皆さま、おはようございます!
前回のブログで、昭和10年の国有化により
劇的に姿を変えた予讃線・伊予大洲駅の様子をUPしました。
今回は今まさに姿を変えてる最中の駅の訪問記です。
6年前に訪れましたが現在は激変しちゃったみたいで…
函館本線・倶知安(くっちゃん)駅でした。
2030年度末に開通予定の
北海道新幹線・新函館北斗駅~札幌駅間ですが、
倶知安駅は新幹線停車駅のひとつで
開業に向けた工事の真っ只中なのです。
新幹線開通後の倶知安駅は高架駅に変わり、
在来線は廃止になる見込みだとか。
倶知安駅は昨年も訪れましたが、
まずは工事が始まる前の6年前の様子をUPします。
倶知安駅は明治37年に開業した駅。
かつては特急列車も停車する函館本線の主要駅でしたが、
倶知安駅がある函館本線の山線ルートから
優等列車が消えたために、
現在は快速「ニセコライナー」1往復と普通列車のみが運行中でした。
駅舎は昭和35年に竣工したモノだそうですよ。
北海道新幹線が開通すると
我が地元の仙台から倶知安まで
乗り換えなしで来れるっていうのですからスゴイ!
しかも所要時間はわずか3時間だそうな。
駅舎に泊まれる比羅夫駅も1回の乗り換えで
行けるようになれば嬉しいのですが、
在来線は廃止に…
比羅夫駅はどうなっちゃうのでしょう?
駅舎の正面に掲げられたレトロな駅名標は
レプリカらしいですぜ☆
倶知安駅はJR北海道の直営駅で「みどりの窓口」も備わりますが、
優等列車がの運行がないためかガランとした印象でした。
待合室はこんな感じです。
ひと昔前は、待合室内とホームに
立ち食いそば屋さんがあったらしく。
代わりにインフォメーションコーナーが設けられてました。
続いては、改札を抜けてホームにイン。
倶知安駅は島式ホーム1面2線構造で
こちらの跨線橋を渡ってホームに進入出来ます。
ここでは「のりば」の表記に注目。
島式ホームは「2番線」「3番線」が付番され、
「1番線」ホームがありません。
1番線ホームはいずこに?
実は駅舎に面した位置に
元々は「1番線」がありましたが、
ここを発着線としていた胆振線が昭和61年に廃止されたために
ホームも使用が中止されたのです。
「1番線」の線路は剥がされましたが、
ホームはほぼ現役時代の姿のままで残されてました。
駅舎と島式ホームを結ぶ跨線橋です。
結構年季モノですね。
島式ホームの様子はこんな感じでした。
島式ホームの支柱の造形美を見てくだされ。
これを見てウットリしちゃうのは自分だけでしょうかね?
この日は融雪溝の補修作業が行われてました。
倶知安駅が新幹線駅に変わっても
在来線ホームはこの姿のままで残ると思ってましたが…
高架駅に変わる倶知安駅は
在来線ホームがある位置に設けられるとのこと。
新駅の設置工事を進めるために
在来線ホームは令和3年に移設されたのです。
これが冒頭に書いた倶知安駅が激変した理由。
移設されたホームの様子は後のブログにUPしますが
その前に…
跨線橋の上から眺めた景色ですが、
転車台があるのがわかりますかね?
こちらは蒸気機関車のねぐらだった倶知安機関区で
使われていたモノ。
機関区は昭和49年に廃止されましたが、
転車台は平成時代以降にも運行された蒸機列車の運行にも
使われていたそうですよ。
国土地理院のサイトで昭和23年当時の倶知安駅を眺めましたが、
思わず息を飲んじゃいました。
それはもう「鉄道の町」って感じですね。
この日は駅を見た後、転車台も眺めてきましたが、
長くなりましたので次回に続きます。
続きもチェックくださいませ。
令和4年春の倶知安駅の訪問記です。
比羅夫駅(平成28年11月17日) 前編 ・後編 夏季営業(令和元年6月5日) 前編・後編
倶知安駅(平成29年9月27日) ・構内改装後(令和4年5月20日)
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