市のナカガワ・アドの中川さんのところですだち鶏のコロッケとれんこんナゲットを購入。県外の皆さん。徳島のれんこんはマジでうまいのよ。そして今回の徳島滞在で初めて知ったワードが樵木林業(こりきりんぎょう)です。こりき?きこり?ナニソレ、聞いたことないんですけど!と思った私はアホでした。徳島発祥の持続可能な林業があったのをこの度初めて知った。「世界的にも例のない独特の林業形態」として林業遺産に認定されているらしい。スギなどの人口樹林ではなく、もともとある広葉樹を伐採する際の自然林の話で徳島の南部を中心に行われた林業なんだって。幹が成長しきらないうちに伐採して丸太を切らずに良質な炭をつくるそうだ。そうすることで伸びた木でも下の部分に日が当たり自然に循環していくのだ。昔の徳島は炭で有名だった時代もあるらしく関西エリアで「紀州産備長炭」として販売されていたこともあるそうだ。ほうほう、興味津々。今度いろいろ調べてみよう。ちなみに徳島県では移住者が2年連続で3,000人を超えたらしい。Xもやってるよ。「徳島名産はすだちとレンコンだよね」「すだち鶏ってあるんだぁ」と思ったらコチラをぽちっとお願いします。